ダイビングと生き物の写真ブログ3~魚・鳥・花・蝶・トンボなどなど

ダイビングの海の写真、動物・鳥・魚・昆虫などの生き物、自然風景の写真、これらを中心に気ままにブログを書きます。

ごあいさつ/使用機材/撮影地

野鳥・昆虫・両爬・ダイビングの水中写真などを撮っています。基本的に、美しい生き物を綺麗に撮りたいと思っています。
野鳥は好みのものをじっくり撮ることに重きをおいています。トンボや蝶は基本的に自然光で生態や環境を表現したいと考えています。両爬は夜間撮影が多いのでストロボを使用しています。最近は南西諸島のトカゲモドキをいろいろ撮っています。 近所で見かけたらよろしくお願いします。
カメラ;OLYMPUS OM-D E-M1 MarkⅡ(水中用) / OLYMPUS OM-1(メイン機)
レンズ;OLYMPUS M.ZD300mm(F4) / M.ZD60mm Macro(F2.8) / 他

撮影地は近場の北摂の公園から関西各地などいろいろ。中国地方や中部山岳に遠征することもあります。
定期的な遠征地は沖縄本島・石垣島・西表島・宮古島・奄美大島・北海道・柏島・舳倉島・台湾など。

このサイトの全ての写真・文章の著作権は個人に帰属しています。
商業利用やブログその他での転用をご希望の際はメールにてご連絡をよろしくお願い致します。

宝塚のハッチョウトンボ

2017-10-23 18:00:00 | 昆虫

夏の終わりに宝塚自然の家の敷地内にある松尾湿原にハッチョウトンボを撮りに行きました。










ハッチョウトンボ
柵で囲まれた湿原の一番下側にハッチョウトンボはたくさんいました。
ざっと数えてみても10頭以上はいたと思います。
ただ、雄ばかりで雌は遠くに2頭見えただけで撮れる距離ではありませんでした。
サギソウも奥のほうで咲いていたのですがハッチョウトンボとの絡みは無理でした。
ここの湿原は施設で管理されていて中までは入れないので柵の際にいるトンボしか撮れません。
ハッチョウトンボだけを撮るのなら何の問題もないのですが、
花や水面・青空を絡めて撮るとなると厳しい感じです。

ここはハッチョウトンボの生息地としては自宅から近くていいです。
自然の家が土日しか開いていないので場荒れすることもなく平和なトンボの楽園でした。








フォトチャンネルです。
オオサンショウウオなど~2017秋


ツミ・ウソ・アオバトなど~2017夏


アカショウビン・コノハズク・ブッポウソウなど~2017夏


ヤイロチョウ営巣~2017夏


ヤマドリ・アオゲラ・フクロウなど~春の野鳥2017


キジ・コマドリ・オオルリなど~春の野鳥2017


コミミズク・ルリビタキなど~冬の野鳥2016-17


ムギマキ・サバクヒタキなど~秋冬の野鳥2016


花火・アオバト・チゴハヤブサなど~2016夏


ハリオハチクイ・ヒメヤマセミなど~台湾・金門島の野鳥


サンコウチョウ・オオタカなど~夏の野鳥2016


ヒメフクロウ・タイワンツグミなど~台湾の野鳥2016


アカヒゲ・ルリカケスなど~奄美大島の野鳥2016


ハダカハオコゼ・コブシメ産卵など~奄美大島ダイビング2016


ヨタカ・キジなど~2016春








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カエルを咥えるヤイロチョウ

2017-10-13 18:00:00 | 野鳥-本州/四国

今年の夏に撮ったヤイロチョウの写真ラストです。


























ヤイロチョウ雌 OLYMPUS E-M1/M.ZD300mmF4+1.4倍テレコン 換算840mm
7月9日の午後、ムカデを咥えてヤイロチョウが飛び去ったのでまた来ると思いその場で待機しました。
遠くに知り合いが2人見えたので手で合図をして呼び状況を説明し多分もう一度来るからと言いました。
1人が遠慮してその場を離れたすぐあとにヤイロチョウが降りた気配がしました。
静かに動かず固まったまま5分ほど待ちましたが見えません。
1歩動いて暗い林の中を舐めるように探し、また1歩動いて探し・・・見えません。
「ちょっと動くよ」と言って3歩前に出たその右手の明るい地面7m先にヤイロチョウは居ました^^;
なんと、先ほどムカデを咥えていた場所の少し手前です。

しかもカエルを咥えてじっとしています。
慌ててしゃがんで三脚を短くしできるだけ低い姿勢で撮影しました。
距離は十分に近く背景とポーズを見ながらいろいろ撮影しました。
知り合いはデジスコなのでめちゃ後ろから撮影していました。

ヤイロチョウは開けたところから森の中に入りましたがそこでもゆっくり餌探しをしてくれました。
咥えているカエルを地面に置いて餌を探し移動するときはまたカエルを咥え直します。
なので、カエルありとカエルなしの写真が交互に撮れます。
そうしながらミミズを2匹ほど追加していきました。

少し離れた場所で雄の地啼きが聞こえたので探してみると
50mほどのいい枝先に雄が止まって雌を待っています。
BORGがなかったので撮りませんでしたが面白いシーンでした。
雄が飛びやがて雌も少し高い木の上に移動し巣の方に飛んで行き楽しい時間は終わりました。

自分はこれでその日の撮影は終わりましたがこのあともう一度来たらしく、
帰り際にバッタリ会った関東のFB友達にも場所を教えバッチリ撮れたそうです^^
※写真は全て補正なしでおよそ撮った順に並べています。





7月15日に撮ったヤイロチョウの幼鳥も載せておきます。


ヤイロチョウ幼鳥 OLYMPUS E-M1/BORG77ED2(510mmF6.6) 換算1020mm
遠い地面でじっとしているのを運よく見つけることができました。
幼鳥のこの色はほぼ保護色なので見つけられてラッキーでした^^








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オオサンショウウオなど~2017秋


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オオサンショウウオはイモリが嫌い

2017-10-06 18:00:00 | 爬虫類・両生類・淡水魚

9月上旬に2回目のオオサンショウウオ撮影に行きました。
この時期はちょうどオオサンショウウオの繁殖時期なので産卵巣とかあればラッキーかなと思っていましたが探しきれませんでした。







オオサンショウウオ/Japanese giant salamander
前回見つけた大きな岩の下を棲み家にしているオオサンショウウオは居てくれました。
水面に上がって呼吸をするシーンと水中の様子を撮影しました。
ウェットスーツがあると寒さが和らぐので水中撮影は随分楽になりました。
撮れるシーンは前回とあまり変わりませんでしたが定住を確認できたのが収穫でした。
この個体はとても大きく1m近くありおそらく雄だと思います。
オオサンショウウオの雄は産卵巣で卵を抱くので今後いい撮影のチャンスがあるかも知れません^^
※3回目に行きましたが残念ながらもぬけの空でした。。。
















オオサンショウウオ/Japanese giant salamander
夜間散策では相変わらず6個体ぐらい確認できました。
めちゃ動き回る個体もいれば終始じっとしている個体もいていろいろ撮影できました。
個体ごとに模様が違うのでそれを見ながら川を歩くと楽しいです。
1匹のおとなしいオオサンショウウオを観察しているときに鼻先にイモリがやってきました。
オオサンショウウオは一瞬でイモリを咥えましたがすぐに首を振って放してしまいました。
同じことを2回繰り返したのでオオサンショウウオはイモリが嫌いなのかと感じました。
イモリの粘液には弱いながらもフグ毒(テトロドトキシン)があるのでオオサンショウウオはそれを知っていて食べないのかも知れませんね。


夜間散策はの装備はマリンブーツに海パンがベストかと思います。
ライトは弱めのヘッドライトと強めの手持ちの2つがいいでしょう。
レンズは標準的なズームレンズ(今回はM.ZD12-40mmF2.8)があると構図を決めやすいです。
川床がめちゃ滑るのでコケるときはカメラの保護を最優先にしてしりもちをつきます。

サンショウウオを見つけたら大きい方のライトは何処かに置いてヘッドライトで撮ります。
光は直接当てないようにしてできるだけしゃがんで動かずに待つと自然な動きをしてくれます。
三脚は使わず手持ちで素早く構図を決めてF8ぐらいで撮るといいでしょう。
あまり近過ぎるとストロボ光がレンズの先に被って影ができて絵になりません。
あと、特別天然記念物でもありツボカビ病の伝染を防ぐためにも直接手で触れないよう注意が必要です。







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森林に棲むタゴガエル~アカガエル4種の見分けについて

2017-10-01 18:00:00 | 爬虫類・両生類・淡水魚

本州のアカガエル類にはニホンアカガエル(丘陵性)とヤマアカガエル(森林性)、
そしてタゴガエル(森林性)とナガレタゴガエル(渓流性)のおよそ4種がいます。
混棲している地域もありますが基本的には平地から丘陵にかけてはニホンアカガエル、
山地の森林にはヤマアカガエルとタゴガエル、渓流にはナガレタゴガエルが生息しています。












タゴガエル/Tago's Brown Frog
本州のアカガエル類主要4種の見分け方を説明します。
まず、背中の2本線がまっすぐ平行でお腹が白ければニホンアカガエルです。
背中の2本線が中ほどで近づくように内に曲がっていれば他3種になります。
次に、腹部や腹側部に大きな黒斑があればヤマアカガエルです。
タゴガエル類は顎下に薄い暗色があり腹部黒斑は見られません。
そして、タゴガエルはナガレタゴガエルに比べて体型は丸く目から鼻先までが短くなります。
また、ナガレタゴガエルは完全渓流性のため皮膚がぶよぶよで後肢の水掻きが発達し指先まで達します。
この個体は森林性で腹部黒斑がなく顎下が暗色である点、体型が丸く鼻先が短い点、後肢の水掻きが小さい点からタゴガエルと判断しました。

タゴガエルの特徴をまとめると
・森林性のカエルである
・背中の2本線が内に曲がっている
・顎下に細かい暗色があり腹部黒斑はない
・体型が丸く鼻先が短い
・後肢の水掻きが指先まで達しない
となります。

このタゴガエルは林道際でゆっくりしてくれたのでたくさん撮ることができました。
普段のアカガエル類はひとっ跳びで行方不明になることが多いのでラッキーでした^^
それにしても、落ち葉と同じ色で上手く擬態してるなと感心しますね。

ちなみにタゴガエルはオタマジャクシのときに一切餌を食べず卵黄の栄養のみで成体になります。
なのでカエルに成りたての頃は1cm弱ぐらいでとても小さいです。
和名のタゴガエルは学者の田子勝彌氏に献名する形で名付けられ英名もTago's Brown Frogとなります。








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ツミ・ウソ・アオバトなど~2017夏


アカショウビン・コノハズク・ブッポウソウなど~2017夏


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ムギマキ・サバクヒタキなど~秋冬の野鳥2016


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