ダイビングと生き物の写真ブログ3~魚・鳥・花・蝶・トンボなどなど

ダイビングの海の写真、動物・鳥・魚・昆虫などの生き物、自然風景の写真、これらを中心に気ままにブログを書きます。

ごあいさつ/使用機材/撮影地

野鳥・昆虫・両爬・ダイビングの水中写真などを撮っています。基本的に、美しい生き物を綺麗に撮りたいと思っています。
野鳥は好みのものをじっくり撮ることに重きをおいています。トンボや蝶は基本的に自然光で生態や環境を表現したいと考えています。両爬は夜間撮影が多いのでストロボを使用しています。最近は南西諸島のトカゲモドキをいろいろ撮っています。 近所で見かけたらよろしくお願いします。
カメラ;OLYMPUS OM-D E-M1 MarkⅡ(水中用) / OLYMPUS OM-1(メイン機)
レンズ;OLYMPUS M.ZD300mm(F4) / M.ZD60mm Macro(F2.8) / 他

撮影地は近場の北摂の公園から関西各地などいろいろ。中国地方や中部山岳に遠征することもあります。
定期的な遠征地は沖縄本島・石垣島・西表島・宮古島・奄美大島・北海道・柏島・舳倉島・台湾など。

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漆黒のムツアカネ

2024-10-14 17:00:00 | 昆虫

9月の連休、マダラヤンマを撮った帰りに乗鞍高原のムツアカネに行きました。











ムツアカネ
見ての通り漆黒のアカネで格好いいです。
気温が高く天気が不安定だったので数は少ない感じでした。
それでも、朝から昼まで交尾や産卵がパラパラ見られました。
1つの池に絞ればよかったんですがあちこち移動しているうちに天気が崩れて、
2時頃には敢えなく撮影終了となりました。
まあそれでも、交尾もいくつか撮れたので寄ってよかったです。







キトンボ雄
キトンボは朝の早い時間から現れて10時ごろには姿を消します。
若いうちは割と敏感ですぐ逃げるのであまり近づけませんでした。
晩秋になると撮りやすくなるんですけどね。







オオルリボシヤンマ雌
雌が盛んに産卵をしていました。
関西の雌は青色なんですが他の地域は黄色みたいですね。






フォトチャンネルです。






















今年もマダラヤンマ

2024-10-04 16:00:00 | 昆虫

今年も9月に上田市のマダラヤンマ詣でに行って来ました。























マダラヤンマ
いつ見ても綺麗なヤンマですね。
今回は気温が高くガマの中に隠れることが多かったので留まりものは少なかったです。
風がなかったので飛びものは簡単に撮れましたけど。
交尾態がリンゴ畑に飛んで行ったので追いかけて撮りました。
少し高いところだったのでできるだけ下がって何とか撮りました。
天気が不安定だったのでマダラヤンマは2日で諦めてムツアカネに向かいました。







ギンヤンマ
ギンヤンマが珍しく目の前に留まりました。





フォトチャンネルです。























キリシマミドリシジミの開翅から交尾まで撮り放題!!

2024-08-09 17:00:00 | 昆虫

真夏のキリシマミドリシジミ詣での続きです。
前の週にピカピカ新鮮なキリシマの翅裏と半開翅を近くで撮れたので、
翌週も気分よく石榑峠に向かいました。




































キリシマミドリシジミ 7/27-28日
7/27日は状況としては相変わらず雄ばかりで5.6頭が乱舞といったところです。
朝8時頃から13時半まで活動が見られましたがスレも多くなりました。
留まる枝は先週と同じような感じで近いのもいくつか撮れました。
この日はほぼ晴れで曇ることが少なかったので動きは鈍く、
テカテカの写真ばかりでしたが数は撮れたかなという感じでした。
暑すぎたので早めに切り上げ明日に備えようという感じでこの日は終わりました。

7/28日も出だしとしては前日と同じ感じでした。
ただ、曇ることが多かったので動きは活発で乱舞が繰り返されていい予感はしていました。
10時過ぎに雄が低い枝に留まり開翅が綺麗に撮れました。
11時過ぎに雄が雌を追いかけて低い枝に留まり交尾を始めました。
交尾が成立したので近くの枝に寄せてサンヨンとマクロでしっかり撮りました。
12時過ぎまで交尾は続きやがて雄が離れ雌も飛び遠くに留まりました。
雌の翅が開くのを待ちましたが全く開かずで1時間が経過し13時半に撤収しました。
帰り道の1.4kmを探索しながら歩き雌を1つ見つけて石垣で撮り全ての撮影が終了となりました。

2週に渡った4日間のキリシマ撮影は雄の新鮮な翅裏や開翅が撮れた上に、
交尾まで撮れて結果的には大収穫のキリシマ詣でとなりました。
キリシマの撮影は「運」とか「苦行」とか「見るだけ」とか言われますが、
そこそこの運動を兼ねたいい山涼みにもなったと思います。
来季は雌の開翅と雄の金緑色になる角度をしっかり撮りたいなと思います。
今季のゼフィルスはこれにて終了となります。


追記
今回のキリシマ詣ででも数多くの網屋を見かけました。
綺麗な蝶々を採って殺して箱に入れる悪趣味は1ミリも理解できませんが、
カメラマンとのトラブルも特になく平和に過ごせました。
キリシマミドリシジミに関しては三重県の天然記念物なので、
採集禁止にすればいいのになと思っています。





★☆★キリシマミドリシジミ★☆★
・分布;本州・四国・九州 / 中国大陸・インド・ヒマラヤ
・特徴;中型のゼフィルスで翅裏は雌雄で全く異なる
・雄;翅表は金緑色の構造色、翅裏は銀白色に褐色の弱い斑紋
・雌;翅表は褐色で前翅に青色斑(橙色斑や無斑もいる)
   翅裏は褐色地に太い白帯
・食草;主にアカガシ
・撮影適期;当地では7月中旬から8月上旬
・撮影時間;8時から14時
・撮影地;三重県鈴鹿山系
・その他;ミドリシジミの仲間では最美麗種でゼフィルスの王様と呼ばれている





フォトチャンネルです。

























ゼフィルスの王様キリシマミドリシジミが乱舞!!

2024-08-06 17:00:00 | 昆虫

7月下旬に2週連続で三重県の有名ポイント石榑峠までキリシマミドリシジミを撮りに行きました。
ゼフィルスは雌雄で活動時期が1週間ずれるので土日を2回使う必要があります。

今回は1週目のキリシマ詣でを記していきます。












キリシマミドリシジミ雄 7/20-21日
キリシマミドリシジミはゼフィルスの王様と呼ばれその美しさや輝きは特別です。
活動時期は比較的遅く7月下旬から8月初旬がシーズンになります。
キリシマミドリシジミは雌雄で翅裏の色合いが全く異なるちょっと変わったゼフィルスです。
雄は白地に褐色の弱い斑紋が見られ、雌は褐色地に太い白帯が入るのが特徴になります。
雄の翅表は金緑色の構造色でゼフィルスの中でも特に美しい輝きを見せてくれます。

撮影地は鈴鹿山脈にの急斜面にアカガシの原生林が広がる有名ポイントで、
中でもこの場所は沢との出会いでいかにもゼフィルスが集まりそうな場所です。
ここのキリシマ雄の活動時間は晴れた日の8時から13時半と決まっています。
日が差しているときは隠れていて陰ると飛ぶ感じになります。
晴れ過ぎると飛ばないし曇天の日は出てこない気難しい蝶です。
基本的に10mほどの高いくて遠い距離にしか留まらないので撮影には苦労します。

7/20日、出始めなので遠いのしか撮れないのを覚悟して行きました。
やや遅い出発で9時ごろに現地に到着すると既にキリシマは飛んでいました。
3.4頭が高速で乱舞していて賑やかですがやはり高い!遠い!開かない!
曇ると高い所を高速で飛び見えない所に留まるので撮影チャンスはほとんどありません。
ときどき遠く見上げる高さに留まりますがほとんど開翅しません。
それに、蝶の動きを常に見ていなければ留まっても見失うのでチャンスを逃します。
最初は高くて遠い証拠写真をバシバシ撮りまくりました。
11時を過ぎたころ、ようやく低くて近い位置に雄が留まりました。
緊張しながら翅裏と半開翅を撮ってほっとひと息つきました。
その後、曇天になりキリシマの活動がなくなってしまいました。
そして、1時半ごろに雨雲がやってきて雷が鳴り夕立が降り始めたので強制終了となりました。
乱舞が見れて近いのも撮れたので初日としてはまずまずの成果になったのかなと思います。

7/21日、7時に現地に到着しを準備開始しました。
キリシマはときどき高いところを飛びますが天気がよすぎて動きが鈍い感じです。
仕方がないので目の前に留まるオニヤンマで遊んだりしてながら飛ぶのを待ちます。
10時半にようやく乱舞が始まりましたがやはりほとんど留まりません。
ただ、前日に少しいいのが撮れているので気持ち的には余裕があります。
それに、留まる枝や時間・日の当たり方なども分かっていたので焦らずじっくりチャンスを待ちます。
11頃、予想通り前日と同じ枝に雄が降りて来ました。
慎重にアプローチし翅裏と半開翅をいい感じで撮りました。
その後も別の枝で新鮮ピカピカの雄を目線でじっくり撮ることができこの日の大きな収穫となりました。
活動初期で雄ばかりでしたが全ての個体が新鮮ピカピカだったのがよかったです。
ただ、雌は見当たらなかったので翌週頑張ろうという感じで帰路につきました。

翌週、低い開翅や交尾が撮たので次回の記事にご期待ください!





★☆★キリシマミドリシジミ★☆★
・分布;本州・四国・九州 / 中国大陸・インド・ヒマラヤ
・特徴;中型のゼフィルスで翅裏は雌雄で全く異なる
・雄;翅表は金緑色の構造色、翅裏は銀白色に褐色の弱い斑紋
・雌;翅表は褐色で前翅に青色斑(橙色斑や無斑もいる)
   翅裏は褐色地に太い白帯
・食草;主にアカガシ
・撮影適期;当地では7月中旬から8月上旬
・撮影時間;8時から14時
・撮影地;三重県鈴鹿山系
・その他;ミドリシジミの仲間では最美麗種でゼフィルスの王様と呼ばれている




おまけショット




オニヤンマ
朝8時前にオニヤンマがよく留まってくれました。
やっぱり大きくて迫力ありますね。





フォトチャンネルです。

























奄美大島のハネナガチョウトンボ

2024-07-26 16:00:00 | 昆虫

奄美大島で撮ったハネナガチョウトンボです。


































ハネナガチョウトンボ
ハネナガチョウトンボは日本では奄美大島の大和村フォレストポリスのみに生息するトンボです。
基本的に熱帯の低山湿地に生息するトンボなので国内生息地はこの1か所のみになります。
もともとはインドシナや台湾に生息し奄美の個体群は台湾からの飛来種と言われていましたが、
最近の研究では在来種ではないかとも言われています。
台湾では賽琳蜻蜓と呼ばれやはり低山の湿地に生息しやや希少種になります。
奄美には同環境の湿地がほかにないためこの地に限定されて生息しているのではと思います。

ハネナガチョウトンボは6月下旬から発生し7月の2週目からがピークのような感じです。
ただ、遺伝的に脆弱なのか数が少なく1つの湿地にせいぜい2.3頭いるだけで全部で10頭も見ませんでした。
各湿地の開けた水面で見られ8-10時は止まらず巡回を繰り返し、
11時頃から飛んでは留まるを繰り返すようになりようやく撮影できました。
13時までで十分撮影できたので他を回り夕方戻ると遠いところにしかいませんでした。

ハネナガチョウトンボは形態的にはオキナワチョウトンボより少し大きく、
本州のチョウトンボに比べても名前の通りやや翅が長い感じになります。
水面を同じルートで低く飛びいくつかの決まった枝や葉に留まる習性があります。
雌がいたらいろいろ面白かったんですけど今回は雄だけでした。
まあ、初めてにしては十分撮れたかなと思います。


次は2023年から西表島で増えてきているサイジョウチョウトンボを撮りたいなと思いいています。
行くとしたら来年か再来年のお盆休みになるかと思いますがどうなることやら?
西表島は去年行ったのに何やってたんだかなぁ。




その他トンボいろいろ


ハネビロトンボ
尾を下げて飛んだり留まったりしていました。
ちょっと翅が傷んでいたのが残念です。











オキナワチョウトンボ
湿地の優占種でいっぱいいました。






ベニトンボ
ベニトンボはもう大阪にも普通にいますけど綺麗ですね~!






タイワンウチワヤンマ
なんか凄く逆立ちしてました。





タイリクショウジョウトンボ
相変わらず赤いですね~!






リュウキュウハグロトンボ
徳之島でも奄美大島でも渓流にいっぱいいました。






ミナミヤンマ
徳之島では撮れませんでしたが奄美の渓流で飛んでました。









アマミルリモントンボ
いるところにはいっぱいいました。






フォトチャンネルです。

























今季のゼフィルスいろいろ

2024-07-15 17:00:00 | 昆虫

今季撮ったゼフィルスをまとめて載せます。
ヒサマツとフジミドリは別で載せています。







★☆★オオミドリシジミ★☆★
・分布;北海道・本州・四国・九州 / 中国大陸・シベリアなど
・特徴;大型で翅裏の橙色斑が2つに分かれ黒点がしっかり丸い
・雄;翅表は青色の構造色
・雌;翅表は黒褐色で前翅に白い斑紋
・食草;コナラ・クヌギ・カシワ・ナラガシワ・ミズナラなど
・撮影適期;当地では6/1日から6/15日まで
・撮影時間;8時から10時に占有行動
・撮影地;兵庫県但馬地方
・その他;翅を90°以上によく開く
青系のミドリシジミで翅を思いっきり開き直線的に飛ぶ姿が印象的です。
オオミドリシジミはエゾミドリ・ジョウザンミドリ・ハヤシミドリ・ヒロオビミドリにとても似ていいます。
見分けはやはり橙色斑がしっかり2つに分かれることと黒点がまん丸なことですかね。
青色の構造色が少し紫がかって派手な感じなので見た感じでオミドリと判断することもできます。










★☆★ウラジロミドリシジミ★☆★
・分布;北海道南部・本州・四国・九州 / 中国大陸・朝鮮半島
・特徴;やや小型で前翅が丸くなる
    翅裏は銀白色で茶帯は細く目立たない
    橙色斑は薄く尾状突起は太く短い
・雄;翅表はやや濃い青色の構造色
・雌;翅表は茶色で先端付近にわずかな構造色
・食草;西日本ではナラカシワ、東日本ではカシワ
・撮影適期;当地では6/7日から6/20日まで
・撮影時間;夕方から日没に占有行動
    早朝にナラガシワを竿で叩いて探す
・撮影地;兵庫県但馬地方
・その他;雄の翅表は青い
ウラジロミドリシジミは小型で翅の裏側が白っぽくやや丸いので貧弱に見えます。
雄の翅表は濃い青色の構造色で目を見張るものがあります。
当地ではヒロオビの副産物的な感じですか雄の翅表の青色が撮れると嬉しいです。








★☆★ヒロオビミドリシジミ★☆★
・分布;日本固有種 / 本州の中国山地
・特徴;やや大型で翅裏の白帯に内側の茶帯がはっきりしている
・雄;翅表は青緑色の構造色
・雌;翅表は黒褐色で前翅に白い斑紋
・食草;ナラガシワ
・撮影適期;当地では6/7日から6/20日まで
・撮影時間;8時から10時に占有行動
    早朝にナラガシワ林を竿で叩く
・撮影地;兵庫県但馬地方
・その他;戦後まではハヤシミドリシジミと混同されていた
ヒロオビミドリシジミは中国山地のナラガシワ林のみに生息しています。
後翅裏側の白帯の内側にある茶帯が明瞭なことで同属他種と見分けます。













★☆★ウスイロオナガシジミ★☆★
・分布;北海道・本州・九州 / 中国大陸・朝鮮半島・極東ロシア
・特徴;翅裏の黒帯が不連続(ミズイロオナガは連続)
・雄;翅表は茶色でやや薄く構造色がある
・雌;雄と同じ
・食草;西日本ではナラガシワ、東日本ではミズナラ
・撮影適期;当地では6/7日から6/20日まで
・撮影時間;日中は下草や樹上に留まっている
・撮影地;兵庫県但馬地方
・その他;ウスイロ・ミズイロ・オナガが近似種でオナガ3兄弟
ウスイロオナガシジミもヒロオビの副産物としてナラガシワ林でよく見られます。
ミズイロオナガシジミに比べて翅裏の黒帯が不連続でなのが分かります。
オニグルミに生息するオナガシジミは更に黒帯が不連続でごまだら模様に見えて貧弱です。
wikiにはウスイロオナガの前翅裏側に橙色斑はなくオナガには橙色斑があり見分けるとありますが、
写真のように前翅に橙色斑が見られるタイプが存在するので注意が必要です。







★☆★キマダラルリツバメ★☆★
・分布;岩手・福島・関東・中部・近畿・中国地方 / 中国大陸・朝鮮半島・極東ロシア
・特徴;翅裏は黄色地に黒い斑模様
    尾状突起が4本ありその根元がオレンジ色
・雄;翅表は黒褐色で基部に紫色の構造色
・雌;雄と同じ
・食草;アカメガシワなどの樹幹に生息するハリブトシリアゲアリの巣の中で共生
・撮影適期;当地では6/7日から6/20日まで
      低標高では5/25日から6/10、標高を上げれば7月初旬まで
・撮影時間;夕方4時から6時に占有行動
・撮影地;兵庫県但馬地方
・その他;国内に類似種はなく4本の字状突起は唯一無二
キマダラルリツバメは尾状突起が4本ありとても美しく局所分布の希少種です。
近畿地方には割と多くの産地がありますがシーズンに入ると網屋が横行します。
夕方の蝶なのでヒロオビ/ウラジロ/ウスイロオナガ→フジ→ヒサマツと回った後の締めに行けるのがいいですね。
















★☆★ハヤシミドリシジミ★☆★
・分布;北海道・本州・九州 / 中国・朝鮮半島
・特徴;やや大型のゼフィルスで後翅の橙色斑が繫がり尾状突起は長い
・雄;翅表はultra marineと言われる濃い青色の構造色
・雌;翅表は褐色で前翅に白い斑紋
・食草;ほぼカシワのみ
・撮影適期;当地では7/1日前後から7/10日まで
・撮影時間;早朝にカシワ林を竿で叩く、占有行動は夕方
・撮影地;兵庫県但馬地方
・その他;オオミドリシジミ属のオオミドリ・ハヤシミドリ・ヒロオビミドリ・エゾミドリ・ジョウザンミドリはよく似る
     ハヤシの雄は後翅の橙色斑の繋がりが微妙な個体もいるので植生で見分ける
学名にもあるultra marineの色合いはキリシマミドリの次いで美しいです。
発生はやや遅く関西でも7月のゼフィルスという印象です。
カシワの木が大好きでなかなか降りて来ないので見上げて撮るしかないです。
たまたま羽化不全の個体が足元にいたのは撮れましたが・・・。






★☆★ウラミスジシジミ / ダイセンシジミ★☆★
・分布;北海道・本州・九州 / 中国東北部・朝鮮半島・極東ロシア
・特徴;アカシジミに似るが翅裏に3条の白線が入る
・雄;翅表は太い黒縁に鮮やかな水色
・雌;翅表は雄と同様だがやや水色の面積が小さい
・食草;カシワ・ミズナラ・コナラなど
・撮影適期;当地では7/1日前後から7/10日まで、標高を下げれば6月上旬から
・撮影時間;早朝にカシワ林を竿で叩く、夕方に下草で占有行動
・撮影地;兵庫県但馬地方
・その他;別名ダイセンシジミ、カシワ林のハヤシミドリの副産物
アカシジミに似ていますが翅裏に白い筋が3本見られるのが特徴です。
夕方、下草で翅を開いていたんですが撮り損なったのが残念です。
別名ダイセンシジミは伯耆大山に因んでいます。






フォトチャンネルです。

































吸水に降りるたくさんのフジミドリシジミ

2024-07-01 16:00:00 | 昆虫

6/15-16日にヒサマツミドリシジミのついでにフジミドリシジミをたくさん撮りました。

本当は前週の6/8日に撮る予定だったのですが、
道の崩落で時間までにたどり着けず1週間遅れてしまいました。
なので雄は発生初期を過ぎていて綺麗な個体は少なかったです。
代わりに雌はピカピカの個体が山盛りいて選び放題・撮り放題となりました。









































フジミドリシジミ
6/15日は到着が少し遅くなり9時半からの撮影開始となりました。
雌雄合わせて10頭ほどが目線より下の葉や地面に留まってくれます。
雄は傷んだ個体が多く1頭だけ綺麗なのがいたのを何とか撮りました。
雌の翅裏の太い白帯が好きでこれは翌日も含めてたくさん撮りました。
雌は新鮮な個体が多く開翅もそれなりに撮れました。
11時を過ぎると雄が樹上へ上がって行き雌は谷底に降りて行ったので、
撮影終了となりヒサマツミドリシジミへと移動しました。

6/16日は早めに出て8時前に現地に到着しました。
ポイントはまだ日陰でしたが葉の上にフジミドリが多数留まっていました。
数えると雄5頭・雌10頭ほどで翅を閉じたままじっとしていたり、
葉の上を歩き回ったり、その場でくるくる回ったりしていました。
日が照り始めると翅を開いて飛び始め賑やかな時間になりました。
この日は晴れ時々曇りで風もありましたが雌はたくさん撮れました。
雄は傷んでいてもいいから開いたら撮ろうかという感じでいくつか撮りました。
やはり11時を過ぎると分散していったので撮影終了となり仕事があるので帰宅しました。

やはりフジミドリ雄の新鮮な個体を撮ろうと思うとここでは6月7日ぐらいがいい感じです。
来年のために覚えておこうと思います。




★☆★フジミドリシジミ★☆★
・分布;日本固有種/北海道南部・本州・四国・九州
・特徴;小型のゼフィルスで翅裏の橙色斑が1つに繋がる
・雄;翅表は青色の構造色
・雌;翅表は黒褐色で斑紋はない
・食草;ブナ・イヌブナ
・撮影適期;当地では6/7日から6/20日まで
・撮影時間;晴れた日の8時から11時に葉上や地面で吸水
      雄の占有行動は夕方高い樹上で行う
・撮影地;兵庫県但馬地方
・その他;富士山の5合目で発見されたので富士の名が付く
山地性のブナ喰いでゼフィルスの中では一番の小型種。
雄の翅表は目の覚めるような美しい青色で雌の翅裏の白帯はしっかりとして太い。
当地では晴天の午前中に吸水降りるところを狙って撮る。
雄のピークはヒサマツより1週間早く雌のピークはヒサマツの初週6/15日と重なる。






フォトチャンネルです。
































ピカピカ新鮮なヒサマツミドリシジミ2024

2024-06-26 16:00:00 | 昆虫

6/15日、関東の友人を案内して但馬方面のゼフィルスを回りました。
早朝に神鍋高原でヒロオビミドリシジミ・ウラジロミドリシジミ・ウスイロオナガシジミを撮って、
フジミドリシジミをしっかり押さえてから本命のヒサマツミドリシジミに向かいました。

去年、6/11日はヒサマツは皆無で6/17-18日は大量のヒサマツ祭りでした。
今年はゼフィルスの出現が全体的に少し遅い感じもありましたが、
6/15日なら出始めるだろうとの算段で現地に向かいました。
前週に下調べをしていたのでルートは確保、
悪かった天気予報もいい方に外れて絶好のヒサマツ日和となりました。




































ヒサマツミドリシジミ雄 6/15日
撮影ポイントへは11時半過ぎに到着し昼ご飯を食べてゆっくり準備をしました。
予想通り12時20分ごろからチラチラ飛び始めたので本命のブナの前で待機。
13時過ぎに思っていた枝にヒサマツが見事に舞い降りました。
去年と同じで30分ほどは日陰に入り翅を開かず休憩モード。
13時30分から動き始めて翅を開いて目の前3mでテリ張りを開始しました。
飛んでもほぼ同じ葉に戻って来るので撮影は簡単。
翅もいろんな角度で開いてくれたので好きなだけ撮り放題でした。
15時頃に下枝が陰ると目線よりも高いところに上がったので撮影終了となりました。

見ての通り出始めピカピカの新鮮個体ばかりです。
テレコンを付けたり外したりしながらいろいろ撮りました。
ヒサマツ独特の翅裏のV字模様と翅表のやや暗い金緑色のヒサマツブルーが綺麗です。
やはりゼフィルスの最高峰にふさわしい風格と気品がありますね。
去年も全く同じ枝でたくさん撮っているのに今年も飽きずにたくさん撮ってしまう。
ヒサマツミドリシジミは魅力満載の素晴らしいゼフィルスでした。

関東の友人にも十分楽んでもらえていい写真がたくさん撮れてることと思います。
※最初の3枚以外はおよそ撮った順に並べています。




★☆★ヒサマツミドリシジミ★☆★
・分布;日本固有種/中部地方以西の本州・四国・九州
・特徴;中型のゼフィルスで後翅裏の白線の下側が唯一V字模様になり尾状突起が細長い
・雄;翅表はやや暗い金緑色の構造色
・雌;翅表は黒褐色で前翅に青色の斑紋が2つ、上側の斑紋の先端に朱点が2対
・食草;ウラジロガシ
・撮影適期;当地では6/15日から6/25日まで
・撮影時間;晴れた日の12時半から16時に占有行動
・撮影地;兵庫県但馬地方
・その他;雄は生息地を離れヒルトップして山頂で見られる
     雌は夏眠し秋にウラジロガシ林で見られる
当地でヒルトップするのは例年6/10日ではまだ早く6/15日辺りから始まり6/18日なら確実と言われている。
6/25日には傷んだ個体が多くなり6月末までは活動が見られる。
無風晴天の午後が狙い目だが梅雨入りの関係で土日に晴れない年は泣いて過ごすことになる。
撮影地へのアプローチも崩落などで年々厳しくなり網屋も多く閉口する。
鹿の食害で下草がなくなり撮影場所が限られ斜面が滑り難儀する。
2023年は大量発生で人が多くても撮り放題、今年2024年は崩落により人が少なく撮り放題でした。
発生後期にはごく少数ながら雌も撮影例があるので油断はできない。






フォトチャンネルです。



























野生絶滅に近いヒョウモンモドキ

2024-06-17 17:00:00 | 昆虫

6/2日に広島県の世羅町と三原市だけで見られるヒョウモンモドキを撮りに行きました。
撮影地は世羅町の「せら夢公園」の自然観察路で蝶を養殖するゲージ周りに複数いました。























































ヒョウモンモドキ
ほぼ野生絶滅に近いと言われている希少な蝶です。
見た目はヒョウモンチョウに似ていますが属からして違います。
飛び方はゆっくりですぐどこかに留まる感じで見るからに弱弱しいです。
ここではたくさん養殖されていますが野生個体は絶滅とのことです。
※1頭だけモドキじゃないのが混じってます。

幼虫の食草は湿地に生えるキセルアザミで、
個体群を維持するには広大な湿地が必要になります。
ここでは人工的に保護されていてたくさん見られますが、
何かの拍子で簡単に絶滅する恐れがありますね。




おまけショット






ハッチョウトンボ
木道のある湿地にはたくさんのハッチョウトンボがいました。
環境がよのか見渡す限りハッチョウトンボだらけで100や200はいると思われます。
サギソウやトキソウなどが咲いていればじっくり狙うんですが、
草に留まっているだけなのでちょっと撮って終わりにしました。







モートンイトトンボ
同じ木道に6月トンボのモートンもいました。
まだ若い個体が多い感じでした。






ヨツボシトンボ
近くの池周りにいくつか留まっていました。




ショウジョウトンボ
赤くて大きいですね。




ハラビロトンボ
濃い青色が綺麗ですね。






フォトチャンネルです。
































中部地方のベニモンカラスシジミ

2024-06-13 16:00:00 | 昆虫

5/27-28日に長野県飯田市へベニモンカラスシジミを撮りに行きました。
今までベニモンカラスシジミは空振りばかりで撮れたことがなかったので、
今回は何とか撮れてよかったです。





ベニモンカラスシジミ
翅を開くと赤茶色の紋があるのですがカラスシジミ類は基本的に翅を開かないので翅裏しか撮れません。
友人いわく本州最難関の蝶らしいのですが日本のゼフィルス25種にも入っていない地味な蝶です。
日本全国に生息地が10か所とないと言われている希少な蝶で、
晴れた日の朝10時から12時と夕方14時から15時頃に出るそうです。
実際、見たのは晴れた初日の9時半から11時20分までと曇りの2日目の10時頃だけでした。
夕方の蝶と思っていたのですが2日間とも午後からは気配なしでした。
ここは100mほどの狭い生息地なのですが網屋が結構いてイヤな感じでした。
今年の発生は5/18日頃からだったようで前週はたくさんいたそうですが網屋が採り尽くした感じです。

食草は低木のクロウメモドキ類でその減少が各地でのベニモンカラスシジミの減少に繋がっています。
採集に規制がないのが輪をかけてベニモンカラスシジミの絶滅に繋がるので、
食草と蝶をセットで保護する必要性を強く感じますね。




おまけショット

アオバセセリ
大型のセセリです。
太陽ギラギラで独特の色が出ませんでした。





アサマイチモンジ
大型のイチモンジチョウです。
まだこの時期は新鮮な個体が多かったです。





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大陸からの飛来種スナアカネを大量に発見!!

2023-11-20 17:00:00 | 昆虫

11月の3連休に大量のスナアカネを発見しました。

オオキトンボの撮影の帰りに時間があったので寄った池で飛来種スナアカネを見つけてびっくりしました。
しかも、結構な数のスナアカネがいて交尾・産卵もたくさん見られて更にびっくりしました。






















スナアカネ雄
スナアカネは大陸からの飛来種で南方系のトンボになります。
雌雄とも目の下側が青灰色になり胸側部に2本の白い線が入るのが特徴です。
体色は朱色の混ざった明るい赤色という感じでナツアカネほど濃くはなくタイリクアカネほど暗くはない感じです。

同じく飛来種のオナガアカネやタイリクアキアカネは日本海側で見つかることが多いのですが、
スナアカネは瀬戸内海や太平洋側でも海沿いの開けた池なら可能性があります。
ちょっと数えると池周りに雄ばかり30頭以上いて完全に優占種になっていました。
面積あたりで考えると80頭は下回らない数がいる感じでスナアカネ祭りという感じでした。
なぜか池周りは雄ばかりで単独雌は見当たらなかったのが不思議な感じでした。















スナアカネ飛翔/連結産卵
どの個体もスレがなくどう考えてもこの池で羽化している感じです。
推測するに春先に飛来したスナアカネがこの池で産卵し7-8月頃に羽化した感じです。
つまり、2化目が大量発生しているということになります。
問題はこの池で越冬して春に代を重ねて発生するのかどうかです。
スナアカネの卵期はおよそ10日、ヤゴ期は80-140日になります。
ヤゴで越冬するには近畿地方の水温では微妙なところですかね。
(寒波が来て池が凍ったらアウトでしょうね。)












スナアカネ交尾
交尾は午前10時前後から11時半にかけてたくさん見ることができました。
地面に留まることが多くあまりいい絵にはなりませんでしたが、
5分ぐらいは交尾をするので割と簡単に撮れます。
スナアカネはこの池では完全に優占種になっていて、
歩くと足元から複数が飛ぶ感じになっていました。

今季、いつまでいるのか気になるのでもう1回ぐらい見に行きたいと思います。
暖冬になればヤゴが越冬してくれるかも・・・と少しだけ期待しています。






ベニトンボ
同じ池にベニトンボも複数いました。
もう関西でも普通種になると思います。






タイリクアカネ
この池の本来の優占種はタイリクアカネですが、
池の端っこの水路に追いやられていました。






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オオキトンボの交尾など~秋のトンボ祭り

2023-11-17 17:00:00 | 昆虫

11月に入る頃に活動が活発になるオオキトンボです。













オオキトンボ
アカネ科の中では一番大きいトンボになります。
黄色というよりは黄土色で割と地味です。
冬に水が少なくなるすり鉢状のため池を好むため、
日本国内では極地分布になっていてます。
兵庫県の瀬戸内側では割と普通に見られますけどね。

この日は複数の交尾態や連結産卵が見られました。
繁殖活動は10時から12時限定になります。












コノシメトンボ
同じ池ではコノシメトンボの連結産卵も見られました。
割とどこにでもいるアカネですけどいたら撮ってしまいますね。







ナツアカネ
ナツアカネは最近数を減らしているように感じます。
全身真っ赤で綺麗ないいトンボですよね。








ナニワトンボ
赤くない赤とんぼとして有名です。
分布は主に瀬戸内地方で東日本や九州では見られません。
11月にもなるともう老成個体ばかりで綺麗な青色はとはいきません。
大阪北部に安定した大きな産地があるので割と簡単に撮れます。






タイリクアカネ
アキアカネとにていますが胸側部の黒条が短く翅の前方に少し色が付きます。
海岸沿いに多いトンボで最近は内陸部でも普通に見られます。
関東方面にはいないトンボで関西では普通種になります。






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コシブトトンボなど~沖縄のトンボいろいろ

2023-11-15 17:00:00 | 昆虫

10月に撮った沖縄本島のトンボいろいろです。







コシブトトンボ雄
夏の西表島では青い雄が撮れなかったので今回はじっくり狙いました。
3cm弱の小さなトンボで敏感に逃げるので目を離すと見失います。
それでも、慣れると複数見つけていい感じで撮ることができました。
目の青色と体の青黒の斑模様が特徴的で綺麗なトンボだと思います。










アオビタイトンボ雄
睡蓮の花に留まったので絵になるかなと思って撮りました。
花に負けていますがそれなりに撮れた感じはします。







コシボソトンボ雄
沖縄では一番の普通種ですがすぐ逃げるので割と撮りにくい感じのトンボです。
活動時間の終わりの午後はちょっとゆっくりしてくれるので狙いどきです。
スタイルのいいトンボですがちょっと地味なんですよね。






ヒメトンボ
この時期のヒメトンボは老成していてピカピカとはいきません。
シオカラトンボと同じで粉を吹くので渋さは増しますがやはり地味です。





タイリクショウジョウトンボ
本州のショウジョウトンボに比べると少し色が明るい感じがします。
大型のトンボなので数が少なくてもよく目立ちます。









ベニトンボ
大阪周辺でもパラパラ見られるようになっている綺麗なトンボです。
流水でも止水でも繁殖できるのが強みですかね。





オオシオカラトンボ雌
ちょっとオオハラビロトンボに似ていてドキッとしますが本州にもいる普通種ですね。





リュウキュウギンヤンマ
本州のギンヤンマより明らかに大きく存在感があります。
池を我が物顔で飛んでいてほかのトンボにとっては恐怖でしかないと思われます。






アオタテハモドキ
沖縄では普通種ですが青色が印象的で綺麗な蝶です。
近年、沖縄本島にも完全に定着したようですね。






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9月のマダラヤンマ

2023-10-17 18:00:00 | 昆虫

9月に撮ったマダラヤンマです。















マダラヤンマ
この日は晴天でマダラヤンマはほぼ止まらず活発に飛び回っていました。
早朝7時から8時半ぐらいに交尾を2ペア見ることができました。
池は整備されていて今期も十分満足できるぐらい撮影できました。





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西表島のアカスジベッコウトンボとオキナワチョウトンボ

2023-09-19 16:00:00 | 昆虫

西表島の田園地帯のトンボいろいろです。







アカスジベッコウトンボ雄
以前は与那国島まで撮りに行った珍トンボでしたが今では西表島・石垣島全域に分布しています。
翅の色が濃い赤色で一度見たら忘れない印象深いトンボです。
ベニトンボのように北上を続けて沖縄本島や奄美諸島まで飛来するのか注目です。
このアカスジは止水でも流水でも繁殖するトンボなので種としての強度があります。
在来種とバランスよく共生してくれればと思います。








オキナワチョウトンボ雄
ベッコウチョウトンボとも呼ばれている沖縄のトンボの代表です。
翅の模様が複雑で太陽が当たると黄金色に輝く美しいトンボです。









コフキショウジョウトンボ雄
こちらは開けた川や田んぼの際の水路などに見られるトンボです。
分布は西表島と石垣島で藍色と赤紫色のツートンカラーが特徴です。
大きい割に敏感で追えば逃げてしまう感じですが、
じっと待っていれば意外と近くに留まったりします。
夏場なのに粉を吹くほど成熟した個体はいなかったのが不思議ですね。
あと、何気にベニトンボを見かけなかったのが気になります。









コシブトトンボ
とっても小さなトンボで尾部のつけ根が太いのが特徴です。
成熟すると綺麗な青色になりますがきちんと撮れたのは若い個体です。
主に田んぼの際の短い草で見られて水辺を離れることはない感じです。
時期的なものなのか数はやや少なく敏感に逃げるので撮影は難しかったです。













ヒメトンボ
こちらも田んぼ周りの広範囲にいて数も多く普通種です。
青色の成熟した雄の色合いが綺麗です。
雌は麦わら色で目立たず地味ですね。




コシボソトンボ
田んぼ周りや水路などの開けたところによくいる普通種です。
尾が細長く割と大きいので目立ちます。
動くとすぐ飛ぶのでいい感じで撮るのはなかなか難しいです。






タイワンウチワヤンマ雄
西日本では既に普通に見られるようになっています。
名前は台湾ですがどちらかと言えば大陸系のトンボですね。
そして名前はヤンマですがサナエ属になります。






リュウキュウギンヤンマ雌
本州のギンヤンマに比べてかなり大きい感じです。








オオハラビロトンボ
湿地に戻ってオオハラビロトンボをもう少し撮りました。
黄色いのは羽化したばかりの雌です。





ホソアカトンボ
ホソアカトンボは水面の表現が難しかったです。





コナカハグロトンボ雌
やはり雌は森の中の少し高い所にいました。






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