一本橋ステアに上ります。
上がりましたが、リアタイヤが橋の左側へはみ出しているように見えます。
バイクが左側へ傾くので身体を傾けてバランスをとります。が、
タイヤが外れてしまいました。
ここからの処理が見所だと思います。
タイヤが外れた瞬間に安全に降りる体制に入ります。
右足を曲げてバイクの左側へ飛び降りる体制に移ります。
バイクが落ちる前に
既に身体は着地して
バイクにダメージがないように
下ろします。
もし私が2の段階まで行けたとしても
3の段階からバイクもろとも転落転倒
して、悪くして左鎖骨骨折
良くして左足捻挫打撲 でしょう。
スキーは滑り方より転び方を、
バイクは乗り方よりも降り方を
まず、練習しましょう。
2回目の試技です。
正確にフロントを一本橋の先端に添えます。
フロントを上げたそのままの状態で後輪を柱に当てて上ります。
ハンドルを前に押して後輪が上ったらブレーキをかけて停止します。
バランスは、足を使って取る事もあります。
前進します。
ステージまで移動して終了です。
解説する小林直樹選手
失敗した時の処理を見せて、そのあとクリーンを出してしめます。
降ります
そのまま一本橋の上を進んで降りるのでは当たり前すぎるので、難しく降ります。
フロントリフトしながら前進し、後輪で一本橋を蹴っております。
幅15cmあるかどうかの柱の上をリフトせずに進むことさえ難しいのに、リフトしながら進みます。
橋の端まで来ました。
端を蹴るために、お腹に力を溜めます。
橋の端から飛び降ります。
エイヤッ!
無事着地しました。
小林直樹選手のアナウンスがずーっと続いていたので、お客さんは一挙手一投足に拍手です。