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過去に書いたつもりでいましたが
実はまだ書いていなかったPrefab Sproutの『Protest Songs』。
このバンドの作品の中では恐らく一番地味な1枚です。
名作2ndアルバム『Steve McQueen』リリース直後の
85年秋にわずか2週間で完成し
3rdアルバムとして86年初めにも発表される予定でしたが
同時期に2枚のアルバムが市場に出て
ファンが混乱することを恐れたCBS UKの反対により
とりあえずお蔵入りとなった1枚。
結局は4thアルバムとして89年に発表されています。
Thomas Dolbyプロデュースの音に厚みのある『Steve McQueen』
躍動感あふれる3rd『From Langley Park to Memphis』
今作はその後の発売という順番のずれのせいで
どちらかというと1st『Swoon』に近いこのアルバムのサウンドは
初め聴いた時は進化よりは退化を感じさせられましたが
シンプルながらも個々の曲の持つ基本的な部分では
かなり良さが光る作品で聴けば聴くほど味が出てきます。
発表時のCBS UKのプレス・リリースには
Bruce Springsteenの『The River』『Born in the U.S.A.』の
名作2枚のアルバムの間に出された
『Nebraska』的なポジションだと書かれたとのことです。
まだまだ少し書きたいことがありますが
かなりの長文になってしまいそうなので次回に続く。
The World Awake → ♪ (46曲目)
Life of Surprises → ♪
Horsechimes → ♪ (18曲目)
Wicked Things → ♪ (19曲目)
Dublin → ♪
Tiffanys → ♪
Diana → ♪
Talking Scarlet → ♪
'Til the Cows Come Home → ♪
Pearly Gates → ♪
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