この本も購入予定だったけど、ABちゃんが先に買った。
ABちゃんが回してくれた。
「闇に香る嘘」⇒(下村敦史作)
主人公は、41歳で失明した村上和久。
和久は孫の為に腎臓移植を望むが適さないと診断された。
自分がダメなので親族の兄(竜彦)に頼むのだが、移植どころか検査さえも拒絶された。
優しかった兄が別人に思え、兄に疑念を抱く。
そんな時に実の兄は自分だと名乗る中国名の男が現れる。
兄は41年間中国で養父母に育てられた中国残留孤児。
27年前に永住帰国したが、その時和久は既に失明していたので兄の容貌は視認できなかった。
兄と思ってる男は誰か? 本当の兄は?
ミステリー小説。
江戸川乱歩賞受賞作。
感想:面白かった。
先が想像できなくて、常に興味津々で読んでた。
さすが受賞するだけのことはあるわ。
寝ようと思って本を閉じても、続きが気になって再度読みだしてた。
ほぼ徹夜一気読み。