毎日が幸せでありますように。

わたしの家族について。小さな幸せを忘れないように。
~お空へ還っていった赤ちゃんと、その後生まれてきてくれた息子~

出産・入院の記録(その3) 出産後1日目。

2013-04-28 16:03:52 | 誕生・入院から退院まで
■4月15日(月)出産後1日目。

前日の出産の疲れや、それまでの睡眠不足が続いていたはずなのに、
ぐっすり眠れないまま朝を迎え、朝食を終えたくらいの時間に
搬送先の病院の近くのビジネスホテルに泊まっていた夫がわたしのところに来てくれた。

赤ちゃんのこと、搬送先の先生からの話を教えてもらった。


この日は仙台から義理の両親が来る予定だったので
午後から赤ちゃんの面会ができるように夫が手配してくれ、
その時間が来るまで、わたしの病室で赤ちゃんの名前を考えながら、
夫婦ふたりうとうとしながら過ごしていたら、あっという間に時間がやってきた。

夫は赤ちゃんの入院する病院へ向かい、
わたしは病室で夫が戻ってくるのを待った。

そして夫が帰ってきて、赤ちゃんのことを聞いてみると、
先生が手術が必要と判断したそうで、夕方から詳細の説明を聞きに行くことになったと。

夫は少しして再び赤ちゃんの入院する病院へ向かい、
わたしは赤ちゃんの名前を考えながら、夫が再び帰ってくるまで待った。


手術やいろんな手続きをするにあたり、早く保険証が必要らしく
急遽、今日中に赤ちゃんの名前を決めることに。

でもまさか生後こんなすぐに手術することになるだなんて。。。

できることなら代わってあげたいって、その気持ちでいっぱいでした。


そして、手術の説明を聞いてきた夫が戻ってきた。

手術は水曜日の午後に決まり、
当日の手術内容や、そもそも鼠径ヘルニアとはどんなものか
という説明を聞いたとのこと。

ひとまずは、手術が早い段階でしてもらえることはよかったことだし、
手術時間も長くなく、内容も難しいものではないとのことで、
1日でも早く元気な姿で会いたい、
そんな前向きな気持ちに少しだけなれた。

手術当日、わたしは母親なのに立ち会うことができないけれど、
夫が会社を休んで立ち会ってくれると聞いて安心した。

わたしは母親なのに、ほんと無力で泣けてくる。

なので、せめて名前は全力で考えてあげた。

最後に夫と相談して、赤ちゃんの名前、無事に決まりました。

わたしたち夫婦それぞれの名前から、読み仮名をプレゼントしたものです。

その名前で出生届を出してきてもらって、無事に受理されたら、3人家族だね。


ちなみに、産後のわたしの経過は、血液検査の結果が良好だったので、
点滴が終了し、代わりに鉄剤を処方して毎日飲むことになった。

そして、出産時の傷について、
先生は「10年に1度」と言われるくらいの珍しいものらしく、
でも順調に回復してるとの言葉をいただき、ひとまずは安心。
とても痛いけど。。。

子宮の収縮状態も順調に戻っているとのことで、よかった。

いま母親としてできることは、体力を早く回復させること。

この日はベッドの上で、ほぼ1日中安静に過ごしてました。

出産・入院の記録(その2) 40週6日・出産当日・続き。

2013-04-28 11:02:57 | 誕生・入院から退院まで
■4月14日(日)出産当日・続き。

「陣痛から4時間のスピード出産」と聞くと、とっても安産だと印象を受けますが、
わたしの場合、確かに安産だったけど、その後が大変だったんです。

出産の際、赤ちゃんがスムーズに産道を通って産まれてこれるように、
会陰を切開するのはよく聞く話ですが、なぜかわたしの場合、
赤ちゃんが産まれてくる際、会陰を含め産道が3方向に裂けて切れてしまっていた。
と、先生が傷の縫合の際におっしゃってました。
(ちなみに、わたしがまだ分娩台の上にいるときの話です。)

傷の縫合は、通常の傷のときよりも時間はかかったみたいですが、
点滴を打たれながら、眠さもあって意識がもうろうとする中、部分麻酔の注射と縫合の痛みに耐え
確か1時間くらいかけて、じっくり行われた。

出産も痛かったけど、傷の縫合も負けず劣らずな感じで痛かった。。。


そして、ようやく赤ちゃんとゆっくりご対面。

夫と赤ちゃんと3人での家族写真を看護師さんに撮っていただき
少しの間、わたしの顔の横に寝かせてもらい
夫やわたしの両親・妹たちはひたすら赤ちゃんと写真撮影大会。

わたしは麻酔と睡眠不足で眠くて意識を保つのが精一杯だったなぁ。。。


赤ちゃんは、お腹の中にいたときと同じように、勢いよく手足をバタバタ動かして
ちっちゃいけど元気で、とてもあたたかく、かわいかったー。

驚いたのは、思ってた以上に髪の毛と体毛がフサフサしていたことと、爪が伸びていたこと。

お腹の中でたくさん成長したんだね。


その後、わたしは縫合してもらった傷が深くて起きあがれなかったので
寝たまま夫に昼食を食べさせてもらい、タンカーで入院のお部屋のベッドまで運んでいただき
横になったままの姿勢をキープし、ゆっくり休息。


出産当日は、赤ちゃんは新生児室で預かってもらい、
明日から母子同室だなーと思いながら、ひとりで夕食を食べていたときに
なんと赤ちゃんに異変が見つかったと、看護師さんから告げられました。

その後、先生から状況について説明があり、詳しい診察が必要なので
最終的に赤ちゃんは、NICUのある隣の市の病院へ救急車で緊急搬送。

母親のわたしは点滴をしているため付き添うことができなかったので、
代わりにわたしの母親に救急車に同乗してもらった。

救急車に乗る前の最後に、赤ちゃんの手に指をあてたら
強くぎゅって握り返してくれたのがとてもうれしくて、
そしてこの先どうなってしまうのか分からない不安に涙が出てきた。

そして、立会出産を終え、
翌日の仕事のため自宅に帰宅した夫へ搬送先の病院へ来てもらうよう連絡し
赤ちゃんはなんとか無事に搬送先の病院で診察してもらうことができました。


診察結果は、鼠径ヘルニア。
いわゆる脱腸です。

ひとまずは病院で経過を見てもらい、その後、手術をするかの対応を決めるとのことで
そのまま赤ちゃんは搬送先の病院で入院することになった。

初日から家族3人バラバラになってしまうとは思ってもいなかったから
ショックのあまり、涙が止まらなかった。


翌日は、わたしの両親と仙台の義理の両親が
それぞれ赤ちゃんが入院している病院に面会に来てくれると、夫から夜中にメールをもらい
長い1日が終わりました。

出産・入院の記録(その1) 40週6日・出産当日。

2013-04-26 14:25:50 | 誕生・入院から退院まで
■4月14日(日)出産当日

この日を含めた前数日間は、夜にまとまった睡眠をとることができず、
お腹の張りと前駆陣痛の痛みと、パンチやキックの元気過ぎる胎動に耐えながらの毎日でした。

この日も夜はなかなか寝つけず。。。

陣痛なのかよく分からない痛みに耐えながら、
時計を見ながら痛みの時間と間隔をスマホのアプリ(陣痛時計)に記録してたら、
3時を過ぎたあたりから、陣痛になりそうな、やや定期的な下っ腹の痛みが。
さらに5時半を過ぎたあたりからは、確実に陣痛としか思えない10分間隔の痛みが。

陣痛に気付けないんじゃないか、って妊娠中は不安に思ってたけど、
そんなことありませんでした(笑)

これまでの検診結果などを踏まえ、
先生から事前に、陣痛が来たら早めに病院に連絡するよう言われていたので、
1時間が経過した6時半過ぎに約10分間隔で陣痛が来ている気がしたので、
病院へ電話して、これまでの状況を説明。
一度診察するから、入院の準備をして病院に来るように言われました。

7時過ぎには病院へ到着し、看護師さんに診察してもらうと、
すでに子宮口は9センチ開いていたらしく、
助産師さんには、この状況でその表情でいられるのは相当痛みに強いんだね?
と言われ、とても驚いていました(笑)

ここから夫へ電話連絡して、
立ち会い出産のため1時間以上離れた自宅から病院に向かってもらい、
9時過ぎに無事、分娩室に到着。

その間、わたしはひたすら陣痛に耐え、
産まれないように痛みを逃し続けていました。

その甲斐あって、無事、夫の立ち会い出産のもと、元気な男の子を出産しました。

ちなみに、5時半の陣痛開始からなんと4時間のスピード出産でした。

と、ここまではよかったのですが、この先が大変でした。

☆息子・祝退院☆

2013-04-24 10:48:13 | 誕生・入院から退院まで
生後9日目にあたる4月23日に無事退院できました。

昨日は天気も晴れで、
息子は、はじめての太陽の光をどんなふうに感じたのかな?

病院からは車移動なので、初チャイルドシート。
嫌がることもなく、座らせて少ししたらすやすや眠りの中へ。

なかなかの大物です(笑)

これからは約1ヶ月、実家での新しい生活。
慣れないことだらけだけど、息子と一緒にお母さんもがんばりたいと思います。

ひとまず初日の夜は、
教科書どーりの3時間前後で目を覚まし、
オムツ&おっぱいで満足して再び睡眠。

なんとか乗り越えました。

退院しました。

2013-04-22 08:00:04 | 誕生・入院から退院まで
先週の日曜日に出産で入院して、約1週間の入院を経て、金曜日に無事退院しました

訳あって、息子よりも一足先に退院したので、
いまは揃っていない育児グッズを買ったり、お部屋を整えたり、息子が退院してくるのを待つばかりです。

出産、そして入院中の生活については、記録として少しずつアップできればと思っています。

40週0日(出産予定日)。

2013-04-08 14:21:06 | 切迫早産・実家に里帰り
早産の危険性から早くに会社は休みをいただき、
実家に里帰りして2ヶ月半が経ちました。

薬を服用し、自宅で安静生活してたときは36週を迎えられるように願い、
その後は、4月以降に産まれてきてくれることを願い。

そうこうしていたら、予定日の今日を迎えました。

早く産まれてこないように語りかけ続けてきたから
いまもその約束守ってくれてるのかな?

と思っちゃうくらい、まだ産まれる気配はありません。


で、検診。

今日はNSTで赤ちゃんの心拍と陣痛の状況を診ていただいた。

そしたら、なんと陣痛が約7分間隔できてるとのこと。

たしかにベッドに横になって測定されてるときは
お腹の張りを感じたものの、陣痛と言われるような痛い感覚はなく。

果たして、わたしは陣痛にちゃんと気づけるか心配。。。


子宮口は4センチで変化なし。


今後は、あと1週間様子を見て、
それでも産まれてこない場合は入院して薬を投与することに。


赤ちゃんはもしかしたら、とってもマイペースなのかな?

わたしもリラックスして、残りの妊婦生活、楽しみたいと思います。

39週0日。

2013-04-01 18:36:55 | 切迫早産・実家に里帰り
いよいよ、出産予定日を1週間後に控え、
そして、4月に入った今日、検診に行ってきました。

1月に切迫早産と診断されて安静生活だったころは、
4月を迎えることは難しいのかな、って思ってたから
なんだか奇跡のようで、とてもうれしく思います。

検診は、至って順調。

子宮口は先週と変わらず、4センチをキープしてるそうです。

来週はNSTという装置で測定を行う予定だけど、
その前に産まれてきてくれるかな?


最近あった身体の変化は、
夜中はほぼ30分から1時間おきに目が覚め、毎日午前中は寝不足。
おそらく、前駆陣痛がはじまってるんだと思うけど、
朝起きるとお腹の張りはなくなります。

赤ちゃんは毎日とても元気なご様子。
お腹の皮を突き破って出てきてしまうのではないかと思うくらいの
攻撃をしてくるから、夕方らへんにはいつもぐったり。。。

食欲があまりなく、
そのせいか体力もあまり回復してないよーな気がするのが心配。

今日も検診のあと、午後は疲れて爆睡でした。


こんな生活も残すとこあと少し。

今週も健康に毎日過ごしていこー。