http://photo.sankei.jp.msn.com/highlight/data/2013/02/26/01abe/
> 「三本の矢」の言い伝えで有名な、毛利元就公ゆかりの地である広島県安芸
> 高田市から、安倍首相に「三本の弓矢」が贈られたそうですね!
> 木箱には、「祈 経済再生 三本の矢 金融政策 財政政策 成長戦略」と、
> 記されたそうです。
「三本束ねた矢は折れない」と云う、例の毛利家の逸話ですね…。
でも、これまで折角快調に進んできた「円安」が、イタリアの政局不安の影響
で、一時は一気に3円近く「円高」に戻ったみたいです!
▼イタリアショックで一転、円高と世界同時株安に
http://www.youtube.com/watch?v=JbVwvMrvD2o
> 前日は、自民党の日銀総裁人事案に積極金融緩和論者の黒田氏が伝えられた
> 事で、大幅な円安株高だったのに…とても残念です…。
▼日銀総裁人事案、黒田氏起用へ 民主内も容認論
http://www.youtube.com/watch?v=vF3Irq4UuPc
イタリアの政局が早期に安定しないと、欧州危機の再燃が心配されるだけに、
ここ暫らくの為替相場の動きは「神経質」なものになりますね…。
> 再び1ドル90円を割り込む事もあるのでしょうか…?
それは無いと思っていますが、いずれにしてもイタリアの情勢次第ですよね…。
> アベノミクスの「一本目の矢」の行方が不透明なものになりましたねぇ…。
> ところで「二本目の矢」の財政政策の方ですが、一昨日とうとう2012年度補正
> 予算案が参議院で可決されましたよ!
▼2012年度補正予算成立 総額およそ13兆円規模(13/02/26)
http://www.youtube.com/watch?v=bdKuWg0p9EA
「一票差」ですか!
今だに、赤字国債反対論者が多い事が残念ですが、それにしても良かったです。
野党が絶対多数を占める参議院で可決されて…。
> 今のところ「二本目の矢」は、順調に標的に向かっている様ですね!
> 問題なのは、「第三の矢」の行方ですか!
そう、「第三の矢」は民間投資を活性化させる「成長戦略」が課題ですが、当面
は、TPP問題の決着が議論の主役です。
依然として、農業団体からの反対は根強いですし、自民党内でも決して意見が
纏まっている訳ではありません!
やはり議論の根底には、「日本の農業の未来」が在ります。
▼産業競争力会議 TPPに関して集中討議(13/02/26)
http://www.youtube.com/watch?v=ktanicmB7dU
> 「日本の農業再生」が、テーマですね。
しかし、これは何もTPP交渉参加などが無くとも、本質的な問題です。
そもそも狭い農地で、細々と続ける兼業零細農家が多く、それも農家が高齢化
していて後継者が居ない…。
> でも、最近は「新たに農業を始めたい」と言う人々の話も良く聞きますね!
> 先祖伝来の農地を受継ぐのではなく、農業に新規参入する人達です。
その場合は、適切な産業支援策が在れば、充分に活路を見い出して行ける気が
しますが、問題は「先祖伝来の農地を守り抜きたい」と云う、伝統産業の継承
の様な観点での農業をどう捉えるか…ですよね。
> それは…「名産品」とかのブランド力でも無い限り難しいですよね…。
> 顧客を失って、産業として「成り立たない」のでは…。
TPP参加が、その「諦め」を加速する事にはなると想います。
何れにしても後継者が確保できない限り、諦めるしか無い訳ですが。
やはり、この辺の心情問題は、農業再生問題の本筋とは切り離して考えるべき
ですね。
> TPP参加の影響が懸念されるのは、農業以外にも色々と在りますよね。
> 医療分野とか、訴訟問題とか…。
▼TPP交渉、自民調査会が参加容認…国益条件に
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130227-OYT1T00684.htm?from=ylist
メリット・デメリットの区別を抜きにして、「影響」としてだけ考えれば、ほぼ
全産業分野において何らかの影響は受けるでしょう。
EU(欧州連合)の誕生によって、ヨーロッパが大きく変貌した様に、TPP
(環太平洋戦略的経済連携協定)も「貿易自由化」の範疇を超えて「市場統合」
を志向する事になれば、日本社会そのものを大きく変貌させる起爆剤になる事
が予想されます。
> でも、「通貨統合」だけは止めて欲しいですね…今の欧州情勢を見ていると!
まぁ、自民党が「聖域の在る関税廃止」に拘った通り、「貿易自由化」の範疇を
逸脱するものでは無い限り、国家主権は保たれるものだと想いますけど…。
> 国家主権(≒国民主権)が保てなくなると、いよいよ市場原理の世界(≒無
> 政府状態)に近くなってしまって、ヨーロッパやアラブの様に社会が「混沌」
> としてしまいますよ!
「守るべきものは、断固として守る」
その意思こそが『主権』ですから、これからのTPP交渉の場で、「何と何とを
守って行くべきか?」大いに議論するべきだと感じます。
「自由市場」とは、市場原理主義者達が想像している様な「単純なシステム」
ではなく、もっともっと「安定」と「混沌」が交錯していて、「安定状態が稀な
複雑系の世界」なのですから。
> 「三本の矢が向かう標的が無い世界」ですね…?
いや…むしろ「無限の矢と無限の標的が在る世界」と言うべきかもしれない…。
> う~む…??
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