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MUSIC IS THE SCENERY

いつも背景には音楽がある。
インディー・ポップ中心の洋楽ブログ。

Prefab Sprout / Let's Change The World With Music

2009-09-14 00:02:41 | レヴュー

2曲目まではリズムなど少し違和感がありながらも
3曲目の途中からはそんなことをすっかり忘れさせてくれます。
Prefab Sproutの待ちに待った8年ぶり8作目。

まだ通して2回聴いただけです。
本当ならもっとじっくり聴いてから書きたいところですが
少し冷静さを欠いて書いてしまいます。

But two things you should be slow to criticize
- A man's choice of woman and his choice of work
Some work'll earn you top dollar
簡単に批評しちゃいけないことが2つだけあるぜ
それは男の選んだ女と、選んだ仕事
大儲けできる職もあることだしな

そしてPrefab Sproutのレヴューも。

17年前に中断した作業を今回
セルフ・プロデュースの形で完成させたということで
どんなサウンドになっているのか楽しみでした。
その直前の90年作『Jordan: The Comeback』らしさは
歌詞の面では多少ありそうですが
サウンド的には6作目『Andromeda Heights』と
前作『The Gunman and Other Stories』に近い感じがします。
しかもそれを大きく上回るロマンティックさ。
Andromeda~は星空を見上げて聴きたい1枚でしたが
ニュー・アルバムはブックレットのデザインどおり
星から地球(全世界)を見下ろしながら聴いてみたい1枚です。

「Music Is A Princess」、「Last Of The Great Romantics」、
「Falling In Love」、「Sweet Gospel Music」、
「Meet The New Mozart」、「Angel Of Love」など
曲名もそうですが、本当にとろけてしまいそうです。
Musicがタイトルに付く曲が実に4曲もあります。

とくに5~11曲目の流れは完璧、100点満点です。
しかもすべて独創的なメロディーなのが凄い。

『Swoon』や『Steve McQueen』の頃の
Paddy McAloonのシャウトを交えたヴォーカルも懐かしいですが
四半世紀でかなりの高みまで登りつめました。

正直言うと今回のアルバムは
とにかく無事に久しぶりに聴ければよいと
過度な期待はしていなかっただけに
良い方に裏切られました。

なぜかスウェーデンの
最新アルバム・チャートで28位に入ってきています。
(英国は9月13日付で39位初登場)

Let There Be Music ↓
http://www.youtube.com/watch?v=4Dq_v5kZeEM





コメント (4)
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