The Pale Fountainsといえば84年のファースト・アルバム「Pacific Street」がネオアコの名盤としてあまりにも有名です。そして85年のセカンド「・・・From Across The Kitchen Table」は少し硬質のサウンドでコアなファンに人気があります。ヴァージンからリリースされたこの2枚のアルバムを残して解散。そして13年後、98年にドイツのマリーナ・レーベルからリリースされた初期のレア音源を集めたコンピレイション盤が「Longshot For Your Love」です。このアルバムはヴァージン移籍前のクレプスキュール傘下オペレイション・トワイライト時代の音源と、ライヴ(スタジオ・ライヴ含む)音源、ヴァージンでのシングル曲のカップリング曲で構成されています。
このアルバムの何がすごいかというと、デビュー・シングル『Just A Girl』のオリジナルが聴けることです。『Just A Girl』は、「Pacific Street」にもボーナストラックとして収録されていますが、こちらはRobin Millarのプロデュースによる別ヴァージョンです。このヴァージョンもオーケストレイションを用いた美しい曲に仕上がっていますが、オリジナルの方の原石の輝きは強烈です。哀愁を帯びたトランペットで始まり、Michael Headの今にも泣きそうなヴォーカル、スパニッシュ風のギター、美しいヴァイオリンが絶妙に絡み合い、静かながらもエモーショナルに盛り上がっていきますが、結局は不完全燃焼で終わる感じの儚い曲です。現在進行形の青春を少しぎこちない形で具現化した隠れた名曲です。
他にも、オーケストレイションがきれいな彼らの代表曲『Thank You』のネオアコ・ヴァージョンとでもいえそうなJohn Peel Sessionでのテイク、ここでしか聴けない『The Norfolk Broads』と『Hey There Fred』、クレプスキュールのクリスマス・コンピにも収録されたアコギの弾き語りの『Benoit's Christmas』、Deniece Williamsの曲の名カヴァー『Free』、クレプスキュールのコンピにも収録されたJohn Barryのカヴァー『We Have All The Time In The World』、先ほど触れた『Just A Girl』の別ヴァージョン、そしてラスト13曲目の後には隠しトラックとしてBurt Bacharachの名曲『Walk On By』のカヴァーのライヴ音源がアンコールの形で収録されています。おそらくこのCDを聴いた後では名作の「Pacific Street」でさえも少しオーヴァー・プロデュースに感じてしまうほど、生々しい青春がぎっしりと詰まっています。
『Just A Girl』だけでしたら橋本徹氏が監修したネオアコ・コンピの3部作、カフェ・アプレミディのクレプスキュール編にも収められています。もしそれらを聴いてこの曲が気に入られましたら、「Longshot For Your Love」をオススメします。ジャケットはシングル『Thank You』と同じで、文字通り「The Pale Fountains」です。
1曲目が『Just A Girl』です。↓
http://www.indigo.de/unser_programm/titel/84963/
『Thank You(John Peel)』。映像は関係ありません↓
http://www.youtube.com/watch?v=nDJkC3AJ83M
このアルバムの何がすごいかというと、デビュー・シングル『Just A Girl』のオリジナルが聴けることです。『Just A Girl』は、「Pacific Street」にもボーナストラックとして収録されていますが、こちらはRobin Millarのプロデュースによる別ヴァージョンです。このヴァージョンもオーケストレイションを用いた美しい曲に仕上がっていますが、オリジナルの方の原石の輝きは強烈です。哀愁を帯びたトランペットで始まり、Michael Headの今にも泣きそうなヴォーカル、スパニッシュ風のギター、美しいヴァイオリンが絶妙に絡み合い、静かながらもエモーショナルに盛り上がっていきますが、結局は不完全燃焼で終わる感じの儚い曲です。現在進行形の青春を少しぎこちない形で具現化した隠れた名曲です。
他にも、オーケストレイションがきれいな彼らの代表曲『Thank You』のネオアコ・ヴァージョンとでもいえそうなJohn Peel Sessionでのテイク、ここでしか聴けない『The Norfolk Broads』と『Hey There Fred』、クレプスキュールのクリスマス・コンピにも収録されたアコギの弾き語りの『Benoit's Christmas』、Deniece Williamsの曲の名カヴァー『Free』、クレプスキュールのコンピにも収録されたJohn Barryのカヴァー『We Have All The Time In The World』、先ほど触れた『Just A Girl』の別ヴァージョン、そしてラスト13曲目の後には隠しトラックとしてBurt Bacharachの名曲『Walk On By』のカヴァーのライヴ音源がアンコールの形で収録されています。おそらくこのCDを聴いた後では名作の「Pacific Street」でさえも少しオーヴァー・プロデュースに感じてしまうほど、生々しい青春がぎっしりと詰まっています。
『Just A Girl』だけでしたら橋本徹氏が監修したネオアコ・コンピの3部作、カフェ・アプレミディのクレプスキュール編にも収められています。もしそれらを聴いてこの曲が気に入られましたら、「Longshot For Your Love」をオススメします。ジャケットはシングル『Thank You』と同じで、文字通り「The Pale Fountains」です。
1曲目が『Just A Girl』です。↓
http://www.indigo.de/unser_programm/titel/84963/
『Thank You(John Peel)』。映像は関係ありません↓
http://www.youtube.com/watch?v=nDJkC3AJ83M
ネオアコで検索したら来ました(笑)。
まったく同感です!
(^0_0^)
1stよりもこちらの方が魅力的ですよね!
またよさせて頂きますね。
コメントありがとうございます。
ネオアコ関連では、
このアルバムが一番好きです。
Michael Headの現在のバンド
Shackもよく聴いています。
また遊びに来てください。
そのラッキーソウルを楽しみにしているのですが…予約しているHMVではナゼか発売日が延び延びになってます(;へ;)
延びて昨日発売だったのが、
また延びて6/3予定になりましたよ(;へ;)
リプレスが遅れてるみたいですね凸(>g<;)
私もHMVですが、3月にまず予約をして
一度、発売日変更のメールが来ましたが
結局は当初予定の4月17日に届きました。
運が良かったようです。
インディーズ専門の小さなショップなどでも
一度入荷されて即完売のようです。
早く手に入ると良いですね。