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ウエスティに猫な日々

日々の料理と外食、趣味の熱帯魚と読んだ本の感想と我が家の犬と猫の話。
ほか、日々のちよっとした独り言。

百万本のバラ

2020-12-18 23:08:18 | 日記
夕食を食べながら。武田鉄矢さんの「 昭和は輝いていた~実話を元にした名曲 」を観ていました。
ゲストは加藤登紀子さんと小林幸子さん。
前半は私の生まれる前から子供の頃の歌。 なのに、口ずさめるのはなぜ?  戦争やその後の裏話を聞いて涙
昔の歌は1曲が長い間歌われ、ラジオで流れていて子供ながらにも何回も耳にして自然に覚えているから。
現在の歌は回転が速く、覚える間もなく次々と新曲が出て、音程が難しく英語が多いので苦手です。

加藤登紀子さんの「 百万本のバラ 」は、曲が好きでカラオケでもよく歌いますが、詩があまり好きでありませんでした。

貧しい画家が女優に恋をして、家とすべてを売って町中の花屋から百万本のバラを買って、女優の宿の広場を埋め尽くします。
女優はお金持ちがふざけたと思います。女優は去り、貧しい画家は、孤独な日々を送ったがバラの思い出は心に消えなかった。

私は、なぜすべてを売ってまでバラを買って広場を埋め尽くすのか意味が分からない。
気持ちを伝えないままで、バラは数日で枯れていくのに。思い出だけ残ったって、、、。 心のこもった一輪でいいのに。
いつも、そうぼやくので、息子は「 俺は、いいなと思う。お母さんはロマンチストじゃないな 」と言います。見解の相違。

そう、私は前も何かのとき書いたように、サプライズや騙すのも騙されるのも嫌なので、夢がない。 
鈍いので人の心も読めないので、心を伝えてほしい。百万本のバラではわからないよ。
たぶん、百万本のバラは比喩で、それほど女優をすべてをかけて思っていたという表現でしょう。

息子が小学生の時、ケンタッキーの景品で花瓶が付いていたのに花を一輪買ってプレゼントしてくれたのがうれしかった。
誰かが豪華なものをくれるより、子供や孫やだいじな人がくれたものを大切にしています。

この歌には実在のモデルがいて、放浪の画家のニコ・ピロスマニが女優のマルガリータに恋をして花を贈ったそうです。
その後、個展を開いたときに、「 女優マルガリータ 」を出展。 
その絵をマルガリータが見に来て、昔の顛末を話したら、彼女は 「 その時に言ってくれていたら 」と、言ったそうです。 現実はそんなもんです。

原曲はラトビア共和国の子守歌の「 マーラが与えた人生 」
マーラとはラトビアの母神・女神の事です。 「 マーラは命を与えたけれど、幸せをあげ忘れた 」と、ラトビアの苦難を歌った歌だそうです。
それをロシア人が歌い、加藤さんが歌ったそうです。 心に響きました。 いい曲です。


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