ダイビングと生き物の写真ブログ3~魚・鳥・花・蝶・トンボなどなど

ダイビングの海の写真、動物・鳥・魚・昆虫などの生き物、自然風景の写真、これらを中心に気ままにブログを書きます。

ごあいさつ/使用機材/撮影地

野鳥・昆虫・両爬・ダイビングの水中写真などを撮っています。基本的に、美しい生き物を綺麗に撮りたいと思っています。
野鳥は好みのものをじっくり撮ることに重きをおいています。トンボや蝶は基本的に自然光で生態や環境を表現したいと考えています。両爬は夜間撮影が多いのでストロボを使用しています。最近は南西諸島のトカゲモドキをいろいろ撮っています。 近所で見かけたらよろしくお願いします。
カメラ;OLYMPUS OM-D E-M1 MarkⅡ(水中用) / OLYMPUS OM-1(メイン機)
レンズ;OLYMPUS M.ZD300mm(F4) / M.ZD60mm Macro(F2.8) / 他

撮影地は近場の北摂の公園から関西各地などいろいろ。中国地方や中部山岳に遠征することもあります。
定期的な遠征地は沖縄本島・石垣島・西表島・宮古島・奄美大島・北海道・柏島・舳倉島・台湾など。

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千畳敷カールのクモマベニヒカゲ

2022-08-31 17:00:00 | 昆虫

去年に引き続き、千畳敷カールにクモマベニヒカゲを撮りに行きました。
今回は曇天強風で気温が上がらずどうなることかと思いましたが、
逆に蝶の動きが鈍かったのでいい感じで撮ることができました。



























































クモマベニヒカゲ
近似種のベニヒカゲは標高800mぐらいからいますが、
クモマベニヒカゲは「クモマ」と付く通りより高山に生息しています。
細かい特徴はいろいろありますが純白の縁取りがクモマベニヒカゲの決め手になります。

早朝一番のバス⇒ロープウェイで現地に行きましたが天気が悪く蝶の気配はありませんでした。
気温が上がるのを待ちつつ2時間ぐらいウトウトしていると黒い蝶がチラッと飛びました。
辺りを慎重に探すとやはりクモマベニヒカゲでした。
気温が低かったのでどの個体も余り飛び回らない感じで、
目の前で翅を開いたり閉じたりしながら花に留まってくれました。

最初は望遠レンズで撮っていましたがマクロレンズに換えてたくさん撮り、
最後はワイドレンズも使って気のすむまで撮ることができました。
気温が低すぎて交尾産卵は見られませんでしたが成果としては十分だったと思います。
普通の人だったら撮影は諦めるぐらいの曇天強風でしたが、
こんな天気でも蝶は生活しているんだなと改めて思いました。








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松毬を食べるホシガラス

2022-08-23 17:00:00 | 野鳥-本州/四国

木曾御嶽山で撮ったホシガラスです。








































ホシガラス
今年は松毬が豊作のようでホシガラスの若が3羽、
松の種を食べに目の前に何度も降りて来てくれました。

まずは高い枝に留まり辺りの様子を伺います。
そして茂みの中に一旦降りて身を隠します。
暫くすると、ふわっと茂みの上に現れて松毬を探します。
狙いをつけた松毬に飛びつき咥えて素早く茂みに隠れます。
見えないところで数分かけて実をほじくり種をたべます。
食べ終われば同じ行動を何度か繰り返します。

同じところに3羽が来るので波状攻撃のように次々と現れ飽きません。
距離はとても近く画角からはみ出ることもあります。
松毬を咥えるとすぐに隠れるのでなかなかいい絵は撮れませんが、
よく出るので大いに楽しめました。




おまけショット



ウソ
青空ならもっと頑張って撮ったんですけど、
曇天だといくら撮っても色が出ないのでね。
山は涼しくてとっても過ごしやすかったです。







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アカショウビンの巣立ち

2022-08-16 16:00:00 | 野鳥-本州/四国

久しぶりの野鳥撮影でアカショウビンの巣立ちを撮りました。




































アカショウビン
2日間の観察で初日は餌運びがたくさん撮れました。
2.30分枝に留まったまま動かないときもありじっくり撮れたのがよかったです。
雄は羽根が赤紫色で、雌はお腹の色が薄い感じです。
餌はカエル・トカゲ・ヘビなどで上手に咥えて持って来ていました。
2日目の昼前まで頻繁に餌運びがあり今日は巣立たないかなと思っていると、
昼過ぎから夕暮れにかけて次々と巣立っていきました。























アカショウビン雛
1番子は抜けた横枝に留まってくれました。
2番子は松の枝の光が当たる難しいところでしたが、
何とか抜けたところを探して撮りました。
3番子はとっても見やすい横枝に留まってくれました。
4番子は森の中に突っ込んで行き撮れませんでした。
5番子は夕方6時半に巣立ち何とかギリギリ撮れました。
機材を片付けて撤収していると巣穴から1羽飛び出したように見えました。
もしかしたら6番子がいたのかも知れません。
写真は上から1.2.3.5番子になります。
それぞれ微妙に顔つきが違っていて面白いです。
尾がないのも可愛らしいくていいですね。

親子の2羽並びがなかったのは残念でしたが、
久しぶりの野鳥撮影でたくさん撮れてよかったです。
しかも、巣立ちに立ち会えたので十分楽しめました。







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気品のある高山蝶ミヤマシロチョウ

2022-08-05 17:00:00 | 昆虫

7月の3連休に信州まで行って蝶々をいろいろ撮ってきました。



















ミヤマシロチョウ
ミヤマシロチョウは今まで本気で狙ったことはなく、
所詮はウスバシロチョウみたいなものだと思っていましたが、
山で実際に見ると気品がありとっても美しい蝶でした。
アザミでの吸蜜はもちろんハクサンフウロでの吸蜜も撮れて、
雌の交尾拒否とメギでの産卵も撮れたので行った甲斐がありました。
交尾と集団吸水はまた機会があればと思います。



おまけショット1


ミヤマモンキチョウ雌
ピンクのフリルに加えてオレンジ色の花粉を付けたお洒落な個体でした。
花じゃなければ長く留まってくれます。




おまけショット2








コヒョウモンモドキ
おまけにするにはもったいない蝶なんですけどね。
急激に数を減らしている蝶で今後絶滅に向かう心配があります。
綺麗な模様なんですけどマイナーな蝶なので保護も進んでいないのが現状です。
写真では伝わりにくいのですがとってもおしとやかな蝶なんですよね。








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