シリア騒乱と修羅の世界情勢

第三次世界大戦を阻止するブログです。

英国王室が舞台のドラマ「ザ・クラウン」で、ヘンリー王子のあの“黒歴史”を描く!? ヘンリー王子の「ナチスコスプレ事件」とは・・?

2023年03月17日 | 国際社会


ヘンリー王子 Photo: Shutterstock

ヘンリー王子の「黒歴史」が、ドラマに登場する可能性が浮上している。
現在、シーズン5まで公開されているネットフリックスの人気ドラマ「ザ・クラウン」。イギリス王室を舞台に、エリザベス女王の治世を基にしたストーリーで、チャールズ国王やダイアナ元妃といった実在の人物たちの姿が描かれている。


このたび、The Sun紙が報じたところによると、最終シーズンとなるシーズン6には、2005年のハロウィンで起こった、ヘンリー王子の「ナチスコスプレ事件」のエピソードが含まれる可能性があるという。


「ナチスコスプレ事件」は、2005年、当時20歳だったヘンリー王子が、友人のハロウィンパーティーにて、ナチス兵が身につけていた黄土色のシャツとズボンに、ナチスのシンボルマーク「かぎ十時」が記された腕章を身につけて参加したというもの。

このときの写真がスクープされるやいなや、ヘンリー王子は世界中からすさまじい批判をあびた。その後まもなくして、王室が謝罪の声明文を発表した。

また、ヘンリー王子は当時、「不快感を抱かせてしまい申し訳ない。コスチューム選びを誤ってしまい、謝罪したい」とコメントしていた。

なお、ヘンリー王子は今年1月に発売した回顧録「SPARE/スペア」の中で、このスキャンダルの後に、ロンドンでユダヤ教指導者と面会したこと、この訪問が「大きな衝撃」となったことをつづっている。

さらに、この回顧録では、問題となったハロウィンパーティーの日、ナチスのコスプレをするようすすめたのが兄ウィリアム皇太子と当時まだガールフレンドだったキャサリン妃だったことも明かされた。

ヘンリー王子はのちにこのスキャンダルについて、「人生でもっとも大きなまちがいの1つ」と表現している。

The Post紙はこの件についてネットフリックスにコメントを求めたが、返答は得られていない。



tvgrooveをフォロー! 














コリン・ジョイスEdge of Europe

2023年03月01日(水)13時30分


EU残留派はコロナやウクライナ戦争の影響などそっちのけで、イギリスの苦境の原因は全てブレグジットにありと訴えている(写真は2022年10月、ロンドンで行われたEU再加盟を求める人々によるデモ) Toby Melville-REUTERS


<イギリスの現在の苦境を全てブレグジットのせいにする論調があるが、これは典型的な「EU残留派」のやり口だ>

最近、とあるジャーナリストがブレグジット(イギリスのEU離脱)の悲惨さを書いた記事がたまたま送られてきた。僕はその日のほとんど、この記事の数々のおかしなところを考え込んで過ごしてしまった。


そのうちいくつか、例えば今のイギリスよりも、ロシアの侵攻を受けているウクライナのほうがよほど仕事をしやすい環境だった、などといった奇妙な記述は独特のもので、他にも例えば、今のイギリスでは(サプライチェーンの問題で)ジャガイモも卵もひどく不足しているなどといった奇抜な新事実も書かれていた(僕はその日、住んでいる町の食料品店を5カ所回ってみたが、どこもたっぷり並んでいた)。


でも、それ以外の主張の多くは、典型的な「EU残留派・再加盟派の戦略集」そのまま。そこにはいつだって彼らが繰り出すお決まりの主張がある。

EU残留派のやり口その1、「ブレグジット後のイギリス」の暗黒面を描き出す。

僕が読んだこの記事では、筆者は自宅の暖房代を払いきれないから毛布にくるまりながら原稿を書いていると言い、町の中心部の店が次々閉店し、フードバンクには列ができていると言う。

これらはけっこう誇張されているとはいえ深刻な問題かもしれないが、後ろ2つの問題はブレグジットのずっと前から存在していたことだ。


さらに言うまでもなく、エネルギー価格の急騰は明らかにウクライナ戦争のせいであり、世界規模で起こっていることだ(正確を期すために言えば、どうなったら筆者の言うように自宅の暖房を「数時間入れただけで10ポンド(約1580円)もする」ということになるのか、僕にはさっぱり分からない。

断熱の行き届いていない僕の古い家の暖房費は真冬でも1日当たり4ポンドもしないのに。筆者が窓のない大邸宅にでも住んでいない限りあり得ない)。

その2、上記のエネルギー価格高騰の例が示すように、全ての問題をブレグジットのせいにする。


例を挙げれば、イギリスは概して高いインフレに苦しんでいる。でもこの記事のどこにも(あるいはEU残留派の戦略集のどこにも)、英経済には金融緩和で大量のカネが流れ込んでいることは指摘されていない。

コロナ禍で大量の公的資金がばらまかれたことにも触れられていない。英中央銀行がゼロ金利政策をやめるのがあまりに遅すぎたことも述べていない。

この状態が何十年も過ぎ、低金利と低インフレが続くなか、警告は無視されてきた。だからインフレにはブレグジットよりはるかに明らかな理由がある。

それでも説得力のある説は無視され、ブレグジットだけがやり玉に上げられる。


その3、このような残留派の主張に異論が出た場合、彼らはお決まりの「反論」でかわそうとする。

「OK、ブレグジットだけが原因ではないかもしれないが、ブレグジットがなんの助けにもなっていないのは確かだ!」というわけだ。

当初はブレグジットとあまり関係のない、あるいは微妙な関係しかない問題でブレグジットを非難していたことで、「残留派の戦略集」の中ではブレグジットがいろいろな悪条件の中でも重要な要素であり続けることが見て取れる。

残留派のお決まりの反論は、ブレグジットという「最大の原因から目を背けるな」だ。


その4、ネガティブなニュースのみ報じる。

僕が読んだこの記事は、イギリスは2023年、主要国で唯一マイナス成長に陥ると喧伝している。これは事実だし、報道するのももっともだ。

とはいえ残留派は、今のイギリスの失業率がEU諸国の平均よりはるかに低く、EUの経済大国(ドイツやフランス、イタリア)と比べても低く抑えられていることや、ロンドン証券取引所グループのFTSEが2022年に世界の主要株式市場で唯一成長を記録したこと、などを同時に指摘しようとは決してしない。

僕はこうした事実がブレグジット大成功の「証し」だと言っているわけではない。残留派が自分たちに都合のいい「ファクト」だけをつまみ食いしていると言いたいだけだ。


その5、世論調査によればイギリスの多くの人々がブレグジットはうまくいっていないと感じている、というのを指摘するのは理にかなったことだ。でも残留派はそこから理論を飛躍させ、こうした「ブレグレット(ブレグジット後悔)」はすなわちEU再加盟を支持することである、と考える。

でも実際のところ人々は、歴史上の多くの出来事と同じく、「もう少しうまくいっていたらいいのに」と思っている、というほうが正確だ。


コロナ禍とロックダウンの影響は?

その6、自分の狙い通りの結果になるよう世論調査を操作する。

これは質問を工夫すれば簡単だ。例えば、インディペンデント紙はある世論調査を実施してその結果をこう報じた──「EU再加盟を問う新たな国民投票の実施をイギリス人の3分の2が支持」。だがご注意を。

人々はEUに再加盟したいかどうかとは質問されておらず、新たな国民投票をすることを受け入れられるか、と聞かれただけだ。何か重要な問題について、再度民主的に検討する権利をあなたは放棄したいですか、と問われたら人はどう答えるだろうか。

本当に巧妙だったのは、世論調査の選択肢の範囲だ。a)国民投票は二度と行わなくていい、b)今すぐ新たな国民投票を行うべきだ、c)今後5年以内に新たな国民投票を行うべきだ、d)今後6~10年以内に新たな国民投票を行うべきだ、e)新たな国民投票は10年以上先に行うべきだ──。


一定の範囲の選択肢をいくつか提示された場合、中間あたりでほどほどのものを選びたくなるのが人間の本質だ。そんなわけで約40%の人々がcかdかeを選択したが、実際には単体で最大の票が集まったのはa、つまり「国民投票は二度と行わなくていい」。でももちろん、それは新聞の見出しにならなかったし、「今後5年以内に新たなブレグジット国民投票を望む人は過半数を超えず」という見出しにもならなかった。


その7、自分が以前に主張していたことを都合よく忘れる。

ブレグジットが実現した時、残留派は、「離脱派は結局、EU問題で票を投じたわけではない」と騒ぎ立てた。「緊縮財政に対して抗議票を入れたかっただけなんだろう!」と。

イギリスの人々は経済苦境に陥っていて、EUの一員であることに責任を押し付けているだけだ。彼らは貧しいから怒っているのだ!というわけだ。

ところが今は、人々が経済状況に憤っていて世論調査でEU「支持」が広がっている(上記で述べた通り)となると、残留派は「人々はしっかりした考えを持っている」と判断する。

残留派の論理はこうだ──人々がわれわれに反対している時は、だまされているから。われわれに賛成している時は、正しいに決まってる。


その8、経済について大げさに騒ぎ立てる。

なにもこの記事だけの話ではない。「より貧しくなるために投票した者はいない!」とは、残留派の有名なスローガンだ。

でも単純に、これは真実ではない。多くの人々が、ブレグジットには経済的なマイナス面もあるだろうことを認めていたが、それでも離脱に投票した。

彼らは主権や民主主義支配など、一連の問題を考慮して投票したのだ。人々はEU加盟がもたらす未来や、それが国家に及ぼす影響に深刻な不安を覚えていた。

当然彼らは、ブレグジットによる経済的影響が限定的で短期に終わることを期待し、EU離脱によるプラス面が出てくるだろうと考えた(EUのビジネス規制は極端に官僚的なうえに、世界経済に占めるEUの割合は縮小し続けている)。

とはいえ人々は、ブレグジットには経済的犠牲が伴うであろうことを承知していたから、今になってブレグジットが「いいことだらけ」でないことに愕然としている、というのは誤りだ。


その9、新型コロナウイルスとロックダウンは消去して考える。

ブレグジットによる損失が何もなかったというつもりはない。でもコロナウイルスほどの国家的災害でなかったことは明白だ。

それなのに僕たちは、残留派に好意的なメディアにつられて、ブレグジットの誤りについては常にくどくど考えるのに、ロックダウンの誤りについてはたとえあったとしてもめったに考えようとしない。


議論の余地はあるかもしれないが、あんなやり方で英経済をシャットダウンし、市民から自由を奪って子供たちの教育や発達に尾を引くダメージを与えたことは大きな間違いだった。でもロックダウンは全て終わったこと、あまり考えすぎないようにしよう......というわけだ。


僕はこの傾向が、ロックダウン下でむしろ裕福な人々が利益を上げられたという事実を反映しているように思えてならない。彼らは快適な家に暮らし、通勤を控え、その子供たちはこの期間に事実上、より貧しい子供たちよりも学力的な優位を広げ、そして彼らはロックダウンに協力することで「世界を救っている」と思い上がっていた。

住宅価格は急騰した。それに比べればブレグジットは、彼ら富裕層の生活に悪影響を及ぼした。

貧しい人々にとっては、ロックダウンは容赦ないほど過酷で、ブレグジットはそれに比べれば些細な問題だった。

「完全に避けられたはずの」ブレグジットで生じた問題については耳にすることが多いのに、ロックダウンが生んだ問題についてはあまり語られていない。

まるでロックダウンが、一定の人々により多くの犠牲を強いる選択的な方法だったわけではなくて、本当に必然だったかのように。


2023年3月21日/28日号(3月14日発売)は「グローバル企業に学ぶSDGs」特集。ダイキン、P&G、ドコノミー、AKQA……「持続可能な開発目標」の達成が今やビジネス成功の必要条件に








王室専門家、「ハリー王子はメーガン妃を恐れている」と堂々指摘

2023年03月17日 | 国際社会
3/16(木) 22:01配信


Getty Images


王室専門家でロイヤルファミリーに関する本も多数出版している伝記作家のアンジェラ・レヴィン。最近ニュース番組「GBニュース」に出演、「ハリー王子はメーガン妃を怖がっている」と堂々と発言し注目を集めている。 




Getty Images

レヴィンは「メーガン妃は自分の言われたくないことを言われない限り愉快な人だということはよく知られている。そうなるととても怖い人だ」とコメント。

「ハリーはメーガンに怯えていると思う」「ハリーはメーガンが話をしたがっているときには何も言おうとしない。彼女が自分より先に相手と話したがっていたら彼は一歩下がって譲る」。

これは以前から囁かれていたことではあったけれど、王室の伝記作家がテレビ番組ではっきり言い切ったことには一部のイギリスマスコミもびっくり。

新聞「エクスプレス」も記事で取り上げている。レヴィンは今の王子が数年前とまったく違うと指摘、「今の彼はとても緊張している」と分析している。

また王子が「メーガンが欲しがったら、それは彼女のものだ」と考えていることが悲劇だとも。これはよく知られていることだが王子は結婚式の準備中、妃が付けたがったティアラをエリザベス女王が却下したとき、こう言って激怒したという。

ちなみに女王が反対したのはそのティアラがロシア革命直後に非公式のルートから入手したものだったからと言われている。レヴィンは「他の人なら『それは違う』『それは間違っている』というようなことをハリーは彼女に許している」とコメント、改めて王子に苦言を呈している。


ちなみに最近ではアンドルー王子の元妻、セーラ元妃もインタビューで王子に厳しい言葉を口にし、注目を集めた。元妃は出演したテレビ番組で王子と妃について聞かれると「2人をジャッジすることはしない」と言いつつ「家族は結束が大切」「人生では3つのCが大切。

コミュニケーション(Communication)、妥協(Compromise)、思いやり(Compassion)」。レヴィンの言葉はともかく、仲のいいユージェニー王女の母であるセーラ元妃の言葉が王子の耳に届くことを祈りたいところ。

【関連記事】
最終更新:3/16(木) 22:01ELLEgirl 













3/16(木) 20:42配信


芸能社会(芸社)ニュース


 英国のアンドルー王子が、昨年9月に死去したエリザベス女王の6億5000万ポンド以上とされる莫大な資産をまったく受け取れないことに憤慨し、ヘンリー王子のようにテレビ出演で稼ぐことを考えていると報じられた。

英デイリー・メール紙によると、宮殿などの不動産から絵画コレクションまで全ての資産を兄のチャールズ国王一人が引き継ぎ、他の兄弟には分配されなかったことに失望しており、収入を得るためテレビ出演する可能性も出ているという。  


女王の死去に伴い、君主に即位した国王にすべてが引き継がれたのは税制上の理由だとされている。

君主から君主へ継承される資産は相続税が免除されることから、国王一人がそのすべてを相続したと伝えられている。国王は4人兄弟で、エドワード王子とアン王女はシニアメンバーとして公務を行っているが、アンドルー王子は未成年の少女への性的虐待疑惑を理由に公務から退いている。  

公務も収入もないアンドルー王子は、バッキンガム宮殿に構えていたオフィスからの退去を命じらたほか、ウィンザー城近くにある元妻セーラ・ファーガソンさんと同居する自宅「ロイヤル・ロッジ」から格下げ物件となるヘンリー王子とメーガン妃が所有する邸宅への引っ越しも勧告されたと伝えられている。


  王子の友人は、「絶望している。家族の一員なのに。こうなるとは思っていなかった」と王子の気持ちを代弁。収入のない王子は国王の寛大さに頼っているのが現状で、「彼にどうしろというのだ。住むところを確保するために、兄に謙虚に助けを求めるしかないのか。事態はますます悪化している」と述べている。  

そんな中、収入を得る手段として甥っ子のヘンリー王子とメーガン妃夫妻がメディアを利用して稼いでいることに着目しているといい、アンドルー王子もテレビ番組に出演し、「ヘンリー王子化」する可能性が出ているという。

(ロサンゼルス=千歳香奈子)

【関連記事】
最終更新:3/16(木) 20:43日刊スポーツ 













3/16(木) 15:01配信


ヘンリー王子 問題発言・珍回答連発


 回顧録「スペア」発売後、初めてツーショットが目撃されたヘンリー王子夫妻ですが、イギリスの邸宅の立ち退きを迫られ激怒しているという情報が入ってきました。さらに、ヘンリー王子はイベントや番組で問題発言や珍発言を連発しています。そしてチャールズ国王の戴冠式へ夫妻は出席するのでしょうか? デーブ・スペクターさんと多賀幹子さんのダブル解説でお送りします。


ヘンリー王子イベントの発言で物議 好感度低下へ




回顧録「スペア」はギネスに載る売り上げを記録

 今年1月に発売されたヘンリー王子の回顧録「スペア」ですが、チャールズ国王やウイリアム皇太子との関係破綻や17歳のときのコカイン使用、従軍して派遣されたアフガニスタンでタリバン兵25人を殺害したことなどがつづられていて、発売1週間で320万部を売り上げました。初日での143万部の売り上げは、ノンフィクション本のギネス記録となっています。



ヘンリー王子・トラウマの専門医とイベントで対談

 3月4日、ヘンリー王子はこの回顧録に関する配信イベントに出席し、トラウマに関する専門医で作家のガボール・マテ氏と対談。自身について「“崩壊家庭”の出身で、私は人生を通じて若い時から家族とは少し違っていると感じていた」と語っています。この対談の中でマテ氏は、ヘンリー王子を“ADHD”(注意欠如多動症)と診断し「王室時代『多くのトラウマと苦しみ』を経験している」としています。



ジャーナリスト 多賀幹子氏

Q.ヘンリー王子は、母親が早く亡くなったことなどで傷ついていると思いますが、トラウマの専門医と対談するというのは、当然トラウマの話をするということですよね。 (ジャーナリスト多賀幹子氏) 「このイベントは「スペア」の出版社主催のイベントで、視聴するのに日本円で5000円と少し高いのですが、「スペア」を1冊差し上げますという仕組みになっています。1週間で320万冊も売れたのにもっと売りたい、という出版社の思惑が透けて見えます」



デーブ・スペクター氏

(デーブ・スペクター氏) 「このマテ氏も、ヘンリー王子とこの時しか会っていなくて、正式な患者でもないのに『ヘンリー王子は“ADHD”だ』というのはどうかと思います」 ヘンリー王子は、メーガン妃について「この世界(王室)から抜け出せなかった私を、別の世界から来た彼女が救い出してくれた」と語り、また薬物について「コカインは意味がなかったが、大麻はメンタルケアのためにとても役に立った」と話しました。

これに対してデーブ氏は「専門家でもないのに、自分の経験のみで語るのはリスクがあって無責任との声もあがっている」としています。 

Q.大麻について、この一文だけ見るととても危険なコメントに聞こえますよね 

(デーブ氏) 「ヘンリー王子はメンタルヘルスのことを言っているので、メンタルで困っている人に『大麻が良いですよ』と勧めることになってしまい、怖い発言だと思います」 

またヘンリー王子は「自分は被害者だと絶対に思っていない」と発言していて、世間の反応について「批判されればされるほど、もっと共有しないといけないと感じる。同じようなトラウマを持つ人たちの助けになりたい」と語りました。

多賀氏はイベント全体の発言について「自分を理解してもらいたいという気持ちがとても強く、“焦り”を感じる部分もある」といいます。 


Q.ヘンリー王子の様子がいつもと違っていたそうですが 

(多賀氏) 「イギリスの心理学者がこの対談を見ていて、ヘンリー王子がいつもと比べて手の動きが大きかったり、前のめりになっていたり “焦り”を感じる、と言っています。

確かに本は売れていますが、好感度はメーガン妃とともに二人で落ちる一方で、とくにアメリカで人気が落ちています。

アンドルー王子よりも下になってしまっていますので、『分かってほしい・理解してほしい』というのが前面に出ていたようです」


 1月に出演したアメリカのトーク番組「ザ・レイト・ショー」の特別編が2月に公開され、ヘンリー王子は、自身の人生について質問に答えています。その中で「死後何になりたいか?」という問いに「ゾウになりたい。人間は死ぬと動物に生まれ変わる」と答えています。

また、「好きな匂いは?」という質問には「妻の匂い」と返答していて、多賀氏は「昔は『母・ダイアナ元妃の香水の匂いが好きだ』と言っていたが、心境に変化があったのか」と指摘しています。

また、残りの人生を五つの言葉で表すと?という質問にヘンリー王子は「自由・幸福・明瞭・スペース・愛」と答えています。デーブ氏は「プレッシャーから解放され、カリフォルニアにかぶれているように感じる」といいます。


 Q.娯楽色もある番組ですし、ヘンリー王子がどこまで真面目に答えているか、ということもありますよね 

(デーブ氏) 「このコーナーは、早いスピードで続けて質問して考える時間を与えないんです。相手が思いつきで答えるのが面白いんです。」


ヘンリー夫妻イギリスの邸宅から“立ち退き”に激怒



チャールズ国王・ヘンリー王子に“立ち退き”を要求

 チャールズ国王が、ロンドン郊外のウィンザー城の中にあるヘンリー夫妻の邸宅「フロッグモア・コテージ」から二人の立ち退きを要求しているそうです。この「フロッグモア・コテージ」は、1801年に建設された10部屋のベッドルームがある建物で、ヘンリー夫妻が2018年にエリザベス女王から結婚祝いにプレゼントされたものです。

王室を離脱し渡米した後も、イギリスでの二人の拠点として「プラチナジュビリー」などで滞在していました。チャールズ国王が二人の立ち退きを決めたのは、「スペア」発売の24時間後だったということです。

ヘンリー王子の関係者によると「王子夫妻はこれが最後通達で“残酷な罰”だと感じている。ロイヤルファミリーは、二人との関係を永遠に絶ちたがっているようだ。二人は仕打ちに激怒し、唖然としている」と語っています。


 Q.ヘンリー王子夫妻はアメリカに住んでいるので、そんなに実害がないのでは? 

(デーブ氏) 「屈辱的だとは思いますが、この建物に二人は住んでいないし、造りが良くなくて元々好きではなかったので、ほとんど実害はないと思います。ただ、退去を決めたのが本の発売の翌日なので、チャールズ国王は『本は読んでいない』と言っていますが、いかにも読んだという感じがします」

 多賀氏によると「エリザベス女王なら、このような“和解への道”を断つようなことをしなかったと思う」とチャールズ国王への批判の声もあるといいます。


 Q.エリザベス女王が贈ったものなのに、チャールズ国王になって返せというのはいかがなものか、ということですね 

(多賀氏) 「チャールズ国王は『カミラの批判が本の中にあったら、それは一線を越えたということで許さない』と言っていました。チャールズ国王は本を読んでいないんですが、側近に内容をまとめて提出させています。

ヘンリー王子夫妻は『カミラ王妃が自分のイメージを上げるために自分たちの悪評をメディアに流した。自分たちは被害者だ』と主張しているので、国王はカチンときたんでしょう」 

(デーブ氏) 「そして、贈ったといっても“所有権”は王室にあって、『住んで良いですよ』というだけだというのもあります。また、ヘンリー王子と仲の悪いウイリアム皇太子が近くに住んでいるので、国王が気を利かせたのかなという感じもします」


 立ち退きの背景に、国王が進める“王室のスリム化”(=王室メンバーの居住地の整理)があります。その中で、国王の弟・アンドルー王子にこの「フロッグモア・コテージ」を提供しようとしているそうです。

アンドルー王子は、現在ベッドルームが30部屋もある巨大コテージに住んでいるのですが、4月から王室からの手当てが大幅に減額されるので、自費で賄うのが困難になるという事情もあるということです。

アンドルー王子は、過去に未成年者への性的虐待容疑で公務から退いていて、チャールズ国王に対して「対立する息子よりも、恥をかかされた弟を気にかけているように見える」と批判する声もあります。 


Q.ヘンリー王子夫妻の後にアンドルー王子が入るのをイギリス国民はどう見ているんでしょう? 

(多賀氏) 「未成年への性的虐待疑惑で公務を退いていますので、『少しでも維持費の安いところに移ってもらいましょう』と助けるようにも感じます。

そのあおりでヘンリー王子たちが追い出されたように見えています」 この「フロッグモア・コテージ」は、ヘンリー王子夫妻の息子アーチー君の誕生に備え、4億円の税金を使って改装していたのですが、わずか半年でヘンリー王子夫妻が王室を離脱し渡米したため反発の声があり、二人は4億円を返金しています。しかし今回の退去に伴い二人がその4億円を返還請求する可能性も出ています。 

Q.返金したものを返金してくれということですか? 

(デーブ氏) 「住んでないし、リース期間も残っているので何らかの弁償をしないといけないと思います」


ヘンリー王子 戴冠式へ出席できるのか?



ヘンリー王子・戴冠式への出席は「現時点で明らかにできない」

 5月6日、チャールズ国王の戴冠式がありますが、3月5日、ヘンリー王子夫妻に対してバッキンガム宮殿から「戴冠式」への招待状が電子メールで送信されたということです。

ヘンリー王子は1月の「戴冠式」についてのインタビューで「ボールは王室にある。王室側が応じてくれることを切に望んでいる」と参加意思があるとも思えるコメントをしていました。

そして、招待状が届いたのですが、ヘンリー王子夫妻の広報担当者は「現時点で出席するかどうかについて明らかにできない」とコメントして物議を醸しています。


 Q.王室としては「出すには出したよ」ということですか? 

(デーブ氏) 「ヘンリー王子夫妻にとっては、『戴冠式』に行った方がロイヤルブランドとの繋がりがあるとして、付加価値があるのでおいしいのですが、王族側からみると『来なくても平気』なんです」  

二人がイギリスに帰国するにはいくつもの障害があります。まずは「コテージからの退去問題」。そして「父親ではなく宮殿からの招待なのが引っかかる」・「兄夫妻との確執」・「セキュリティ上の懸念」・「世論の支持率の低下」・「当日はアーチー君の誕生日」というような問題です。 


Q.「戴冠式」の招待状は、宮殿から届くものなのでしょうか? 

(多賀氏) 「宮殿から届くというのは『国王から届く』ということです。チャールズ国王のオフィスがバッキンガム宮殿にありますから、そこから届くのが正式です」


 Q.二人は出席するのでしょうか? 

(多賀氏) 「ヘンリー王子夫妻がなかなか返事をしないというのは、何か条件闘争に入っているんじゃないでしょうか。ヘンリー王子は、王室に『メーガン妃に謝罪してほしい』と言っていますが、王室は『メーガン妃に何を謝罪するのか』というようなことで譲れません。しかし、ヘンリー王子夫妻はNetFlixの方から『次のドキュメンタリーのためにも行ってほしい』と言われているので、ネタ集めのために二人で一緒に参加すると思います」 

(デーブ氏) 「今後も王室との繋がりを持っていく“最後のチャンス”ですので、ヘンリー王子一人でも参加するかもしれません。出版社の方からも、『新しいネタが欲しい』といわれているでしょう」 

(情報ライブミヤネ屋2023年3月8日放送)

【関連記事】
最終更新:3/16(木) 15:01読売テレビ