ダイビングと生き物の写真ブログ3~魚・鳥・花・蝶・トンボなどなど

ダイビングの海の写真、動物・鳥・魚・昆虫などの生き物、自然風景の写真、これらを中心に気ままにブログを書きます。

ごあいさつ/使用機材/撮影地

野鳥・昆虫・両爬・ダイビングの水中写真などを撮っています。基本的に、美しい生き物を綺麗に撮りたいと思っています。
野鳥は好みのものをじっくり撮ることに重きをおいています。トンボや蝶は基本的に自然光で生態や環境を表現したいと考えています。両爬は夜間撮影が多いのでストロボを使用しています。最近は南西諸島のトカゲモドキをいろいろ撮っています。 近所で見かけたらよろしくお願いします。
カメラ;OLYMPUS OM-D E-M1 MarkⅡ(水中用) / OLYMPUS OM-1(メイン機)
レンズ;OLYMPUS M.ZD300mm(F4) / M.ZD60mm Macro(F2.8) / 他

撮影地は近場の北摂の公園から関西各地などいろいろ。中国地方や中部山岳に遠征することもあります。
定期的な遠征地は沖縄本島・石垣島・西表島・宮古島・奄美大島・北海道・柏島・舳倉島・台湾など。

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台湾・大雪山のカオジロムササビとキョン

2025-01-30 16:00:00 | 哺乳類

年末年始に行った台湾の記事が続きます。
今回はカオジロムササビを見るために大雪山43kmにある大雪山賓館に2泊しました。




カオジロムササビ/白面鼯鼠/White-faced Flying Squirrel
かなり大型のムササビで名前の通り顔からお腹が白くなります。
大雪山賓館のロッジ周りにたくさん生息していて街灯周りでも見られ、
ヒューヒューと鳴きながら移動するため苦労することなく見ることはできます。
夕暮れ直後からお10時ぐらいまでが活発でその後は少し静かになります。
2泊とも小雨だったのであまり撮影できませんでしたが数は多かったです。

撮影に関してはどうしても目が光るので何枚か撮ってもういいかという感じになりました。
時期によっては明るい時間にも出るようなのでいつか狙う機会があればと思います。
雨がなかったらなぁ~。。。









キョン/山羌/Reeves' muntjac
大雪山の終点50kmにある天池の周りでは小型の鹿のなかまの珍獣キョンが見られます。
キョンと言えば千葉で大繁殖し害獣扱いされていますが本場台湾では希少な保護動物です。
体高50cmほどのホエジカ属で目の下に臭腺があり目が4つあるように見えます。
群れは形成せずに単独行動が多いようで見つけたら撮りやすいかと思います。





台湾サル/台湾獼猴/Taiwan macaque
タイワンザルは日本のサルとはちょっと顔つきが違うような感じです。
写真には写っていませんが尻尾も長く太いのでニホンザルとは別モノですね。
臆病な割に木の上から人に向かって吠えてくるので困ったものです。
まあ、遠目に見る分には可愛らしくていいのですが。

他にも台湾にはタイワンヤマネコやタイワンカモシカ・ゼンザンコウなどもいたりして、
野鳥以外の哺乳類の撮影もなかなか楽しいと思います。
機会があればタイワンヤマネコは撮りたいなと思っています。山ネコ好きなので。
それから、爬虫類ではヒャッポダ/百歩蛇とタイワンコブラ/眼鏡蛇は狙いたいです。
あと、両生類では橙腹樹蛙・台北樹蛙・翡翠樹蛙がまだなのでね。
台湾元、もう少し安くなったらいいのに・・・。



大雪山国家森林有楽区へのアクセス
まず、桃園国際空港に到着したらMRTという地下鉄(25元)に乗り高鐵桃園站(駅)に向かいます。
高鐵桃園站で高鐵台中站行きの切符(540元)を買い新幹線に乗ります。
40分ほどで台中駅に着くのでそこでレンタカーを借ります。
台湾のレンタカーは日本の運転免許証の中文翻訳をJAFで発行してもらえれば借りられます。
ただし、運転は日本とは逆の右側通行になるので慣れが必要です。
カーナビはスマホのグーグルマップを使うといいでしょう。
高速道路は料金所はなく全てETCで後清算になり料金も安いので積極的に使うといいでしょう。

大雪山賓館の予約方法
大雪山賓館は43km地点にある宿泊施設で1か月前から宿泊予約が可能です。
まずは大雪山国国家森林遊楽区のHPを開きあらかじめ会員登録を済ませておきます。
宿泊日1か月前の午前6時(日本時間の午前7時)から予約開始になるので、
予約フォームを全て記入し送信ボタンを押します。
海外からの予約はデポジットの必要がないので予約完了メールが来ればそれでOKです。
HPの会員ページから予約状況も確認できます。
料金は2人部屋で平日2400元、土日祝は3400元で朝夕食付きです。※1元≒5円
部屋によっては3人まで泊まれる感じにはなっています。

大雪山の野鳥ポイント
①19km;寒緋桜が数本あり小鳥が来る。
②21km;山桐子に小鳥が多数来る。午前中は逆光。
③23.5km賞鳥平台;山桐子の実があるが少し遠く逆光。サンケイやミヤマテッケイも現れる。
④35km;料金所のゲートと駐車場・トイレがある。寒緋桜に多数の小鳥が来る。サンケイやルリチョウもいる。
⑤43km大雪山遊客中心/大雪山賓館;寒緋桜が多数あり花の時期と実の時期に鳥が集まる。宿泊施設周りで夜にカオジロムササビ。
⑥47km;昔のミカドキジのポイント。今は気配なし。
⑦50km終点;裏側の駐車場周辺の針葉樹にカラ類やアリサンヒタキ。
⑧小雪山旅遊資訊站;観光案内所の建物周りにミカドキジやアリサンヒタキ。トイレ横にバードバスがある。
⑨天池周り;カラ類やアリサンヒタキ・ホシガラス・キンバネホイビイなど。キョンがうろうろ。
※昼食を食べる店は皆無なので昼食を確保してから行きましょう。飲料水とお湯は観光案内所にあります。
※山桐子は1月、桜の花は2月、桜の実は5月。





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三太郎峠のアマミノクロウサギ

2021-05-24 16:00:00 | 哺乳類

奄美大島で撮影したアマミノクロウサギです。
アマミノクロウサギといえば三太郎峠が有名ですが、
やはり有名どころとあって慣れているのかウサギの警戒心がとても弱く、
数も多かったので他とは比べ物にならないほど簡単に撮影ができました。





アマミノクロウサギ
アマミノクロウサギは道路際の見通しのいいところで草を食べる性質があるようです。
また、おそらく自分の餌場というか縄張りを持っている感じで、
同じ個体が同じ場所に同じ時間に現れて草を食べていました。
ピークは11時から12時ぐらいのようで1時ぐらいになると数は少なくなっていました。
ウサギが多かったのは峠道の一番高いところ付近でここだけでも5.6羽はいた感じです。
一番下の写真は昨秋生まれの幼獣のようでとても小さく歩き方も可愛らしかったです。

GW期間中、三太郎峠では夜間通行の実証実験をしていて、
通行は予約制で15分に1台(1時間に4台まで)に制限をしていました。
まあ、時節柄か1晩に5.6台ほどしか車を見かけなかったので、
実証実験にはなってなかった感じではありますが。






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箕面のニホンリス

2020-12-20 16:00:00 | 哺乳類

今季、箕面のニホンリスは2頭います。





ニホンリス
おそらくペアだと思いますが2頭一緒に現れます。
追いかけ合いをしたりして仲がいいのか悪いのかわかりませんが、
ドングリや松ぼっくりを食べて1時間ぐらいゆっくり撮らせてくれます。
これからひと冬楽しめるかなと思います。





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イノシシの子育て

2020-08-20 16:00:00 | 哺乳類

今年もイノシシの子育てを見に行きました。
































イノシシ親子
今年は雌2頭が共同で瓜坊6頭を育てていました。
イノシシは母系集団で子育てをすることがあると聞いていましたが、
今回はまさにその状況をじっくり観察できました。

ここの雌イノシシはとてもおとなしく人を襲うことはまずありません。
子育て中であっても人のことを全く気にせず寛いでくれます。
瓜坊もお行儀よく並んでくれるのでいろいろ撮れて楽しいです。
おそらく、大きい雌の子が4頭、小さい雌の子が2頭だと思いますが、
混ざっているので個体識別は難しい感じです。
若い方の雌はサイズ的に去年生まれの子のような気がします。

今期は通算で3日間観察しました。
寝ぐらから降りてくるのが昼前後から遅いときは3時頃になります。
まずは川床で水を飲んだり草を食べたりしながら20分ほど過ごします。
その後、ゆっくりと上流へ移動しながら土を掘り返して食事をします。
1時間半ほどバラバラになりながら土を掘り続けると、
瓜坊が退屈しだして昼寝をし始めたりします。
大きい方の雌が移動し始めると瓜坊が後に続き小さい雌はしんがりを務めます。
雌が寝ころび始めるとお乳タイムになります。
授乳中の雌は結構警戒するのですが3日目には殆どこちらを気にしなくなりました。
最後は崖の上へ登って行き撮影終了となります。

レンズは望遠ではなくM.ZD ED12-40mm F2.8 Pro(35mm換算で24-80mm)をF4で使用しています。
できるだけ立たずに座って低く構えると自然な感じで撮れます。
森の中で食事をしているときより水辺で遊んでるほうが絵になります。
食事中は見ているだけで撮らない時間が殆どですが全く飽きません。
太陽が照っているときはコントラストが難しいのですがいい瞬間もあります。
行動パターンがわかると先回りして構えたりもしてなかなか楽しい撮影でした。
写真はおよそ撮った順に並べています。

この酷暑でイノシシたちがどう過ごしているのか気になりますが、
今年は結構いいシーンが撮れたのでまた来年ですかね。





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この冬の定番、箕面のニホンリス

2020-02-14 16:00:00 | 哺乳類

この冬、箕面の水場の奥でよく見られるニホンリスです。









ニホンリス
松かさやドングリを求めて1日1回はやって来る感じです。
秋口は早朝によく出ていましたが寒くなってからはお昼前後によく出ます。
とっても愛想がよくて出ると30分ぐらいサービスしてくれます。

食べてばかりですがいろいろな表情を見せてくれます。
ずっと口を動かしているのでSSを上げないと止まらないのが難点です。
しっぽを上げたり下げたりしてとっても可愛らしいです。
自分的にはここでは野鳥はおまけでリス撮影がメインになっています。



























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芦屋ロックガーデンの野生イノシシ

2019-10-02 16:00:00 | 哺乳類

盛夏が終わり涼しくなったので芦屋ロックガーデンにイノシシを見に行ってきました。
1回目は単独雄だけしか見れなかったので翌週にも行って親子も撮ることができました。





























イノシシ親子
少し前まで瓜坊が3匹と母親がいたそうですがこの日は親子2匹だけでした。
瓜坊の背中の模様が消えて茶色になっていましたが、
元気モリモリで可愛らしい姿を見せてくれました。
母イノシシもときどきお乳を与えたりしてじっくりと撮らせてくれました。

母イノシシが笹の根を掘り返して食べ始めると瓜坊も真似をして地面を掘り返していましたが、
途中で飽きて泥浴びになりそのまま泥に埋もれて寝てしまったシーンがとっても可愛らしかったです。
川床でも意味もなく?鼻で砂を掘り続けたり背中が痒くなれば岩の角でスリスリしたり、
親と離れたらぴょんぴょん跳ねて母イノシシに駆け寄ったり見ていて飽きませんでした。





動画も2本撮っています。


イノシシ動画
笹の根を掘って食べているシーンですが母イノシシはボリボリと根を食べていましたが、
瓜坊は真似して掘ってるだけで食べているのかは?でした。





1回目に行ったときは雄イノシシを撮りました。




イノシシ
風吹岩に住み着いている雄のイノシシです。
9~10歳ぐらいで生まれたときから風吹岩周辺で暮らしているそうです。
イタズラ好きでお腹がすいていれば弁当を狙ってハイカーのザックを奪って持っていくそうです。
ハイカーが食べ物を見せたり与えたりし続けた結果こうなってしまった感じで、
イノシシ自身はもちろん生きていくために必至なだけなんだと思います。
駆除されることなく上手く生きていってほしいものです。








フォトチャンネルです。
オオゴマシジミなど~2019夏の蝶々など


オオコノハズク・コノハズクなど~2019年夏


オオルリ・ヤマセミ・クマゲラなど~2019夏


キガシラセキレイ・シマアオジなど~春の対馬2019


コマドリ・クロツグミなど~2019春


クマタカ・ハイイロチュウヒ・オオタカなど~2019冬春


雪柿アオゲラ・ハイイロチュウヒなど~2019冬


オオアカハラ・ナベコウなど~2018秋冬


赤色型コノハズク・ウソなど~2018夏


フクロウ雛・チゴモズなど~2018春


オオルリ・コルリ・キビタキなど~2018年春


コマドリ・ギフチョウなど~2018春


雪アオシギ・タカサゴクロサギなど2017-18冬の野鳥


オオサンショウウオなど~2017秋


ツミ・ウソ・アオバトなど~2017夏










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モモンガの寝床

2019-08-03 16:00:00 | 哺乳類

今期の八東にはモモンガもいて夕方7時半と朝4時半に巣箱からの出入りが撮れます。





モモンガ
夕方7時半に巣箱から出るときは、
箱から顔を出してから一瞬で出て左に飛んで終わります。
なので、待ち構えていてもなかなか難しいです。
朝4時半に巣箱に帰ってくるときは木の右側に留まってから、
ゆっくりと降りて来て巣箱の上に乗ってくれます。
なので、朝のほうがシャッターチャンスはあると思います。





おまけショット

イグチのなかま(名前はまだない)

ベニタケのなかま

カラスアゲハを捕食するコオニヤンマ
この日はキノコの観察会がありたくさんのキノコマニア?が終結していました。
そこらじゅうのキノコを全部引っこ抜いて持ち寄ってラベリングして一部は標本になるようです。
1枚目の黒いキノコは和名がなく北アメリカのキノコに近い種らしいです。
2枚目のはベニタケのなかまですが裏返したり軸を割いたりしなければ同定できないそうです。
3枚目はコオニヤンマがカラスアゲハを咥えて地面でバタバタしているところです。
ちょっと触ったらコオニヤンマは諦めて飛んで行ってしまいました。。。








フォトチャンネルです。
オオコノハズク・コノハズクなど~2019年夏


オオルリ・ヤマセミ・クマゲラなど~2019夏


キガシラセキレイ・シマアオジなど~春の対馬2019


コマドリ・クロツグミなど~2019春


クマタカ・ハイイロチュウヒ・オオタカなど~2019冬春


雪柿アオゲラ・ハイイロチュウヒなど~2019冬


オオアカハラ・ナベコウなど~2018秋冬


赤色型コノハズク・ウソなど~2018夏


フクロウ雛・チゴモズなど~2018春


オオルリ・コルリ・キビタキなど~2018年春


コマドリ・ギフチョウなど~2018春


雪アオシギ・タカサゴクロサギなど2017-18冬の野鳥


オオサンショウウオなど~2017秋


ツミ・ウソ・アオバトなど~2017夏


アカショウビン・コノハズク・ブッポウソウなど~2017夏










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ヌートリアの親子

2016-12-11 19:00:00 | 哺乳類

ヌートリアの親子が公園にある小さな池の島で昼寝をしていました。



ヌートリア親子
外来種の大きなネズミなんですがそこそこ可愛いです。
人の多い公園ですが人を恐れるそぶりは見せませんでした。













ヌートリア子ども
子どもは4匹いて自由に動き回る子と親にくっついている子がいました。
水の中にいると大きさがわかりにくくてイマイチですね。




ヌートリア
南米原産のげっ歯類。
毛皮をとるために輸入されたのが国内で野生化し繁殖。
特定外来生物に指定されている。










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ムギマキ・サバクヒタキなど~秋冬の野鳥2016


花火・アオバト・チゴハヤブサなど~2016夏


ハリオハチクイ・ヒメヤマセミなど~台湾・金門島の野鳥


サンコウチョウ・オオタカなど~夏の野鳥2016


ヒメフクロウ・タイワンツグミなど~台湾の野鳥2016


アカヒゲ・ルリカケスなど~奄美大島の野鳥2016


ハダカハオコゼ・コブシメ産卵など~奄美大島ダイビング2016


ヨタカ・キジなど~2016春


アリスイ・オジロビタキなど~春の野鳥2016


ヤンバルクイナなど~沖縄・奄美の生き物2016


アオショウビン・ヒメヤマセミなど~台湾の野鳥2015-16


ギンザンマシコ・コミミズクなど~冬の野鳥2015-16










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