ブロブロガー@くつログ

Proと呼ばれたい...そして日々悪戦苦闘する
Brofessional な職業人の安息の日誌

◇素敵な映画を発見しました!~泉水隆一監督「凛として愛」

2010-10-23 | 歴史認識
> やりましたよ,Bro!
> 前回の記事は,「日本ブログ村」の人気記事ランキングで,「政治」および
> 「政治評論」の親子部門ダブル1位を獲得しました!
> 久しぶりの快挙ですね,Bro!


それはそれは,どうもありがとうございます!
前回は,記事を投稿した直後から,みるみる内にOUTポイントがどんどん増え
ていったので,きっと良い結果が出るだろうと少し期待していました。
素直に嬉しいです。

> 小泉首相時代に靖国問題が新たな外交問題としてクローズアップされて以来,
> この「@くつログ」でも,随分と議論を重ねましたものねぇ。。。
> 結局,Broは自分で「コペルニクス的転回」と呼ぶほど,歴史認識の転換を遂げて,
> 「歴史認識の相対性理論」まで仰々しく書き記しました。
> 歴史書も随分増えましたよねぇ,Broの書斎には。


まあ,一応これでも社会科の教員資格を持つ身ですからね。。。
IT技術者になっていなかったら,高校で日本史を教えていたかもしれません。
自分自身の歴史観は,大人として,しっかりと確立しておきたいですものね,
やはり。
残念ながら,人に教えるほどには未だに整理できてはいませんが…


> ところで,今回は珍しく映画の紹介ですか,Bro?


そうそう,前回の記事で少し書いた,昭和3年の済南事件についてネットで調
べていたら,とても素晴らしいドキュメンタリー映画を発見したのですよ!


> タイトルにある「凛として愛」ですね。
> 去年発表された戦史映画の様ですね,私も知りませんでしたが。

何でも,様々な圧力で,一般の劇場では公開されなかったみたいです。
昨年の暮れに,東京の九段会館で二日間だけ自主上映されたのだそうですよ。
まったく驚きました!
現代の日本でも言論統制があるのかと,正直いぶかしく思います!


> 今さら「危険思想」でもあるまいし,何故なのでしょうか?
> ところで,監督の泉水隆一氏は今年七月十五日に亡くなられたとか…

ええ,とても残念です。。。
でも,本当に素晴らしい映画を残して下さいました。素直に感動しました。
さっき自分の歴史観を未だ整理できていないと書きましたが,私が何とか,
ようやく自分のものとして感じ得た日本の近代史の概略は,全てこの映画の
中で語られている様な気がしています。
もし欠けているとするならば,日独伊三国同盟の影響でしょうけど,一般の
日本国民の認識の中では「日本の友軍」程度の意識しかなかったでしょう。
もし,私が実際に社会科の教員であるならば,これこそが「日本人の歴史観」
なのだと生徒に教えたいですよね。
勿論,歴史科学として,異なるものの見方は「当然ある」のだと述べた上でね。


> じゃあ今回の記事は,若い人達にこの映画をぜひ見てもらいたくて書いた
> 訳ですね。


そうです。
今では大多数の「戦争を知らない世代」が,我々の父や祖父や曾祖父の体験を
自虐的にではなく,素直に伝えるドキュメンタリー映画として,ぜひ見て欲しい。
あとは,ここから「もし,戦争を回避し得る方法があったとするなら,日本は
いつの時点で,どの様に行動するべきであったのか」を考えてみる事だと思い
ます。その結果生じたであろう事態も含めてね。

> 戦争は「相手」のある行為ですものね…
> 一面的な理解では,決して解決策までは考えきれないでしょうね,やはり。

だからこそ,尖閣領有権問題で日中の主張が真っ向から対立している今こそ,
「日本について」日本人自身が再確認しておくべきなのです。
歴史とは,今自分自身が生きている「この日本の生い育ち」なのですから。



▼「凛として愛」(2003年,泉水隆一監督作品)






















◇日本はなぜ戦争への道を歩んだのか?

2008-07-27 | 歴史認識
> 前回の議論の中で,対米戦争を不可避なものに運命づけた原因は,日独伊三国同盟
> の締結であったと云うお話をしましたよね...

要因としては多数の事柄が複雑に絡み合うのが歴史の常ですが,米国が対独戦を決意す
る事になる限りにおいて,これを主因として間違いではないと考えています。。。

> 現在の日本は米国と「日米同盟」の関係にある訳ですが,日本も将来再び戦争への道
> を歩む事はあると思いますか...?


みんな余り切実な問題としては意識していないのですが,事実日本の自衛隊は既にPKO
として海外で戦争を行っています...
当然,近い将来,戦闘行為にも巻き込まれる事があり得ると,覚悟しなくてはなりません。


> 日本人は大東亜戦争に敗れた経験から,「侵略戦争」を絶対的な罪悪として深く自覚
> しているので,自衛目的以外にその様な心配は不要ではないですか?
> それに地球上の「植民地」も,今ではほぼ皆無ですし。。。

「楽観」こそが危険なのだと思います。
仮に「植民地」が地球上から無くなったとしても,「帝国主義」が無くなる訳ではなく,さらに
また「軍国主義」は,おそらく戦前の様な在り方には戻りえないとしても,日本としてどの程
度の「軍事力」を必要とするかは,国際情勢如何でどうにでも変化するはずです...

> でも,「大日本帝国」は既に無くなって,今では民主的な「日本国」になりました。。。

民主国家であれば「反戦的」と考えるのは無理がありますし,「アメリカ帝国主義」と云う批
判が示すとおり,民主国家でも「帝国主義的」ではありえます。


> 以前 Bro は,「帝国主義という概念を発明したのはレーニンだった(と思う)」と言っていま
> したよね...

ええ...マルクス主義経済学で云うところの,所謂「帝国主義」と云う概念は,レーニンが
主著「帝国主義論」で書いたのが始まりです。。。

> 今回改めてネットで調べてみたのですが,言葉としての「帝国主義」を発明した人は,イギ
> リス自由党のグラッドストンと云う政治家が,保守党ディズレイリ内閣の大英帝国主義的
> 海外膨張主義を批判して用いたのが最初の様です。。。


たしかに「帝国主義」と云う言葉の示す内容は,使う人によって微妙にニュアンスが異なるの
で注意が必要ですね...
グラッドストンの意図した「大英帝国主義的海外膨張主義」と云う概念は,「植民地主義」
と言い替えて,ほぼOKだと思います...内容的には,軍事力を背景とした植民地の直接
統治とその拡大,と云った概念です。
またレーニン以前にもホブスンと云う人が1902年に「帝国主義論」を著していて,植民政策
から離れた資本投下と市場開拓のための資本活動を「文明の堕落」と考え,「帝国主義」
と呼んで批判しています。
レーニンはこのホブスンの影響を受け,マルクス主義の立場から1912年に『資本主義の最高
段階としての帝国主義』を出版した経緯です。


> ホブスン的な帝国主義は,現代の国際金融資本の活動そのものですよね。。。


ええ...しかしホブスンにあっては,なお「労働価値説」の思想が看取され,これがマルクス
主義のレーニンに影響を与えて,帝国主義列強間の衝突を不可避にして共産主義への進
化を促進する「資本の運動法則の最高段階」と考えられました。

> レーニンが建設した「ソビエト社会主義連邦共和国」は,1991年に崩壊しましたよね...

はい,旧ソ連が崩壊した事で「マルクス主義的歴史観」の誤りが実証されたと,私は考えて
いますが,今なお中国,北朝鮮をはじめ共産主義国家は存続しています...

> しかし中国に関して言えば,「市場主義原理」を大幅に取り入れて存続できているので,
> イデオロギーとしての「共産主義」は,とっくに放棄していますよね...

逆説的ですが,「労働価値説」の下では労働者はあまり働かない(笑)...


> 「働かないで食って行きたい...」のが,人間の本性と云う事ですか。。。


近代経済学の立場では,「労働価値説」よりもむしろ「効用価値説」を中心に考えます...

> 何ですか,それは?

水の全く無い砂漠に取り残された人間は,ダイヤモンドよりもコップ一杯の水により多くの価
値を感じる...つまり「需要」の基礎となる主観的な有用性...これが「効用」です。

> なるほど...ではマルクス主義は既に死滅したと考えて良い...?

それはどうでしょうか...?
少なくともホブスン的な意味での帝国主義は,今なお健在です。。。

> しかし「帝国主義」と云う言葉には批判的なニュアンスが強い訳ですが,「グローバリズム」
> の要素としての「国際金融資本の活動」そのものに対しては,むしろ外国資本の活用と云
> う意味でプラスの評価をする事が多くなっていますよね...

結局「労働価値説」の立場に立って,「資本による搾取」を強く意識するから批判的な評価
になってしまう訳です...むしろ資本と労働とは,供に「生産要素」として補完関係にある訳
ですから,対立要素と考える必然性は本来ないのです。。。


> なぜマルクスにおいては「対立要素」と考えられたのでしょうか?


それは「分配問題」が大きく関与したのだと考えます...
つまり生産活動の成果である剰余所得(利潤)は,資本と労働と(さらに敢えて言えば政府)
の間で分配される訳ですが,拡大再生産を極大化する為には再投資に向けられる要素に
還元する事が経済合理性に適う行為であり,これを「資本の必然的な運動」と捉えた...
結果的に労働への分配は,再生産の維持に必要な最低限度の水準に据え置かれる事に
なり,結局「持てる者と持たざる者の格差」は拡大する一方で,これを「資本の搾取」と呼び
やがて階級闘争を惹き起して破綻する運命にあると考えた。。。

> 決定論的唯物史観と云うやつですね...「歴史の必然性」を考える...


...そう,マルクスは社会現象を「科学的」に考察するにあたり,ニュートン物理学の様に,
社会現象にも決定論的な運動法則が存在すると考えていました。。。
簡略に言えば,「資本」を物理学での「エネルギー」の様なものと考えて,その運動法則は
「エントロピーの法則」に従うものだと考えたようです。。。
要するに「平等な社会」こそ,「争いの少ない安定的な社会」であると云う意味です。。。

> う~ん...何か解った様な,解らない様な,そんな気分です...


注意して欲しい事は,マルクス・レーニン主義においては「階級闘争」や「帝国主義戦争」を
「資本主義の必然的な運動」と考えている事です...
そしてこの運動は全世界が共産主義になるまで終わらない...
なので「真の世界平和」を早期に実現するためには,積極的に資本主義打倒の戦いに臨み
勝利する事が必要かつ合理的行動であり,「正義」である。。。

> と云う事は,人類の歴史が戦争を必然的なものと既定する事を説明する理論でもある訳
> ですか...!


。。。ですね。。。


◇大東亜戦争の開戦は過ちではなかったのか?

2008-07-26 | 歴史認識
> 前回の,東條由布子さんの「外人記者クラブでの演説」についてですが...


なかなか聞きごたえのある,一本,筋の通った演説だったでしょ!

> 日本人としての一つの立場を堂々と主張している点で,立派な演説だと思うのですが
> 後半部分で一点だけ納得できない箇所があります。。。


何ですか?

> 「大東亜戦争(太平洋戦争)の開戦は過ちではなかった」と主張した部分...

なるほど,これまでの日本人の一般通念とは最も大きく異なる部分ですよね,確かに。


> お祖父さまの東條英機元首相の名誉のために「弁明」をしているとしか思えない...

自身の祖父の名誉に関する事ですから,心情としてそのような動機が働く事は止むを得
ない事だと思います...
しかしながら,東條さんはA級戦犯として東京裁判の審理の場に或る時から,家族には
周囲に対する一切の「弁解」を固く禁じていたと聞きます。。。
実際,その言いつけがあったからこそ,戦後60年もの長期に渡って沈黙を守り続けたの
でしょう...並大抵の我慢ではなかった事だと想います...
おそらくは,何度も何度も,繰り返し,繰り返しこの点を熟考し,資料の検討と勉強を重
ねた上で,満を持して,ご自身の所信を披露したのだと思います。。。
多方面から批判のある事は「覚悟の上の言葉」だと思いますよ...それだけ重みのある。


> その点は,演説の最後に「私の言葉に傷ついた方もいるかもしれませんが...」と補足
> している事からも感じる点ではあるのですが,一般的な議論として「負けた戦争」を正
> 当化し得る「理由」など,これまで歴史書を読んでいて見た事がありません。。。

...確かに歴史の記録は,いつの時代にあつても「勝者」の論理で記述されているもの
で,その意味で「正義とは力なり」と云う俗論にも一面の真理を感じる気はします。

> 実際「東京裁判」自体の評価についても,「勝者の茶番である」として,そこに何等の
> 歴史的価値をも認めない人々が大勢いますよね...

もしそうであるなら,戦後60年を経過した現在,「東京裁判」や「靖国神社問題」につ
いて繰り返し語られる事の意味は説明できないと思います。。。
「審判」についてはひとまず置いておいて,そのプロセスと内容を十分に吟味する事には,
現在においても非常に歴史的な意義のある事だと思います。
実際問題,終戦の処理方法として,この様な「歴史的な検証」を可能にしてくれた点で
大いなる価値を感じている人は,少なくないのではないでしょうか。


> もし,敗者の立場から負けた戦争を「過ちでない」と主張するのであれば,それは如何
> なる意味においてでしょうか?


勝敗の結果ではなく,「闘うと云う行為」自体に意味があると考えられる場合でしょう。。
考えてみると,大東亜戦争のプラスの結果として,以下の2点をあげる事ができます。

① 欧米列国の植民地状態にあったアジアの独立を促進したと考えられる事。

② 未だ「富国強兵」の国是から脱却できず,軍国主義的であった日本の民主化を達
成し得た事。


> ②については,アメリカの占領政策が適切であった事の「恩恵」を受けたのであって,
> 日本が開戦時から意図していた事ではないですよね...

確かに結果論にすぎないのですが,「奇跡的」と言っても過言でないほど,みごとな成果
をあげましたよね...多くの日本人が「負けて良かった」と回顧するほど...

> 東條由布子さんは「戦いに負けた事が東條首相の責に帰する唯一の失敗だった」と
> 述べていますから,「開戦が過ちでない」とする趣意は,①についての所見ですよね...

そのとおりだと思います。。。

> でも,大東亜戦争が仮に無かったとしても,アジアの独立は達成できたのではないで
> しょうか?


それに関する私の意見は否定的で,仮に独立を達成し得たとしても,なお相当の時間を
必要としただろうと考えています...
「東京裁判」の歴史的意義についてですが,その最大の意義は「平和に対する罪」と「人
道に対する罪」と云う2つの新概念を提起して,「日本の侵略的行動」を断罪した点にあ
ると思います...

> その2つについては「事後法」であるとの理由で,A級戦犯の責に帰する罪状としては不
> 適切であったと云う意見がありましたよね...

A級戦犯の罪状とするには不適切だと考えていますが,戦後の国際社会の平和を律する
規範を明示した点では画期的であったと思います。。。
「他国の領土を侵犯する事は,国際法上の罪である」と明確に示しました。
...そしてその結果,大戦後なお多く存在していた「植民地」の正当性を説明
する根拠を失ってしまった事を意味していました。。。


> ...なるほど,しかしこれも日本が開戦当初から意図していた結果ではないですね。

日本が開戦時に掲げていた理念は「大東亜共栄圏」と云う,「ヨーロッパ共同体」の様な
「アジア連合の建設」でありました。。。

> しかし,この理念は一方的すぎて「言葉を変えた植民地支配」と受けとめられています
> よね...単に「大東亜戦争」の意義を正当化するための「名分」にすぎないと...

当時としては先進的過ぎて,「詭弁」と受けとめられるかもしれませんが,未だ自由貿易
体制の確立していない国際社会にあって,日本の様に資源に乏しい貿易依存国が自
存を全うする為には,必要不可欠な社会システムと考えられた事は間違いありません。


> 東條さんが東京裁判において,「自存自衛のための止む無き闘い」と力説した所以で
> すね...その点は...

東條さんがこの時残した「東條宣誓供述書」は,開戦時の状況と日本のおかれた立場
を説明するものとしては,非常によく書かれたものであると思います。。。
もちろん「弁明」が目的である訳ですから,日本の立場からの説明である事は当然であり
「開戦決定の責任者」としての説得力ある説明が一貫しておれば十分な訳です。。。


> ...対米開戦が不可避な状況になっていった経緯は分かるのですが,「負ける戦争は
> 絶対にやるべきでない」と云う,孫子流のあたりまえの戦略的観点に立って,もしもハル
> ノートを受け容れる方向で東條さんが国内調整を行っていたらどうでしょうか...?


強圧的なハルノートの内容からすれば,これを受け容れるなど言い出したら,東條さんは
暗殺されるか,もしくは国内にクーデターを勃発して,それこそ日本国内の混乱は収拾不
能になっていただけだと思います...残念ながら...


> ...では,もはや選択の余地は無かった...?

。。。あるのは「一戦して,早期講和」,これだけでしょう...だから「止む無き闘い」です。


> 結局,もっと早い時点で戦争回避策を執る必要があった訳ですね...

前にも書きましたが,日華事変勃発の際にも政府は「不拡大方針」だったのですよ。。。

> でした。。。この戦争は実は中国そしてソ連側が望んでいた戦争でしたよね...

そこに米英が介入したのですよ...そして,泥沼化した...

> ドイツに接近したのも,これへの対抗上の理由からでした。。。

考えれば,日独伊三国同盟の締結が決定的なターニングポイントだったと思います。。。
...対米戦を運命づけた...
この時までは,海軍は徹底的に反対していましたがね...対米関係悪化を見越して。


> 結局,東條由布子さんの「過ちではなかった」と言う意味は,「遅きに失した」と理解す
> るべきでしょうか...?


東條由布子さんの発言の主意は,「東條宣誓供述書」の趣旨どおりに理解して良いと
思います。なので「東條宣誓供述書」の内容に対する批判は,そのまま彼女にも向けら
れる事でしょうね。。。良しにせよ,悪しきにせよです。

> なるほど,お祖父さまに代わって,これを向かえ討つ覚悟か...武士の一分ですね。
> やはり,血は争えませんねぇ。。。


◇東條由布子さんに敬礼!

2008-07-21 | 歴史認識
> 何ですか! Bro はいつから軍国主義者になったんですか?!


いえ,軍人のする形式的な「敬礼」ではなく,心からの敬意を表して「敬礼」したいのです
よ...東條さんに対して。
。。。それに彼女は「軍国主義者」ではありませんので,お間違えなく!

> 何かあったんですか??

例によって,YouTube で偶然,彼女の活躍を見つけてしまいました。。。

> ...なるほど!韓国人相手に堂々と「闘って」いますねぇ。。。りっぱだ!


でしょ!...へたな政治家よりも,はるかに堂々として,弁舌もさわやかです。。。
こちらの「外国人記者クラブでの演説」も聞いてみて下さい。

> お祖父さまの東條英機さんも顔負けの演説ですねぇ...こりゃ立派だ!


今の日本の政治家の誰一人として,これだけの主張を凛として発言できる人,居ません
よ...真面目に。

> ですね...

「敬礼」したくなったでしょ!...?


> はい...それよりも,選挙に出馬されたら投票してみたくなりました。。。

うん,同感です。。。応援しましょう!「くつログ」で。。。

> それには,もっと訪問者を増やさないとダメですね...がんばりましょう!我々も!

了解!


◇旧日本軍化学兵器処理問題で新事実発見!

2006-05-27 | 歴史認識
> これまで旧日本軍が遺棄したとされてきた化学兵器について,新たな証拠書類
> が発見されて話題になっていますね!
ええ。。。日本にとっては,まさに青天の霹靂と思います!
しかし,発見された「兵器引継書」の目録に当該の化学兵器が明記されているか
否か,精査する必要があるそうです。。。

> 今回ジャーナリストの水間氏が発見したものを,自民党の戸井田議員が26日の
> 衆議院内閣委員会で取上げたらしいですが,すでに確認済なので取上げたので
> はないですか...?
おそらく確認済だと思いますが,万一「ガセネタ」だとまたとんでもない失態に
なりますからね...慎重に真偽の確認をするつもりでしょう。。。

> でも考えてみれば,当時日本はほぼ無条件降伏に近い形で武装解除に応じた訳
> ですものね...所持していた一切の兵器類は全て連合国側に引渡していて当然で
> すよね...当たり前の話だと思います。。。
そうなんですよね...日本政府は2000年以降,970億円を投じて化学兵器の発掘,
回収事業を実施していて,事業総額は2,000億円にも達するらしいです。。。

> もし今回の発見書類が本物で,当該の化学兵器も目録に明記されているならば
> 廃棄したのは連合国側か,もしくは連合国側の指示に従って旧日本軍が埋める
> などした事になりますよね...
そう,日本の責任で行った行為では無くなります。。。

> 日本に発掘・回収の義務は無くなる...?
製造したのは日本側ですから,それはまだ良く分りませんが,少なくとも不当に
廃棄したとの責任は免れますよね。。。当然。

> それだけでも意味は大きいですよね!
> 少なくとも外交交渉の材料にはなる。。。
それもそうですが「歴史の真実を検証しよう!」という気運が高まる事の方が意
義深い事だと思います...

> 先の戦争に関する事は,何でもかんでも日本が悪かったとする風潮が改まる事
> の意義ですね!...Broが言いたいのは!
そうです。今回の様にきちんとした事実資料に基づいて,一つ一つの事実確認を
行う事の大切さですよ。。。

> 終戦直後は本当に混乱の極であった様子ですものねぇ...
連合軍の占領を受けて,それこそ価値観のコペルニクス的転回を強制された訳で
すから,日本人が自虐的な心情に支配されていた事は,一時的には仕方ないと思
います...

> でも思想的には,日本は戦争に負けてむしろ良かった...とする人々も多いです
> よね?
私もその一人ですけどね...善し悪しはひとまず留保して,歴史的事実を出来るだ
け客観化して再評価する努力がまだまだ不充分ですよ...

> 戦後世代は,なるべく過去の戦争を忘れようと努力していたのですかねぇ...?
> しかし,もう戦後60年を超えましたものねぇ...
「戦争の生き証人」の世代の人々がどんどん減っている事が心配なのです。。。

> でも,だからこそ客観的な検証がようやく可能になったのでは...?
張学良氏も西安事件の核心部分については,最後まで発言を憚っていたそうです
ものね...

> 今後は物証中心の事実確認が主体になるので客観化が可能ですよ,きっと!
変なイデオロギーに縛られない限りね...


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