すべてRICOH Caplio GX100
天気が良かったので午後から長沼町へお邪魔した。
馬追い名水の駐車場に車を止めて歩き出す。 13:50
ここはF地点で、頂上まで2,800mである。
すぐにエンレイソウとヒトリシズカが道端に咲いているのが目に入る。
写真を撮っていたら吸血飛虫に見事に手甲の血管から抜かれてしまった。
蚊取り線香に出てもらう。軍手も効果があるだろうか。
分岐点には標識があるので迷いはしないし、頂上までの距離も書いてあるので自分の位置がわかる。
どうしたらこういう形になるのか、見当もつかない。
自然の営みは不思議がいっぱい。
この時期は、葉が生え揃っていないから骨組みが見えて楽しい。
腐った樹の根元から木々が生長して行っている。
世代交代が目の当たりに見られる。
ここはニリンソウが遊歩道に沿って咲いている。
種が歩く人の脚について運ばれ、道なりに増えたのであろう。
遊歩道が道路の下のトンネルへと続いている。
立体交差する意味が理解できない。
なんとも複雑な枝の張り方である。
坂道は枕木で覆われている。
土砂止めなのであろうか。
葉が開く前のヒトリシズカ
この風車のような端正な葉を持つ草は何だろう。
花がついていると図鑑で調べられるのだがー、
周りの樹や花を見て歩いているうちに、金網が見えてきた。
あそこが今日の目的地、瀞台の頂上である。 15:15
金網から覗くと水を張った田んぼが光る。
眼下には、なにやら装備が設置されている。
金網の中は自衛隊の敷地?だろう。
長沼山岳会の名がある立派な施設
国土地理院の三角点
私のGPSでの表示は
N 43°00'10.0" E 141°44'54.2" 標高273m であった。
おっと、標高は合っている。
ここには4箇所からの上り口があるようだ。
すでに花も終え、種も飛ぶ準備に余念がない。
この複雑な枝の重なり具合、今でしか見ることはできない。
葉が出てしまうと骨組みは見えないのだ。
上へ上へとのびたキタコブシ
この樹に絡みついた蔦なのか木なのか分からないけれども、すごい形をしている。
スミレに埋もれた枕木階段
細い流れに張った根の形も妖しい。
草木を楽しみながら歩いていると、突然駐車場に到着。 16:35
頂上のすぐ下が、航空自衛隊長沼分屯地であることが分かる。
その西に、ながぬま温泉があるのだが、温泉で疲れを癒すほど疲れてはいない。
し、身体が冷えてもいない。素直に帰ろう。