Original Motion Picture Soundtrack「Pretty In Pink」。
86年公開アメリカ映画のサントラです。
邦題「プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角」。
映画の内容は
裕福な家庭に育った男性に身分違いの恋をしてしまう
アメリカン・ハイスクールでの女子高校生の話。
地味ながら結構良い映画だったと思いますが
細部はほとんど覚えてません。
サントラは映画抜きでも十分に楽しめる1枚。
80年代中期のニューウェイヴ寄りアーティストを集めた
名コンピレイション・アルバム的な好内容。
The Smiths、New Order、OMD、
The Psychedelic Furs、Echo & the Bunnymen、
Suzanne Vegaらを収録。
Suzanne Vega「Left Of Center」は
ファースト・アルバムと雰囲気が少し変わったので驚きました。
当時、辞書で「Left Of Center」の意味を調べたら
「中道左派」と出てきたのですが
映画の中では多分、「真ん中よりも下」の
暮らし向きの家庭に育ったというような
意味合いだったと思います。
The Smithsにいたっては映画の中に出てきたのか
全く記憶にありません。
New Orderの「Shellshock」は
その少し前に出たアルバム「Low Life」が良かったので
それに比べるとやや軽薄な感じがして残念でした。
ちなみに80年代の個人的ベスト・サウンドトラックはこの作品ですが
90年代はMy Sharonaを使った「Reality Bites」(映画も良い)、
00年代は「Marie Antoinette」(映画見てません)です。
70年代はあまり思いつきませんが、これかな(笑)
《収録曲》
If You Leave - Orchestral Manoeuvres in the Dark
Left of Center - Suzanne Vega w/ Joe Jackson
Get to Know Ya - Jesse Johnson
Do Wot You Do - INXS
Pretty in Pink - The Psychedelic Furs
Shellshock - New Order
Round, Round - Belouis Some
Wouldn't It Be Good - Danny Hutton Hitters
Bring on the Dancing Horses - Echo & the Bunnymen
Please Please Please Let Me Get What I Want - The Smiths