ウエスティに猫な日々

日々の料理と外食、趣味の熱帯魚と読んだ本の感想と我が家の犬と猫の話。
ほか、日々のちよっとした独り言。

「鬼平犯科帳」 「剣客商売」 「味いちもんめ」 「クッキングパパ」 「蒼太の包丁」

2015-01-09 21:37:28 | 
昨年暮れに居酒屋ママから借りていたまんが本が、やっと読み終わりました。

 「鬼平犯科帳」(闕所稼業) 原作・池波正太郎  絵・さいとう・たかお

      
前作より
盗賊には、大きく分けて、本格〔正当派〕と畜生ばたらきがある。
正当派はつとめの三ヵ条というのがあって、「 殺さず、犯さず、難儀するものからは盗らず 」を守る。 
畜生ばたらきの方は、犯す、みな殺しとやりたい放題。
どちらも、2~3年前から手引きする手下を店に送り込み、絵図面などを手に入れる。
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長い間、寝食を共にして一緒に働けば、きっとお店や仲間に情が移ると思うのだけれど、
悪人でも親分・子分の信頼は絶対なのか、日にちが決まれば押し込みます。
「鬼平、、」はじめ、時代劇の結末は悪者が必ずお縄になるので、安心して読めます。

 「剣客商売」 (妖怪・小雨坊) (剣の師弟) 原作・池波正太郎 画・大島やすいち  (辻斬り) 画・さいとう・たかお    

          

 「味いちもんめ」 作・あべ善太  画・倉田よしみ
   
   〔鯵の押寿し〕 〔筍〕 〔秋刀魚〕 〔八幡巻き〕 〔田舎煮〕 〔桜鯛〕 〔あら煮〕  にっぽん食紀行 〔北陸編〕3


              

           
     ~~~~~
前回読んだシリーズの続きです。
「生き物の命を賜ることへの感謝を」と書いていますが、この頃みんな感謝を忘れかけています。
郷土料理、名産品、旬、食品の見分け方など読んでいて為になり、知識は豊富になりましたが、
一流芸能人のガクトさんや叶姉妹みたいに最上級のものを食してないので違いが判りません。
鯛や鰤も、残念ながら天然より養殖の方が脂がのって美味しく感じます。 

「桜肉」の中で、ボンさんが馬肉を食べられないのは、戦争でビルマに行き、
苦労を共にした戦友とも言うべき軍馬を、食糧不足のため泣きながら食べたからだと言うくだりで、
前に観たスティーブン・スピルバーグの「戦火の馬」を思い出しました。
あの時は、グダグダに泣いてしまいました。
第一次世界大戦下での少年アルバートと愛馬ジョーイのきずなの物語。
英国では100万頭の馬が軍に徴用され6万頭しか生き残れなかったそうです。
日本でもたくさんの馬が連れて行かれ、戻ってきませんでした。
映画は何とかハッピーエンドで終わっていたので救われました。

 「クッキングパパ」127  うえやまとち          「蒼太の包丁」傑作選(京料理の天才、見参!!編) 作・末田雄一郎 画・本庄敬

         
        
                        


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コメント (2)
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