毎日が幸せでありますように。

わたしの家族について。小さな幸せを忘れないように。
~お空へ還っていった赤ちゃんと、その後生まれてきてくれた息子~

出産・入院の記録(その8) 息子の入院生活。

2013-05-09 14:29:26 | 誕生・入院から退院まで
産まれたその日に、わたしと息子はそれぞれ別の病院に入院。
夫と3人それぞればらばらの生活だったけど、みんなそれぞれがんばった。
そんな息子のがんばった記録です。


■4月14日(日)出産当日・入院1日目。

9時半過ぎに陣痛から4時間のスピードで元気に産まれてきてくれました。
出産当日は、看護師さんが新生児室で息子のことをお世話してくれてたんだけど、
16時のオムツ替えまでなんともなかった息子に異変が。

18時過ぎのオムツ替えを担当していた看護師さんが、わたしの病室に来て
その後、わたしの両親を病院に呼んで、先生に状況の説明をしていただいた。

最終的に、息子はNICUのある病院に救急車で緊急搬送。

その後、搬送先の病院の先生に診察してもらい、
息子は鼠径ヘルニアであることがわかった。

緊急で手術の必要はないけど、ひとまずは経過を見て判断するとのことで、
息子はそのままNICUに入院することになりました。


■4月15日(月)入院2日目。

緊急搬送された息子は、先生の診察を受けてから絶飲絶食。
点滴の生活がはじまりました。

お昼過ぎに夫が面会に行ってくれたときに、
先生から、「手術をしたほうがよい。」と話をされ、
なぜ手術が必要になったか、鼠径ヘルニアとは、手術の内容について
説明を聞いてきてくれた。

息子は機器につながれた管にたくさんつながれてたけど、
写真で見る限りは元気そうだった。


■4月16日(火)入院3日目。

息子に何か異変があったり、緊急手術が必要となったら連絡をもらうことになっていたけど、
この日は何も連絡がなかったから、息子もきっと元気に過ごしてたんじゃないかな?


■4月17日(水)入院4日目。

午後に手術。
夫が病院に立ち会いに行ってくれた。

夕方過ぎに無事手術は成功。
「はじめての手術、よくがんばった。」ってほめてあげたい。

手術内容を図解して、先生から説明を聞いてきてくれた夫から話を聞くも、
専門家ではないので、とても複雑で理解不能。。。

ひとまず、今回見つかった鼠径ヘルニアの手術は成功したので一安心。
そして、早くミルクが飲めるように、元気になってくれたらうれしいな。


■4月18日(木)入院5日目。

仕事が終わった夫が面会してきてくれて、そのときの写真を見せてくれた。

術後経過は良好。
まだ点滴の生活で、ミルクは飲めていないみたい。


■4月19日(金)入院6日目。

わたしの退院日。
息子の病院に面会に行き、産まれたとき以来の再会をしました。

前日に夫の写真で見た時よりも、管の数は少なくなってたし、
産まれたときよりも、大きく、そして逞しくなったような気がした。

点滴のみで、ミルクは飲めなかった息子は、
この日から、ミルクと点滴の併用で栄養摂取していました。

初日なので、ミルク20ccからスタートとのこと。

わたしが搾乳して持ってきた母乳も飲ませてあげられるようになってよかった。

元気におしゃぶりもしゃぶってて、とても元気そうだった。


■4月20日(土)入院7日目。

なんと、前日していた点滴が終了し、この日からミルク30ccになりました。

ただ、息子はとても食いしん坊なのか、お腹空いたアピールがすごいらしく
とても大きな声で何かを主張するかのように泣いているとのこと。

わたしたちが面会してるときは、機嫌がいいからなのか、
泣いている姿をまだ見たことないんだけど、看護師さんたちの話を聞くと、
ほんとにすごいらしい(笑)

3時間おきのミルクタイムには、とても不満そうな息子だけど、
すぐにミルクをほしがるくらい元気ってことで、回復も順調そう。

この日のわたしの搾乳は、
8時に70cc、11時に40cc、18時半に40cc、23時半に70cc。
やる気が増してきたのと同時に、搾乳できる量も増えてきて、とてもうれしい。


■4月21日(日)入院8日目。

面会に来てみると、驚く変化がありました。

いままでは保育器型のベッドに寝かせられていて、
24時間常にベッドの温度調整と体温管理をされていたんだけど、
この日からは自力で体温調整する練習で、普通のベッドへ引っ越し。

順調に回復している証拠だね。

そして、わたしは、
はじめて哺乳瓶でミルクをあげ、はじめてオムツを替えてあげました。

本当なら産まれた翌日から、息子にやってあげられたはずだったので、
この日をとても心待ちしていたし、この日がやって来たことはとてもうれしかった。

ミルクの飲みっぷりも順調なので、わたしも搾乳がんばりました。
8時に80cc、11時に40cc、18時半に70cc、22時半に50cc。

息子の飲む量と勢いには負けてしまうけど、わたしの搾乳も順調でいい感じです。


■4月22日(月)入院9日目。

面会に行くと、担当の先生からうれしい報告。

なんと、明日にも退院して大丈夫とのことです。

待ち望んでいて、とてもうれしいことなんだけど、
あまりに急だったから拍子抜けというか、びっくりしてしまった。

で、退院する前に、前日の「初ミルク」と「初オムツ」に続き、
「初沐浴」と「初授乳」の指導と練習でした。

息子は産まれてすぐ手術があったことから、いままでは沐浴NGだったんだけど、
やっとこの日に解禁となって、産まれてはじめての体験。

わたしは出産した病院での沐浴ビデオと、お人形での実践しかなかったけど、
息子はお湯を怖がることもなく、むしろ沐浴を楽しんでくれたみたい。
これでおうちに気持ちよく沐浴ができそう。

そして、授乳の方はというと、なかなかうまくいきませんでした。

産まれてからずっと哺乳瓶生活だったからか、乳首を吸ってもらうことができなくて。。。

看護師さんに乳頭保護器を借りて、それをつけて吸わせてみると
少しだけ吸ってもらうことができた。
たったの20cc。。。

でも飲んでもらえる量もいまはとても少ないので、
母乳とミルクの混合にするように、とのことでした。

息子も哺乳瓶での授乳しかしたことがなくて慣れていないこともあるので
直接母乳があげられるように、引き続きマッサージとか搾乳がんばろう。

そして、帰りには、粉ミルクと乳頭保護器を買って帰りました。

そんなこの日の搾乳は、
7時半に70cc、11時に50cc、18時半に40cc、23時に40cc。


■4月23日(火)退院。

待ちに待った退院の日。

お天気は快晴。ちょっと風が涼しかったけど、すがすがしく、青空。

午前中のうちに病院へ行き、退院の準備。

手術をしてくれた外科の先生から、手術のこと、今後のこと、などについてお話を聞き、
母乳を飲ませてあげて(がんばったけど、60cc)、お洋服を着替えて、
お世話になった先生や看護師さんにお礼を言って、退院。

次にここに来るのは、1ヶ月検診のとき。

産まれたときは、49センチ、2814グラム。
退院時は、52センチ、2846グラム。

少しだけ成長しました。

1ヶ月検診のときには、もっと大きくなってるのかな?
その日を楽しみに、病院をあとにしました。

出産・入院の記録(その7) 出産後5日目・退院。

2013-05-03 12:41:48 | 誕生・入院から退院まで
■4月19日(金)出産後5日目。

いよいよ退院の日がやってきた。

妊娠中に想像していた退院の日とは、ずいぶんかけ離れた感じになってしまったけど、
無事に出産して、少し大きな傷を負ってしまったけど、ちゃんと予定通り退院することができて、
あとは、母親としてできることをがんばらないと。


午前中のうちに退院になるから、その足でそのまま息子の病院に行くことにしていた。

少しでもたくさんの母乳を届けてあげたいと思ったので、朝一番にまずは搾乳。
7時半に50cc取れたけど、まだ全然足りないな。。。


その後、朝食を済ませ、
以前、沐浴ビデオを見たきり実践することができてなかった沐浴を、お人形で実践。

お人形の重さは3キロだったから、だいたい同じくらいの重さなのかな??
出産してから、分娩台の上で胸の上に抱いてあげて以来、抱いてあげられていないので。

早く沐浴してあげたいな。


病室も片づけをして、退院する準備を終え、
冷凍しておいてもらっていた母乳を受け取り、お会計を済ませ、無事に退院。

本当は息子と一緒に、もっとたくさんのこと教えてもらって、成長したかったけど、
でも大変お世話になりました。


迎えに来てくれた夫と一緒に、息子が入院している病院へ。

久しぶりの外出は、ちょっと空気が肌寒くて、
夫の隣に座る車も久しぶりで、とても懐かしい気持ちになった。


そして、息子の病院へ到着。

出産して以来、夫が面会したときに撮ってきてくれた写真でしか
顔を見ることができなかったけど、やっと会うことができた。

手術を終え、ミルクを飲むこともできず、点滴をつけていた息子は、
この日からミルクを20ccずつ飲んで大丈夫にまでなっていた。

息子が入院しているNICUでは、気温・体温から、心拍まで
すべてを24時間管理していただいていて、そのため息子もたくさんの管につながれていた。

わたしが会いに来たこの日は、だいぶ管の数が減っていたそうだけど、
でもまだ退院までは数日かかりそうな感じがした。

たった数時間しか面会できなかったけど、元気に過ごしている姿が見れてうれしかった。


帰る前に西松屋に立ち寄ってお買いもの。

息子が入院している病院の先生いわく、
退院後すぐに沐浴することは可能とのことで、沐浴グッズと、とっても大事な搾乳器。


そして、約1週間ぶりに実家へ帰ってきました。

家に帰ってきてからのことはあまり覚えていないけど、
病院ではほとんどずっとベッドに寝て過ごしていたので、
たった半日くらいしか歩いたりしてないのに、とても身体が疲れているのが感じられた。

疲れてたけど、寝る前までに2回搾乳。
19時に50ccと、23時に40cc。

これで明日の面会のときに持って行ける。

そう思いながら翌日の面会に備えて過ごした。

出産・入院の記録(その6) 出産後4日目。

2013-05-02 15:33:23 | 誕生・入院から退院まで
■4月18日(木)出産後4日目。

早いもので、「退院検診」の日がやってきた。
そして、診察結果がOKなら、翌日には退院。

残念ながら、息子と一緒に退院することはできないけれど、
わたしは確実に予定通りに退院して、
いつ息子が退院してきても大丈夫なように、しっかりお迎えできる準備しないと。


検査項目は、
体重・体温・血圧の測定と、子宮の収縮具合と傷口の回復具合の確認。

体重は、出産1週間前の検診のときから、ちょうどマイナス3キロ。
息子が2814グラムだったから、胎盤や羊水を合わせてちょうど3キロ??

母乳は出してないのに、食事はしっかり一人前食べてるんだから
そんなもんなんだなー(笑)

傷口も先生が時間をかけてしっかり縫合してくださったことで治りも順調とのこと。

抜糸をしてもらったんだけど、これが何気に痛くて
抜糸後の歩行はつらかった。。。


そして、力を入れている搾乳はというと、
はじめて数値が測れるくらいとることができました。

起床してがんばって、8時に20cc。
記念すべき母乳だ、とちょっと感動しちゃった。

その後も、11時半に20cc、17時半に50cc、21時半に30ccと、
看護師さんに手伝ってもらいながらだけど、こんなに搾乳できてうれしかった。

これで、搾乳した母乳を凍らせて、
病院に持っていけば、わたしの母乳を飲ませてあげることができると思うと
とてもうれしかったし、もっとがんばらないと、って気持ちになった。


午後には、「栄養指導」で、粉ミルクについてお勉強。

出産前のバースプランでは、「できる限り母乳で育児がんばりたい」って思ってたけど、
まだ一度も母乳をあげられていないので、
果たして息子にちゃんと母乳をあげられるか、とても不安。。。

きっと粉ミルクには大変お世話になることになるんじゃないかと。


夕方からは、友人がお見舞いに来てくれた。

会社の同期で、同じこの病院で息子ちゃんふたりを出産をしている先輩ママ。
わたしの体調のこと、息子の入院のこと、とても心配してくれていた。

出産お祝いに、お洋服をいただき、
会社での仕事のこと、息子ちゃんふたりの子育てのこと、
短い時間ではあったけど、いろんな話ができて、元気をもらうことができた。

出産・入院の記録(その5) 出産後3日目。

2013-05-01 11:43:44 | 誕生・入院から退院まで
■4月17日(水)出産後3日目。

息子の手術の日。

わたしができることは、
息子が退院してきたとき、万全でいられるようにすること。

手術後は、回復経過を見ることもあって、
すぐにミルクを飲むことができないんだけど、ミルクが飲めるようになったときのために
いまのうちから母乳を搾乳して、冷凍しておいて、
搬送先の病院に届ければ飲ませることができる、と看護師さんから話を聞いて、
今日からは搾乳することが、わたしの日課になった。

わたしは出産してから、まだ一度もおっぱいを吸わせられていないし、
息子も搬送されてからは、ずっと絶飲絶食で点滴で栄養摂取。

1日でも早く、わたしの母乳飲んでくれたらいいな、
と思いながら、搾乳がんばりました。

ただ、がんばったんだけど、
がんばったから何でもできるってわけじゃなくて、
この日は、搾乳できたといえるほどの量を出すことはできなかった。。。

焦る気持ちと、母親として何もできないつらさで涙が出た。


夜になると、息子の手術に立ち会ってくれた夫がやってきてくれた。

ひとまず、手術は成功。

ただ、先生いわく、
レントゲンなどの所見から当初想定していた手術内容とは異なる手術を行ったとのことで
解説を受けてきたらしいけど、ちょっと複雑で。。。

予定していた鼠径ヘルニアの手術は成功で、
レントゲンに写っていたお腹に空気が漏れている原因となっている
腸の穴を探したんだけど、その穴はどこにも見当たらなかったとのこと。

新生児だから、自然治癒力で穴がふさがったのかもしれないということで
点滴からミルクへ変えたときの、腸の様子や身体の炎症反応を見て、
今後のことは判断することになりました。

早ければ、数日のうちにミルクを飲むことができることと、
状況がよければ、1週間程度で退院できることが分かったので、よかった。

息子に会ったら、手術がんばったことをほめてあげたい。

出産・入院の記録(その4) 出産後2日目。

2013-05-01 11:21:20 | 誕生・入院から退院まで
■4月16日(火)出産後2日目。

昨日ふたりで決めた息子の名前を記入した出生届を、
朝一番で夫が提出してくれて無事受理された、と連絡があった。

これで、晴れて3人家族。
早く3人で一緒に暮らせるようになりたい気持ちでいっぱいになった。


わたしはというと、まだ入院してすぐなのに、
もう退院後の赤ちゃんとの生活について学ぶ「退院指導」を受けました。

本来ならこの指導、集合形式で行うらしいんだけど、
赤ちゃんが別の病院にいて母子同室での生活をしていないことを考慮してくれたのか、
わたしの病室で1対1の個別指導をしてくれた。

退院したあとのお母さんの体調・食事について、赤ちゃんとの生活、1ヶ月検診について。

母子同室を経験していないわたしにとっては、
正直言って、まだ母親としての実感はなく、
退院してからの生活なんて、妄想することはできても、
リアルに想像することすらできなかった。


続けて、沐浴の仕方についてビデオを見て、お勉強。
本当なら明日は、赤ちゃんを実際に沐浴させる予定だったんだけど、
わたしの場合、それは無理なので、別の日に改めてお人形で沐浴させてもらうことにした。


この日の就寝前の夜に、出産のときに担当してくれた看護師さんがわたしのところに来てくれた。

当日は日勤だったとのことで、
息子が別の病院に搬送されたこと以降のことはすべて今日知ったとのこと。

毎日、自分の体調と息子のことで不安に過ごしているわたしの話をたくさん聞いてくれて
この先のこととか、息子にちゃんとおっぱいあげられるか、とか相談にも乗ってくれた。

うれしくて、泣いちゃって、なかなか寝られなかった。


いまのわたしにできることは、
早く傷を治して、体力をしっかり回復させることと、
おっぱいがしっかり出るようにマッサージなどして準備すること。

がんばらないと、って必死だった。

出産・入院の記録(その3) 出産後1日目。

2013-04-28 16:03:52 | 誕生・入院から退院まで
■4月15日(月)出産後1日目。

前日の出産の疲れや、それまでの睡眠不足が続いていたはずなのに、
ぐっすり眠れないまま朝を迎え、朝食を終えたくらいの時間に
搬送先の病院の近くのビジネスホテルに泊まっていた夫がわたしのところに来てくれた。

赤ちゃんのこと、搬送先の先生からの話を教えてもらった。


この日は仙台から義理の両親が来る予定だったので
午後から赤ちゃんの面会ができるように夫が手配してくれ、
その時間が来るまで、わたしの病室で赤ちゃんの名前を考えながら、
夫婦ふたりうとうとしながら過ごしていたら、あっという間に時間がやってきた。

夫は赤ちゃんの入院する病院へ向かい、
わたしは病室で夫が戻ってくるのを待った。

そして夫が帰ってきて、赤ちゃんのことを聞いてみると、
先生が手術が必要と判断したそうで、夕方から詳細の説明を聞きに行くことになったと。

夫は少しして再び赤ちゃんの入院する病院へ向かい、
わたしは赤ちゃんの名前を考えながら、夫が再び帰ってくるまで待った。


手術やいろんな手続きをするにあたり、早く保険証が必要らしく
急遽、今日中に赤ちゃんの名前を決めることに。

でもまさか生後こんなすぐに手術することになるだなんて。。。

できることなら代わってあげたいって、その気持ちでいっぱいでした。


そして、手術の説明を聞いてきた夫が戻ってきた。

手術は水曜日の午後に決まり、
当日の手術内容や、そもそも鼠径ヘルニアとはどんなものか
という説明を聞いたとのこと。

ひとまずは、手術が早い段階でしてもらえることはよかったことだし、
手術時間も長くなく、内容も難しいものではないとのことで、
1日でも早く元気な姿で会いたい、
そんな前向きな気持ちに少しだけなれた。

手術当日、わたしは母親なのに立ち会うことができないけれど、
夫が会社を休んで立ち会ってくれると聞いて安心した。

わたしは母親なのに、ほんと無力で泣けてくる。

なので、せめて名前は全力で考えてあげた。

最後に夫と相談して、赤ちゃんの名前、無事に決まりました。

わたしたち夫婦それぞれの名前から、読み仮名をプレゼントしたものです。

その名前で出生届を出してきてもらって、無事に受理されたら、3人家族だね。


ちなみに、産後のわたしの経過は、血液検査の結果が良好だったので、
点滴が終了し、代わりに鉄剤を処方して毎日飲むことになった。

そして、出産時の傷について、
先生は「10年に1度」と言われるくらいの珍しいものらしく、
でも順調に回復してるとの言葉をいただき、ひとまずは安心。
とても痛いけど。。。

子宮の収縮状態も順調に戻っているとのことで、よかった。

いま母親としてできることは、体力を早く回復させること。

この日はベッドの上で、ほぼ1日中安静に過ごしてました。

出産・入院の記録(その2) 40週6日・出産当日・続き。

2013-04-28 11:02:57 | 誕生・入院から退院まで
■4月14日(日)出産当日・続き。

「陣痛から4時間のスピード出産」と聞くと、とっても安産だと印象を受けますが、
わたしの場合、確かに安産だったけど、その後が大変だったんです。

出産の際、赤ちゃんがスムーズに産道を通って産まれてこれるように、
会陰を切開するのはよく聞く話ですが、なぜかわたしの場合、
赤ちゃんが産まれてくる際、会陰を含め産道が3方向に裂けて切れてしまっていた。
と、先生が傷の縫合の際におっしゃってました。
(ちなみに、わたしがまだ分娩台の上にいるときの話です。)

傷の縫合は、通常の傷のときよりも時間はかかったみたいですが、
点滴を打たれながら、眠さもあって意識がもうろうとする中、部分麻酔の注射と縫合の痛みに耐え
確か1時間くらいかけて、じっくり行われた。

出産も痛かったけど、傷の縫合も負けず劣らずな感じで痛かった。。。


そして、ようやく赤ちゃんとゆっくりご対面。

夫と赤ちゃんと3人での家族写真を看護師さんに撮っていただき
少しの間、わたしの顔の横に寝かせてもらい
夫やわたしの両親・妹たちはひたすら赤ちゃんと写真撮影大会。

わたしは麻酔と睡眠不足で眠くて意識を保つのが精一杯だったなぁ。。。


赤ちゃんは、お腹の中にいたときと同じように、勢いよく手足をバタバタ動かして
ちっちゃいけど元気で、とてもあたたかく、かわいかったー。

驚いたのは、思ってた以上に髪の毛と体毛がフサフサしていたことと、爪が伸びていたこと。

お腹の中でたくさん成長したんだね。


その後、わたしは縫合してもらった傷が深くて起きあがれなかったので
寝たまま夫に昼食を食べさせてもらい、タンカーで入院のお部屋のベッドまで運んでいただき
横になったままの姿勢をキープし、ゆっくり休息。


出産当日は、赤ちゃんは新生児室で預かってもらい、
明日から母子同室だなーと思いながら、ひとりで夕食を食べていたときに
なんと赤ちゃんに異変が見つかったと、看護師さんから告げられました。

その後、先生から状況について説明があり、詳しい診察が必要なので
最終的に赤ちゃんは、NICUのある隣の市の病院へ救急車で緊急搬送。

母親のわたしは点滴をしているため付き添うことができなかったので、
代わりにわたしの母親に救急車に同乗してもらった。

救急車に乗る前の最後に、赤ちゃんの手に指をあてたら
強くぎゅって握り返してくれたのがとてもうれしくて、
そしてこの先どうなってしまうのか分からない不安に涙が出てきた。

そして、立会出産を終え、
翌日の仕事のため自宅に帰宅した夫へ搬送先の病院へ来てもらうよう連絡し
赤ちゃんはなんとか無事に搬送先の病院で診察してもらうことができました。


診察結果は、鼠径ヘルニア。
いわゆる脱腸です。

ひとまずは病院で経過を見てもらい、その後、手術をするかの対応を決めるとのことで
そのまま赤ちゃんは搬送先の病院で入院することになった。

初日から家族3人バラバラになってしまうとは思ってもいなかったから
ショックのあまり、涙が止まらなかった。


翌日は、わたしの両親と仙台の義理の両親が
それぞれ赤ちゃんが入院している病院に面会に来てくれると、夫から夜中にメールをもらい
長い1日が終わりました。

出産・入院の記録(その1) 40週6日・出産当日。

2013-04-26 14:25:50 | 誕生・入院から退院まで
■4月14日(日)出産当日

この日を含めた前数日間は、夜にまとまった睡眠をとることができず、
お腹の張りと前駆陣痛の痛みと、パンチやキックの元気過ぎる胎動に耐えながらの毎日でした。

この日も夜はなかなか寝つけず。。。

陣痛なのかよく分からない痛みに耐えながら、
時計を見ながら痛みの時間と間隔をスマホのアプリ(陣痛時計)に記録してたら、
3時を過ぎたあたりから、陣痛になりそうな、やや定期的な下っ腹の痛みが。
さらに5時半を過ぎたあたりからは、確実に陣痛としか思えない10分間隔の痛みが。

陣痛に気付けないんじゃないか、って妊娠中は不安に思ってたけど、
そんなことありませんでした(笑)

これまでの検診結果などを踏まえ、
先生から事前に、陣痛が来たら早めに病院に連絡するよう言われていたので、
1時間が経過した6時半過ぎに約10分間隔で陣痛が来ている気がしたので、
病院へ電話して、これまでの状況を説明。
一度診察するから、入院の準備をして病院に来るように言われました。

7時過ぎには病院へ到着し、看護師さんに診察してもらうと、
すでに子宮口は9センチ開いていたらしく、
助産師さんには、この状況でその表情でいられるのは相当痛みに強いんだね?
と言われ、とても驚いていました(笑)

ここから夫へ電話連絡して、
立ち会い出産のため1時間以上離れた自宅から病院に向かってもらい、
9時過ぎに無事、分娩室に到着。

その間、わたしはひたすら陣痛に耐え、
産まれないように痛みを逃し続けていました。

その甲斐あって、無事、夫の立ち会い出産のもと、元気な男の子を出産しました。

ちなみに、5時半の陣痛開始からなんと4時間のスピード出産でした。

と、ここまではよかったのですが、この先が大変でした。

☆息子・祝退院☆

2013-04-24 10:48:13 | 誕生・入院から退院まで
生後9日目にあたる4月23日に無事退院できました。

昨日は天気も晴れで、
息子は、はじめての太陽の光をどんなふうに感じたのかな?

病院からは車移動なので、初チャイルドシート。
嫌がることもなく、座らせて少ししたらすやすや眠りの中へ。

なかなかの大物です(笑)

これからは約1ヶ月、実家での新しい生活。
慣れないことだらけだけど、息子と一緒にお母さんもがんばりたいと思います。

ひとまず初日の夜は、
教科書どーりの3時間前後で目を覚まし、
オムツ&おっぱいで満足して再び睡眠。

なんとか乗り越えました。

退院しました。

2013-04-22 08:00:04 | 誕生・入院から退院まで
先週の日曜日に出産で入院して、約1週間の入院を経て、金曜日に無事退院しました

訳あって、息子よりも一足先に退院したので、
いまは揃っていない育児グッズを買ったり、お部屋を整えたり、息子が退院してくるのを待つばかりです。

出産、そして入院中の生活については、記録として少しずつアップできればと思っています。