ウエスティに猫な日々

日々の料理と外食、趣味の熱帯魚と読んだ本の感想と我が家の犬と猫の話。
ほか、日々のちよっとした独り言。

「死を流す青い河」  笹沢 左保

2014-09-22 20:21:30 | 
  「死を流す青い河」  笹沢 左保

    

若いころ一時、笹沢作品を読みふけっていた時期がありました。
美男美女のカップルが登場して、愛や恋が絡んだ官能サスペンスで、おかげで耳(目)年増になりました。

時代小説もたくさん書かれていて、あの「あっしには関わりのねえことで、、、」で有名になった
「木枯らし紋次郎」もテレビでよく観ました。

今でも、2時間サスペンスドラマの「タクシードライバーの推理日誌」で、夜明日出夫役の渡瀬恒彦さんが好きで、よく観ています。

「死を流す青い河」は、今から45年ほど前の作品で、まだ読んでなかったのを図書館で見つけて借りてきました。
1話から6話まであり、主人公は笹沢左保さん自身です。
1話目の「招かざる沈黙」は有望な若手政治記者の笹沢さんが、ゆくゆくは政治家か評論家になるつもりが、ある事件で夢と消えてしまう。
2話目からは、作家になった笹沢さんが遭遇する事件が書かれています。

ひと昔前の話ですが、2話の「華やかな欲望」の芸能界の裏側や、ほかの作品も面白かったです。
携帯電話のない時代なので、何かが起こっても連絡がつかないのが、時代を感じました。

久しぶりで、図書館に通うようになり懐かしい作家さんの作品を読めました。

 
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  ありがとうございます。

コメント
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