ダイビングと生き物の写真ブログ3~魚・鳥・花・蝶・トンボなどなど

ダイビングの海の写真、動物・鳥・魚・昆虫などの生き物、自然風景の写真、これらを中心に気ままにブログを書きます。

ごあいさつ/使用機材/撮影地

野鳥・昆虫・両爬・ダイビングの水中写真などを撮っています。基本的に、美しい生き物を綺麗に撮りたいと思っています。
野鳥は好みのものをじっくり撮ることに重きをおいています。トンボや蝶は基本的に自然光で生態や環境を表現したいと考えています。両爬は夜間撮影が多いのでストロボを使用しています。最近は南西諸島のトカゲモドキをいろいろ撮っています。 近所で見かけたらよろしくお願いします。
カメラ;OLYMPUS OM-D E-M1 MarkⅡ(水中用) / OLYMPUS OM-1(メイン機)
レンズ;OLYMPUS M.ZD300mm(F4) / M.ZD60mm Macro(F2.8) / 他

撮影地は近場の北摂の公園から関西各地などいろいろ。中国地方や中部山岳に遠征することもあります。
定期的な遠征地は沖縄本島・石垣島・西表島・宮古島・奄美大島・北海道・柏島・舳倉島・台湾など。

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秋のキノコいろいろ

2020-10-29 16:30:00 | キノコ

この秋に撮ったキノコをまとめて載せます。

ハナイグチ(食)
とっても美味しい食菌で信州の道の駅ではたくさん売ってました。
似ているキノコはヌメリイグチぐらいでこちらも食菌で混ざって採れます。
ナメコより歯ざわりがよく少し甘い風味もあり、
湯通ししてから刺身、汁物、煮物で美味しく頂きました。
関西には出ないキノコなので見つけられてよかったです。




サクラシメジ(食)
15mぐらいに40本ほどが列をなして生えていました。
こちらも食菌で苦みがあり湯でこぼして水にさらしてからおろし和えで頂きました。
独特の苦みを程よく残したほうがサクラシメジっぽくて美味しいと思います。
小分けして冷凍もしているので当分は楽しめそうです。





ハナホウキタケ(毒)
根元が白くてぷっくりしている本家ホウキタケは立派な食菌ですが、
こちらは腹痛などの中毒例があり通常は食べません。
サンゴのように美しく枝分かれする姿がとっても美しいです。
この写真のは薄いオレンジ色でしたがピンクっぽい色や薄黄色もあり、
今後は複数の種類に分かれる可能性もあります。






オオゴムタケ(可食)
立体的で重厚感のある見た目にまず驚きました。
ちょうどグイ飲みぐらいの大きさで見ていて楽しいキノコです。
一応、可食とのことですが味はなさそうなので放置しておきました。
思いがけないキノコと出会えてちょっと嬉しかったです。






シロシメジ(食)
シロノハイイロシメジ(食/毒)に似ていますが傘裏のヒダと軸の境界がはっきりしていることと、
採集後しばらくして真っ白だった傘裏にシミができたことによりシロシメジと判断しました。
傘のつるんとした感じとり綿毛のような白い軸足が特徴です。
フライパンでじっくり焼いて醤油をたらして食べましたが、
かなり濃い旨味があり濃厚な味わいのキノコでした。






シロオニタケ(毒)
俗に白いキノコには毒があると言いますが、
白いブツブツが見るからに毒キノコっぽい感じでわかりやすいと思います。
このブツブツは雨などですぐに脱落するので幼菌の特徴と言えます。





ベニイグチ(可食)
傘の表が赤色で裏側が黄色のイグチです。
たくさん生えていました。






コガネヤマドリ(食)
ヤマドリタケのなかまで一応食べられるキノコです。
数が少なかったので撮るだけでしたが、
今度見つけたら試しに食べてみようかと思います。
似た種にキアシヤマドリがあります。





タマゴテングダケモドキ(毒)
タマゴから軸を伸ばす可愛らしい毒キノコです。
傘に条線があり少し赤茶色味を帯びているのが特徴です。
似た種にツルタケダマシ(毒)があり、
こちらは傘の縁が白っぽいとのことです。






コガネタケ(食)
粉臭い匂いの大きなキノコで一応食べられます。
よく洗って3本だけじっくり焼いて食べてみました。
匂いが少し気になりますが味は思いのほかよかったです。
傘より軸のほうが食感がよかったです。




ノウタケ(可食)
小さな食パンみたいなキノコです。
中はスポンジ状で可愛らしいキノコです。
食べられるみたいですが敢えて食べようとは思いません。




食菌はホンシメジ、アミタケ、アカモミタケ、ハツタケ、アカハツ、ナラタケモドキ、アカチチタケを少量ずつ採りました。
キノコは特徴を押さえれば割と見分けられるものが多いです。
もちろん、調べてもわからないキノコはたくさんありますが。






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ムシャクロツバメシジミと食草のメキシコマンネングサ

2020-10-21 16:00:00 | 昆虫

去年も撮ったムシャクロツバメシジミを今年も撮りました。





ムシャクロツバメシジミ
食草のメキシコマンネングサの黄色い花によく留まってくれました。
他の草花ではとても素早いのですが食草だけあって落ち着くんでしょうかね。


在来種のクロツバメシジミに比べてコントラストがはっきりしていて、
黒色が濃いのが特徴です。
外来種で駆除もされているそうですが、
河川敷のマンネングサがある限り減らないでしょうね。







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乗鞍高原のムツアカネ

2020-10-14 16:00:00 | 昆虫

4連休に撮ったムツアカネです。







ムツアカネ
ムツアカネは中部山岳以北の山地に生息し、
雄は全身真っ黒になるアカネ属のトンボです。
乗鞍高原の3つの池とその周りにたくさんいました。
特に「まいめの池」には数が多く連結産卵も多数見られました。
驚いたのはこの日の朝に羽化したテネラル個体が、
足元からいくつもふわっと飛び上がったことでした。
水際を離れると若い個体が日当たりのいい岩の上にたくさんいたので、
ムツアカネの最盛期は10月なんだなという感じでした。




おまけショット


オオルリボシヤンマ
まいめの池にはオオルリボシヤンマも多数いて雌が盛んに産卵をしていました。
雄は止まらないので撮れませんでした。。。





キトンボ
キトンボは最も遅くまで見られるトンボです。
少し若い個体のようで水際から少し離れた岩の上にいました。





コノシメトンボ
真っ赤な上に熨斗目斑まである綺麗なトンボです。
何か虫を捕まえて食べていたので余り飛ばずじっとしていてくれました。






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飛ぶ宝石マダラヤンマ

2020-10-07 16:00:00 | 昆虫

4連休に撮ったマダラヤンマです。









マダラヤンマ
日本一美しいトンボと言われるマダラヤンマです。
東日本にしか生息していない希少なトンボで、
当地では大切に保護されているようでした。

マダラヤンマの1日の活動を順を追って解説します。
まず、9時過ぎぐらいから雄の縄張り飛翔が始まります。
最初は数が少なくチラチラ見えるぐらいですが徐々に数が増えていきます。
10時半を過ぎると活発に飛び回るようになりホバリングもよくしてくれます。
時おりガマの葉に留まって休憩するので止まりものも撮ることができます。
11時ぐらいになると飛翔が少なくなり葉陰で雄が雌を捕まえて交尾が始まります。
13時から14時の間は気温も上がり活動が止まります。
14時を過ぎると交尾や雌の産卵が見られ雄のホバリングもよく見られるようになります。
16時ぐらいまでホバリングや産卵が続き陽が陰ると終了になります。

マダラヤンマの活動は晴れの日に活発になり、
曇天の日はあまり活動しなくなります。
交尾や産卵をしっかりと撮れていないので、
来シーズンまた行く必要がありますね。





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マダラナニワトンボの連結産卵

2020-10-03 20:00:00 | 昆虫

4連休は中部地方でトンボを撮っていました。











マダラナニワトンボ
まだちょっとピーク手前な感じで数は少なかったですが、
新鮮な個体ばかりでいい撮影ができました。
ただ、出現時間が極端に短く初日が11:20分-12:45分、
2日目が11:10分-12:00分と1時間少々だったので、
撮影枚数は少なく少し物足りない感じになりました。

もう1回行くべきか迷うところです。



おまけショット



ネキトンボ
同じ池にたくさんいました。
年に2回羽化するほど繁殖力が強く、
初夏から秋まで山に行けばいつでもいる感じです。
全身真っ赤で翅の付け根にも色が付いている綺麗なトンボです。






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