ダイビングと生き物の写真ブログ3~魚・鳥・花・蝶・トンボなどなど

ダイビングの海の写真、動物・鳥・魚・昆虫などの生き物、自然風景の写真、これらを中心に気ままにブログを書きます。

ごあいさつ/使用機材/撮影地

野鳥・昆虫・両爬・ダイビングの水中写真などを撮っています。基本的に、美しい生き物を綺麗に撮りたいと思っています。
野鳥は好みのものをじっくり撮ることに重きをおいています。トンボや蝶は基本的に自然光で生態や環境を表現したいと考えています。両爬は夜間撮影が多いのでストロボを使用しています。最近は南西諸島のトカゲモドキをいろいろ撮っています。 近所で見かけたらよろしくお願いします。
カメラ;OLYMPUS OM-D E-M1 MarkⅡ(水中用) / OLYMPUS OM-1(メイン機)
レンズ;OLYMPUS M.ZD300mm(F4) / M.ZD60mm Macro(F2.8) / 他

撮影地は近場の北摂の公園から関西各地などいろいろ。中国地方や中部山岳に遠征することもあります。
定期的な遠征地は沖縄本島・石垣島・西表島・宮古島・奄美大島・北海道・柏島・舳倉島・台湾など。

このサイトの全ての写真・文章の著作権は個人に帰属しています。
商業利用やブログその他での転用をご希望の際はメールにてご連絡をよろしくお願い致します。

琵琶湖のオオサカサナエとメガネサナエ

2020-09-16 16:00:00 | 昆虫

琵琶湖のオオサカサナエとメガネサナエです。
羽化殻の比率はオオサカサナエ:メガネサナエ=1:10ぐらいでしたが、
湖岸では体の大きいメガネサナエが圧倒的多数で1:30ぐらいな感じでした。
実際、オオサカサナエは湖岸ではなく流入河川に逃げ込んでいると思われます。

まずは希少なオオサカサナエからどうぞ!






オオサカサナエ雄
オオサカサナエの尾部の黄色い節は上下が途切れず繋がって輪になっています。
そして、メガネサナエの尾部第7節の黄斑は上から見ると細長く伸びていますが、
オオサカサナエの尾部第7節の黄斑は細長く伸びていないことで見分けがつきます。
また、オオサカサナエはメガネサナエに比べて少し小さく華奢な感じに見えます。









メガネサナエ雄
メガネサナエの尾部の黄色い節は上下が途切れて繋がっていません。
湖岸には大量のメガネサナエ雄がいてお互いに牽制し合いながら等間隔に並んでいます。
ときおり尾を少し上げながら水面を低く飛んだりホバリングをします。







メガネサナエ雌
トンボの密度が薄いところに極まれに雌がいて産卵活動をしています。
雄に比べて黄色が鮮やかで綺麗に見えます。







フォトチャンネルです。
























いつもご覧いただきありがとうございます。







オオサカサナエの羽化

2020-09-08 16:00:00 | 昆虫

今年も暑い中琵琶湖のオオサカサナエとメガネサナエを撮りに行きました。
運よくオオサカサナエの上陸個体を見つけたので、
定位から飛び立つまでを観察することができました。
撮影日;8月23日 

オオサカサナエ羽化1 9時36分39秒
足を細かく動かしながら滑らない位置で定位。
尾の先から水分を出しています。



オオサカサナエ羽化2 9時39分05秒
背中が割れ始める。脱皮開始。



オオサカサナエ羽化3 9時39分44秒
日が差す中、見る見る頭が出てきます。



オオサカサナエ羽化4 9時40分07秒
頭が完全に出ました。そして、翅を抜きます。



オオサカサナエ羽化5 9時40分49秒
足を抜いているところ。



オオサカサナエ羽化6 9時43分59秒
足が固まるまでこの態勢で数分我慢します。



オオサカサナエ羽化7 9時46分03秒
足が固まったので着地して尾を抜きます。



オオサカサナエ羽化8 9時46分46秒
姿勢を整えてここから翅を広げていきます。



オオサカサナエ羽化9 9時47分43秒
体液を送り短時間で翅を広げていきます。



オオサカサナエ羽化10 9時49分47秒
翅は数分で広がります。



オオサカサナエ羽化11 9時52分35秒
アングルを低くして背景を入れてみました。



オオサカサナエ羽化12 9時54分09秒
尾の先から余分な水分を出しています。



オオサカサナエ羽化13 9時57分32秒
琵琶湖を入れて。



オオサカサナエ羽化14 10時00分00秒
湖岸を入れて。この後、油断した隙に飛び立ちました。

最初はマクロレンズで撮っていましたが、
去年も撮ったのでワイドに交換して背景も入れつつ撮りました。
羽化のときは頭を太陽に向けるので光の角度がなかなか難しかったです。
オオサカサナエ:メガネサナエの羽化殻の比は1:10ぐらいで、
やはりオオサカサナエは希少な存在でした。





フォトチャンネルです。
























いつもご覧いただきありがとうございます。