ヘンリー王子の回顧録『SPARE(原題)』の発売以来、表舞台に姿を見せなかったメーガン妃。どうやら活動を再開するもよう。
By Yoko Nagasaka2023/03/15
メーガン妃(Meghan, Duchess of Sussex)Karwai TangGetty Images
先週末出版社「ペンギン・ランダム・ハウス」は有名シェフのホセ・アンドレスのチャリティ組織、ワールド・セントラル・キッチン(WCK)による初のレシピ本を出版することを発表した。その中にメーガン妃が自分のレシピを寄せたことも明らかにした。
WCKは2010年のハイチ大地震をきっかけに設立された組織。被災者に温かい食事を提供するために世界各地で活動している。
ヘンリー王子と妃は以前から自分たちのチャリティ財団、アーチウェルを通じてWCKを支援してきた。今回のレシピ本についてアーチウェルも声明を発表。
「この本は自然災害や人道危機の影響を受けたコミュニティに食事を提供する世界的な非営利団体に参加している有名シェフ、地元の料理人、友人たちによる魅力的なストーリーとレシピを集めたものです。
メーガン妃は自分もレシピを寄稿したことを誇りに思っています」。ミシェル・オバマ元大統領夫人や有名レストラン経営者のガイ・フィエリもレシピを提供している。
ちなみに妃が紹介したメニューは「レモンオリーブオイルケーキ」。妃は2021年の国際女性デーにも、WCKと提携してパンデミック下で苦しむ人々に食事を提供する活動に取り組んだシカゴの女性レストラン経営者たちにこのケーキを贈り感謝の気持ちを伝えていた。妃が自分の庭で収穫したレモンを使っていたことも注目を集めた。
メーガン妃(Meghan, Duchess of Sussex)DALI, SPOT, RMLA, LESE, SOVE
今年初めに王子が回顧録『SPARE(原題)』を出版して以来、沈黙を守っていた妃。王子がニュース番組やトーク番組に次々と出演していたのとは対照的だった。
しかし先週の国際女性デーにはアーチウェルの女性メンバーたちと経済的な問題やパートナーからのDVに苦しむ妊婦たちを支援するチャリティ団体、ハーベストホームを訪問。物資の整理などを手伝ったことをホームページで公表している。
これと同じ日、妃と王子は「リリベット王女が洗礼式を行った」と発表、子どもたちに「王子」「王女」の称号を使うことを明らかにしていた。
そのお祝いか国際女性デーを記念してか、この日妃一行はブランチもエンジョイ。妃はパパラッチにも笑顔で「いい1日を! ありがとう」と手を振っていた。
ここにきて急に動き始めた妃。イギリスマスコミからはチャールズ国王の戴冠式に向けて存在感をアピールし始めたのではないかという見方も浮上している。
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日刊スポーツ3/16(木)8:19
ヘンリー王子(左)とメーガン妃(2019年6月28日撮影)
5月6日に英ロンドンで開催される英王室のチャールズ国王の戴冠式に、息子のヘンリー王子(38)とメーガン妃(41)夫妻が出席するのかどうか注目される中、英ミラー紙が夫妻は出席しても冷遇されるだろうと報じた。
王室メンバーと親しい人物の話として、家族は誰も王子夫妻と関わりたくないと思っており、式典の座席も家族から離れた末席に座ることを望んでいると伝えた。
夫妻は出席しても、言葉さえ交わしたくないと多くのメンバーが考えているという。2020年に王室を離脱している夫妻は、バッキンガム宮殿のバルコニーに他の王室メンバーと共に姿を見せる可能性は低いとされており、家族と交わる場面は皆無になるかもしれない。
昨年末に配信されたネットフリックスのドキュメンタリーや今年1月に王子が出版した回顧録「スペア」などで国王や兄ウィリアム皇太子ら家族と王室の批判を続ける夫妻だが、国王から戴冠式への招待を受けている。
夫妻は現時点で出席するかどうかは明確にしておらず、さまざまな臆測が飛び交っている。
そんな中、米ニューヨーク・ポスト紙は、戴冠式で冷遇されることにメーガン妃は耐えられるほど勇敢ではないため、王子1人で出席するだろうとダイアナ元妃の執事だったポール・バレル氏の言葉を紹介している。
1997年に元妃が亡くなるまで10年以上にわたって仕えてきたバレル氏は、国王は夫妻を招待することで「道徳的な高みを保った」とコメント。
「王子夫妻、特にメーガン妃にとっては、戴冠式は信じられないほど不快になる可能性が高い」と語り、妃はその現実に向き合ってそこにいられるほどの勇敢さや強さを持っているとは思えないため、(王子に)一緒に行けないと伝えているだろうと述べた。
バレル氏は出席するかしないかは王子夫妻側にボールがあると述べるも、ヘンリー王子は自身の母、ダイアナ元妃がいた可能性のある場所にカミラ王妃がいるのを見るのはつらいだろうとも述べている。
(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)
クランクイン!3/16(木)7:00
キャサリン妃、エレガントなネイビールックで公務に 胸にはチャールズ国王から贈られたブローチ
現地時間3月13日、ロンドンのウェストミンスター寺院にて、コモンウェルス・デーの式典が行われ、キャサリン皇太子妃が、エレガントなネイビールックにチャールズ国王から贈られたブローチを身に着けて参加した。
この式典は、英連邦を構成する56の国と地域を称えるもの。昨年9月にチャールズ国王が即位したことを受け、皇太子妃を意味するプリンセス・オブ・ウェールズの称号となって以来初めての同イベント参加となった。
Peopleによると、キャサリン妃はこの日、アーデムのフラワーモチーフがプリントされたネイビーのペプラムジャケットとスカートを纏い、同色のハットとパンプスをコーデ。かつてダイアナ妃が所有していたサファイアとダイヤモンドのイヤリングと、チャールズ国王から贈られたプリンセス・オブ・ウェールズ・フェザーブローチを身に着けた。
このブローチは、1863年に、当時皇太子だったエドワード7世と結婚したアレクサンドラ・オブ・デンマークに、結婚祝いとして贈られたもの。代々皇太子妃に受け継がれ、ウィリアム皇太子の母ダイアナ妃や、チャールズ国王の妻カミラ王妃も皇太子妃時代に身に着けた。
この式典は、英連邦を構成する56の国と地域を称えるもの。昨年9月にチャールズ国王が即位したことを受け、皇太子妃を意味するプリンセス・オブ・ウェールズの称号となって以来初めての同イベント参加となった。
Peopleによると、キャサリン妃はこの日、アーデムのフラワーモチーフがプリントされたネイビーのペプラムジャケットとスカートを纏い、同色のハットとパンプスをコーデ。かつてダイアナ妃が所有していたサファイアとダイヤモンドのイヤリングと、チャールズ国王から贈られたプリンセス・オブ・ウェールズ・フェザーブローチを身に着けた。
このブローチは、1863年に、当時皇太子だったエドワード7世と結婚したアレクサンドラ・オブ・デンマークに、結婚祝いとして贈られたもの。代々皇太子妃に受け継がれ、ウィリアム皇太子の母ダイアナ妃や、チャールズ国王の妻カミラ王妃も皇太子妃時代に身に着けた。
14世紀から続くプリンス・オブ・ウェールズの徽(き)章にインスピレーションを得て作られたそうで、王冠の周囲を3枚のフェザーが飾るデザインとなっている。
この式典には、キャサリン妃のほか、ウィリアム皇太子やチャールズ国王とカミラ王妃、アン王女と夫のティモシー・ローレンス、エドワード王子とソフィー妃ら王室メンバーが参加した。
この式典には、キャサリン妃のほか、ウィリアム皇太子やチャールズ国王とカミラ王妃、アン王女と夫のティモシー・ローレンス、エドワード王子とソフィー妃ら王室メンバーが参加した。
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