Chef's Note

『シェフの落書きノート』

気仙沼産の鰹

2005-10-14 | 美味しいお話
魚屋の谷やんは、三陸は宮城県の気仙沼漁港の『もどり鰹(かつお)』にこだわる。
紫外線殺菌、冷海水で築地に直送される丸々太った鰹だ。

鰹は、春先から初夏にかけて…東シナ海から黒潮にのって北上する。
この頃の鰹は、初鰹と呼ばれ北上して大きく太って帰ってくる鰹をもどり鰹と言う…。

三陸で水揚げされ気仙沼とうたわれる、このタイプの鰹は、値段も上…味も上!

そんなに売れていないのに…仕入れもまだまだ少ないのに…。
何故か、谷やんの持ってくる魚は、超こだわりのものばかり…。

昨日、書いた『鰤(ぶり)』にしても…
そうなのだが…。

しかし…うちのお客様…。
そんな谷やんの気持ち等…露知らず…である。

今日のランチは、鰤(ぶり)と鮪(まぐろ)の刺身の盛り合わせ。
(カルパッチョをランチに出しても…でしょ?だからお刺身…)

当て馬は…Bランチ『でっかい牛挽きハンバーグ』

先に無くなるのは…Bランチ…。

1時過ぎにはSold Out!
売り切れ…

何故か、ハンバーグをやると注文は、ハンバーグに集中する。

なんでハンバーグが、そんなにいいの?


でも、いいさ…。
わかってくれる本当の味を求めている人もいるから…。

明日のランチは…『天然ぶりと気仙沼のもどり鰹の刺身盛り合わせ』!

売れても売れなくても…谷やんの魚屋根性に最高に感謝!

今に…『わかるお客様のこだわりの店』にしてみせる。

ブログとホームページだけで公開する『裏メニュー』検討中!

谷やん…絶対にこのブログの更新を楽しみしてくれているオイラの友人と仲間の人達には、必ず伝わっているから…

めげないで頑張ろうぜ!

売るぞ!

(写真上は、気仙沼の鰹。写真下は昨日かいた『天然ぶりのカルパッチョ』)
(カルパッチョ等の盛り付けは、その日によって変わることがあります…)




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