LCCM住宅/つくば・建築研究所内
GW休み直前の4月28日の午後、
つくばの国土交通省の敷地内にある建築研究所に、2月に竣工した、LCCM住宅の見学に行ってまいりました。
ご報告が少し遅くなりましたが、どうぞご覧ください。
(写真の上の三角印をクリックして下さい。また写真右下にあるフルスクリーンモードボタンを押して下さい。)
説明によりますと耐震等級は2を満たさず
CO2排出量を減らすため、べた基礎も採用されておらず(コンクリート量を削減)
C値1.2cm2/m2、Q値は1.98、μ値は判らずということ、
天井高も一部の部屋は1950mmとなっており(建築基準法では2100mm以上必要)
と、長期優良住宅を推進する現在の国に家造りの延長線上に必ずしもないのが少し残念です。
設計の小泉先生によりますと、
「この家はあくまでもライフサイクルCO2を削減するにはどうしたらよいか、ということを調べるための実験棟であるので、このような家をめざせ!と言っているのではありません。」
とのことでした。
しかし、考え方としては学ぶべきところがたくさんありますので写真を是非ご覧下さい。
太陽光発電システムを大容量の7.98kwを設置していることもポイントです。
●建物規模:延べ面積142m2(43坪) 4人家族想定
●構造:木造在来工法(茨城県産杉材使用、福島県産松材使用) 地上2階
●建設地:茨城県つくば市(次世代省エネルギ―基準Ⅳ地域)
LCCM住宅の詳細については、独立行政法人 建築研究所ホームページをご覧ください。↓↓
http://www.kenken.go.jp/japanese/contents/lccm/lccm-01.html
LCCM住宅とは ↓↓
http://www.kenken.go.jp/japanese/contents/lccm/index.html#tenkai
posted by y.nose