ブロブロガー@くつログ

Proと呼ばれたい...そして日々悪戦苦闘する
Brofessional な職業人の安息の日誌

◇【総選挙の視線】祝自民圧勝!‐安倍政権誕生へ~株価は一万円台回復か?

2012-12-17 | 衆院総選挙2012
▼株価一時9900円台・・・自民圧勝を好感、円安も継続(12/12/17)

http://www.youtube.com/watch?v=_TWkbykmFgg

> やりましたね、Bro!
> 自民党圧勝です!
> 自民単独で294議席と過半数を超えて、自公勢力は325議席で、衆院定数の
> 2/3を超えました、これで参院否決でも衆院で法案を決定できますよ!
> 市場も安倍政権の誕生を好感して、円安株高が急進しています!


▼衆院議席数


結果を見てみると、産経の予測がかなり的中しましたね。
民主党と未来の党の惨敗が印象的です…。
「中韓にシンパシーを寄せる政党は墜落する。」と言っていた、ブロ友のMich
さんの分析は正しかった
様です。


▼まだまだこれから「日本を、取り戻す。」自民党 -民主党一派・左翼壊滅へ-
http://mich-maruyama.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/--495f.html

> 円安株高の動きも急進していますね!
> Broが言っていた通り、年内の株価一万円台回復も目前ですよ!


▼◇【総選挙の視線】金融緩和における日本人気質とグローバリズム
http://blog.goo.ne.jp/ayakikki/e/9bc3b6d9ff42ab1a5708553eb0ef8771

ほんと、全てが順調ですね!
このまま、「デフレ脱却」まで突進して欲しいものです。


> 相場の動きは「期待」に左右されるので即応性がありますが、実体経済では、
> このところ経済指標が軒並み急降下していますから、景気の回復はまだまだ
> 先の事でしょう…?


では、私がここで、大胆にも今後の景気予測をしてみましょう!
「景気の下降」はこの12月で既に底を打っています。
最近の円安が輸出関連企業の株価回復に貢献して、瀕死の重症だったこれらの
企業は息を吹き返し始めましたから、今後の継続的な株価上昇が日本経済回復
の推進力になる
と考えます。


> えぇ~、本当かなぁ~?
> 経済指標は最悪の状況ですよ…。
> いったい何を根拠にそんな大胆な発言ができるのです?


経済指標は実績数字を統計処理したものですから、経済実態の動きとは遅れて
発表されるのが当たり前なのです。
実体経済は数字よりも先行して動いている訳ですから。
実はね、私の身の回りで少し商談が増えてきているのですよ…。

> それは、IT業界の特殊事情ではないですか?
> 年末や年度末の駆け込み需要などもあるでしょ…。


それは的を得ていますが、来年に向けて新規案件も動き出している様子が覗え
るのですよ。
IT業界の景況はね、設備投資の増減を敏感に反映するので、結構景気動向の
先行指標になると云うのが私の持論です。
90年代のバブル崩壊以降、この失われた20年間で経験した私の経験則です。
最近の株価上昇で、企業はやや投資余力を回復したのではないでしょうか?

> おおっ…かなり「眉つば」な予測ですね!
> まぁ、「当たらぬも八卦」ですから、聞いておきましょう。


勿論、年明けに株価が急落すると、折角のIT投資案件も計画延期になって、
またまた急速に不景気に逆戻りですけどね…実際。


> ジェット・コースターみたいな業界ですね…ITって…。
> でも、土建業界の需要は公共事業予算に直結していますから、これから自民
> 党政権下で景気対策が打たれれば、ほぼ確実に景気が回復しますね。
> 雇用も増えるだろうし…。


そのとおり。
雇用が回復しないと、最終消費も増えませんから、物価は下降を続けてデフレ
から脱却できません。
安倍政権の最初の課題は、実体経済を回復基調に乗せて、雇用を創る事です。
インフレ期待があれば、増えた所得は消費に向かいますから、物が売れる様に
なって、デフレ環境から脱却できるはずです。


> では、まず大型の景気対策予算ですね…財政出動ですか。


日銀の大規模金融緩和も継続が必要です、インフレが現実化するまではね。

> 端的に言って、来年内にデフレ脱却が可能でしょうか?


それは未だ分りません。
国内外の経済環境今後の安倍政権の舵取り次第ですから。
しかし、来年大きく前進すると思いますよ、安倍政権ならね!


▼自民圧勝 安倍政権誕生へ

http://www.youtube.com/watch?v=4SlvPMBZ0ow


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◇【総選挙の視線】中国にはできない事とは?~素敵な日本を選択しよう!

2012-12-15 | 衆院総選挙2012
▼きょうが"最後のお願い"衆議院選挙あす投開票(12/12/15)

http://www.youtube.com/watch?v=XB8w4iF7ZCk


> 先程来、窓の外から選挙カーの「最後のお願い」の声が続いていますね…。


明日は、いよいよ衆院選投票日ですからね!
昔は、時々喧しく感じる事もあった選挙カーの声ですが、流石に今回ばかりは
不思議に「頼もしく」感じます。

> …?

デモ隊の衝突や、流血の騒動などを見なくても、こうして自分達の未来を自分
達で選択できる事
「本当に素晴らしい」と想いませんか?


> なるほど、どんなに経済発展はしていても、中国の様な一党独裁政権下では
> 「できない事」ですからねぇ…我々は「幸せ」なのですね、きっと!


昔、職場で席を並べて仕事していた中国人技術者とランチを食べていた時に、
彼が日本で買った「宝くじ」を見せながら、言った言葉を思い出します…。
「日本の宝くじは、当たる気がするから素晴らしい」とね。

> 中国の宝くじは、「当たらない」訳ですか?


当時、抽選の過程が公開されていなかったらしく、「不正」が行われている様な
気がして、「買う気にならない」と語っていました…。
日本の宝くじには、「夢がある」と言っていた。

> でも、「夢の無い宝くじ」なんて、意味が無いですね!

「選挙」も同じ様な気がします。
折角の『選挙権』も、投票に行かないのでは意味がありませんから。


> そうですね、折角「明日の日本を自分達で選択できる」のに…。
> なぜ、政治に無関心で居られるのでしょうか?


ブロ友のMichさん最新記事で書いている事なのですが、「どこに投票しても
同じ」、「投票したいと思える候補者がいない」
などの理由が挙げられています。


▼投票まであと二日 必ず選挙に行きましょう! ‐投票しない者に政治を批判する権利なし!!-
http://mich-maruyama.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/post-b2af.html

> 「どの候補者・政党がどのような理念なり政策を唱えているのかを知ろうと
> する努力をしていない」とも書かれていますね。

まぁ、実際問題として、普段から我々の身の回りでは、職場などで政治の話を
する事はタブー視
されていますからね。
わざわざ反感を買いかねない様な「話題」は、賢明ではありませんから。
パワハラと受け取られてしまう様な「リスク」も伴います。


> すると、実際に政治について学んだり、考えたりする場は、テレビやネット
> で情報を得る様な「個人的な活動」が主体になる訳ですね。
> しかも、それを「他人に話す機会」は、極々限られています。


家族間の「ちょっとした会話」程度でしょうね、一般的には。

> 結局、圧倒的な情報不足と勉強不足とが、「消極的選択」「政治的無関心」
> の背景ですかね?

マスコミの報道に左右され易い事も同じ理由だと思います。


> 「主体的な努力」が必要な事だと、関心が高くない限り一般の努力は期待で
> きませんね、残念ながら…。いったい「どうすれば」関心が高まるでしょう?

先に書いた中国人技術者の話は、ヒントになると思います。
つまり、「当たる夢がある」事が「必要条件」なのです。
「どこに投票しても同じ」、「投票したいと思える候補者がいない」では、私達
の期待に「当たり」は在りませんからね。

> ではまず「当たりくじ」が必要ですか、「魅力的な政治家」ですね、それは!


そして、Michさんが「括り」で書いている、この一文です。

『中国や北朝鮮とは違う、日本というアジアで最も進んだ民主主義国に生きて
いる有権者として、その権利を思いっ切り行使してみましょう!』


> う~ん、「日本は素晴らしい国である」と、自覚する事ですね…結局!

そうすると、守りたくなるでしょ…この素晴らしい日本を。



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◇【総選挙の視線】日本経済再生へ‐日本の選択~経済・エネルギー政策

2012-12-13 | 衆院総選挙2012
▼比例投票先は自民24%でトップ ANN世論調査(12/12/10)

http://www.youtube.com/watch?v=TsVutCla8wk

> 前回記事では、Broの視線から「外交・国防政策」に対する「日本の選択」
> について考えてみた訳ですけれども、今回の衆院選で世間一般の関心が最も
> 高いのは、何と言っても「景気対策」の様ですね。


我々の生活に直結する問題だし、ほんと「不景気」ですからね!


> 「脱原発」を争点に掲げる政党は数多いのですが、この深刻なデフレ不況下
> で「電力料金値上げ」などを遣ってしまって、日本経済は本当に大丈夫なの
> でしょうか?


以前の記事にも書いたとおり、「脱原発」や「TPP」問題などは日本経済への
影響が大きいだけに、拙速かつ無責任な判断をするべきではない
です。
その意味で、民主党政権の浅薄で稚拙な世論のミス・リードは、責任重大だと
感じます!


▼◇【総選挙の視線】「総花脳」のポピュリズムとは?~「脱原発」と「TPP推進」の二律背反
http://blog.goo.ne.jp/ayakikki/e/266b5934de38622119d35034b3aa748f

▼安易な脱原発反対ソング《脱坂本龍一/愛国ラッパー show-k》

http://www.youtube.com/watch?v=hZ_XTnkLFu0


> 脱原発反対ソングの歌詞を聴いていて思い出しましたが、北朝鮮がとうとう
> 人工衛星の打ち上げに成功しましたね!
> 今度は再度核実験を遣るらしい…これはもう日米韓にとって完全に脅威です。


ええ…、自衛隊のミサイル迎撃態勢はもっと強化が必要でしょうね…。


> ところで、「消費税増税」の問題も今回の選挙の重要な争点の一つですよね?

国民は誰も増税などを望みませんから、これは「年金・社会保障政策」の問題
なのだと、国民が正しく理解しなければいけません。
あくまでも目的は「社会保障制度の維持」なのです。
「増税」は、そのための手段なのだと分別するべきです。


> なるほど、「財政再建問題」とも密接に関係していますよね…。
> 現在の財政赤字は、少子高齢化による社会保障費の増大に起因しています。
> でも、自民党橋本政権時代の失策でも明らかなとおり、「消費税増税」もまた
> 日本経済への影響は甚大ですよね?


それで、これまで延々と国会での議論が続いてきた訳ですけれども、結局は、
無限に財政赤字を垂れ流し続ける訳には行きませんから、固定的な財政支出に
対しては、安定した財源でこれを賄う必要がある
と云う事です。
国際比較で見ても、給付に対する国民の負担が少なすぎる。
このアンバランスの解消を「消費税増税」で行うと云うのが結論なのですが、
要するに、これはもう実施タイミングの問題です。
日本経済への影響を少なくするために、「いつ実行するか?」です。
少なくとも、自公民はその様に国会で合意形成したはずです。

> う~ん…消費増税実施には、景気判断の付帯条項が付いていますよね。
> そうなると、やはり「デフレ脱却」こそが、日本経済再生の喫緊の課題だと
> 云う事ですか!


そのとおりです!
そして「デフレ脱却」は、「正しい経済政策」を実施すれば、数年で解決できる
比較的「短期」の経済政策課題です。

今喫緊に必要な政策は、大規模な金融緩和政策と復興・防災など財政政策です。
インフレ目標2%の達成までは、これを継続するべきです。


> では端的に言って、これまでの民主党政権の経済政策の「何が」ダメだった
> のでしょうか?


一言で表現すると、「デフレ環境下のデフレ政策」が最悪なのです。
つまり「コンクリートから人へ」や「事業仕分け」とかの「デフレ政策」を、
リーマンショック後のデフレ環境下で強行したので、デフレを強化させました。

政策の方向も実施タイミングも全く誤っているのです。
「総花的文章の典型である民主党マニフェスト」の呪縛による失政でしょうね。
また、以前にも書いたとおり、この間の日銀の金融緩和政策も不充分でしたし、
日銀の独立性を擁護するあまり、民主党政権はこれを放置して来ましたから。


▼◇【総選挙の視線】金融緩和における日本人気質とグローバリズム
http://blog.goo.ne.jp/ayakikki/e/9bc3b6d9ff42ab1a5708553eb0ef8771

▼白川総裁の「恩師」 日銀の緩和策批判

http://www.nicovideo.jp/watch/sm19521766


> なるほどね、「デフレ脱却」に必要なものは「有効需要の創出」でしたね。
> それには、金融緩和政策による「インフレ期待」の誘導と、民間投資を誘引
> するための公共事業投資とが速効性を持つ解決策である訳ですね。
> でも、ここまでデフレ対策の具体策が明らかになっていれば、経済政策に関
> する「国民の正しい選択」は明白ですね!


そうです、「根拠の確かな経済政策」を選択するべきです!


> 「根拠」のおまけに、最近の「円安株高」と云う「実績」まで付いてますね。


はい、既に実証済みの経済政策なのです!



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◇【総選挙の視線】日中冷戦時代の日本の選択~外交・国防政策

2012-12-09 | 衆院総選挙2012

http://www.youtube.com/watch?v=jV7IwqSIhZw


> 4日に公示された衆議院選挙ですが、16日の投票日まで、あと一週間あまり
> となって、各党候補者もいよいよ終盤戦の追い込みですね!


新聞などのメディアによると、今のところ自公勢力が過半数を超える勢いとの
報道ですが、どうでしょう…無党派層が多いので、状況は流動的だと感じます。

> 今回の選挙は震災後初の総選挙なので、国民の関心も高いはずなのですが、
> 政党が数多く乱立している事と、政策上の争点も幅広いので、投票者として
> も迷う点が多いですよね…。


今年秋口以降、景気の悪化が急速に顕在化していますので、国民の目線が各党
経済政策の違いに注がれて来ています。
経済は私達の生活に直結する問題ですから、衆目を集める事は当たり前ですが、
しかし、TPP問題にせよ、日中貿易にせよ、それが外交政策と密接に関係
ている事は言うまでもありません。
しかも、今の日本には国論を二分する問題が数多く存在している。

> 脱原発、消費税、TPP問題などですよね…。
> Broの視線から見て、今回選挙の最大の争点は何ですか?


日本人は忘れっぽいので、各候補者達もあまり話題にしない様ですが、国防と
外交こそは、本来、政府が行う仕事の中でも最も根本的かつ重要な問題です。



> 領土問題およびシーレーン防衛ですか、そうすると。
> 韓国大統領の竹島上陸と尖閣国有化以来の対外問題は、未だ解決した訳では
> ないですものね。
> 韓国の大統領選挙も近いし、中国は習近平体制が発足しましたから、来年の
> 日本外交は新しいページが始まりますよね。


端的に言って、我々は既に「日中冷戦時代」に在る事を強く認識するべきです。
「グローバリゼーションの時代」は、今も続いていますが、リーマンショック
以降、その内容は既に変質しています。
グローバル経済の功罪が段々明らかになって来て、これを無批判に受け入れて
「行け行けドンドン」と云う時代では無くなっています。
このブログを書き始めた自民党小泉政権の時代から、「靖国問題」などの形で、
既に日中間の外交は鋭い対立を顕在化して来ました。

そして、突き詰めてみれば、その根本には「歴史認識の問題」が在る事を強く
自覚するに至りました。

それはまた、戦後日本の在り方を規定してきた「日本国憲法」の問題点とも、
深く関わっています。


> 尖閣の近海では毎日中国船が出没して、海上保安庁の巡視船との睨み合い
> 続いていますし、南シナ海の主権を中国側が強く主張する様になって、日本
> の貿易の要であるシーレーン防衛も危うくなって来ているみたいですね?


▼尖閣領海、また中国の監視船

http://www.youtube.com/watch?v=o-EmB2Y3j0w

▼追う監視船、威嚇するヘリ 南シナ海、緊迫の最前線

http://www.youtube.com/watch?v=n2tfdY_VReg


よほどKYな人で無い限り、誰もが暗黙に感じている様に日中間の軍事衝突の
可能性は現実味を帯びて来ています。

真の政治家であれば、「この現実を直視する」事から逃げられないはずです。
万が一でも軍事衝突の事態への備えは、もっと真剣に考えないといけない。


▼「退役自衛艦を海保に移籍し活用」 尖閣防衛で安倍氏
http://www.asahi.com/politics/update/1129/TKY201211290160.html

> 原発事故のリスクに対しては非常に過敏なのに、こと安全保障問題のリスク
> になるとまるで思考停止してしまう…この「日本人の異常性」は、いったい
> 何なのでしょうね?
> 「平和ボケ」もここまで来ると、はっきりと「罪悪」だとすら感じます!


過去の記事にも書いたとおり、日本人の「平和ボケ」は、この国の民主主義の
発展と結び付けられて、戦後日本人の精神構造に深く根付いています。

従って、根本的な解決は「憲法改正」にまで踏み込む「改革」を必要とする
です。


▼◇平和ボケ日本人のiPS細胞作製術~戦後レジームからの脱却のために
http://blog.goo.ne.jp/ayakikki/e/6a460a109a9bd499a6a41c1ce665ca22

> 何か、今の日本はおかしな国で、正真正銘のサヨク政党が「護憲」を訴える
> 守旧派で、本来は保守政党である政治家達が「改憲」と「改革」を主張する。
> この国は、やはり社会主義国家であると視る方が実は正しいのですかね?


イデオロギーは観念の世界の問題ですから、あまり拘り過ぎるのも逆に弊害が
多いかもしれません。
今大切なのは「現実を直視する」事と、これに「適切に対応する」事です。
「日本の防衛」を直視して、対応する政党こそが、明日の日本の支えだと想う!



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◇【総選挙の視線】「総花脳」のポピュリズムとは?~「脱原発」と「TPP推進」の二律背反

2012-12-01 | 衆院総選挙2012

http://www.youtube.com/watch?v=Ybga8Xel-gM


> また随分古いテレビCMの動画を見つけましたね、Bro。
> 「一日一善」を訴えているのは、元A級戦犯だった右翼の大物政治家、故笹
> 川良一氏ですよね?


そのレッテルの貼り方は誤解を招き易いので、日本船舶振興会の笹川元会長
説明して下さい…。

> でも戦前は国粋大衆党の総裁で、戦後自ら進んでA級戦犯に志願して、巣鴨
> プリズンに収監されていた人じゃないですか。

それは、昭和天皇のA級戦犯訴追を免れるために、彼なりの信念で行動してい
た事の様です。
 

> まぁそんな事はどうでも良いですが、何故こんな古いCMを見つけて来たの
> です?

タイトルに使った「総花脳」の意味を説明しようと想って、ふと大学時代の先
生の講義を思い出したのです。

> 「総花脳」


官僚的作文の「悪い見本」として、「総花的文章」と云われるパターンがあるのです。
例えば、当時「戸締り用心、火の用心」を繰り返すこのCMの直後に、続けて、
笹川会長が子供達に囲まれて「世界は一家、人類は皆兄弟」と叫ぶCMを放送
していました。


> へえ~、それで…?

で先生曰く、「人類が皆兄弟なら、戸締り用心など必要ないだろ!」と大物右翼
の単細胞を揶揄していました。。。

> あはは、なるほど…その自己矛盾が「総花的文章」の特徴なのですね!
> とても明解です!面白いし…。


先生のユーモア溢れる、切れ味鋭い講義には定評がありましたからね。
熱が入ってくると、まるで「ヒトラーの演説」を聴いている様な聴衆を惹き寄
せる独特の魅力が在りました。


▼演説の天才ヒトラーが日本国民の怒りを代弁!



> Broの先生って国家公務員でしょ。こんなふざけた発言をする訳がない!
> それより、先生のお体の方を心配して下さい。。。


▼経済学者の伊東光晴氏倒れる 東京都内で講演中に
http://www.47news.jp/CN/201202/CN2012021501001770.html

ええ…本題に戻りましょう。
民主党の枝野経済産業相が、昨日こんな発言をしたらしいです。


▼枝野氏、電気料金「おかしなくらい安すぎた」
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20121130-OYT1T01017.htm?from=top

> 自民党時代に決定された電気料金に、原発事故対策のコストが算入されてい
> ない点の不備を批判するとともに、今回の電気料金値上げを正当化する狙い
> ですね!


こんな経済音痴が経済産業相など担当しているから、日本経済は日々疲弊して
いく
ばかりなのですよ!
「TPP参加推進」を主張する民主党が、包括原価方式で行政決定される電気
料金の値上げを擁護するなどは、まったくもって自己矛盾しているのです!

「TPP参加」なら、電力業界を徹底的に自由化して、市場競争価格で自由に
電気料金が決定される仕組みにしないと、日本企業は国際競争力を失います。

枝野発言は、日々グローバル競争と格闘している産業界に対する冒涜です!
民主党の経済政策こそが、円高と国内産業の高コスト体質の元凶であるのに、
自身の不明に対する自覚が無いから、この様な暴言を平気でする。
まったく、論外の阿呆大臣の姿を国民の前で自ら晒してしまいました!


> なるほど、自己矛盾に気付けない「総花脳」ですね…。
> でも、そうすると「脱原発」と「TPP参加推進」とは、本来二律背反する
> 経済政策である訳ですね。

双方共を無理に推進すると産業破壊に繋がりかねない事は、論理的に考えれば
理解できるはずなのです。無批判に相手の顔色を見て政策決定する態度こそは、
ポピュリズム(大衆迎合主義)政治家か、そもそも「総花脳」しか持ち合わせ
のない阿呆政治家の為せる悪行なのですよ。

> そうか、何故民主党の政策がどれもこれも破綻してしまうのか…。
> その原因が、これでよく分りました!



☆付録☆ 前回選挙のネットCMで政治家の見分け方を学ぼう!
▼【自民党ネットCM】ラーメン篇



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◇【総選挙の視線】第3極「未来の党」に集う人々~この影はいつか見た影

2012-11-30 | 衆院総選挙2012

▼日本未来の党に、生活・脱原発・みどりの風の一部が合流へ(12/11/28)



> 凄いです、Bro!
> つい先日設立したばかりの「日本未来の党」ですが、小沢さんの「国民の生
> 活が第一」ばかりでなく、第3極の政党が続々と合流を決めて、アッと言う
> 間に「維新」を抜いて、自民・民主に次ぐ第三勢力に成長してしまいました!


▼日本未来の党結成 決断を後押しした小沢氏の一言
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121129/stt12112902010001-n1.htm

元々、数の上で三番目だった小沢さんの「国民の生活が第一」が解党してまで
合流した訳ですから、第3極の筆頭になるであろう事は計算されていたと想う
のですが、それにしても嘉田代表は100人以上の候補者を擁立すると強気の発
言ですよね。


▼「未来の党」設立 小沢氏は「無役」12党の争いに
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121128/stt12112822490013-n1.htm

> 最大勢力を率いる小沢さんが無役のまま表立たず「黒子」に徹するらしいで
> すが、嘉田代表が主張している「卒原発」以外の政策などはどう調整するの
> でしょうか?


結局、この大物が影で取り纏めた様ですよ。


▼未来要綱、「小沢印」のバラマキ
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121130/stt12113001110003-n1.htm

> そうすると、前回選挙の時の「元祖民主党マニフェスト」に近付いている訳
> ですかね…何かヤバくないですか、それ…?


そうなってくると、「こんな人」まで近寄って来たりします。


▼鳩山元首相、議員生活に未練 日本未来の党からの出馬に色気?
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121128/elc12112822360050-n1.htm

> ええっ?
> 「おまえもか…!」て感じですね、これ。


ついでに『ミスター脱原発』「仲間はずれ」になってしまって、苦言を吐いています…。


▼小沢氏実権なら破綻 菅直人前首相
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121128/stt12112823470014-n1.htm

> 何か…こんな顔ぶれを見ていると、とても「卒原発の公約」など実現しそう
> な気がしませんよね…。


当然です。
賢明な人は、既に選挙前から「諦めています」から!



▼「卒原発」先行事例の独、実現困難と悲観論も
http://sankei.jp.msn.com/science/news/121128/scn12112822280003-n1.htm

▼「卒原発」政府、実現性に早くも疑問符
http://sankei.jp.msn.com/life/news/121128/trd12112821330011-n1.htm

▼「未来」立ち上げで滋賀県庁に抗議殺到 嘉田氏、理解求め異例の庁内放送
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/121129/waf12112920350030-n1.htm

▼「また変わっちゃって」二転三転の挙げ句“未来”…翻弄される候補者達
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121128/elc12112814190043-n1.htm

> 結局、『野合集団』はブレるばかりで、「お騒がせな人々」なのですね…。



☆付録☆ 前回選挙のネットCMで政治家の見分け方を学ぼう!
▼【自民党ネットCM】ブレる男たち

http://blog.goo.ne.jp/ayakikki/e/712b364d90a0813e52e51016199130b8


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◇【総選挙の視線】第3極『脱原発』で野合~「日本未来の党」に『未来』はあるか?

2012-11-28 | 衆院総選挙2012

▼嘉田・滋賀県知事、新党結成を表明



> 滋賀県の嘉田県知事が『脱原発』を旗印に、「日本未来の党」を立ち上げた
> たいですよ!
> 小沢さんの「国民の生活が第一」など、これに合流する第3極の動きが活発
> しています。「国民の生活が第一」などは、解党してこれに合流するかもし
> れません!


ここ数日、「自民vs民主」の党首間で「金融緩和」や「国防軍」を巡る論戦
衆目を集めていましたからね。『脱原発』のテーマが埋没して、忘却される様な
危機感を感じたらしいです。


> 同様に第3極の政党は、その存在自体が埋没・忘却されてしまう事を恐れて、
> 『脱原発』の連合に合流する動きが加速している様ですね。
> 『官僚統治体制打破』が旗印の「維新」や「みんな」に対抗して、『脱原発』
> の旗で大同団結です!


前々回の記事で、第3極の『大同』は、「政策」では無く「政治理念」を同じく
する勢力の連合なのだと述べましたが、今回のケースでの『大同』は果たして
「政策連合」なのでしょうかね、それともやはり「政治理念」なのでしょうか?

> 『脱原発』はエネルギー政策の一類型ですから、「政策連合」でしょ?
> 嘉田県知事『卒原発』と言う造語を創って、「原発卒業の道筋」を明らかに
> すると主張していますよね。


その「原発卒業の道筋」の内容が明らかでないまま、小沢さんなどの第3極の
政党がぞろぞろとアリの様に群がるのは「野合」ではないのですかね?


> 全員目的地は『脱原発』ですから、多少の道筋の違いは「小異」の範疇なの
> でしょう…。

百年後の原発廃止を目指すなら、原発容認派の私でも賛成しますけどね。
原発問題、と言うかエネルギー問題の核心は、原子力利用の是非ではなくて、
現実的に選択可能なエネルギー供給源の中から、どれを選ぶのが最適なのか?
技術的・経済的な選択問題だと思うのです。


> だから、民主党政府は三つの選択肢を国民に提示して、国民的議論を促した
> 訳でしょう?

でも、三つの選択肢は全て『脱原発』を前提にしたもので、単に時間軸として
何年後の廃止を目標にするのかを問うたにすぎません。
そもそも『脱原発』の経済的、社会的影響に関する検証が不十分なままで、現
実的にそれが可能な選択肢であるか否かも不明確なままでした。
そんな状態で、「三つの選択肢から選べ」と保険屋さんに勧められても、誰もそ
んな乱暴な生命保険を買う人はいないでしょう?
慌てて買った人は、保険料の負担額も知らされないまま騙された人だと想う。
「明日、突然原発事故があなたを襲うかもしれない!」とか言って、高額保険
商品の購入を煽り立てるのは、典型的な詐欺の手口ですよ。


> 別に保険料の支払いを強制する訳でも無いし、詐欺は少し失礼かと…。


いいえ!
現実に電気料金値上げの申請が各電力会社から出されているではないですか!
さらに、自然エネルギー開発の財政支出や、貿易赤字による日本経済への影響
までをも含めて考えると、「脱原発」はとても高額な保険商品なのです!
この様な高額商品を確たる説明も無いまま国民に売りつけるなどは、民主党の
詐欺
に等しい。
もっと言うならば、CO2排出量増加の地球温暖化被害想定まで考慮すれば、
この保険は「欠陥商品」である疑いすら存在します。
私は脱原発派の人々を、オレオレ詐欺グループの犯罪者達と同一範疇だと考え
ています。
あまりに一方的な主張で、「他人の迷惑」を無視しすぎですからね。


▼電力5社が値上げ検討、8社で赤字6700億円
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/121031/biz12103121380023-n1.htm

▼関電、企業向け料金19.23%値上げへ 家庭用は11.88%認可申請
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/121126/biz12112614090008-n1.htm

▼「原発ゼロ」実現性に疑問…IEA事務局長
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20121123-OYT1T00338.htm?from=ylist


> するとBroの意見では、やはり自民党案のように10年ぐらい検討してから
> 結論するべきですか…?


地球環境問題と同様、けっして単純な問題ではありませんから、その位の検討
期間は必要でしょう?
少なくとも『脱原発ブーム』の風に乗って、「日本の未来」を決定するかの様な、
浅薄な頭脳の人々が結論できる問題ではありません
から!


☆付録☆ 前回選挙のネットCMで政治家の見分け方を学ぼう!
▼【自民党ネットCM】プロポーズ篇



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◇【総選挙の視線】金融緩和における日本人気質とグローバリズム

2012-11-24 | 衆院総選挙2012

▼東京株、また大幅続伸で半年ぶり9300円台乗せ 終値は144円高
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/121122/fnc12112215130009-n1.htm


> 前々回の記事で、自民党安倍政権誕生への期待から、株式市場が上昇に転じ
> た事を述べましたが、今週もまた大幅に続伸した様ですね!
> 大幅な円安も続いている様で、嬉しい限りです。


▼◇『東高西低』新型気圧配置の株式市場を観察する
http://blog.goo.ne.jp/ayakikki/d/20121116

今週の始めに、少しだけ下げた日がありましたが、その後は順調に上昇局面が
続いていますから、このまま行けば年内に一万円の大台突破も可能な勢いです。


> 下げた日と云うのは、日銀の白川総裁が、日銀引き受け方式の建設国債発行
> に難色を示した日でしたよね?

同じ日に、野田首相も「それは禁じ手だ!」と、安倍総裁を批判しました。
財政法第5条の禁止規定を根拠としての発言です。
でも、短期国債の場合ならば違法ではないし、例外規定もある様ですね…。


> 日本経済がようやく円安株高の方向に動き始めて、明るい兆しが見えたのに、
> 何故こんなに批判ばかりするのでしょうね?
> 金融緩和政策は、そんなに嫌われ者なのですか?


正確に言うと金融緩和政策には大きく2種類があって、それぞれ低金利政策
量的緩和政策と呼ばれています。

> ゼロ金利政策は既に行っているので、今問題なのは量的緩和政策ですよね。
> デフレ脱却のために、日銀の通貨供給量を増やすだけではないのですか?


そうなのですが、今行われているのは、日銀が市中銀行から国債を買い取って、
その代金として、市中銀行に通貨を放出する方式
です。
市中銀行ではデフレで資金の運用先が見つからず、国債を大量に保有していま
すから、これを日銀は通貨に換金している訳です。


> でも、市中銀行ではそのお金で再び国債を買い集めてきて、日銀相手に売り
> 捌いて、差益ビジネスをしている訳でしょう?
> 国債と日本銀行券の間で、グルグル売買を繰り返すだけで、実体経済の世界
> では一向に使える資金は増えていませんよね?


むしろ減っているのでしょうね。
一千万円以上の銀行預金が担保されなくなって以来、タンス預金とかが増えて
いるのかもしれない。どうせ銀行金利などは微々たるものですし、タンス預金
でもデフレが続いている限りは実質金利が付いている形ですから。


> それじゃ、ダメじゃん!
> デフレは一向に解消しないし、実体経済の世界で使えるお金は減る一方です。
> 物は売れないし、物価は下がるし、儲からないので給料も下がるし。


そうですね、リストラと企業倒産と失業者ばかりが増えて、日本経済は壊滅の
危機に瀕する…。デフレ・スパイラルです。


> デフレ・スパイラルから脱出する方法は無いの?

抽象的に一言で言うと「有効需要を創出する」事ですが、その具体的な方法は
色々とあります。
FRBのバーナンキ議長は「ヘリコプターでドル紙幣をバラ撒け!」と言った
そうです。


> それって、自民党の安倍総裁が言った「輪転機をガンガン回して円を刷る」
> 事と同じですよね。ヘリコプターでバラ撒くのも、財政支出でバラ撒くのも、
> 変わりはないし…。

安倍総裁の発言については、TVのニュース番組で批判されていましたね。
通貨の信任に関るので、もっと慎重な発言をするべきらしい。


> そりゃ、正論ですけど、如何にも日本人らしい批判の仕方ですよね!
> 白川日銀総裁にせよ、野田首相にせよ、正論だけ吐く割に、何ら有効な解決
> 策も示せないし、結果も出せない。
> 安倍総裁の暴言のおかげで一気に円安が進んだ事を見習って欲しいものです。

まあ、正論は正論ですから批判は良しとして、日銀引き受け方式の国債発行は、
国債を日銀が直接買い取って、紙幣と交換する訳ですから、政府が日銀の通貨
発行権を手中に収める事に等しい
のです。

> 日銀の独立性が保てなくなるのですね。

政府側でも野放図に国債発行を続ける様になると財政の健全性は保てません。
これが長く続くと、確かにハイパー・インフレの恐れも出てきます。


> でも、インフレ目標に達すれば止める訳でしょ?
> ハイパー・インフレなど、なるはず無いじゃん。

いや、政府が抑制を始めた段階で、既に民間側の投機需要が過熱していると、
その後のコントロールが困難になる事が恐ろしいのだと想います。
特に日銀の人間と、インフレで資産が減価してしまうお金持ちにはね。
あと、毎月固定の収入で生活する年金生活者などにも被害が及びます。

> それが、金融緩和反対派の人々ですか…。


社会のモラルをとても大切にする日本人気質から考えると、彼らの主張が至極
正論である様に想える訳ですが、現代の金融はグローバル化していますからね。
日本人の几帳面な特質はグローバル社会では不利である様な気がします。


> なるほど、前述のFRBバーナンキ議長の発言などが好例ですよね!

電気製品などの「品質へのこだわり」なども同様です。
「高品質」である事は、日本製品の特徴として「良いイメージ」を与えるとは
想いますが、「過剰品質」では国際競争で不利に働きますから。


> では、日銀の「過剰な物価安定志向」が日本経済を不利な状況に追い込んで
> いるの…?


実際そのとおりだし、少なくとも物価安定が達成できていれば良しとしても、
現実には継続的な物価下落、つまりデフレを導いていますよね。
デフレに対して日銀が責任を負わない、現行の日銀法は時代遅れだと思う!


▼GDPデフレーターの推移

http://ecodb.net/exec/trans_weo.php?type=WEO&d=NGDP_D&c1=JP


> 日本経済のデフレ不況は日銀の責任ですか…?

リーマンショック以降の円高不況に対しては、「白川デフレ」と揶揄している人
もいます。


> う~ん、しかし白川総裁は「財政規律派」の信任の篤い方だと想いますが。


その原則論重視の風潮こそ、日本人気質の負の側面だと私は言いたい。
「結果」を無視して、「態度」や「姿勢」のみを過大評価する土壌ですよね。

> グローバルな世界では、「結果重視」の方向ですかね…?

もっとも、私はグローバリズムに批判的な人間ですから、それが絶対とは考え
ていないのですが、少なくとも国際競争が不可避な世界では、世界の動きに適
応できなければ脱落してしまいます。
これまでの「円高」は、まさに日銀のガラパゴス政策が原因だと思うし、民主
党政権下の金融政策は誤っていた
と思う。もし、それが法律や制度の規制に由
来する過ちならば、法改正や規制緩和こそが取り組むべき課題なのです。
その意味で、自民党安倍総裁の発言こそが「あるべき姿」だと思う。

> う~ん、でも「国債の日銀直接引き受け」だけは慎重な方が良くないですか?


その様な周囲の批判を浴びて、安倍総裁自身が少しトーンダウンの必要に迫ら
れた事が、私は悔しいです!


▼国債購入、日銀が判断 自民・安倍総裁、慎重姿勢に
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121124/stt12112414270002-n1.htm

この問題は、「必ず実行する選挙公約」に盛り込むべき内容ではないので、発言
をトーンダウンさせた事は仕方ないですが、選挙後に再度議論する事が必要
と思います。「デフレ脱却」の大目標を達成するために必要でしょうから!


> それについては、また改めて議論しましょうね。
> 話が長くなりそうだし…。



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◇【総選挙の視線】第3極の「大同」と「小異」とは?

2012-11-19 | 衆院総選挙2012

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121116-00000091-mai-pol


> 「日本の将来を占う選挙」として、衆目の関心を集める中で火蓋を切った、
> 今回の解散総選挙ですが、TV等マスコミの報道を見る限り、『第3極』の動
> 向に焦点が向けられているみたいですね…?


「自民vs民主」の二大政党間の闘いの構図では結果が見えているので、選挙後
の政局運営の姿などを考える上で、どうしても『第3極』の動向は無視できな
いのでしょうね。話題性から云っても、「台風の目」は「ここ」なのですから。

> しかし、『第3極』の中心に在るのは、民主党から分裂した小沢さん率いる、
> 「国民の生活が第一」だと思っていましたが、ここにきて俄然と石原前都知
> 事と橋下大阪市長が注目を集めていますよね!
> 石原さんなどは、自身が言う通り「暴走老人」にしか見えないし…。
> 「180度違う政策」を「小異」として切り捨てておいて、ひたすら『第3極』
> の合流のみを追及する姿勢を見て、世間では選挙目当ての「野合」と冷やか
> な視線を注ぐのも当然な気がします。


私も当初、尊敬する石原さんの暴走ぶりを目の当たりにして、とうとう「呆け」
が始まったか…と考えていましたからね。
でも、やはりマスコミが正しく伝える事を怠っているのだと気がつきました。

> と言うと…?


TV等のニュースを見る限り、「今回の選挙の争点」「各政党間の政策の違い」
にフォーカスして報道していますよね。
石原流に言えば、それは「小異」に過ぎないのです。

> 「政策の違い」「小異」とは、世間一般の誰も考えないと思いますけどね!
> それこそ、詭弁でしょう?

だから誤解される訳ですよ。
正しくは「大同」の方に目を向けないと、彼らの「争点」は理解できません。


> 石原前東京都知事、橋下大阪市長、河村名古屋市長、渡辺喜美元衆院議員
> に共通するものですか…?
> 渡辺党首を除いて、皆さん地方自治体の首長さんですよね。
> 成程、渡辺党首も含めて、全員が「中央集権の官僚統治体制」に反対してい
> る政治家達なんだ!
> この争点において、『第3極』は「大同団結」できる訳ですね!

もっとも、小沢さんの「国民の生活が第一」や鈴木宗男さんの「新党大地」は、
また理念が異なるので、同じ『第3極』でも別のグループを形成する訳です。

> では、やはり石原さんは「暴走」を始めた訳ではないのですね!
> ちゃんと目的地が見えていて、ただ「突進」を始めただけなんだ。


政治にも「スピード違反」があるならば、やはり「暴走」に違いないですがね。
選挙民に理解されない合流なんて、ただ支持者を減らすだけですから…。


> でもそう言えば、「日本の政治改革は地方政治から始まるかもしれない」と、
> Broは以前そう言っていましたよね。


▼◇西暦2011年,社会を変える力とは?
http://blog.goo.ne.jp/ayakikki/e/42ae5202985699c0cd8aef0ae6b1624a

▼◇ Esperanza Spalding がグラミー最優秀新人賞を受賞!
http://blog.goo.ne.jp/ayakikki/e/80650fda2fa28a5606e185e6fc2bde6e

う~ん、確かに2年前には「日本の閉塞状況の出口」が見つからなくて、地方
政治改革
に期待を抱いていた時期もありましたね…。


> 今では考えが変わったの?

この記事の後に、東北大震災が在り、福島原発事故が在り、尖閣を巡って日中
冷戦時代に突入
しましたからね!
どれもこれも、一地方が解決できる問題ではないでしょう?
地方経済や社会福祉の問題は、もっと地方分権を進めた方が良いと考えますが、
今は国家的課題が山積しているのです。
外交と国防、デフレ脱却とエネルギー問題、そして被災地復興の加速が先決問
題なのだと考えています。

民主党政権が生起した社会的混乱を一旦収束させるべきです。

> 政治が混乱している余裕など無い訳ですね。
> それでやはり、経験と実績豊富な自民党政権に期待する訳ですか。


自民党安倍総裁体制になって、生まれ変わったと想っています。
野党経験も積んで、守旧派の長老議員達も次々に引退して、今や最強の革新政党
と呼べるのではないでしょうか?
「戦後レジームの脱却」と云う理念が、日本の改造計画を示唆しているのだと
私はそう確信しています!


▼安倍晋三総裁街頭演説 熊本県・健軍商店街(2012 11 17)


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◇『東高西低』新型気圧配置の株式市場を観察する

2012-11-16 | 衆院総選挙2012
▼16日東京株式市場終値 194円44銭高の9,024円16銭(12/11/16)



> 野田首相が衆院解散を表明したとたん、東京株式市場は突然大幅な上昇に転
> じましたね、Bro!
> 驚きました、円相場もぐんぐん円安方向に振れています!


市場は「安倍自民党政権の誕生」を予想して、相場を先取りしているのだと思
いますよ。
前々回の記事に書いたとおり、安倍総裁はインフレ目標3%を掲げて、これを
強力に推進していく経済政策を主張していますから。
日銀法を改正してでも、デフレ脱却を果たす覚悟です。


▼◇車はガソリンで動くのです?~自民安倍総裁インフレ目標3%を主張
http://blog.goo.ne.jp/ayakikki/e/740f7899f33fca571173f83af413cc2e


> 自民党政権復活への期待相場ですね!
> しかし驚きました、これほど速効性のある反応を示すとは!


元々資金はダブついていて、利殖先を求めて彷徨っていた訳ですから、当然と
言えば当然ですよね。
問題は、これまでの日銀の無責任な姿勢にリスクを感じていただけですから。


▼【東京マーケット】“解散”で株価上昇 市場が期待するわけは?
http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/wbs/market/post_30389


> ではこの調子で、日本経済はデフレ脱却を果たすのでしょうか?
> デフレ脱却の前に、相場の腰が折れてしまう可能性もありますよね?


それは、市場が「日本経済の先行き」をどう判断するか次第ですよね。
今は単なる期待相場でも、今後市場の期待が現実化して、デフレ脱却を市場が
確信すればするほど、投資資金の好循環が生まれて、景気回復は本格化すると
思う。


> そう言えば、逆に米国ではオバマ大統領の再選で、株式市場は爆下げしまし
> たね。これはやはり「財政の崖」問題への懸念が、不安材料になっているの
> でしょうね…。


▼NYダウ、180ドル超の下落



あちらでは、ねじれ議会にオバマ大統領は苦しみそうですからね。
当面は、米国の資金も日本の株式市場に逃避するかもしれません…。


> 『西高東低』の冬型気圧配置ではなく、『東高西低』ですか、そうすると。
> 中国ではどうなるのでしょうか、あちらでも、習近平の新政権が発足しまし
> たが?


▼中国共産党、習近平氏を総書記に選出 対日強硬姿勢加速に懸念

http://sankei.jp.msn.com/world/news/121115/chn12111513220001-n1.htm


う~ん、支那は中国共産党の一党独裁政権ですからねぇ…。
指導者が代わっても、基本的な経済運営が変化しない限り、これまでの傾向は
続くのでしょうね、つまり経済成長の低下が基調ですよね。


> 外需に依存した経済成長を続けてきましたからねぇ、中国は。
> 欧州経済や対米、対日貿易に改善の兆しが無い限り、現状は変わらないので
> しょうね、やはり。


とにかく「安倍自民党政権」を誕生させて、さっさとデフレ脱却を果たしましょう!
それが「日本再生」の近道ですから!



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◇『無血開城』とは?~国民経済を犠牲にする無かれ!

2012-11-14 | 衆院総選挙2012

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121114/stt12111416060012-n1.htm


▼最終回『無血開城』より
http://www.youtube.com/watch?v=wO2qb4gsjz0


> 野田首相がとうとう、国会で今週末の衆院解散を明言したらしいです!
> 民主党内の反対派の大合唱を振り切って、大英断ですね、Bro!


▼民主の十数人が「年内解散」「TPP解散」に抗議、集団離党も示唆
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121114/stt12111414370010-n1.htm

▼野田総理が16日解散提案 定数削減を条件に(12/11/14)



昨日、初の党首討論を前にして、自民党の安倍総裁が「民主党落城」への意志
を表明
していましたからね、福岡市での講演での話です。
麻生元首相など「政権交代にまさる景気対策はない」とまで断言していました。
ゾンビ化した現政権で来年度予算案の編成など遣られても、政権延命のための
財政浪費でしかないですものね、実際。


▼政権奪還へ天王山迎える安倍総裁、あす党首討論
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121113/stt12111312540011-n1.htm


> う~ん、早く解散して、新政権の下で経済政策を練った方が近道ですね。
> 日本経済の失速が明白になった今、一日も早く、腰を据えた経済対策を行う
> べきです。


前回記事にも書いたとおり、自民党内では既に経済再生戦略の骨子は固まって
います
からね。後は政権を奪還して、練り挙げたプランを実行に移すだけです。
財政への無駄を最小限に抑えるためにも、解散総選挙は早い方が良いです。


▼◇車はガソリンで動くのです?~自民安倍総裁インフレ目標3%を主張
http://blog.goo.ne.jp/ayakikki/e/740f7899f33fca571173f83af413cc2e


> 落日の民主党政権の延命よりも、今こそ大局的な決断が必要ですか。
> まさに現代の勝海舟ですね、野田首相は!
 

本来は、徳川慶喜公のはずですけどね、野田首相は。
何せ、民主党には幕末の徳川幕府以上に人材が居ませんから…。


▼勝海舟語録【現代の志士たちへ】



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【AI時代の錬金学Ⅱ】

https://note.com/zen_kawakami/m/m612f486eeab8

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