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エドワード英王子が新たなエディンバラ公に 故フィリップ殿下が長く保持した爵位

2023年3月11日


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新たにエディンバラ公となったエドワード英王子

イギリス国王チャールズ3世は10日、弟のエドワード王子にエディンバラ公爵位を授けた。英王室バッキンガム宮殿が発表した。

エドワード王子は、故フィリップ殿下と故エリザベス女王の第4子で、王位継承順位は第13位。今回、59歳の誕生日に合わせてエディンバラ公となった。

エディンバラ公爵位はフィリップ殿下と強く結びついている。フィリップ殿下は1947年、エリザベス女王との結婚時に同爵位を授けられ、2021年に亡くなるまで70年以上、保持していた。

バッキンガム宮殿は声明で、「新たなエディンバラ公爵夫妻は誇りをもって、あらゆる経歴の若者たちが、その可能性を最大限に発揮できるよう、機会を与えるというフィリップ殿下のレガシーを引き継ぐ」と述べた。



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故フィリップ殿下とエドワード王子、2012年に撮影


より重要な役割も

エドワード王子は、今年5月のチャールズ国王の戴冠式にフィリップ殿下とつながりの深い称号で参加することになる。

エディンバラ公は特別な爵位だが、土地や収入は付随していない。また、世襲制ではないため、エドワード王子が亡くなった後には子供たちではなく、別の主要王族が引き継ぐことになる。

第3子のヨーク公アンドリュー王子が公務から退いているため、今後もエドワード王子により重要な役割があてがわれる可能性があるという。

イギリス議会は昨年の時点ですでに、第2子のアン第一王女とエドワード王子に、国王の公務を代行できる「Counsellor of State(国務参事官)」の地位を与えるよう、法改正を行っている。

エドワード王子がこれまで保持していたウェセックス伯爵位は、息子のセヴァーン子爵ジェイムズ氏が受け継ぐ。娘のレイディー・ルイーズ・ウィンザーの称号に変更はない。

新たなエディンバラ公とソフィー公爵夫人はこの日、スコットランドの首都エディンバラを訪問。ウクライナ難民を支援してきたボランティアを激励するイベントに参加した。

一方、反君主制の活動家らは、「誕生日プレゼント」として爵位を与える前に「エディンバラ市民の意見」を考慮すべきだったと批判している。

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2023 年 3 月 7 日公開


国王と王妃はコルチェスターで 1 日を過ごし、最近受賞した都市を地元のコミュニティと共に祝いました。


コルチェスター城

発言はコルチェスター城で始まりました。ここで両陛下は、コミュニティ グループ、ボランティア、地元企業、保護プロジェクト、芸術団体とともに、コルチェスターが最近授与された都市の地位を祝いました。



コルチェスターは 2022 年 11 月に正式に市となり、エリザベス 2 世女王のプラチナ ジュビリー祝賀会でその地位が与えられました。
キャッスル パークで、国王と王妃は、昨年、コルチェスター市のステータス パレードに参加した慈善団体、ボランティア、コルチェスターに定住した難民などの人々に会いました。



城内のレセプションで、両陛下はエセックス ネイティブ オイスター レストレーション イニシアチブなどの組織の代表者と面会しました。地元の低所得の子供たちとその家族に無料の温かい食事を提供する現代アート ギャラリー、Firstsite。Next Chapter は、地域の生存者を支援する家庭内暴力の慈善団体です。

訪問は、コルチェスター動物園のアニマルケアチームに会い、保護活動について聞くことで終わりました.キングとクイーンコンソートは、動物園の最新の追加であるダラという名前の赤ちゃんシロサイの選択された名前を明らかにしました.




コルチェスター図書館

コルチェスター図書館では、キングとクイーン コンソートがアフタヌーン ティーに参加し、地元のボランティア、サービス利用者、シルバー ラインのスタッフと一緒にエイジ UK に参加し、地域全体で慈善団体が提供する支援と高齢者へのプラスの影響について聞きました。



プリンス オブ ウェールズとして、陛下は 2010 年にパトロン オブ エイジ UK になり、困っている高齢者に情報、サポート、友情、アドバイスを提供しています。

コーンウォール公爵夫人として、クイーン コンソートは 2017 年にシルバー ラインのパトロンになりました。情報、安心感、快適さが必要な高齢者が昼夜を問わず無料で秘密厳守のヘルプラインを利用できます。

図書館にいる間、王妃は図書館の「リテラシー コーナー」で地元の作家、子供、サポーター、ボランティアの集まりに参加し、エセックスの読書年を祝いました。



郡全体のキャンペーンは、子供や若者が生涯にわたる読書への愛情を発見し、エセックスのすべての子供が年齢レベル以上で読めるようにするために設立されました.

女王陛下は、地元のマーキュリー劇場の俳優が演じる、不思議の国のアリスとマッドハッターのキャラクターによって文学コーナーに迎えられました。マーキュリー シアターは図書館と緊密に協力して、人気のある児童書の読み聞かせを企画し、文学に命を吹き込みます。



クイーン コンソートは、コルチェスターの地元であり、エセックスの読書年を熱烈に支持している、放送作家で児童文学作家のダーモット オリアリーと、地元作家のフランク コットレル=ボイスが文学コーナーに参加しました。
 













2023 年 3 月 8 日公開



プリンセス オブ ウェールズは、夫のプリンス オブ ウェールズから引き継ぎ、昨年大佐になって以来、初めてアイリッシュ ガーズ大隊第 1 大隊を訪れました。


1900 年にビクトリア女王によって結成されたアイリッシュ ガーズは、歩兵戦闘の専門家です。彼らの専門分野には、偵察、機関銃や迫撃砲による敵軍との交戦、対戦車作戦が含まれます。

訪問中、殿下はソールズベリー平原の訓練場でアイリッシュ ガーズが行っている作業について直接耳を傾け、戦場での死傷者訓練に参加して、死傷者シミュレーション演習中に負傷した兵士にケアを提供しました。


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王女は、最近、東アフリカ全体で治安部隊支援任務に派遣され、外国軍を訓練および支援する第 1 中隊および第 2 中隊の警備員に会いました。プログラムのタスクには、密猟対策に関するパーク レンジャーのトレーニングが含まれます。

王女はまた、第 3 中隊のメンバーと一緒に、医療訓練と負傷者の訓練を見学しました。これには、現在アイルランド警備隊がウクライナ軍に提供している地雷除去訓練である防爆兵器に関する概要が含まれていました。














2023 年 3 月 1 日公開

このパレードは、プリンス オブ ウェールズが連隊大佐になって以来、初めてウェールズ近衛兵を訪問したものです。


パレード中、プリンス オブ ウェールズは将校と衛兵にネギを贈り、聖デイビッドの日パレードの伝統的な部分である隊列に沿ってネギを配りました。

パレードは行進で締めくくられ、殿下はロイヤル サルートを受け取り、スピーチを行いました。



今日、あなたの新しい大佐としてあなたの前に立つことができて光栄であり、嬉しく思います。同時に、父が今日ここに別れを告げるためにここにいられなかったことを残念に思いますが、父は、あなたたち全員に対する彼の激しい誇りと賞賛、そして前に進むことへの彼自身の悲しみについて話すことを知っています. 1975年以来、彼が大切にしてきた任命から。


パレードに続いて、両殿下はプリンス オブ ウェールズの会社と一緒に公式写真撮影を行いました。
その後、王子と王女は連隊の家族と、現在英国でウクライナ軍の訓練を支援している第 5 王立オーストラリア連隊 (5RAR) の部隊と面会しました。



1915 年 2 月 26 日、国王ジョージ 5 世の命令によりウェールズ近衛兵が編成され、イギリスの国々と同一視された歩兵連隊の全国的な補完を完了しました。



連隊は当初、イングリッシュ・グレナディア・ガーズとコールドストリーム・ガーズ、スコッツ・ガーズ、アイリッシュ・ガーズと並んで配置された. 2 日後、大隊は 1915 年 3 月 1 日の聖デイビッドの日、バッキンガム宮殿で最初の近衛兵を配置しました。

国王は 1975 年から 2022 年まで連隊の大佐でした。陛下は現在、家庭部門の連隊の最高大佐です。 






 


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エドワード英王子が新たなエディンバラ公に 故フィリップ殿下が長く保持した爵位

2023年3月11日


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新たにエディンバラ公となったエドワード英王子

イギリス国王チャールズ3世は10日、弟のエドワード王子にエディンバラ公爵位を授けた。英王室バッキンガム宮殿が発表した。

エドワード王子は、故フィリップ殿下と故エリザベス女王の第4子で、王位継承順位は第13位。今回、59歳の誕生日に合わせてエディンバラ公となった。

エディンバラ公爵位はフィリップ殿下と強く結びついている。フィリップ殿下は1947年、エリザベス女王との結婚時に同爵位を授けられ、2021年に亡くなるまで70年以上、保持していた。

バッキンガム宮殿は声明で、「新たなエディンバラ公爵夫妻は誇りをもって、あらゆる経歴の若者たちが、その可能性を最大限に発揮できるよう、機会を与えるというフィリップ殿下のレガシーを引き継ぐ」と述べた。



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故フィリップ殿下とエドワード王子、2012年に撮影


より重要な役割も

エドワード王子は、今年5月のチャールズ国王の戴冠式にフィリップ殿下とつながりの深い称号で参加することになる。

エディンバラ公は特別な爵位だが、土地や収入は付随していない。また、世襲制ではないため、エドワード王子が亡くなった後には子供たちではなく、別の主要王族が引き継ぐことになる。

第3子のヨーク公アンドリュー王子が公務から退いているため、今後もエドワード王子により重要な役割があてがわれる可能性があるという。

イギリス議会は昨年の時点ですでに、第2子のアン第一王女とエドワード王子に、国王の公務を代行できる「Counsellor of State(国務参事官)」の地位を与えるよう、法改正を行っている。

エドワード王子がこれまで保持していたウェセックス伯爵位は、息子のセヴァーン子爵ジェイムズ氏が受け継ぐ。娘のレイディー・ルイーズ・ウィンザーの称号に変更はない。

新たなエディンバラ公とソフィー公爵夫人はこの日、スコットランドの首都エディンバラを訪問。ウクライナ難民を支援してきたボランティアを激励するイベントに参加した。

一方、反君主制の活動家らは、「誕生日プレゼント」として爵位を与える前に「エディンバラ市民の意見」を考慮すべきだったと批判している。


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ヘンリー王子とメーガン妃が、長女リリベット王女の洗礼式をカリフォルニアの自宅で行った。
2023年3月9日




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メーガン妃に年齢「さば読み」疑惑が浮上、YouTube動画に注目集まる...真相を検証


2023年3月11日(土)11時01分
ジャック・ロイストン


メーガン妃(2022年12月) Andrew Kelly-Reuters

<メーガン妃は実際の年齢より3歳若く「さばを読んでいる」とするYouTube動画が話題に。その「真相」を独自に検証した>

メーガン・マークル(英サセックス公爵夫人)は今年、42歳になる。しかし最近、実は彼女は年齢を偽っており、本当は45歳だという主張がネットで話題となっており、その根拠を示すというYouTubeの動画が注目を集めている。


2021年8月に40歳の誕生日を迎えたメーガン妃。公的文書では生年月日は「1981年8月4日」とされている。夫のヘンリー王子より3歳年上、ウィリアム皇太子と妻のキャサリン妃より1歳年上ということだ。

だがYouTubeチャンネル「Royal Massive」は2月9日、「メーガンは実際は45歳! (異母姉の)サマンサがメーガンの実年齢を裁判で暴露。1977年生まれだった」と題した動画を投稿した。

動画のナレーターはこう説明している。「姉が提出した裁判書類には、メーガンは1977年生まれだと書かれている。メーガン本人も、2021年にロンドンで行われた別の裁判で本当の年齢を明かしている」

動画はまた、メーガン妃を「ピノキオ」と呼ぶTwitterのコメントを紹介している。

「彼女が実年齢を明かしていることに、あなた(サマンサ)は気づいたのだ。ピノキオは、あなたが提出した文書の中で、サマンサが町の反対側に引っ越したのは15歳の時で、自分は2歳だったと述べている。

つまり、2人の年齢差は13歳だ。1964年11月生まれのサマンサは、いま57歳。ピノキオは13歳年下。このうっかりミスで、ピノキオは44歳であることがバレてしまった」


動画はさらに、その裁判書類は、メーガン妃がケンジントン宮殿の元報道官ジェイソン・クナウフに対して送ったメールであるとするTwitterの投稿を引用。

メールには、メーガン妃がクナウフに対し、自らの評伝『自由を求めて』の著者と共に検討するよう求めた「事実」が含まれていると、その投稿は指摘している。

動画のナレーターは、「彼女は38歳の夫よりあまり年上に見えないように、自分の年齢を偽っていると人々は考えている。

メーガン・マークルが45歳である可能性はあるのだろうか。彼女はその嘘を突き通すのに十分なお金を持っており、理論的にはあり得る」と述べている。


メーガン妃は40歳の誕生日を迎えた際、自身のウェブサイト「アーチーウェル」にこんなメッセージを公開した。「40歳の誕生日と、感謝している多くのことについて考えると、時間は最も素晴らしく、最も大切な贈り物の1つであると痛感する」


「年齢詐称」疑惑の真相を探る

系図など家族の記録を管理・提供している「ファミリーサーチ」によると、レイチェル・メーガン・マークル(メーガン妃の本名)の生年月日は、米カリフォルニア州の1905〜1995年の出生記録に「1981年8月4日」と記載されている。これはメーガン妃の説明と一致しており、YouTubeの動画とは相容れない。

この生年月日は、メーガン妃とヘンリー王子が英国の会社(サセックス・ロイヤル)を保有していた際に、企業登記局に提出された公式文書の内容とも一致している。

なお異母姉のサマンサ・マークルは、『自由を求めて』の内容や、メーガン妃がオプラ・ウィンフリーに語った自身との関係についての発言をめぐり、メーガン妃を相手取って名誉毀損訴訟を起こしている人物だ。

とはいえ、サマンサがメーガン妃の年齢詐称を暴露したという主張がどこから出てきたのかは不明だ。サマンサの著書『Diary of Princess Pushy's Sister(原題)』では、メーガン妃の誕生日は1977年ではなく1981年8月となっている(日にちは出生記録とやや異なっている)。

サマンサの名誉毀損の訴状でも、メーガン妃が1977年生まれであるとは述べていない。ニューズウィークが確認した裁判書類には、YouTubeの動画の主張とは異なり、「幼少期、公爵夫人は17歳の年齢差にもかかわらず、姉ととても仲が良かった」と記されている。

サマンサは著書で、自身が生まれたのは1964年11月と書いており、17歳の年齢差であれば、メーガン妃が生まれたのは本人の説明どおり、1981年となる。

YouTube動画のメールに関する主張は、メーガン妃が、父親に送った手紙を公開したタブロイド紙メール・オン・サンデーに対して起こした別の訴訟の証拠をもとにしているとみられる。

元報道官のクナウフは、2018年12月にメーガン妃が彼に送ったメールを証拠として裁判所に提出した。メールは2021年11月に控訴院を通じて公開され、クナウフが『自由を求めて』の共著者であるオミッド・スコビーとキャロリン・ドゥランドと行ったミーティングの前に、メーガン妃から伝えられた言葉が記されている。


メールで2つの「年齢差」を示したメーガン

ニューズウィーク確認したメーガン妃のメールには、こう書かれている。「ドリア(母親)は、メーガンが2歳のときにトム(父親)のもとを去った(45分離れた町の反対側に引っ越した)。彼の他の子供たちは15歳と17歳だった」

「トム・ジュニアとサマンサは同じ年に高校を中退し、父親の家を出た。16歳の年齢差があるメーガンは赤ちゃんだったため、最低限の交流しかなかった」

このメールに登場する2つの「年齢差」は、明らかに計算が合っていない。最初の記述ではサマンサと13歳差、トム・ジュニアと15歳差だとしているのに、その後の文章では年齢差を16歳だと述べているのだ。

メーガン妃はメールの中で何らかの混同を起こしたのかもしれない。少なくともYouTube動画で示された情報に関する今回の調査で、彼女が本当は41歳ではないことや、年齢を偽っていることをはっきりと示す証拠は何も見つからなかった。

カリフォルニア州の出生記録にも英国の企業登記局に提出された公的文書にも、メーガン妃の生年月日は1981年8月4日と記載されており、これは彼女の公式発表と一致する。さらに、サマンサの著書も名誉毀損の訴状も、むしろメーガン妃の説明を裏付けていると言えるだろう。













Kate Middleton's New Style Shows She 'Means Business' As Princess of Wales
2023年03月11日(土)10時42分
ジェームズ・クロフォード=スミス


アレキサンダー・マックイーンの深い紫色のパンツスーツでボストン・ローガン国際空港に到着 POOL New-REUTERS


<かつて水玉模様のドレスで楽しくフェミニンで、皆が親しみを持つような軽やかなキャサリン妃のファッションが「ヘビー級」に変身したのはなぜ?>

皇太子妃となって半年、キャサリン妃のファッションスタイルが「真面目」かつ「ビジネスライクな雰囲気」に進化している。

チャールズ3世が国王としての最初のスピーチを行った際、次のように述べている。

「今日、私は『プリンス・オブ・ウェールズ』が[ウィリアム皇太子に]引き継がれることを誇りに思います。その称号は長い間、私が担ってきたものでした。キャサリン妃とともに国の議論を刺激し、リードし、日陰になっているものにも焦点を当て、必要な支援が与えられるよう手助けしてくれることでしょう」

カミラ王妃は2005年にチャールズ皇太子(当時)と結婚してからエリザベス女王が逝去するまで、「プリンセス・オブ・ウェールズ」の称号を与えられていたが、公には使用してこなかった。

したがって、ダイアナ妃以来、初めてキャサリン妃が「プリンセス・オブ・ウェールズ」の称号を使用している。

王室ファッションの専門家でスタイリストのミランダ・ホルダーは本誌に次のように語った。

「キャサリン妃は皇太子妃になって以降、より真面目でビジネスライクな雰囲気になっていることは確かです。これは新しい地位の重みを反映したものです。かつて水玉模様のドレスで楽しくフェミニンで、皆が親しみを持った軽やかなキャサリン妃が「ヘビー級」に変身したということです」



2023年3月、ノルウェーのホーコン王太子とメッテ=マリット王太子妃を迎えたときはバーバリーの緑のパンツスーツを着用した



皇太子妃になってからは、3日間のボストン訪問から南アフリカのシリル・ラマポーザ大統領を迎えて行われた宮中晩さん会、そして自らのライフワークである幼児期の発達支援を行う「Shaping Us(シェイピング・アス)」など数々の公務をこなしてきた。

しかし、そこで見られたのは、かつてよく着用していたドレスではなく、シャープに仕立てられたパンツスーツやワイドパンツにタートルネックのセーター、そしてロングコートを合わせる姿であった。


「この半年で、パンツスタイルが多いのですが、以前のようなスカートやワンピースのほうが親しみがありました。全体的に形式的かつ、少し質素なときもあります。

それは公務は『ビジネス』であり、自分が求められていることを真剣に受け止め、自分が何を着ているかに注目されるのではなく、たずわっている公務に集中し、貢献したいと願っているからでしょう」


キャサリン妃がこれまでにも注意を払ってきたのは「色」である。国旗、花、風景など、衣装の色を通じて敬意を表し続けてきた。

「キャサリン妃は慎重かつ賢明に自分の色を選択しています。もちろん、エリザベス女王から『外交的な服装』の作法を学んだことは言うまでもありません」と先のホルダーは語り、次のように述べる。

「世界で最も写真に撮られる女性の1人として、キャサリン妃の衣装は華やかさや意味、象徴性などのあらゆる要素がメディアによって切り取られ、イメージが作られます」



2022年10月、皇太子妃となってウェールズ初訪問。ウェールズ国旗へのオマージュとして、赤のコートを合わせた Matthew Childs-REUTERS


このように真面目なファッションスタイルが目立つようになった一方で、何度か驚くべき衣装も見せている。もっとも顕著だったのが、英国アカデミー賞授賞式での衣装だった。

かつて着用したドレスをアレンジした上で再び着用し、印象的な黒のオペラグローブでスタイルを一新した。


「キャサリン妃は重要なイベントの際には、お気に入りのデザイナーであるアレキサンダー・マックイーンのドレスをいつも着ています。今年の英国アカデミー授賞式でも似たような衣装ではないかと予想していましたが、黒のオペラグローブに大ぶりのイヤリングなど、驚くべき要素がファッションに見て取れました」


今後のファッションスタイルの見せどころは直近では、5月に行われるチャールズ国王の戴冠式であろう。かつての戴冠式では、王室の女性たちは重厚な刺繡が施されたドレスにベルベットのマントを着用。そしてジュエリーとティアラを合わせている。

しかし、先のホルダーによるとキャサリン妃はあまり目立たない服装で参列することが見込まれるという。

「戴冠式は、厳かかつ伝統的な行事です。キャサリン妃は、いかにも『そこにいる』とはならないようにチャールズ国王よりも注目を集めないようにしなくてはなりません」



かつて着用したドレスをアレンジし、黒のオペラグローブと大ぶりのピアスにアクアズーラのパンプスを合わせた POOL New-REUTERS



2022年11月、南アフリカのシリル・ラマポーザ大統領を迎えた宮中晩さん会では、ジェニー・パッカムによる「エルズペス・ドレス」と名付けられたイブニングドレスで参加 POOL New-REUTERS





2023年3月6日(月)11時48分
ニューズウィーク日本版編集部


JACOB KINGーWPA POOL/GETTY IMAGES

<ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃は視察先のスポーツクラブで対決。運動神経抜群のキャサリン妃はロングスカートとハイヒールで競技に臨んだ>

英ヘンリー王子とメーガン妃の告発本騒動などどこ吹く風、兄夫婦は笑顔の絶えない日々を送っているようだ。

2月28日、ウェールズを訪れたウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃は視察先のスポーツクラブでスピンバイクのクラスに参加。

45秒間にどれだけこげるかを夫婦で競ったところ、ハイヒールを履いた皇太子妃の圧勝に終わった。









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