万緑に埋め尽くされた森の家 奥様の葬針槐の香
(昨日、知人の奥様が亡くなられました。「森の家」は呼人坂の途中にあります。)
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あちらこちらでニセアカシアの花が咲きだしました。
ニセアカシアは北米原産で、植物学上の標準和名はハリエンジュ(針槐)。
日本には150年ほど目に渡来した。
蜜源植物として重要で、街路樹、公園樹、砂防・土止め用の植栽、材は器具用等に用いられる。季語は夏である。
一般的に使われる名称であるニセアカシアは、「pseudo=よく似た acacia=アカシア」をラテン語から直訳したものである。
和名のハリエンジュは古くから珍重されるエンジュに似ているが、針棘が発達することからついた。
ニセアカシア=針槐(ハリエンジュ)の花言葉はは、「慕情」。
北アメリカ原産で、ヨーロッパや日本など世界各地に移植され、野生化している。
根粒菌が窒素固定するため、痩せた土地でもよく生育する特徴を持つ。
ニセアカシアは日本での分布も広く、並木では北海道札幌市中心部の北1条通りで6月に開花する「アカシア並木」、東京都稲城市の多摩川右岸で4月末から5月初旬に開花する「アカシア通り・アカシア林&散策路」などがよく知られる。
アジアでは、中国遼寧省大連でロシア・日本領有時代から多く植栽され、市中心部の「アカシアの大連」とも称される「アカシア大通り」では毎年アカシア祭りが開催され、市郊外でアカシアの花の蜂蜜も豊富に採れる。
花期は初夏(5 - 6月)で、白色の蝶形花を下垂する。
強い芳香のある白い蝶形の花は、10 - 15cm ほどの房状に大量に咲かせる。
果期は10月で、花の後に平たい5 cmほどの鞘に包まれた4 - 5個の豆ができる。
きれいな花が咲き、観賞用として価値が高いことからもともとは街路樹や公園用として植栽された。
しかしひとたび邪魔になると、繁殖力が強く、根から根萌芽が多数出ることや、切り株からの萌芽力が極めて高いことなどで難駆除雑木、侵略的外来種として嫌われる。
利用価値は高いが、トゲがあるのが難点であるものの、チンタオトゲナシニセアカシアというトゲのない改良品種も作出されている。
北海道では花穂を天ぷらにして食べるほか、新芽は和え物や油炒めで食べることができる。
花をホワイトリカー等につけ込んでつくるアカシア酒は強い甘い花の香りがする。精神をリラックスさせる効果があると言われる。
花から上質な蜂蜜が採れ、有用な蜜源植物である。
ニセアカシアを蜜源として利用する地域は東日本に多く、2005年のはちみつ生産量の44%がニセアカシアによる。
特に長野県では蜂蜜の74%がニセアカシアの花を「みつ源」としている。
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呼人坂の呼人地区近くはニセアカシアの群生地になっていて、花が咲きだすと甘い香りがします。
花穂の酢の物が好きなので採りに行ったことがありましたが、棘がびっしりで採れなくて帰ってきたことがありました。
もっと簡単に採れると良いのですが。
ミモザといい、ニセアカシアといい、アカシア系は大好きなのに寄ってきてはくれないようです。
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15日にはまた母が帰ってくるので、何が食べたいかそろそろ聞いておかなくちゃ。
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