見る目

前職の折、私は異業種交流の会に多く参加していました。
多くは自営業や各会社の幹部の集まりですが、実にさまざまな職業の方がいました。
私は、学校を卒業してから会社は移りましたが、建設業という業種を離れた事はありません。
その中での「交流」や「物の見方」しか知りませんでしたが、「業種が変われば何とやら」で
実に新鮮な「物の見方」「交流の仕方」が有ることを知りました。

物体とは、360度から見る事ができ、一方からでは、360分の１しか見ていないわけです。
物体であるなら外見である程度わかりますが、人間はそうはいきません。
外見よりもむしろ、内面を見なければ判断できません。「人を見る目」とよく言いますが、
それは見る人豊かな見識と人格が備わっていなければ見れないものだと思います。
それには人であれ、物であれ、色々な方向から見れる目を養っていかなければならないのですね。
一生をかけて・・・。