堂場瞬一さんのスポーツ小説は初めて。
私が知らなかっただけで、「8年」というスポーツ小説があったらしい。
「ホーム」は「8年」の主人公と同じだけど、主人公の20年後らしい。
「ホーム」⇒(堂場瞬一作)
主人公は、アメリカ野球チームの投手コーチをしている藤原雄大。
藤原は、20年前に30歳でアメリカへ行って大リーグでピッチャーをしていたが、引退後もアメリカにとどまって新戦力を探すコーチをしていた。
そんな藤原のところに、東京オリンピックのアメリカ代表監督の話が持ち込まれる。
監督の経験が全くない藤原は、選抜選手の入れ替えと引き換えに監督を引き受ける。
藤原が目をつけたのは、日本の高校野球で天才バッターと言われた芦田大介。
芦田はプロにならずに大学へ進学しているし、二重国籍を持つ19歳の青年。
藤原は芦田をアメリカチームに引き入れてオリンピックに挑むのだが.....。
スポーツ小説。
感想:日本チームがWBC優勝で盛り上がったばかりやから、面白かった。
他のスポーツでは対戦国の監督が日本人ってことはあるけど、野球はないもんなぁ~。
日本人の心の狭さが情けないなぁ~って思いながら読んだわ。(個人的感想^^;)
久しぶりに一気読み。
面白かった。