ブロブロガー@くつログ

Proと呼ばれたい...そして日々悪戦苦闘する
Brofessional な職業人の安息の日誌

【失意の果てに/麻生太郎物語(日本経済新聞)】

2019-03-01 | 政治

 

 

 

 

 

政治家、麻生太郎氏を私が初めて知ったのは、1996年の事でした。
私が母の介護のために、東京から福岡に移住したのが1993年の事でしたから、
それまで、政治の世界にまったく無関心であった私は、「麻生太郎」の名すら
知らなかったのです。

当時の私は、医療材料の販売会社で、ITネットワークの構築の仕事をしていて、
取引先の病院で、医療機器メーカーの営業の人と世間話をしていて聞かされたのです。
話題は、当時イギリスで騒ぎになっていた『狂牛病』についてでした。
「近く『狂牛病対策』が日本でも問題になるかも知れない。。。」
「その時、牛肉の個体管理(トレーサビリティ)が重要課題になるだろう。。。」

当時の麻生さんは、第2次橋本内閣の経済企画庁長官として、ようやく初入閣したばかりでした。
「世の中分からないぜ、ひょっとすると、麻生さんが総理大臣になるかもしれない。。。」
そんな、話題がきっかけでした。

当時、私は医療ネットワークの構築に意義と将来性を感じて、厚生省の価格調査への対応や、
取引先病院とのネットワーク構築、社内のOA化と、「来たるべきネットワーク社会」
に向かって、企業現場の最前線で日々格闘していました。

前年には「Windows95」が、そして「WindowsNT」が登場し、社内に導入されていたものの
未だ稼働していなかったIBMのオフコンに変えて、社内に「Oracle7」を導入しようとしていて、
経営陣に交渉を続ける毎日でした。
曰く「これからは、インターネットの時代です。オープンシステムが必要なのです!」
厚生省が予算を付けた『J-Menet』と云う、医療物流ネットワークシステムにも、
九州の企業代表として打合せに参画していました。
しかしこの時代は、業界内も疑心暗鬼で、折角付いた予算を業界団体自身が辞退してしまいました。

そんな私が、次に再就職した会社が「株式会社麻生情報システム」です。
1998年に通産省がIPA事業として公募したプロジェクトに、福岡県の飯塚研究開発センターが
応募したのを契機に、会社はプロジェクトリーダー要員を募集していたのです。
この時の『高齢者用生活支援EC開発実証実験事業』は、NTTや福岡銀行とコンソーシアムを組織して
参画したプロジェクトでしたが、未だISDN回線でインターネット接続していた草創期でもあり、
2000年から始まる介護保険制度にも備えた、大変意欲的なものでした。
しかし採択されるまでの道程は険しく、私はこの時初めて、飯塚研究開発センターの部長の鞄持ちとして
霞が関の通産省に、直接陳情に乗り込んだのでした。

この時はそれでも、「政治家、麻生太郎氏」に直接お会いする事はありませんでした。
麻生グループの事業は、弟の麻生泰氏が経営トップであり、麻生さんは「政治家」だからです。

私が麻生さんを直接見たのは、2000年にプロジェクトを完遂して、会社を退職した後の事です。
私の地元の福岡5区から選出されている、原田義昭衆議院議員(現環境大臣)の応援演説のために、
地元に来ていた時の事でした。

大勢の人だかりの中での演説で、直接会話を交える機会は無かったのですが、私はこの時の演説
一度きりで、「麻生さんの大ファン」になりました。
その時の印象が、まさに「べらんめぇ調のワルぶる閣下」だったのです。
※ちなみに、弟の麻生泰氏は「知的で上品な超エリート」を絵に描いた様な方です。(笑)

その後、麻生さんは、半ば冗談交じりで噂していたとおりに、内閣総理大臣まで昇り詰めました。
そして、リーマンショックと自民党の惨敗です。。。
でも、その後も私の「麻生さん大ファン」は、変わりませんでした。
何よりも、麻生さんが「デフレ脱却」を自身の「政治目標」に掲げ続けていたからです。

◇今必要なのは財政再建ではない!~麻生元総理,財政政策を語る
 https://blog.goo.ne.jp/ayakikki/e/90883d6c13f23f77f710ead73be03da0

民主主義の政治は、必然的にポピュリズムの政治家を産み出します。
「ポピュリズムの対局に在る『信念の政治家』」
そんな姿が、麻生さんの魅力なのかもしれません。


 — 川上 善久 (@zen_kawakami) 2019年2月10日



◇「国益」より「政局」!~川口参院環境委員長解任の暴挙を憤る!

2013-05-09 | 政治


> 川口順子参院環境委員長(自民)の解任決議案が、本日の参院本会議で可決
> されてしまいましたね…!


政府与党の自民党は猛反発していましたが、野党が多数を占める参議院では、
この暴挙を阻止できませんでした…。


▼川口参院環境委員長解任 本会議場では与野党の激しい批判合戦(13/05/09)

http://www.youtube.com/watch?v=NWIo_FmBZLo

> 川口氏は、小泉内閣時代の元外相ですからね。
> 今回ばかりはマスコミ各社も、「政局優先」の野党の姿勢を一斉に非難してい
> る様です!


「国益」を無視するなどは、政治家としての良識を疑われますからね。
川口氏には申し訳ないですが、これで夏の参院選はむしろ自民党に有利になっ
たと感じます。


▼msn産経【主張】川口氏訪中問題 解任決議案は取り下げよ
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130509/plc13050903290003-n1.htm

▼川口氏訪中 委員長の「解任」は行き過ぎだ(5月9日付・読売社説)
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20130508-OYT1T01500.htm?from=ylist

▼朝日(社説)川口氏解任 不毛な対立にあきれる
http://www.asahi.com/shimen/articles/TKY201305080762.html?ref=reca

> 考えてみると、野党の政治家も馬鹿ですね!
> 国民の感情を全く理解していない…。
> 日中外交の問題は、優先順位の高い、国民の大いなる関心事なのに!


私が民主党嫌いになった原因も、福田政権時代の「ねじれ国会」での、民主党
の徹底した政局優先姿勢
でした。


> そう言えば、それまでのBroは民主党に好意的な記事も多く書いていました
> よね…?


国益よりも政局を優先させる姿勢こそは、多数決原理を基本とする民主主義の
最大の欠点
だと考えていますから。
「衆愚政治」の典型です!


> そう言えば、自民党が野党時代には、谷垣前総裁の対応を批判した事もあり
> ました…。


▼◇自民党谷垣総裁は、首相問責決議の機会を失した!
http://blog.goo.ne.jp/ayakikki/e/86d351a5c66fb5adf0fc52fef72b9198

あの後も、谷垣前総裁は、見事なほど世論の支持を失いましたからね。
国民は政治家の愚挙を許すほど馬鹿ではありません!
必ず、しっぺ返しを食います!


> すると今回は、野党側の暴挙によって、自民党は益々優勢を強めた…?


夏の参院選の結果が楽しみです。
「自民圧勝、野党惨敗」が見えて来ましたね!


※参院選勝利のために!
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◇4対2、還ってくるのか北方領土?~日露平和条約交渉再スタート

2013-05-03 | 政治

http://jp.ibtimes.com/articles/43539/20130430/1367264759.htm

> ロシア・中東を外遊中の安倍首相ですが、注目のプーチン露大統領との首脳
> 会談を終え、10年ぶりに日露共同声明が発表されましたね!


▼ロシア訪問の安倍首相、シベリア抑留者らの日本人墓地を参拝(13/04/29)

http://www.youtube.com/watch?v=E0S60fUDWrY

▼日ロ首脳が共同声明 領土交渉の再スタートで合意(13/04/30)

http://www.youtube.com/watch?v=MnoMaheYNhU

ええ、今年2月に森元首相がロシアを訪問してプーチン大統領と会談して以来、
待ち望まれていた日露首脳会談でした…。


▼◇森元首相プーチン大統領と会談~北方領土返還へ種を蒔く
http://blog.goo.ne.jp/ayakikki/e/8fcf1cb80c0a24be19e6448812bb3dba

> 森元首相とは至極リラックスした様子のプーチン大統領でしたが、今回の
> 倍首相との会談では、少し構えて緊張した様子も感じられましたね…?


何せ日露間は、第二次大戦後67年を経た現在に至ってなお、平和条約すら締結
されていない
間柄ですからね。
日本が独立を回復した1951年のサンフランシスコ講和会議では、旧ソ連邦は、
条約調印どころか、講和会議の妨害すら行いました。


▼5-6【吉田 茂 日本国憲法】麻生太郎の祖父「日本独立」その光と影

http://www.youtube.com/watch?v=utc-UlYX_Lc

> 旧ソ連は、中国の不参加を理由に講和会議の無効を訴えていましたが…?


大戦後の大陸では、終戦直後に蒋介石の国民党軍と毛沢東の中国共産党軍とが
「国共内戦」
を始めました。劣勢で台湾へ逃れた蒋介石の中華民国政府と、1949
年に北京で毛沢東が建国宣言した中華人民共和国
とは対立していましたからね。
この時、二つの中国政府が存在する事になりました。
また朝鮮半島では1950年に北朝鮮の金日成が南鮮に侵攻を開始して、朝鮮戦争
が始まっていましたし…。


> 日本が降伏しても、アジア諸国は未だ独立の戦火の中に在った訳ですね!
> でも、その後日本と中華民国政府(台湾)とは、1952年のサンフランシスコ
> 講和条約発効と同日に日華平和条約を調印していますし、中華人民共和国と
> も、1978年に日中平和友好条約を調印しましたから、直接戦争した中国との
> 方が、ロシアとよりも先に平和条約を締結した事になりますねぇ…。


旧ソ連とは、1956年に日ソ共同宣言を発表して国交を回復しましたが、この時
北方領土問題が未解決だったので、平和条約の締結は留保されたのです。
そして、北方領土問題が進展しないために、平和条約の締結も保留されたまま
今日にまで至る訳です。


> 戦後67年に渡る日本の悲願であった北方領土返還の交渉が、今回の安倍首相
> のロシア訪問によって、ようやく再スタートする事になった訳ですね!


一説では、今回のチャンスを逃せば、もはや北方領土返還は絶望的だとの見方
も在ります。ロシアから北方領土に移住した人々も根付いて来て居ますから。
返還の交渉は、今後益々難しくなる一方なのです。

> 先だって、主権回復61周年記念式典が開催された際にも話題になりましたが、
> 沖縄や奄美、小笠原諸島など、サンフランシスコ講和条約発効時点でなお、
> 米国から返還が留保された日本領土が多く在りましたよね。


戦後直ぐに、米ソ冷戦時代に突入しましたから、米国としては主に安全保障上
の理由から、これらの島々を利用する権利を保持しておきたかったのでしょう。
決して、米国領とする事が目的なのでは無く…。

> 北方領土4島の方は、これと事情が異なりますね。
> 旧ソ連は、歯舞、色丹、国後、択捉の4島に積極的に自国民を移住させて、
> これらの島々を旧ソ連の領土にしてしまいましたから。


日本の立場から見れば、これは明らかに不法占拠なのです。
そもそも戦前は、1875年にロシアとの間で樺太・千島交換条約が交わされて、
それまで日本人とロシア人が雑居していた樺太(サハリン)をロシア領として
認める換わりに、カムチャッカ半島に至るまでの千島列島全体が日本の領土
して定められました。


> えっ、日本の領土って、そんなに広かったの…?


戦前の日本人は、今の様に「内向き志向」では無く、積極的に海外に出かけて
行って、未開地域の開発に意欲的に取り組んでいましたからね。
フロンティア精神も旺盛だったのです。
例えそれが「帝国主義」と批判される事が遭ったとしても、相互互恵の精神で、
積極的に自らの資本を海外投下して、未開地域の開発
に取り組みました。


> ロシアに援助を求められるまでもなく、戦前は、こちらから積極的に出て行
> って来た事なのですね!


朝鮮半島や旧満州(中国東北部)、台湾などにしても、事情は同じ事です。
戦前の日本人が守りたかったものは、これらの地域に自ら投下した資本とその
成果である権益と、そしてこれら地域の安全保障です。



> 「領土的野心」などでは無く…?


人其々なので、それが「全く無い」とは断言する訳には行きませんが、少なく
とも「侵略」とか、「盗み取る」様な行為をそのまま許可する程「野蛮な国家」
ではありませんでした。
全ては、その時々の情勢に応じて、合法的に処理して獲得した権利です。


> う~ん…例外も在った様な気もしますが…?
> そうすると、マルクス主義者達が「フロンティア精神溢れる資本主義の精神」
> を信じる事が出来ないで、「搾取」や「侵略」や「帝国主義」と云った様な、
> マイナス面のみを強調して認識し、理解してしまうのは、マルクス主義者達
> 自身の内面性や文化・国民性に「野蛮さ」が在る訳ですかねぇ…?


アダム・スミスの様な楽観論の根底には、キリスト教的な道徳合理性の精神
在ると以前にも書きました。


▼◇アダム・スミスに罪を問う~資金循環に関する寓話
http://blog.goo.ne.jp/ayakikki/e/5ad39fafd447daeacc082c8324cb4cbc

同様に、マルクス主義的な悲観論の根底にも、人間関係を支配・被支配の関係
として認識する動機や原因が在りそうですね…。

> 人間関係を「協調・互恵」の関係として認識する事ができない…?
> 中国や韓国との外交が上手く行かない根本も、「信頼関係」の欠如ですよね。


今回の日露首脳会談でも、安倍首相とプーチン大統領との個人的な信頼関係の
構築
が強調されました。
「ここから始めよう」と。


> プーチン大統領が主張する2島返還論は、1956年の日ソ共同宣言の際のソ連
> 側の主張に基づくものですよね。
> 千島列島については、終戦時ポツダム宣言を受託した際に、その権利を放棄
> したものとされ、南千島(国後、択捉の2島)はその一部だと云うものです。
> 一方で日本側の4島返還論はどこから出て来たの…本来は、千島列島全体が
> 日本の領土だったはずなのに?


南樺太と千島列島の放棄については、サンフランシスコ講和会議でも確認され、
日本もそれを認めています。しかし、南千島(国後、択捉の2島)については、
放棄した千島列島の範囲に含めていません。

4島返還論の根拠は、1855年の日露和親条約(下田条約)で両国が合意してい
た国境線
です。ここは日本固有の領土だと云う論拠です。


> 江戸時代の話ですよね!…大日本帝国成立以前の。
> でも、2島返還論よりは理に適っているし、確かな証拠も在りますしね。


それだけに、尚更これまで日本が譲歩できなかった理由でもあります。
しかし、歴史的に考えてみれば、両国間の国境線は常に動いて来ました。
問題は、双方の信頼関係を破壊する事無く、相互互恵の精神に立って合意を結
事ができるか否かです。

> 両国が共同で開発を進める訳だから、国境線は関係ない…?
> そんな事は無いでしょ…円滑に共同作業を進めるためにこそ、双方お互いの
> 権利関係には、明確な「仕切り」が必要なはずです!


それは、未来志向の共同作業の上で、実利と明確さはやはり大切ですからね。
しかし、今や過去の経緯に拘る事が、かえって日本の実利を損なう気がする。
4島対2島の間のどこか、あるいはあくまで4島に拘るならば、その代替条件
として提示するものを用意する必要があると想います…。


> プーチン大統領は、今回の首脳会談の席上で、「係争地域の等面積分割方式」
> について、ほのめかしたそうですね…。
> 広大なロシア領土のあちこちに存在する「係争地域」について、これまでも
> 数多く、話合いで解決して来た実績があるとして言及したそうです。


▼ロシア・プーチン大統領、日ロ首脳会談の中で「面積等分」に言及(13/05/01)

http://www.youtube.com/watch?v=BLr8v0-IHC0

森元首相も、それに類する事を発言していました。
やはり、現実的な解決策「その辺」に在りそうですね…。


> 4島の日本帰属が認められない限り、国内に反対意見が残りそうですけど…。


もし本当に、今回が「最後のチャンス」だと信じるなら、「現実策」の方を選ぶ
べき
だと思います。
反対意見の方々には、少し申し訳ないのですけど…。



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◇「平成の開国」と「国家百年の計」~安倍首相TPP交渉参加を正式表明

2013-03-16 | 政治

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130315/plc13031519050013-n1.htm

> 自民党内でも根強い反対意見に押されて、「一触即発」とまで伝えられていた
> TPP交渉参加問題なのですが、昨日、安倍首相は予定通りTPP交渉参加
> を正式表明しましたね!


▼TPPめぐり自民党内で「最後の抵抗」が表面化

http://www.youtube.com/watch?NR=1&v=UAlYx6KhWSo&feature=endscreen

▼安倍首相、TPP交渉参加を正式表明 経済界からは歓迎の声(13/03/16)

http://www.youtube.com/watch?v=rxdfi5NuKjs

国論は、ほぼ真っ二つに割れていましたからね…。
どちらに決断しても、反対派の抵抗は避けられません。


> でも、反対派が主張する様に、もう少し時間をかけて議論しても良かったの
> ではないでしょうか?


自民党内の混乱ぶりを見て、私もそう言う気持ちに流されていましたけどね…。
首相の官邸記者会見を聞いていて、やはり今が一番良いのだと考え直しました。


> う~ん…「今がラストチャンス」と強調していましたね、安倍首相は…。


▼(全録)安倍首相、TPP交渉参加を正式表明

http://www.youtube.com/watch?v=TmgyH4i9OP8

▼[TPP交渉参加]安倍首相記者会見・抄録
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130315/plc13031519050013-n1.htm

> 安倍首相は、TPP参加を「国家百年の計」だと国民に説明しました。
> 民主党の菅元首相の時は、「平成の開国」と云うスローガンによって国民に訴
> えかけていましたが…?


私にとっては、「国家百年の計」と云う言葉によって、やっとTPP参加が日本
にとって必要である
と納得する事ができました!
「TPP=グローバリズムの一形態」の様に短絡的に考えていては理解できま
せんね、やはり。


> そう言えば、この議論は菅政権時代に急浮上して来たのでしたね…。
> あの時は「平成の開国」と云う言葉に囚われて、「ナショナリズムVSグロー
> バリズム」の観点から考えてみましたよね…。


▼◇「平成の開国」と福袋セールスの日本人論理
http://blog.goo.ne.jp/ayakikki/e/8800de56049da913c0ad030365306755

そう…TPPの様に多元的で包括的な問題は、一産業分野での損得勘定の様な
個別問題に囚われて考えていては、正しい判断ができない
のです。
まさに「国家百年の計」と云う、大局に立った判断が必要なのですね。


> でも…「大局」とは結局、各産業分野で個別に存在している「国益」の積み
> 重ねでしょ…?


その考え方こそが、短絡的なのです。
「大局」とは、けっして「部分の積み重ね」なのではありませんから!
「国家百年の計」は、国の現状だけを見つめていても、決して考えられるもの
ではありません。50年先、100年先の日本…そしてアジア・太平洋地域の
姿を想像して、「望ましい姿へと導くための構想力」が必要になります。


> …でも、50年先の世界なんて、誰にも分かりませんよね…?


現時点で、GDPの世界1位は米国ですが、50年先の世界1位は何処だと想
いますか?


> それは中国でしょ…多分、誤っていないと考えますが…。


現在の中国が、そのままGDP世界1位となったアジア・太平洋地域を想像し
てみて下さい。米国はおそらく世界2位以下に転落していて、その影響力は著
しく低下を余儀なくされているでしょうね。
その時、果たして自由貿易は、現在の様に順調に発展を続けているでしょうか?

> おおっ!
> 米国の影響力低下は、即ち自由貿易体制と民主主義世界の崩壊を招来しかね
> ませんね!
> そうか…今やっと、「TPPの世界観」を理解した気がします。
> これは、所謂「グローバリズム」とは異質ですね…少なくとも目的は異なり
> ますよね!


これで、安倍首相がTPP参加を「国益に資する」と考える理由が理解できた
と思います。
TPP参加国同士が、これからの交渉の場で決めて行く「自由貿易のルール」
を尊重して、相互に経済発展して行く中において、自由と民主主義と、アジア・
太平洋地域における安全保障が担保され、より盤石なものになる訳です。



> 正しく「国家百年の計」ですね!
> ルール内容は、これからの交渉によって決める訳ですか!


そうです。「民主的で素晴らしい未来世界」を構想しなくてはいけません。
決して、大国の我儘勝手や覇権主義で、自由と民主主義が脅かされる未来世界
にしてはならないのです…何となく分かりますよね、「TPPの理念」が。


> 一日も早く参加しないと出遅れてしまいますね…日本も。
> 「未来の国益を守る」ためにも、早く参加しましょう!



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◇北朝鮮臨戦態勢に突入!~窮鼠は猫を噛むのか

2013-03-13 | 政治

http://www.youtube.com/watch?v=h7P3DrL-UDw

> 大変ですBro、朝鮮半島が再び戦争状態に突入しました!
> 米韓合同軍事演習に対抗して、北朝鮮では臨戦体制に移行したそうです!


▼北朝鮮の「南北不可侵合意」の一方的破棄に韓国側が猛反発(13/03/08)

http://www.youtube.com/watch?v=lNEb3SfzU9k

▼国連安保理、北朝鮮への制裁内容を大幅に強化した決議案採択(13/03/08)

http://www.youtube.com/watch?v=fVY_2mAXqNk

▼北朝鮮、射撃訓練など公開 平壌に"臨戦態勢"の空気

http://www.youtube.com/watch?v=h7P3DrL-UDw

毎度の事ながら、今度ばかりはさすがにかなり大袈裟な反応を示しましたね。
南北間の停戦協定すらも一方的に破棄して、砲門を南に向けている様ですから、
韓国の朴大統領も就任早々に大層迷惑な話ですよね…同情しますよ、全く。


> そもそも、国際連合の警告をも一方的に無視して、三度目の核実験など強行
> するから招いた事態なのですが、今度ばかりは、中国にも見棄てられている
> 様子ですから、完全に孤立しています。
> 今回は、中国も国連の制裁決議を完全に履行しているらしいです。
> もはや北朝鮮では、一戦交えるしか収まりが着きそうに無い雰囲気ですよ…。


▼北朝鮮核実験 米、新制裁盛り込んだ決議案を国連安保理に提示(13/03/06)

http://www.youtube.com/watch?v=W-9MEbEhHro

▼北朝鮮制裁決議 中国の変化と北朝鮮の出方を記者が解説します。(13/03/08)

http://www.youtube.com/watch?v=pP1NCMAU6lc

▼国連決議に北朝鮮反発 中国、半島情勢に「懸念を持っている」(13/03/08)

http://www.youtube.com/watch?v=gKJ_CSY8C_w

▼中朝国境取材 北朝鮮からの資金・人など流入制限する動き広がる(13/03/12)

http://www.youtube.com/watch?v=wVXs_hY5oPU

> 金正恩は核による先制攻撃すら示唆しながら、国連制裁決議に対する怒りと
> 挑発を繰り返していますが、米韓では交渉相手国としての基本的な信用すら
> 持ち合わせていませんから、完全に無視状態です。
> 文字通り、朝鮮半島は「一触即発の危機」の情勢下に陥っている訳ですが…。
> 不思議と隣国の日本に居ても、緊迫感などは伝わってこないですよね?
> 皆「北の犬が、また吠えている…」程度にしか感じていないですものね。
> 「呆れている」だけです…実際…。


南北朝鮮の言葉の応酬を側で聞いていても、不良中学生の喧嘩にしか聞こえま
せんからねぇ…互いに相手を殲滅するかの恫喝を繰り返すのみです。
流石に韓国の朴大統領は、「軍事力では何も解決しない」と相手を牽制していま
すが、そのくせ、他に何も有効な解決策を実行している様には見えません。


> でも、相手が狂人では、良識的な解決策などは一切通用しませんよね…?
> 米国の様に、何時でも力で相手を取り押さえる覚悟でいないと…。


▼米韓軍事演習開催 北朝鮮「休戦協定完全に白紙化」と挑発強める(13/03/11)

http://www.youtube.com/watch?v=puyCpQo4474

実際、今回の米国は北朝鮮の出方を覗っているはずだと思いますよ。
追い詰められた北朝鮮がどう出るか…迂闊な行動に出れば、一気に問題の根本
を取り除くつもり
だと感じます。


> 北朝鮮の先制攻撃を待っている訳ですか…そうすると?


日本人なら北朝鮮の様に「キャンキャンと吠える」事無く、黙って先制攻撃
打って出ると思いますけどね…真珠湾の時の様に。
あの時も米国の経済封鎖に直面して、日本は追い込まれていましたから…。


> では、北朝鮮もいよいよの際には、核先制攻撃に打って出る可能性が在る?


それは無いでしょ…。
何故なら、それは自爆のスイッチを押す事だと、彼らも知っていますから。
過去の日本の場合、一戦して早期講和に導くと云う、戦略の想定が在りました。
結果的には失敗ながら、同盟国も居ましたから…。
今の北朝鮮の場合、対話に持ち込めなければ自滅の道が在るのみです。
…なので、「自国に有利な対話の場を求めて懸命に吠えている」に過ぎません。


> 最終的には、中国による仲裁が解決の鍵となりますね…。
> 「核の放棄と引き換えに金正恩体制の存続」という条件で、米国が納得する
> でしょうか?


対日本との交渉なら、「核放棄&拉致問題解決」で納得するでしょうけどね…。


▼北朝鮮が移動式新型ミサイル実戦配備に向け作業か(13/03/13)

http://www.youtube.com/watch?v=AUMXaLH_eNQ

【追記】(13/03/16)
▼北朝鮮、日本海の公海上に向けミサイルを2発発射(13/03/16)

http://www.youtube.com/watch?v=dnYdgN_Y0jM


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◇「戦争を想定外にしたら防ぐ手立て無くなる」~猪瀬都知事の名言

2013-03-06 | 政治

http://photo.sankei.jp.msn.com/highlight/data/2012/11/21/18tokyo/

> 今回は珍しく、猪瀬東京都知事の話題ですね。


ええ、私は猪瀬都知事の事は、余り詳しく知りませんけどね…。
作家としての猪瀬さんの作品も、読んだのは一冊きりですし。
…それも、文壇について書かれた新書だけですから。
まぁ、石原都政下でかなり重用されていましたから、石原前都知事とは懇意な
のだろうとは想像していましたが。


> 先日、東京都議会の一般質問で、憲法改正に関してかなり前向きな持論を述
> べたらしいですね。


▼猪瀬知事「戦争を想定外にしたら戦争を防ぐ手立てなくなる」都議会で憲法観
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130228/plc13022820460019-n1.htm

それです、今回のテーマは!
流石に作家らしく、時勢にぴったりとマッチした「名言」ですよね!
現行の日本国憲法を「戦争を想定外にしている」と喝破したのは見事です。


> 東北の大震災も、福島の原発事故も、全ては「想定外」と云う「油断」から
> 生じた大災害でしたからねぇ…。
> 災害対策の基本が「万一の備え」で在る事を、我々はつくづく痛感しました。


「戦争も全く同じだ」と云う事です。
「想定外」では、何ら予防の手段も在りません…単なる「思考停止」ですから。
…これこそが、所謂「お花畑」らしい幼稚な態度ですね。
「想定」してこそ、初めて「予防や対策の手段を講じる」事ができる訳です。
だからこそ、成人らしい真の平和主義では、そこまで徹底して考えておく必要
が在る訳ですよ!


> 「離島防衛」なんて、真剣に考えてみると誠に「穴」だらけですよね…。
> ミサイル防衛などは想定されていても、敵が突然離島に向かって上陸して来
> る様な事態は、現状「全くの想定外である」に等しい気がします…。


安倍政権になって、漸くですが対策の検討を始めた様ですよ。


▼与那国島に陸自部隊配置…海洋基本計画原案
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130228-OYT1T01607.htm?from=main6

念のため補足すると、与那国島は日本の最西端の島で、尖閣諸島よりもさらに
西の台湾に近い場所に位置しています。



http://support.google.com/maps/bin/answer.py?hl=ja&answer=144352

> これまでは、島の駐在さんが単身で島民を守るしか無かった様ですからね。
> これで少しは、島民も安心して暮らせますね。


でも、「離島防衛」には、やはりオスプレイが必要だと思う!
万一場合には、物資の輸送が一番大切です…「餓島」にならないためにも。


> それは、太平洋戦争の時のガナルカナル戦の例え話ですか!
> 古いですねぇ…話が…。


▼凄戦ガダルカナル(日本語吹き替え)

http://www.youtube.com/watch?v=or3rOG8UJaY

▼中国大気汚染 中国国内では水質汚染も深刻な事態に(13/03/05)

http://www.youtube.com/watch?v=IaAA_fKIPgk

▼尖閣に見る「憲法の欠陥」
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121008/plc12100808340006-n1.htm


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◇安倍首相『日米の絆の礎』に向かい祈る~オバマ大統領との初会談を前に

2013-02-25 | 政治

https://www.facebook.com/sourikantei

> オバマ大統領との初の日米首脳会談から帰国したばかりの安倍首相ですが、
> 初会談に先立って、首相は米国のアーリントン墓地を参拝していたのですね。


『首相官邸 Facebook』で見つけて引用させて頂いたものですが、とても厳粛で
印象的な写真でしょう!
こんにちの「日米同盟の原点」は、この場所と靖国神社とに祀られているのだ
と改めて気付かされます…。


> オバマ大統領との初会談での大成果ばかりが巷間に伝わるので、満面に笑み
> を浮かべた安倍首相の表情や、打ち解けた表情のオバマ大統領の写真ばかり
> が目に付きますが、元々会談前の事前予想では「大きな成果は期待できない」
> として、共同声明すら予定されていなかったみたいですからね。
> 安倍首相は、アーリントン墓地の英霊に向かって何を祈ったのでしょうか?


今回の訪米の最大の目的は、民主党政権時代に揺らいだ「日米同盟の再強化」
に在りましたから、「日米同盟の意味と意義」とを再確認したのでしょうね…。
この写真に付記されたコメントには、こう述べられています。


 「…その理念は無関係です。国の為に戦ったのか、ただその一点です。
  世界の恒久平和の為に祈りました。」


> 就任早々の安倍首相を『極右』として紹介していた米国のメディアが、この
> 写真を見て「どの様に読み解くのか?」…少し興味がありますね。
> ところで、今回の日米首脳会談では、安倍首相がTPP交渉参加に向けて大
> きく舵を切った事で、当初の予定から外されていた「日米共同声明」までが、
> 急遽実現しましたよね…。


「聖域無き関税撤廃」と云うTPP参加の原則論に対して、日本側から要求し
ていた譲歩にオバマ大統領は「満額回答」で応じましたからね!

今回の日米首脳会談の経過を動画で纏めておきましょう…。


▼安倍首相訪米 木村太郎キャスターがワシントンを取材しました。(13/02/22)

http://www.youtube.com/watch?v=qKeawRWJLCU

▼日米首脳会談へ 安倍首相の最大の目的は日米同盟の再構築(13/02/23)

http://www.youtube.com/watch?v=DO3BgRu97Kw

▼TPPで日米が共同声明 「全ての関税撤廃あらかじめ約束しない」(13/02/23)

http://www.youtube.com/watch?v=Y0yhH6frd38

▼日米外相会談 ケリー長官、尖閣諸島「安保条約適用範囲」と強調(13/02/23)

http://www.youtube.com/watch?v=3q1cuzOECIo

▼安倍首相、TPP交渉参加の是非について政府に一任取りつける考え(13/02/23)

http://www.youtube.com/watch?v=0jHMacjVu6A

▼日米首脳会談をめぐるアメリカの受け止めについて解説です。(13/02/23)

http://www.youtube.com/watch?v=tdvnsaK75ps

▼オバマ大統領に手土産はパター
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130223/stt13022313180003-n1.htm

▼日米首脳会談 安倍首相、一連の訪米日程終え帰国の途に(13/02/24)

http://www.youtube.com/watch?v=kJwbflScxbM

▼安倍首相、米政策研究機関で講演「2級国家にはならない」(13/02/24)

http://www.youtube.com/watch?v=_-4Oo4D7_Cw

▼木村太郎キャスターが今回の訪米について安倍首相に聞きました。(13/02/24)

http://www.youtube.com/watch?v=d3kDFmABqI8&list=UUoQBJMzcwmXrRSHBFAlTsIw&index=10

> 安倍首相の満面の笑顔の表情が雄弁に語っているとおり、ほぼ100点満点の
> 大成果だった訳ですよね!
> 自民党が政権公約として掲げた様に、「聖域無き関税撤廃」を取り下げたのち、
> 国益のためにTPP交渉参加に臨む訳ですから、TPP参加に対する懸案は
> 払拭されたはずです。

TPP参加に関しては、事が非常に多元的な問題なので、「何が真の国益か?」
…この点の判断が非常に難しい訳ですが、オバマ大統領から必要な譲歩を得て、
安倍首相はとうとう決断した訳です。
「日米同盟の強化のために、TPP参加は必要不可欠である」とね。
アベノミクスの推進に関しても米国から支持を得て、G20でも一定の理解を
取り付けた今、TPP参加に向けた交渉のテーブルに早期に就く事が国益に適
うはず
です。


> 日本国内のTPP反対派は、それで納得するでしょうか?
> 日本の産業の国際競争力強化が大前提として必要ですよね…。


それこそが「アベノミクスの三本目の矢」だったはずです。
幸いアベノミクスによる金融緩和によって、円相場はかなり改善されましたし、
必要な規制緩和や産業支援については、これから次々と行われるはずです。
電力自由化等々のエネルギー政策についても、これから大胆な転換が必要にな
る事でしょうね…。


> そう言えば、アメリカから安いシェールガスの輸入についても、約束を取り
> 付けた様ですね…。


これで、現在高値で買わされている天然ガスの値段も下がって来るはずですよ。


> おおっ、では貿易赤字の改善にも効果的ですね!


アメリカからの輸入を増やせば、日米貿易のバランスも改善されます。

> では早速、国内のTPP反対派を説得するべきですね!


帰国早々から、また忙しいですね…安倍首相は…。



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◇森元首相プーチン大統領と会談~北方領土返還へ種を蒔く

2013-02-23 | 政治

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130222/plc13022200520003-n1.htm

> 首相時代から外交には積極的だった森元首相ですが、今回の訪露が北方領土
> 返還の布石となれば、これはまた歴史的な大貢献ですね、Bro!


▼訪ロの森元首相、プーチン大統領と会談 北方領土は「首脳間で」(13/02/21)

http://www.youtube.com/watch?v=nXggnHOcZyM

ほんと…北方領土問題って、それこそ私の小学校時代の教科書に書かれていた
内容から、ほとんど目立った前進などありませんでしたので…。
これが例え一部でも返還になって、日露間に平和条約が締結される事になれば、
日本の戦後史の転換点
とも言えます。
大局的に見れば、極東アジア情勢が大きく転換する起点になりますから、正に
歴史的功績と言っても過言ではないと思う。



▼北方領土問題 プーチン大統領の「引き分け」発言の真意に注目(13/02/21)

http://www.youtube.com/watch?v=JXOMA9BI4ZI

> でも、森元首相は表面上『安倍首相の特使』であり、プーチン大統領へ宛て
> た親書を手渡すだけの立場ですから、事の決着は4月下旬の両国首脳会談
> で持ち越される訳ですよね…。
> 果たして、首尾よく事は成就するのでしょうか?


日露首脳会談を成功させる「地均しと種蒔き」のために、政界の長老であり、
プーチン大統領とも親しい森元首相がわざわざ訪露した
訳ですからね。
それは必要な準備を整えたはずです。
だから、プーチン大統領は「安倍首相の訪露を待っている」のです。


▼森元首相ロシア下院議長と会談 安倍首相訪ロは4月末の見通し(13/02/22)

http://www.youtube.com/watch?v=uwD1r_GIfsM&list=UUoQBJMzcwmXrRSHBFAlTsIw

▼北方領土問題 森元首相「お互いに譲り合うことが大事」(13/02/22)

http://www.youtube.com/watch?v=W_ziY4EE9XE

> 国会議員としては既に引退している森元首相ですから、長老政治家として、
> これが国益に尽力する最後の花道でもありますよね。
> もっとも、北方領土返還と日露平和条約締結自体は第二次安倍内閣の歴史的
> 功績として記録される事になるでしょうけど…。


まぁ、歴史に刻まれる業績などは「誰の手柄」と云った様な、ビジネスライク
な動機では決して達成できるものではありません。
「公益に尽す想い=愛国心」は、私心や我欲よりも、もっともっと人間の信念
に近いところに在りますから、森さんにとっては、世俗的な評価などどうでも
良い事でしょう…。
もっとも、安倍首相のお爺さんの故岸信介元首相の下で政治家としての第一歩
を踏み出した森元首相ですから、これは案外願っても無い「恩返し」にも繋が
るでしょうねぇ…。
これこそは、きっとご本人にとっての「本懐を遂げる事」にも成りますよね!


> う~ん…。
> 今度こそは実現して欲しいです、北方領土の返還を!



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◇安倍自民党危機突破内閣始動~大納会の株価は今年最高値を更新!

2012-12-31 | 政治
▼大納会で平均株価1万400円台!今年最高値を更新(12/12/28)

http://www.youtube.com/watch?v=Vi9jBm67iG0


> 東京株式市場は大納会で、今年最高値を更新しましたよ!
> 前日に続いて2日連続の最高値更新となって、デフレ不況のどん底で喘いで
> いた市場は、なんと13年ぶりの『高値引け』で今年の取引を終えました。


東京為替市場の方も1ドル86円台まで円安が続いていますね。
輸出関連企業の採算水準は85円台と言われていますから、これでようやく利益
の出せる輸出ビジネス環境が整った訳です。


> でも、法人税が納税できる利益水準に達するには、1ドル90円台まで円安が
> 進む必要がある様ですね…?

原発稼働停止の悪影響で、貿易収支は輸入超過状態に陥っていますからね。
このまま、あまり急激な円安が続くのも危険な気がします。
やはり、1ドル90円前後の水準が一つの目安になるのでしょうね。


> ところで、この『@くつログ』の方も、ほぼ2週間ぶりのブログ更新ですね?


すみません…暮も押し迫ってから急に商談が増えたもので…。
業況が急速に回復しているみたいで、東京の方では、既にIT技術者が不足し
ている状況らしい。価格水準の方は相変わらず低迷したままですけどね…。


> でも、この不景気にそれは良かった!…勿論、本業優先ですからね。
> 知ってます?「人気ブログランキング」の順位が「社会科学分野で第2位」
> まで、ランクアップしています!
> とうとう過去の最高順位を更新しましたよ!
> なるべく、こまめに記事をUPして、この順位を維持しないと…。


▼「人気ブログランキング」順位確認(ついでにポチッとね!)
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おおっ、これは嬉しい!
読者の皆さまには本当に感謝しています!


> で…今日のテーマは、26日、本格的に始動した安倍新内閣の陣容ですよね…?


▼5年ぶりの"ひな壇" 第2次安倍内閣が発足(12/12/26)

http://www.youtube.com/watch?v=eAdxAGJ_Guo

▼安倍新首相会見 No1 「『危機突破内閣』を組織した」

http://www.youtube.com/watch?v=TW1a2GQOvwc

▼12.27第2次安倍内閣新閣僚記者会見「麻生太郎・谷垣禎一」

http://www.youtube.com/watch?v=6fXNoguj9Qg


> う~ん…安倍新総理は、現在の日本の苦境を突破する、重厚で強力な実力派
> 内閣を意図しているのですねぇ…で、どうです、Broの感想は…?
> 今回の組閣人事は、安倍総理が意図した『危機突破内閣』に相応しい陣容な
> のでしょうか?


勿論、私は好感していますよ!
特に経済関係の閣僚に、アベノミクス推進のための最高の人物を配した点を、
高く評価しています。
でも、所詮「個人が行う評価」などは主観の範疇を脱する事はできませんよね。
実は、つい先日まで、某教育関係者のブログ上で少し議論を闘わせていました。


▼内閣の船出に暗雲
http://edlwiss.seesaa.net/article/309312255.html

> このブログの筆者は、教員の方なのですか?


「プロフィール」が見当たらなくて、初訪問の私には良く判らなかったのです
が、どうやら既に教職をリタイアされたOBの方の様です…。
とにかく、私の意見は全て「妄想」として拒否されてしまうので、今日は特に
「私一人の主観的評価」では無く、「多くの方々の主観的評価」を集めてきて、
「主観」を「客観化」する努力をしてみましょう。


▼安倍新内閣の顔ぶれ キーマンは"盟友"麻生氏(12/12/26)

http://www.youtube.com/watch?v=C7eWIeE5Pic

▼安倍内閣の顔ぶれについて、山本 周解説副委員長の解説です。(12/12/26)

http://www.youtube.com/watch?v=g3MA_MdMwRM

▼第2次安倍内閣の布陣について、石原正人政治部長の解説です。(12/12/26)

http://www.youtube.com/watch?v=cqdPTwRLujw


> こうして見ると、色々な方が色々な視点で解説や評価をされていますね…。


「客観的な評価」ができましたか?

> そんなの、「これだけの意見を集めた」からって無理でしょ!
> 所詮、情報ソースの選択に「主観」が入り込む限り、「情報源の主観的判断」
> の影響から脱する事は難しいし…。


ちなみに、私自身が最も「参考になる」と感じた情報は、ブロ友のMichさん
このブログ記事でした。


▼第2次安倍内閣遂に発足 ‐ドリームチーム「危機突破内閣」Ready to Go!!‐
http://mich-maruyama.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/2-ready-to-go-5.html

彼はマスコミやメディアの専門家だけに、「情報源の選択」が巧みだし、論点を
切り出してきて論説するのが上手です。
大切なことは「何が正しいか」では無くて、「何を伝えたいか」であって、読者
にとっては、「何が読み取れるか」と「読み取った知識の価値」です。
例え「伝える側の意図」は一つでも、読者の捉え方は多様であり、どれが正し
いものでも無い以上、作品の意図を正確に伝える責任は作者の側にあります。

> それは、「マスコミの社会的責任」について言及しているのですか?


「私が欲しいのはアップルです。」
とだけ書いて、何が欲しいのかは正確には伝わら無いでしょう?


> 「リンゴ」じゃ無いの?


「iPad」かも知れない。
冗長な文章に接した時に、読者は無意識に「想像力」を働かせて作者の意図を
読み取ろうとします。「マスコミの印象操作」は、その様な読者の「想像力」を
恣意的に操作する
事によって行われますから、注意が必要なのです。



> 結局、安倍新内閣の評価はどうなったの?


私は大いに期待していますよ!
後は、読者の皆さま自身で評価して、その理由は何なのか考えてみて下さいね。

> え~っ!今日は宿題付きですか!


次回は、私なりに公正・中立な客観評価を披露しますからね!



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◇祝安倍自民党新総裁!~石破新幹事長との最強タッグで政権奪還へ

2012-09-27 | 政治

> 安倍さんが自民党新総裁に決まった様ですね!
> 石破さんとの決選投票で逆転勝利したみたいですよ。


まずは、安倍新総裁おめでとうございます!
外交も経済も大ピンチの日本ですから、やはり経験豊富な自民党政権の復活
私は待ち望んでいます。


> Broは、麻生元首相のファンではなかったでしたっけ?

麻生ファンですよ、でも今回の総裁選には出ていないので、仕方ないですよね。


▼【麻生太郎応援】安倍晋三自民党総裁選 街頭演説会in秋葉原(2012.9.20)



今回の候補者の方々は、全員好感の持てる方々ばかりでしたので、誰が新総裁
でも良いつもりでしたけど、中でも安倍さんの主張していた政策が、私の考え
方とピッタリ一致していましたので、新総裁に決まってとても嬉しいです。

▼安倍新総裁記者会見要旨
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120927/stt12092700210005-n1.htm


> 一部で、党員票トップだった石破さんが落選した事に、不満の声もある様子
> ですよね?


石破さんは無派閥ですからね、新生自民党をアピールする上で有利と考えた
人々が多かったのではないでしょうか?

> 若手のホープ、小泉進次郎議員も石破さんに投票したらしいです。

でも、石破さんには何らの「しこり」も無い様です。安倍新総裁と政策面でも
近いし、ここはオール自民党が一丸となって、政権奪還を果たさなければなら
ない事を全員が理解していますよ!


> 確かに「政策の共有と結束力」は、民主党には無い強さですね、自民党の!


もはや、派閥争いも超越している様ですよ、その証拠に今回新総裁が決定して、
森元首相を筆頭に、長老議員達が次々と引退宣言を始めました。

▼福田元首相が政界引退を表明
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120926/stt12092622030025-n1.htm


> いつもそうですが、福田さんは本当に「引き際が見事」ですね!
> 常に私心が薄く、全体の局面に利する方向に動く…
> そう言えば、古賀さんも古賀派会長から身を引くらしいです。

▼古賀氏が会長辞任を表明「新しい会長にバトンタッチ」
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120927/stt12092713060018-n1.htm


う~ん、全員で「新生自民党」をアピールする構えですね!
私は別にイメージとは関係なく、「仕事のできる自民党」であれば良いですが。


> Broは、何を期待します、再度自民党が政権を奪還したら?

まずは外交の安定、次に被災地復興ですが、これはデフレ脱却の起爆剤として
考えるべきかもしれません、全体的に景気が冷え込んでいますから…。


> 何よりも先ずは、総選挙で勝利する事が必要ですけどね。
> もう決めましたか、自民党に?


ええ、やっと確信しました、日本のピンチを救える政党は「自民党だけ」です!



◇自民党谷垣総裁は、首相問責決議の機会を失した!

2012-08-26 | 政治

> 自民党の谷垣総裁は、週明けにでも野田首相に対する問責決議案を提出する
> 考えを、TV番組で示したそうですよ。


最近、政局にはまったく興味が無いので忘れていましたが、そんな話もありま
したよね、確か…。
未だ、遣って無かったんだ!


> 未だ、解散総選挙の時期さえ確定していません。

「近いうちに」とか言っていたので、秋口には選挙だろうと想っていたんです
けどね…?
今度こそ、しっかりと候補者を見定めて、きちんと投票に行くつもりですから。
前回は、どうせ自民党の現職議員が当選するはずと油断していたら、民主党に
あっさりと議席を奪われていましたし…。


> 民主党側がハッキリさせないので、今回首相問責決議案を提出する考えなの
> ですよ、自民党は。
> 「決められない政権がいつまでも居るのは良くない。」谷垣総裁は、TVで
> 語っていました。


それじゃあ、まさに「決めきれない自民党」は政権に就けないじゃん!
ボール蹴るだけじゃ決らないですよ、ゴールに放り込まないとね!
谷垣自民党が「決められる政権」だとは思えませんね、私には。

> 情勢は、どんどん変化していますからね。
> 日韓の緊張が解けた訳でもないですし…。


それですよ、問題は!
外交関係が緊張している最中に首相を替える事は、感心しませんね、私は。
せっかく、先日の緊急会見で竹島問題解決の方向性を示したばかりです。
ここで、韓国大統領より先に日本の首相が交代したら、国際世論に与える印象
が良くない
ですよね?
まるで、日本の首相が国民に支持されない失言をやらかしたみたいに映る。
この際は、李明博政権が失脚するまで、野田総理には頑張ってもらうべきです!


> では、「時すでに遅し」ですか、自民党は…。


解散総選挙は速やかに遣ってもらいたかったですが、国益が優先しますよね。
政局などよりも。
そもそも「機を失する」人には、ゴールを決められませんからね。
「決められない政権」は不要です、谷垣さん御自身の発言のとおり。



◇サルコジ仏大統領敗北とマルクスの予見

2012-05-09 | 政治

> 現職陣営の苦戦が伝えられていた仏大統領選でしたが,とうとうサルコジ氏
> が敗北してしまいましたね!
> 国際金融市場も動揺して,不安定化している様子です。


結局,以前この@くつログでも書いたとおり,世界経済が未だにリーマンショ
ック
の影響下から完全に脱しきれていない事の現れだと感じます。
メルケル独首相とのコンビで推進してきた「緊縮財政路線」では,経済成長は
不可能だし,長期のデフレ不況は国民経済を破綻の道へと導くのみ
です。


> メルコジ体制ギリシアをはじめ,EC諸国全体の財政危機と対峙しながら,
> 懸命に現体制を支えてきた事は事実ですが,肝心の足元から体制が崩壊した
> 結果になりましたね!


表面的には「国際金融危機の回避」を大義名分としながらも,結局はEC圏を
中心とした国際金融資本の既得権益の防衛に奔走していた訳で,国民経済を犠
牲にして,一般労働者を疲弊の極に追い込んでいただけの皮肉な結果でした。


> 今回の仏大統領選挙は,「21世紀版の階級闘争」だった訳ですかね?


マルクスの時代の様な「武装革命」の形態は現代的では無いにせよ,本質的に
は同じものだと感じますけどね。

> Broは「マルクス主義経済学」が大嫌いじゃなかったっけ?


弁証法的唯物史観と云う「方法論」が嫌いなのです。
頭から毛嫌いしている訳ではなく,一応学生時代に「資本論」は読破しようと
チャレンジしましたが,とても難解で,かつ「科学的」とは感じられなかった
ので途中で挫折してしまいました。
そもそも,「運命論的歴史観」などは宗教臭くて嫌いだ。

> 結局,Broの頭脳には難解すぎて,理解できなかった訳ですよね?


と云うより,もっと分かり易く説明するべきでしょう?
少なくとも,一般労働者階級のための本ならば!


> 結局「資本論」の難解さを利用して,一部の知識階級によって権力打破の道
> 具として利用されてしまった訳ですかね?

西洋史的な前後関係については詳細には知りませんが,マルクス以前にも社会
主義的な反体制勢力は存在していたのだと想いますよ。
少なくとも「マルクスの経済学」「マルクス主義者の経済学」は別物でしょ
うね。マルクス自身も積極的な活動家ではあったみたいですが。


> 今回のサルコジ氏の敗北がマルクス的な運命論の必然的な帰結では無いのだ
> とすれば,単なる偶然の結果と云う感想ですか?


いえ,「方法論が嫌いだ」と云う事と,マルクスの着眼や分析がまるで的外れで
無意味だと云う事とは次元の異なる話です。
実際,以前書いたように,資本主義のシステムの内部に「自己破壊」的な要素
や機構が内在している
と云う着眼は鋭いと感じるし,実際,ケインズ以前の資
本主義経済の動態や,現代の格差社会における市場原理主義的な社会システム
の問題点をよく捉えていると感じるのです。
マルクスの限界は,ニュートン物理学の様に必然性の支配する古典的機械論的
な「時計仕掛けの世界観」から脱却できなかった点だと思う。



> 我々の未来は偶然が支配しているので,予測は不可能との意味ですか?


例えば,自分の体内に「癌の存在」が確認された患者であっても,医学的な治
療技術でこれと闘って,克服できる可能性は存在するでしょう?
同様に,我々の社会システムの問題点も,改善や克服は可能なはずです。
「癌の存在=死」の様な,単純な必然的因果関係ではない訳です。

> でも,「死」が避ける事のできない「運命」である事は事実ですよね?

我々の社会システムも,その維持に必要な「資源」を失うならば「死期」を迎
える事でしょうね。病気の進行が進めば,死期は早まるはずです。

> 何か,やはりBroの嫌いな「マルクス主義経済学」「市場原理主義」も,
> 根底は同じ様な気がしてきました。
> Broの支持する「ケインズ主義者」は,患者と対峙する医師の様に,病気への
> 治療方針と処方箋を提示するシステム工学技術者の様な立場ですね?
> 一方で市場原理主義者達は,人間の自然治癒能力を信じる「医者嫌い」の人々
> である様な気がします。


確たる根拠も無いまま自然治癒能力を信じ続ける態度は,宗教の成せる技でし
ょう?たとえ経済社会が「自然発生的現象」であったとしても,それをシステ
ム論的にアプローチして,工学的(政策的)に対処する事は可能なのです。
医学の様にね。

> よく分かりませんが,この「世界的なデフレ病」の病を治療してくれる名医
> の登場に期待しています。そうすれば,国際市場も安定すると想う。

「自由主義の頭脳」と「市場経済と云う心臓部」を残してくれる名医なら,
私は文句は言いません。



【過去の関連記事】

◇世界金融危機(2008年)と世界大恐慌(1929年)を改めて考える
http://blog.goo.ne.jp/ayakikki/e/461a19583b67706ecb2af9fd8a31b054

◇自由主義の自壊?~ブラックホールとしての金融資本について考える
http://blog.goo.ne.jp/ayakikki/e/87d9692cd5964a7ee50cb19c2667db15


◇ プロの言い訳と粋人のでたらめ

2012-04-21 | 政治

> 何ですか?今日のテーマ?
> 「プロの言い訳」…と「粋人のでたらめ」ですか??

まあ,お題目は何でも良かったのですけどね…。
「臆病と傲慢の罪」にしようかとも考えましたが。。。

> …はあ??


要するに,最近最も気になった話題について書きたいだけなんですよ!

> すると,「臆病の罪」と「傲慢の罪」について書きたい訳ですか?

う~ん…ちょっと違うかも知れない…と感じたので書き替えたのです。


> 何の話題なんです?…それが聞きたい…。


まずは,「日銀の金融緩和政策」についてです。


> そうそう!
> インフレターゲットを設定して,折角株式市場が回復の兆しを見せていたの
> に,何か短期間で息切れしちゃいましたよね!
> 為替も円安に振れていたのに,また元の木阿弥状態ですよ。


近々,追加金融緩和策をまとめる様子ですよ,日銀は。


> 未だ金融市場にしか効果が顕れていないのですから,デフレ脱却まで,もっ
> ともっと徹底的に遣って欲しいですよね!
> 中途半端すぎますよ…まったく。

それが,「臆病の罪」と感じている由縁です。

> なるほど…では,「傲慢の罪」とは??


「東京都の尖閣諸島買い取り問題」の話題についてです。

> えっ,それが「傲慢の罪」なの…??
> Broは石原都知事の事,絶賛してたじゃないですか…ついこの間まで…??


私は賛成派ですよ!それは今も同じです。
…ただ,少し強引な印象は否めないですよね…やはり…。
決して,「慢心」などでは無いと思っていますけど。

> 「東京都の予算は,知事のお小遣いではない」と批判する人も居ますからね。
> 本来は日本政府が「国として買い取るべき」なのでしょうね,やはり…。


「べき論」などに終始していては,結局何も有効な対策を打つ事はできません!
国の財政は慢性赤字なのですから,このままでは埒が明かないのが現実です。
ここは一つ,石原都知事の剛腕な政治力に期待をしたい!


> 中国に奪い取られてしまう「前に」,日本人が決断しなければならないですね。
> それならば,都知事の決断は「罪」などではないはずですが…?


そう想ったので「傲慢」も「罪」も止めにして,表現を改めたのです。
「粋な出鱈目」と呼んだ方が洒落てるでしょ…?


> でも「デタラメ」と云う言葉には,批判的な含蓄が多いですよね!
> サイコロ賭博の「出た目」を語源とする言葉なので,「嘘」や「八百長」みた
> いなマイナスイメージの印象を強く感じます。失礼ですよ,都知事に対して。


「そこ」なのです!今日の「真のテーマ」は。
我々現代人は「利口に成り過ぎて」いつの間にか「博打」や「勝負事」の様な,
確率的要素を伴う行為に対して批判的に成り過ぎているのだと思う!



> 政策の最終決定は「科学の範疇」ではなく,常に政治の世界の「勝負事」だ
> と言いたい訳ですね!
> そう考えると,日銀の従来の政策方針は「臆病の罪」を背負う事になるの?


現実に過去20年間も「負け」が続いている「勝負」に,「座して待つ」だけ
では,早晩「おけらに成る」事は必然ですよね。

> 日銀のプロ達の意見では,むしろバブル発生の原因になった事が明らかな,
> あの1985年のプラザ合意以降の日銀の円安誘導策こそが「日銀の罪」なので
> あって,現在進行中のデフレについては,原因は国民の過剰な流動性選好
> いしは需要不足にある。
> これは「金融政策の限界」を示しているだけなのだと言う事です。
> デフレに対しては,「日銀には罪は無い」と主張しています。


私はそれこそが,逆に「お利口さんなプロ達の罪」なのだと言っている訳です!
理論的,科学的にどんなに「合理的な?」主張をしているつもりでも,結果的に
「負け」ているのでは,「言い訳」にしか成っていない事に気付かない。。。
バブルが起きようが,デフレが起きようが,会社が倒産しては経営者は責任を
執らなければならないでしょう。。。
「経営の限界」を理論的に主張しても,それが「言い訳」なのは明らかです。
経営者に必要な事は,経営改善の模索と努力を続けるか,さもなくば辞めるか
の決断と実行なのです。
同様に「金融政策の限界」を主張する日銀関係者には,さっさと辞めて頂きたい
と思うのです。それをしない事こそ臆病なのです。
彼らの主張がどれほど科学的な根拠を有していたとしても,結局「自分達の仕事が
不要である事を理論的に説明している」
事にしかならない。
ならば,さっさと辞めるべきなのです。
政治も経営も「結果に対して責任を負う」のですから,まさに「勝負事の世界」
なのですよ!


> う~む。。。日銀は「金融政策担当者」である政治的な側面と同時に,学者の
> 集団でもありますからねぇ。。。
> 「学問の世界」については「勝負事の世界」であってはいけませんよね。
> 世の中に「不可能な事」が存在していても,それ自体は学者の責任ではあり
> ませんから。
> 「証明不可能である数学問題」が存在する事を数学者が数学的に証明しても,
> それ自体はむしろ数学者の罪でなく,功績である訳です。。。

しかし,「デフレに対して金融政策が無効である」などと云う理論が科学的に
立証済みだとは,聞いた事がありません。
市場原理主義者の様に「やるべきでない」と云う主義・主張は存在しますがね。

> 。。。また,「ハイエクの亡霊」の登場ですか。。。そうすると。


市場原理主義の本質は,「神の前に恐れをなして,唯平伏すのみ」の「臆病者の
言い訳」
なのだと,早く気付いて欲しいです。。。私は!



【過去の関連記事】※合わせて読んでね!

ハイエクの亡霊との闘い~「反理性主義」へのシンプルな批判



◇今必要なのは財政再建ではない!~麻生元総理,財政政策を語る

2011-02-20 | 政治
> 今日のBroは,久々に『自民党応援団』ですか!


私は『自民党応援団』と言うよりも,むしろ『麻生太郎応援団』なのですよ。
おそらく,この「@くつログ」をずっと読んで下さっている方々には,理解で
きると思いますが,麻生さんの経済政策の考え方が,私には最も共感できる。
勿論,地元福岡県選出の元総理と云う,親近感もありますがね。。。


> そう言えば,Broの地元の筑紫野市市長選に,先日麻生さんが応援演説に来て
> いたのでしょう…?
> 凄いですよね,福岡市近郊とは云え,たかだか10万人都市に過ぎないのに…


今回は,現職市長に対抗して,自民党福岡県連会長で県議会議長でもあった,
藤田陽三さんが市長選に出ていましたからね。。。
で,先日みごとに新市長に当選されましたよ!
でも残念ながら,リアルの応援演説は聞き逃したので,後日ネットの動画で,
麻生さんの演説を見ました。


▼2011年1月26日筑紫野市長選挙・麻生元首相応援演説



> ふ~ん…
> でも,ある意味,そんな大物が新市長では,Broの地元の政治改革はまだまだ
> 先の話ですよね。。。


それは,分かりませんよ。
少なくとも,現職候補を破って新市長が誕生した訳だし,自民党も今では野党
ですから,ある意味で,懸命に自己変革を模索している途上なのだと感じます。


> でも,自民党だって,決して一枚岩ではないですからね!
> 民主党ほど酷くはないにせよ,これまでだって「麻生降ろし」だの何だのと,
> 内部抗争は絶えなかったじゃないですか。。。
> それに,谷垣総裁のリーダーシップだって,菅総理とドングリの背比べ程度
> の違いじゃないですかねぇ…?


所謂,派閥争いの問題ですよね。
如何に政党と云えども,政策意見の細部までがピタッと一致する事など在り得
ない訳ですから,政策面での対立はある程度仕方のない話なのだと思います。
そうではなくて,従来の派閥争いは,どちらかと云うと実力者間の権力争い
色彩が濃厚でしたからね。。。
その点,一度下野した事によって,内部の団結力は強化されたかもしれない…

> また政権に復帰すれば,元の木阿弥ですよ…きっと。
> 兎に角,既成政党では,日本の政治の根本的な改革は不可能だと私は思う!
> 憲法改正,核武装,選挙制度と国会改革,行政・公務員改革,地方政治改革,
> デフレ対策に失業対策,福祉制度改革,税制改革と財政再建,教育改革…
> 考えればキリがないや!
> これだけ,あちこち改革すれば,まさに『革命』ですよね…実際…
> 「遣れる政党が在るのなら,遣ってみろ」ですよ…まったく!


まあまあ…そんなに焦ってみても,仕方ないですよ。
要は,優先順位を立てて,着実に変えていくしかない訳ですから。

> で,麻生さんは何と言ってるんですか?
> 最優先課題は…財政政策…?


そうそう!
麻生さんが,自民党のネットサポーター向けのクラブ(J-NSC)で語った動画を,
YouTubeで見つけたんです。
とても共感したので,紹介しちゃおうかと。。。
ついでに,「@くつログ」の過去記事の中から,関連した話題について纏めてお
きますね。


▼【デフレ脱却】日本に今必要なのは財政再建ではない[麻生太郎]



【過去の関連記事】

◇日本はいつ財政破綻するか?~お金に支配される社会について考えてみる
http://blog.goo.ne.jp/ayakikki/e/671d17f37de688824542c83e795b4e4b

◇菅内閣支持率急落!~債券市場は総理発言を好感!
http://blog.goo.ne.jp/ayakikki/e/f952d42b27a7785e89368242d737f611

◇資本主義≠自由主義?~お金に支配される人々について考えてみる
http://blog.goo.ne.jp/ayakikki/e/9ad1cf13f41e988a36988d058004e594

◇日本人の企業家精神を問う~財政主導でないと景気は良くならないか?
http://blog.goo.ne.jp/ayakikki/e/b9032fcd12524811bfcc7e2109180c24

◇今だからこそ叫ぶ緊縮財政警戒論~井上財政に学ぶ政策不況
http://blog.goo.ne.jp/ayakikki/e/26efc8c6d13df099c17e073175cb8549

◇成熟社会の大ヒット商品とは?~小野経済学入門
http://blog.goo.ne.jp/ayakikki/e/92a817778fcfe411a3d1404240803538



> ところでBroは,この自民党のネットサポータークラブ(J-NSC)の会員なの?


いや,動画を偶然見つけただけで,入会はしていません。
何かメリットを感じたら,入会してみようかなと…


> 単純に『自民党応援団』だけじゃ,つまんないよね…確かに…
> 政治改革の推進力になる様な,何か,そんな取り組みがないとね。。。

これまで,仕事ばかりで,実際的な政治的活動って遣った事無いですからね。
応援なんかしなくても,自民党政権は揺るぎ無かった訳ですし…


> 民主党政権に変わって,日本の政治に危機感を感じた?


ですね,実際。
民主党政権の唯一の貢献は,日本国民の政治意識を再度覚醒させる事に,成功
した事なのかもしれませんよ!

> 反面教師の役割を果たした訳ですか。
> …でも,未だ完全に終わった訳じゃないですけどね,民主党政権は…!



◇西暦2011年,社会を変える力とは?

2011-01-20 | 政治

> おっ,Bro!
> ご無沙汰でしたね…また随分と呑気な年明けのご様子で…


新年早々,色々と家事が立て込みましてね…ようやく一息ついた処です。


> 菅内閣も改造人事が発表されて,もうすぐ国会で予算審議が始まりますよ。
> 新閣僚の顔ぶれは知ってます?


そうそう,仙石官房長官,馬淵国交相,岡崎国家公安委員長などが外れて,国
会対策に随分配慮した様子ですね。
新官房長官には,枝野さんですか。。。


> 何と言っても,今回の目玉は与謝野経済財政相ですよ!
> 「たちあがれ日本」を離党しての入閣ですからね!
> 昨年の参院選で菅総理を苦しめた消費税問題に,今年こそ本格的に取り組む
> 覚悟の表れだと感じます。


与謝野さんは自民党時代から財政規律派の代表格でしたからねぇ。。。
麻生政権での経済財政政策担当相時代にも,今年(2011年度)中に消費税増税
に向けた法整備を終える方針でした。

与謝野さんとしては,「待った無し」の確たる信念で入閣された訳ですよね。
自民党や官僚の取り纏めには,大いに期待される所以でしょう。


> 菅総理としては「最強の内閣」と自任する布陣ですからね。
> まあ…現状で現実的に実現可能な人事としては,ベストなのでしょう。
> Broの感想はどうですか,少しは期待できますかね?


と言うか,むしろ「何を期待するのか」が問題ですけどね。
私自身は民主党と云う政党自体を信用していないので,内閣を如何様に改造し
たところで,根本のところでNGです。
財政再建問題は重要ですが,所詮は政治の手段の話ですよね。
政治の目的自体に対して,効果的な経済財政政策が実現されないと意味が無い。
党として確たる理念も無く,党内バラバラの意見を纏めるリーダーも不在の政
党では,日本の政治はこのまま迷走を続けるだけだろうと想う。


> そうすると,やはり解散総選挙だけが,今年の唯一の希望ですか?


それはそうですけどね,問題は自民党が復権すれば,本当に日本の現状が改善
されるのかと云う見通しが大切ですよね。
昨年は民主党の失態が続いて,「それ見た事か」との想いが強かったのですが,
つくづく日本の現状を考えてみるにつれて,困難な社会情勢を思い知らされる
次第です…社会も政治も経済も老化と云うか,構造的に硬直化しているし。
今年はまず,より明確な時代認識と未来展望とが大切になる年だと思います。


> 外交,安保,景気,雇用,財政,社会保障とまさに四面楚歌の状況ですもの
> ね,現在の日本は!
> 規制ばかり多くて,時代の要請に柔軟に対応できなくなっている訳ですねぇ,
> 社会全体が…
> それに加えて,政権与党内では不協和音ばかりが聞こえて来る始末です。
> 課題山積で,一体何から解決するべきなのかが分かりませんよね,まったく。


だからこそ,今年こそは総理のリーダーシップが最重要になると感じます。
さもなくば,政治や社会への期待を全く捨てて,ひたすら個人的な幸福追求の
在り方を志向して生き残りを考えてみるか…?


> それは,ある意味で日本を見限って,海外脱出を考えてみる発想ですかね?
> 企業などでは在りがちな発想ですけどね,でも個人レベルでは甚だ極端な発
> 想ですよね…?
> 実行できる人は良いとしても,ごく限られた人々だけでしょう…?


国内状況に絶望して海外へ出て行く事は,いつの時代にもあった事だと思いま
すけどね…
海外への出稼ぎまで含めれば,まさに労働市場のグローバル化と云う意味で,
意外と望ましい事なのかもしれませんよね?


> スポーツに限らず,国際舞台で活躍する有能な日本人も増えましたからね。
> 若い世代に対しては奨励できる事だと思いますが,そもそも日本の高齢者の
> 場合,多くは海外で老後を過ごす事を望みませんよ。
> 日本国内で家族に囲まれて幸せな老後を過ごす事が,大多数の人々にとって
> 幸福な人生だと考えられていますから。

最近の日本人は,若い世代でも海外での生活を望まない傾向が強い様ですね。
結局少子化社会において,老後の親の事や子育ての事まで総合的に考えると,
やはり,国内での少ない就業機会を待つ事の方を選択している訳でしょうか。


> 日本社会の閉塞感を指摘する意見が多いですが,やはり原因は不景気だけで
> はなく,人口構成が高齢化している事とも関係している訳ですよね,きっと。


日本人が海外に出ない現状で,外国との交流を深めるのならば,やはり積極的
外国人を日本に引き寄せて来る戦略を考えないといけない事になります。
今の保守派の人々の意見では,まるで鎖国でもしようと言い出さんばかりに外
国人の増加を危険視する声が強い訳ですから,日本社会の閉塞状況は政治だけ
でなく,国民全体で作り出している雰囲気である事をもっと自覚する必要があ
りそうです。

> 日本人全体の意識の老化と内向き志向が閉塞社会の元凶ですか…?
> 菅総理の言う「平成の開国」は,方針としては結構良い着眼をしているのか
> もしれませんねぇ…そうすると…


日本社会の構造的な行き詰まりは,まさに幕末期に匹敵する状態なのだとはっ
きり自覚する事ができれば,次に必要な事は「維新」だと言う事になります。

政治・経済だけでなく,社会の根底から再構築する「理念の確立」こそが,今
本当に必要とされている事なのですよ。


> なるほど。
> まだまだ世間一般の認識が浅く,「維新への覚悟」が不足している訳ですか!
> これまで,戦後の日本社会の枠組みを築き上げてきた力が官僚主導であった
> 事を振返れば,「政治主導」の理念を掲げた民主党の方針は,国民一般に希望
> の光を与えてくれた気がしましたけどねぇ…


大衆に迎合して,朝令暮改ばかりの「政治主導」では,むしろ優秀な官僚が委縮
するだけの負の結果になっている訳ですよね。
政治家の任期は比較的短いので,中長期に渡る本格的な改革では,安定的な与党
政権が不可欠なのだとも感じます。
さらに言えば,合意形成や政策決定など,政治のプロセスの面でも,もっと大胆
な変革が必要なのだと思う…国会や選挙制度改革まで含めてのね。

> 政治や行政のしくみ自体から再構築する訳ですね!
> でも,そんな革命的な社会改革は,既得権益で固まった既成の体制内部では
> 望めませんよね…一面では現状破壊ですらある訳ですから…


私は想うのですがね,現代の革命は流血からではなく,ネット社会の力によっ
ても可能なのではないかと。
去年起こった事件を思い出してみて下さい。
ウィキリークス尖閣ビデオ流出事件などで,ネット社会に潜在している社会
変革力は実証済だと想うのです。


> そう言えば,つい先日のチュニジア政権転覆でも,事件の発端はネット上の
> 「フェイスブック」から始まったみたいですよね!
> 確かに,破壊力については実証済ですよ!


以前にもこの「@くつログ」で書きましたが,TV放送がデジタル化されれば,
在宅での直接選挙だって,システム的には可能な時代に成っている訳です。
もっともっと大胆で,建設的な政治プロセスの変革は充分可能なはずです。
要は,皆が頭を柔軟にして,「国民全員参加型の政治」を創造して行く勇気こそ
現状突破力になるのだと想う。


> そうか!
> 民主党マニフェストの総花的な改革ビジョンなどは,どうせ当初から破綻し
> ている訳ですから,期待した国民自身の失敗だと割り切る事ですよね!
> それよりも,早々にもっと大胆な未来ビジョンを再構築して,これを実現し
> てくれる新しい政府こそが出現して欲しいですよね!
> 「国民全員参加型の政治」ですか。。。創りたいです,私も!



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https://note.com/zen_kawakami/m/m612f486eeab8

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