Prefab Sproutのニュー・アルバム
『Let's Change The World With Music』が凄すぎて
この1週間というもの他のアルバムが
全く聴けなくなってしまっています。
同時購入したCDは手付かずのままの状態です。
"slow to criticize"を心がけようと思っていますが
『Steve McQueen』と『Jordan: The Comeback』の
過去の名盤2枚をも凌ぐ好内容、
つまりPrefab史上最高傑作といって良さそうです。
試しに今日、2作前の麗しいアルバム
『Andromeda Heights』を聴いてみましたが
『Let's Change~』を聴いた後では物足りなく感じました。
久しぶりに開かれる同窓会に行こうかどうしようか
迷っているのと同じような心境で
このアルバムを聴こうかどうしようか踏ん切りがつかないのなら
だまされたと思って聴いてみてください。
すべてが"あの頃"のようです。
先日書いたように5曲目以降の7曲の出来が素晴らしすぎます。
なかでも5曲目の「Music Is A Princess」、
この曲の美しさと切なさは言葉では語りつくせそうにありません。
当ブログのタイトルは『MUSIC IS THE SCENERY』ですが
いっそのこと『MUSIC IS A PRINCESS』に改名してしまおうか
そんなことを考えさせられてしまうほどです。
続く「Earth: The Story So Far」はスケールの大きい
独創的なメロディーを持つ透明感溢れる曲、
「Last Of The Great Romantics」はゆったりした
タイトルどおりのロマンティックな曲、
「Falling In Love」はPaddy流のストレートな王道ポップで
アルバム中2番目に好きな曲、
「Sweet Gospel Music」はファルセットを使った
少しソウルフルな面を見せる曲でこれも出色、
「Meet The New Mozart」は
「Carnival 2000」や「Hey Manhattan」に少し似た
ミュージカル風の雰囲気を持つ凝った曲、
ラストの「Angel of Love」は「Pearly Gates」のような
じっくりと歌い上げてくれる佳曲です。
それから例のラップで始まる1曲目の「Let There Be Music」は
何度か聴くうちに
19年後の「Jordan: The Comeback」(タイトル曲の方)なのかな
という思いがしてきました。
というように過去の曲を思い浮かべながら何度も何度も聴いています。
① Let There Be Music ♪
② Ride ♪
③ I Love Music ♪
④ God Watch Over You ♪
⑤ Music Is A Princess ♪
⑥ Earth: The Story So Far ♪
⑦ Last Of The Great Romantics ♪
⑧ Falling In Love ♪
⑨ Sweet Gospel Music ♪
⑩ Meet The New Mozart ♪
⑪ Angel of Love ♪