Al Stewartの75年の6作目。プロデューサーにAlan Parsonsを起用した最初のアルバムです。
Al Stewartといえばこの作品の1枚後の洗練された7作目「Year of the Cat」が有名ですが、聴き比べてみると「Modern Times」の方がヴァラエティに富んでいて曲の良さでは1枚上のような気がします。初期の頃の私小説的な部分は、74年の前作「Past, Present and Future」からは完全に影を潜めていますが、どこか翳りのあるノスタルジックな音楽です。
オープニング・ナンバーの「Carol」は、彼の曲の中では個人的に一番好きな曲で、79年の来日公演でのアンコール・ナンバーです。「Not the One」や「What's Going On」あたりもとてもよくできた曲ですが、それ以上に「Apple Cider Re-constitution」「The Dark And The Rolling Sea」「Modern Times」のラスト3曲の流れは完璧です。学生時代には本当によく聴いたもので、多分今までで一番聴いた回数が多いのがこの作品かもしれません。
Sirens of Titan↓
http://www.myspace.com/alstewartmusic
The Dark And The Rolling Sea ↓
http://www.youtube.com/watch?v=jl16BCqvTYs
Apple Cider Re-constitution ↓
http://www.youtube.com/watch?v=LUCsiMA-pe0
Modern Times ↓
http://www.youtube.com/watch?v=V3eVqFFzTIE
おまけ
Shot In The Dark / Playing With Lightning
Al Stewartのバック・バンドのデビュー曲です ↓
http://www.youtube.com/watch?v=TrKgr4XKfbI
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