「 大家さんと 僕 」 矢部 太郎

　　　　　　　　　「　大家さんと僕　」　　矢部　太郎

　　　　　　　　　　　

図書館にリクエストしていたのが、　やっと届きました。　
矢部さんの初めて書かれた漫画だそうで、ほのぼのとした絵と文章が読みやすかったです。
大家さんが亡くなられたのを知って、残念です。　続編もリクエストしてきます。

矢部さんだから、大家さんと上手く接することができたんだろうなと思いました。
今時の若い人なら勝手に部屋に入って洗濯物をたたまれたら嫌がる人もいるだろうに。
上品で大真面目で天然で可愛い方だったんだな。　矢部さんのあのスローな感じとバッチリ相性が合ってます。

週１回来られるヘルパーさんの回は笑いました。せっかく漫画に登場したのに残念！
大家さんにお茶を出してもらいながらソファでパンを食べ、「　静かに！　」と、お願いしても大声で、やっと帰ると、お茶は出しっぱなし、台所の水も出しっぱなし。
どちらが介護か分からず疲れたと書いています。　こんな介護の方は初めてですね。ヘルパーさんは、みんなに読まれて恥ずかしいでしょうね。（　矢部さんの意地悪！　）

矢部さんはいい出会いと、貴重な体験をされました。　大家さんのご冥福をお祈りいたします。
　　　

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