ウエスティに猫な日々

日々の料理と外食、趣味の熱帯魚と読んだ本の感想と我が家の犬と猫の話。
ほか、日々のちよっとした独り言。

誰かに似た人

2019-05-28 16:58:59 | 日記
叔父の告別式に行ってきました。 叔父は父の妹の連れ合いで93歳でした。
 
叔母は10年ほど前に亡くなっていて、ここ数年は息子の家で、2年前からは施設に入っていました。
息子さん( いとこ ) の話では、施設でも人気者で、息子夫婦や孫たちと大好きなうなぎを食べに行ったり、亡くなる前日まで元気で過ごしていたとか。
そういえば、時々会う叔父はいつも笑顔で穏やかな人で、電気関係の仕事をしていて、定年後も続けて真面目でよく働く人でした。

喪主さんは、「 親父は悔いのない人生を全うしました。母が亡くなり、それは寂しいことでしたが、家族に囲まれ、満足して母のもとに旅立ちました。 大往生だと思います 」と、挨拶されました。
叔母もいい人で、子供の頃は可愛がってもらいました。 私が結婚するときは、家に呼んでくれ着物も作ってくれました。
仲の良い夫婦だったので、今頃は叔母と再会しているかも。 父にもよろしく!
棺には、オシャレだった叔父のため、カッコいい帽子が2つ。お花いっぱいで、息子夫婦、孫夫婦、ひ孫、甥っ子、姪っ子たち、親戚一同に見送られ、旅立ちました。

最近は、家族葬が増えています。 私も家族葬で家族たちに見守られて旅立ちたいと思っていますが、最近思うことが1つ。
犬の散歩で、ブラブラ歩いていると、向こうから知った人が。 挨拶しなければと近づくと、よく似た、知らない人だったりということがよくあります。
『 そうだ、あの人はもう亡くなったんだ 』と、思い出します。 元同僚や元役員さん、ご近所の方。
 
以前は町会で回覧板が回ってきて、葬儀にも出席してお別れをしたけれど、最近は家族葬で、あとから人づてに聞くので亡くなったという実感がわかない。
親戚や知り合いも、年末の喪中はがきが来て、初めて亡くなったのを知ることも。
だから、『 あっ、○○さんだ 』と、思っても、雰囲気が似た知らない誰か。
元気だった記憶のままで、またどこかで会えるかもと、勘違いしてしまう。
あんなにはっきり別れをした父でさえ、長身で細身のお年寄りの後姿を見て、父を思い出してしまう。
もう一度父に会いたい。 記憶の大切さと、厄介なところに戸惑っています。



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