<前書き>: しばらく、木星探査衛星ジュノからの記事を続けます。
木星の火山衛星イオの最も鮮明なイメージ
NASAのジュノ宇宙船は、木星の月イオへの最も近い接近通過を行った。「JunoCam(ジュノ・カメラ)」と呼ばれるこの宇宙船の装置は、処理し、拡張し、調査可能な、壮観かつ高解像度のイメージと生データを送り返した。
2023年12月30日、ジュノは太陽系で最も火山の多い世界の、表面から約 1,500 キロメートル内に接近した。今週、イオへの2回目の超接近フライバイを行った。2回目の接近通過は主にイオの南半球の上空を通過したが、それ以前のフライバイは北半球上空を飛行していた。これらの写真には見るべきものが多くある! 活発な噴煙、明らかに影のある高い山頂、溶岩の湖の痕跡もある--- 一部には島々も見える。
これら全てを整理するのは困難であり、 JunoCam の科学者達は協力を求めている。
<ひとこと>: イメージは右半分が最新の鮮明なもの。 JunoCam の生データは 一般に公開 されており、これまでに多くのボランティアが処理や検討に協力してきた。此処からは新しい生のイメージを見たり、他の画像処理プロセッサの作品を見たり、自分の作品を投稿したりできる。大判はイメージのリンクから。
<出典>: NASA Science Editorial Team
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