ウエスティに猫な日々

日々の料理と外食、趣味の熱帯魚と読んだ本の感想と我が家の犬と猫の話。
ほか、日々のちよっとした独り言。

「 空中庭園 」 角田光代  「 イブ 」 1・2・3・4月号  「 大谷博子特集 」 

2019-05-19 23:50:41 | 
   「 空中庭園 」  角田光代

        

郊外のダンチで暮らす京橋家のモットーは「 何ごともつつみかくさず」。でも、本当はみんなが秘密を持っており、それぞれが違う方向へ。 カバーより
第3回婦人公論文芸賞受賞作。

父母と、姉・弟と、家族の関係者の6人の視点から描かれていて、一見普通に見える家族の秘密が次々に明らかになっていく。
人間の表と裏の顔。家族だからすべて理解し合えているとの思い上がり。人はそれぞれ秘密を持っているもの。面白く読めました。

何々家の歴史だけでも一つの本が書けるし、個人一人一人の一生でも1冊の本が書けると思います。
私の一生でも、波乱万丈で、面白い読み物になると思いますよ。
夫婦でも親子・兄弟でも言えないことは山ほどあるし、平凡そうに見えている人や家族にも想像できない秘密があると思うとワクワク。
文才があれば、1人1冊は本が書けるだろうな。

   「 エレガント・イブ 」 1・2・3・4月号 

                       

元居酒屋ママに借りた本。
「 愛子さん! ~ 青春編~ 」 母が亡くなり、13歳で家事を一手に引き受け弟の面倒を見ている愛子さん。父に女の人の影が、、『 愛子さん、多感な年だものね。どうなるのやら? 』
「 外科医 氷川魅和子 」  母の消息を追って、手がかりを求め、サンフランシスコの南、カーメルという小さな村に。そこで母を知る人物に遭遇。『 見つかるといいね! 』
「 またねこ!」 死んでも飼い主を心配して見守ってくれている猫。 『 エスちゃん、アルちゃん、カーム君。元気ですか? かあさんが行くまで待っててね。』
「 おわるうございます 」葬儀社人情物語   亡くなった方それぞれに人生あり。 送る人の気持ちも様々。
あと、「 夕暮れを待ちながら」「40歳からのハローワーク 」も、面白い。

   「 大谷博子特集 」   

        

風のペンション 〈 ペンション やましな 〉 シリーズ

          
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