ダイビングと生き物の写真ブログ3~魚・鳥・花・蝶・トンボなどなど

ダイビングの海の写真、動物・鳥・魚・昆虫などの生き物、自然風景の写真、これらを中心に気ままにブログを書きます。

ごあいさつ/使用機材/撮影地

野鳥・昆虫・両爬・ダイビングの水中写真などを撮っています。基本的に、美しい生き物を綺麗に撮りたいと思っています。
野鳥は好みのものをじっくり撮ることに重きをおいています。トンボや蝶は基本的に自然光で生態や環境を表現したいと考えています。両爬は夜間撮影が多いのでストロボを使用しています。最近は南西諸島のトカゲモドキをいろいろ撮っています。 近所で見かけたらよろしくお願いします。
カメラ;OLYMPUS OM-D E-M1 MarkⅡ(水中用) / OLYMPUS OM-1(メイン機)
レンズ;OLYMPUS M.ZD300mm(F4) / M.ZD60mm Macro(F2.8) / 他

撮影地は近場の北摂の公園から関西各地などいろいろ。中国地方や中部山岳に遠征することもあります。
定期的な遠征地は沖縄本島・石垣島・西表島・宮古島・奄美大島・北海道・柏島・舳倉島・台湾など。

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大阪府下最大のナニワトンボの産地

2021-10-17 17:00:00 | 昆虫

毎年撮影している大阪府下最大の産地(枚方市の大きな公園で調べれば分かります)でナニワトンボを撮影しました。
ナニワトンボは青いアカトンボとして有名で今年もたくさん見ることができました。














ナニワトンボ 10/2日撮影
この日は快晴の微風でトンボ撮影にはいい条件で交尾産卵が期待できました。
ナニワトンボが活発に活動する10時から13時に合わせて9時半に現着。
散策を開始するとポツリポツリと雄が樹林から降りて来ました。
初めは少ないなと思いながら見ていましたが10時半ぐらいになると
目も慣れてきておよそ3m四方ごとに1頭は雄がいる感じになってきました。
単独雄をいくつか撮影し交尾や連結個体を待ちますがなかなか見つかりません。

11時を過ぎて移動しようと思い歩き始めると交尾態が1つ飛んで来ました。
その交尾態を撮影し辺りを見回すと連結姿勢で休むもう1ペアを発見し撮影。
その後も3ペアほど交尾態を見つけてそれなりに撮影することができました。
ナニワトンボは水辺から少し離れた草地や地面に連結打空産卵をしますが、
それを撮影するには草が邪魔で撮る気になれず見ているだけでした。
合間にコノシメトンボやオオアオイトトンボを撮影し、
12時過ぎに最後の交尾態を上手く撮影できたので終了としました。
帰りがけに各ポイントをチェックしましたが産卵ペアはいくつか見られたので、
条件によっては2時前ぐらいまでやっているのかなとい感じでした。

気になったのは今年は雨の影響で池の水位が高く産卵場所がかなり陸側に寄っている点です。
ナニワトンボの卵は冬越したのち春の雨で池に流されて孵化するのですが、
カラカラの草地に産まれた卵は果たして池にたどり着くのでしょうか?
まあ、来年も変わらず大発生してくれると思いますが。

ちなみに、ナニワトンボは日本特産種で分布は主に瀬戸内になります。
主な産地は大阪・兵庫・和歌山・岡山・広島・香川・愛媛などで、
当地や兵庫県の播磨平野では多く見られますが希少なトンボに変わりはないです。





おまけショット


コノシメトンボ
赤とんぼの中で一番赤くて熨斗目斑まである綺麗なトンボです。
活動時間が早いトンボで昼前には行方不明になりました。





アキアカネ
珍しくもないトンボなんですが水面を入れて撮ってみました。





アオイトトンボ
たくさん居すぎてあまり撮る気にならないトンボですが交尾態を横から撮ってみました。







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