「羊と鋼の森」

本屋さんに行ってまず見るのは新刊。
知ってる作家さんの本があれば問題ないけれど、なければ何かの賞を取った本に目がいく。
この本も本屋大賞受賞作だから購入に至った。
「羊と鋼の森」⇒（宮下奈都作）
主人公は新米調律師。
高校２年の時に偶然ピアノの調律を目にし、調律に魅せられて調律師になった。
青年はピアノどころかクラシックも聞いたことがなかったし、音楽とは無縁の生活をしていた。
知ることは何でも勉強になると個性豊かな３人の先輩調律師に聞いたり調律の現場をみたりしながら成長していく姿を描いてる。

「羊と鋼の森」と不思議なタイトルだけど、羊と鋼はピアノを構成する素材らしい。
「森」は人生であったり世界を意味しているらしい。


感想：さくって読めた。
　　　旋律を思わせる文章で、緩やかに柔らかく包み込むようだったわ。
　　　素敵だなぁ～、ステキな主人公だなぁ～、素敵な職業だなぁ～って思いながら読んでた。