http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130608/fnc13060814000004-n1.htm
> 珍しいですね、Broが相場の予想なんて…?
このところ円相場が乱高下を繰り返していますからね。
前回の記事で、円高が一時1ドル94円台まで加速した事を書きましたが、
その後は、再び円安方向に舵を戻している事まで伝えました。
この記事を書いている現時点では、1ドル97円台まで戻しています…。
> 投資家にとって気になるのは、週明け早々の動きですね。
> 日本市場は乱気流に突入して以来、方向感が失われていますから…。
> でも、Broは今では個人投資家でも何でも無いでしょ?
ま、固い事言わないで下さい。
日本経済ウォッチャーとしては、アベノミクスとの関連で、どうしても市場の
動きは気になるのです。
特に、目下の調整局面がいつまで続くのかには関心が在りますから。
> では、結論から先に言って下さい。
> 週明け10日月曜日午前の相場は、どうなります…?
為替が円安方向に進む事で、株式市場では買戻しの動きが拡がると予想してい
ます。多分、寄付きから一万三千円前後の水準で取引が始まるのではないでし
ょうか…。
> おっ、強気の予想に出ましたね!
> で、そのこころは…?
米国市場ですが、週末の雇用統計の発表を受けて、一先ずはFRBの金融緩和
後退懸念が払拭された様なのです。
▼5月の米非農業部門雇用者数、17.5万人増:識者はこうみる
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTJE95601020130607
> なるほど…では、これまでの市場の地合いは、もうしばらく続くと見る訳で
> すね!
> でも、日本株の上昇を支えてきた、外国人投資家は日本市場に戻って来るで
> しょうか…?
> 前回書いたとおり、アベノミクスの成長戦略第三弾は、空振りに終わったみ
> たいですが。
なぁ~に、「民間活力の爆発」と云ったプレ・アナウンスが、市場に過剰な期待
を抱かせただけですよ、あれは…。
異次元金融緩和の後だけに、サプライズを期待したのです、市場はね。
> でも、政府では事態を静観できずに、早速、設備投資減税など対策の検討を
> 始めた様ですよ!
▼設備投資減税を検討 政府、市場の失望感払拭も狙い
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130609/fnc13060900260000-n1.htm
なるほど…流石に対応が早いですね、安倍政権は!
とにかく、民間設備投資の活性化が成長戦略の要諦ですから、これはこれで、
非常に有効な対策となるのではないでしょうか。
> では、週明けの午前はBroの予想どおり、強気に出て良い訳ですね!
くれぐれも、投資は自己責任でお願い致します…。
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今日の東京株市場は、寄付きから大幅反発して始まり、終始「強気」の展開で、そのまま高値引けしました。
寄付きは、一万三千円では買えなくて、結局13141.85円と先週末終値から大きく上昇して始まったそうです!
▼東京株、終値636円高で今年最大の上げ幅に全面高
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130610/fnc13061015040009-n1.htm
これで、「調整局面を抜けた」感がします!
気になるのは、今日から都議選が始まりましたが、短絡的な有権者が(ホントまだ端緒でしかない)アベノミクスを過小評価して、ボンクラ政党に投票してしまうことですね。
民主党政権下でのあり得ない円高・株安との比較において、現在の政策を論じることなく、純に安倍叩きに精を出す無能メディアの影響を過度にう受けるほど、都民はバカではないと信じたいのですが…。
BTW, 7月3日に日韓スワップの期限を迎えますが、できれば、Ayakikkiさんにこの件について、ご解説いただければ幸いです。ネット上では「打ち切るべき」との主張がマジョリティのようですが。
いつも、コメントありがとうございます。
> マーケットは不安定なままですね。
米国の量的緩和縮小懸念は根強く、なかなか払拭できない様子です…。
▼日経平均終値346円高、1万3000円台回復
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20130617-OYT1T00835.htm?from=main8
ところで、日韓スワップの件ですが、実は私、日韓貿易や韓国経済事情には疎く、日韓通貨スワップについても、韓国の外貨準備が不十分なため、日本側が融通してあげている…程度の認識しかありません。
日本にどの様なメリットがあるのか…?
多分、メリット無しでも、日韓貿易を円滑に進めるために止む無く遣っている事だと想っています。
もう少し詳しく調べてみて、上記以上に何か発見できれば、記事にしてみたいと思います。
※折角のリクエストなので、何か「新しい発見」でもあれば良いのですが・・・(笑)
お言葉を反す様で恐縮なのですが、
私が現場から得た情報の範囲では
日銀が増税前の駆け込み需要を、
景気回復の兆しと誤認した、というのが結論です。
私が現場の調査マンや銀行の融資担当者から得た情報の範囲では下記の状況です。
・マンション・住宅関連は好調だが、消費税導入前の一過性の需要である。
・製造業、半導体関係は壊滅的で、Windows8.1も発売次期が消費税増税の直前のため
駆け込み需要となり、大きな期待はできない
・個人消費者は景気回復の実感が無いため、生鮮食料品を扱うスーパーなどでは
相変わらず価格競争が続いている。
このため体力が無くなった地方スーパーが危ない。
・金融機関は融資の姿勢は示しているものの、模様眺めであり 「融資、即回収」の姿勢がみられる。
・投資戦略についても海外設備投資は行われるだろうが、生産レーンが余っている企業も多く、国内設備投資は当面望み薄
・バブル時代の教訓から、経営者は投資に消極的
・この結果、金融機関は債権査定をさらに厳しくしていくことになる
という悲観的な報告が届いています。
現場からの報告をお聞きいただけないでしょうか