ダイビングと生き物の写真ブログ3~魚・鳥・花・蝶・トンボなどなど

ダイビングの海の写真、動物・鳥・魚・昆虫などの生き物、自然風景の写真、これらを中心に気ままにブログを書きます。

ごあいさつ/使用機材/撮影地

野鳥・昆虫・両爬・ダイビングの水中写真などを撮っています。基本的に、美しい生き物を綺麗に撮りたいと思っています。
野鳥は好みのものをじっくり撮ることに重きをおいています。トンボや蝶は基本的に自然光で生態や環境を表現したいと考えています。両爬は夜間撮影が多いのでストロボを使用しています。最近は南西諸島のトカゲモドキをいろいろ撮っています。 近所で見かけたらよろしくお願いします。
カメラ;OLYMPUS OM-D E-M1 MarkⅡ(水中用) / OLYMPUS OM-1(メイン機)
レンズ;OLYMPUS M.ZD300mm(F4) / M.ZD60mm Macro(F2.8) / 他

撮影地は近場の北摂の公園から関西各地などいろいろ。中国地方や中部山岳に遠征することもあります。
定期的な遠征地は沖縄本島・石垣島・西表島・宮古島・奄美大島・北海道・柏島・舳倉島・台湾など。

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台湾・大雪山の山桐子に来るタイワンシジュウカラ/黄山雀とミミジロチメドリ/白耳畫眉

2025-01-19 16:00:00 | 野鳥-台湾

台湾・大雪山21kmの人気者タイワンシジュウカラです。













タイワンシジュウカラ/黄山雀/Yellow Tit
背面と目筋が黒色で腹部と顔面が黄色、冠羽が立ち後頭部の先端が白くなるのが特徴です。
台湾固有種で台湾を代表する野鳥の1つで台湾の野鳥図鑑の表紙にもなっています。
シジュウカラと言うよりはお腹の黄色いヒガラと言った感じになります。
台湾の中低山から高山に生息していて割と希少種になるかと思います。

タイワンシジュウカラは素早く動き止まらないので撮影が大変です。
それに、綺麗で可愛らしくそこそこ珍しいので台湾でも大人気です。
ヤブムラサキの実を食べに1回、山桐子の実を食べに1回やって来ました。
小さくてよく動くので撮るのに苦労しましたが何とかいい感じで撮れたと思います。





山桐子にはミミジロチメドリもたくさんやって来ました。



















ミミジロチメドリ/白耳畫眉/White-eared Sibia
白い耳飾りと紺色の背面、茶褐色の腹面が特徴の台湾固有種で中低山の普通種になります。
割と大型のチメドリでピピピチューと啼きながらいつも集団で行動しています。
山桐子ではチャバラオオルリの次に多くやって来るイメージです。
夏場は警戒心が強い鳥なんですが冬の山桐子の実ではじっくり撮らせてくれます。
啼き声が可愛らしく見栄えもいいのでついついたくさん撮ってしまいます。




山桐子に来たその他の小鳥たちです。


メジロチメドリ/繡眼畫眉/Grey-cheeked Fulvetta
灰色地で背面は褐色、目の周りが白い小型のチメドリです。
山地に生息する台湾固有種で数は多く普通種になると思います。
カラ類との混群でやって来て落ち着きがなくほぼ止まらないので、
撮影には集中力が必要になります。







カンムリチメドリ/冠羽畫眉/Taiwan Yuhina
白地に顔面に隈取り模様、羽冠の前面は赤褐色、背面は褐色の小型のチメドリです。
こちらも山地に生息する台湾固有種で普通種になります。
数羽で集団行動を取り定期的に実を食べにやって来るので待っていれば撮れます。
5月に行ったときには桜の実でたくさん撮りましたが今回は少しだけ撮れました。
チーチーと可愛らしい声で啼くのでチメちゃんと呼んでいます。

1.2枚目と3枚目は撮った日にちが違うのですけど同じ枝で同じ向きですね。
黒く熟した山桐子の実を選んで食べているようです。





キバラシジュウカラ/青背山雀/Green-backed Tit
日本のシジュウカラのお腹を黄色くした感じの台湾固有亜種です。
大きさや行動は日本のシジュウカラと同じで普通種です。
中低山から高山の鳥ですが冬場は平地でも撮れます。
今回はタイワンシジュウカラとの混群でやって来ました。





フォトチャンネルです。























台湾・大雪山の山桐子とタイワンツグミ/白頭鶫とゴシキドリ/五色鳥

2025-01-16 16:00:00 | 野鳥-台湾

年末年始の台湾の写真の続きです。
大雪山の山桐子に来る希少種タイワンツグミです。






タイワンツグミ/白頭鶫/Taiwan Thrush
この21kmの山桐子にはタイワンツグミが定期的にやって来ました。
警戒心が強くて1粒食べるとすぐに谷に消えていくので油断していると全く撮れません。
運よく3回ぐらいチャンスがあり何とか撮れたかなという感じです。
OLYMPUSのOM-1の鳥認識は白や黒に弱くあまり認識しません。
なので、撮れているつもりでもややピントが甘く惜しい写真が多かったです。

タイワンツグミは台湾名の通り頭が白い台湾固有種のツグミです。
(いつの間にか固有亜種から固有種に昇格し英名もIsland ThrushからTaiwan Thrushに変更)
中低山に生息する希少種で撮影難易度は高い方になります。
タイワンツグミがやってくると台湾のバーダーさんにも緊張感が走っていました。
今年の山桐子は大当たりだったようで何よりです。

追記;2016年の夏に渓頭で撮ったタイワンツグミの営巣地の写真です。


2016.7.8のブログ記事頭の白い本場タイワンツグミ
このときはBORGで撮っていたのでMFのピント合わせが難しく苦労しました。
雄は頭が真っ白の完璧君で、雌は愛想よく近くで結構撮れました。
この記事では英名はIsland Thrushになっていますが今は台湾固有種Taiwan Thrushですね。




ゴシキドリは台湾ならどこにでもいる感じです。













タイワンゴシキドリ/五色鳥・臺灣擬啄木/Taiwan Barbet
緑地に赤黄青黒が配色された美しい台湾固有種です。
ゴシキドリは一度来ると長居してくれるのでいくらでも撮れます。
ちょっと太くてひょうきんな顔をしていますが一応キツツキのなかまです。
台湾のバーダーさんにとっては平地から高山までどこにでもいる普通種です。
光が当たると綺麗に色が出て美しく輝きますね。

ちなみに、タイワンギシキドリは旧ゴシキドリの台湾亜種とされていましたが再分類され独立種となっています。
台湾名も五色鳥から臺灣擬啄木になりましたがみんな単に五色鳥と呼んでいます。
英名はBlack-browed barbetからTaiwan Barbetに、学名もPsilopogon oortiからPsilopogon nuchalisになっています。

次回も山桐子に来る野鳥が続きます。





フォトチャンネルです。





























台湾・大雪山の山桐子とチャバラオオルリ/黄腹琉璃

2025-01-11 19:00:00 | 野鳥-台湾

年末年始は台湾でゆっくり過ごしていました。
まずは大雪山の山桐子(イイギリの実)に来る小鳥たちから載せていきます。


































チャバラオオルリ/黄腹琉璃/Taiwan Vivid Niltava
山桐子に来る鳥で一番多いのはこのチャバラオオルリです。
日本のオオルリのお腹を橙色にした感じで大きさもオオルリです。
どう見ても橙腹で茶腹じゃないので和名のチャバラはセンスないなぁと感じます。
もうちょっといい和名があったのでは?と思います。
腹のオレンジ色が喉元で逆V字に食い込むのが特徴です。

大雪山の山桐子は21kmと23.5kmが有名ですが今回は21kmで撮りました。
ここは午前中は斜光から逆光で、午後から光がよくなってきます。
特に晴れの日は午後からでないと撮影は難しいですね。
曇りの日なら朝から何とか撮れますが霧もよく出るので背景が難しくなります。

チャバラオオルリは待っていれば定期的に5.6羽ずつやってきて簡単に撮れます。
近いのも遠いのも時間の許す限り無限に撮れますが全く飽きません。
雌は日本のオオルリ雌とそっくりで地味なオリーブ色をしています。
雄はやっぱり綺麗でいいところに留まったらカメラを向けてしまいます。
実を食べるときはホバリングをするのですがブレるので狙えませんでした。
晴れの日も曇りの日も撮りましたがどちらの写真も甲乙つけ難くいい感じですね。

ちなみに、台湾のチャバラオオルリは大陸種の亜種から分離され台湾固有種になっています。





フォトチャンネルです。























謹賀新年

2025-01-01 21:00:00 | 野鳥-台湾

新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

タイワンシジュウカラ/黄山雀
年末年始は台湾で過ごしています。
元日に山桐子(イイギリ)の実でタイワンシジュウカラを撮りました。
ブログは帰国後ゆっくりとUPしていきます。