ブロブロガー@くつログ

Proと呼ばれたい...そして日々悪戦苦闘する
Brofessional な職業人の安息の日誌

◇【新作経済落語】アベノミクス景気につられて帰国した熊と与太の花見酒

2013-03-28 | 小説



> 早いものですね!
> 去年「白川デフレ」の真っ只中に、古典落語『花見酒』のパロディ版を書い
> てから、もう一年が経つのですねぇ…。


※まだ読んでいない方は、こちらから先にどうぞ
▼◇【現代落語】大東京人・熊と与太の花見酒
http://blog.goo.ne.jp/ayakikki/e/97b4c5aaa19fd560937824f564bb68cb

去年のお花見では、折角の東京スカイツリー・オープンにも拘らず、不景気な
ご時勢を反映して、今一つ盛り上がりに欠けましたけどね。
今年は記録的な早咲きの桜となりましたが、アベノミクス景気につられてか、
随分と人出も大勢で、賑やかに盛り上がった様子ですよ!


▼東京で桜が満開となって初の週末 桜の名所は花見客で混雑(13/03/23)

http://www.youtube.com/watch?v=2lWG_kxsHYk

▼花見商戦にアベノミクス効果 弁当、飲料の売れ行き好調
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20130324-00000001-biz_fsi-nb

> それで、今年も「新作落語」の続編ですか…。
> 熊五郎と与太郎の子孫って、ドバイで「水酒」売捌いて、大儲けしているん
> じゃなかったっけ…?


「アベノミクス」は、今や世界中の注目を集めていますからね!
彼らの耳にも届かないはずがありません…。
早速、今年こそは「生まれ故郷の大東京で一旗挙げよう」と、再生したJAL
のファーストクラスに乗り込んで、帰国したお噺
です。


> はぁ…去年は、「機内食無しの格安航空便」でしたけどね!
> まぁ、儲かっているならそれでも良いです。
> 東京の街の賑いも、去年とは随分様変わりしましたから。
> これから、どんな展開になるのか楽しみですね…早く始めて下さい!


では、早速…始まり、始まり…。



(出囃子)…とてちんてんしゃん…

昨年の花見は、不景気のどん底で金も廻らず、とうとう貧乏人ばかりとなった
大東京に見切りをつけた熊五郎と与太郎の子孫達で御座いましたが、今年は、
アベノミクスのお陰で生まれ故郷の東京が再び活気づいていると云う、ネット
の便りを伝え聞きまして、やはり花見は下町とばかりに喜び勇んで帰ってまい
りました。
久しぶりの東京で、空港に降り立った熊五郎と与太郎の会話です。

与「兄貴、やっぱりファーストクラスは違うね!
  ドバイへ行く時は自前で持ち込みだったのに、サービスで色々な酒が楽し
  めて…すっかり酔っぱらっちったよ…俺ら…。」
熊「ってやんでぇ、馬鹿野郎。
  行く時ゃ、へべれけに為って酔いち暮れやがったくせに、別嬪のスッチー
  …じゃねぇや、CAに勧められた途端、緊張しちまって、あまり酔ってね
  ぇじゃねぇか!情けねぇ野郎だ…ったく。」
与「そう言う兄貴こそ、口先がシッカリしてるよな!
  ドバイまで飛んだ時は、呂律が回らなかった癖によ…、人の事言えるかよ!
  …ああっ勿体ねぇ!…もっと沢山注文して呑んどくんだった!」
熊「まぁ、これから向島に出て商売始めんだ…あまり酔っても居られねぇや。」
与「そうだ兄貴、あの仕入れの酒屋の親父…まだ商売やってんのかね?
  とっくに、看板畳んじまってるんじゃねぇだろうか?
  未だ、去年のツケが残ってたな…確か…。」

そんな話をしながら、懐かしい下町まで来た二人で御座いましたが、昔馴染み
の酒屋の変わり映えのしない店先を眺めて見ると、生まれ故郷の懐かしさに、
想わず…涙ぐむ処で御座いました。
服の袖で一振り眼がしらを拭った熊は、先に立って酒屋の暖簾に飛び込みます。

熊「御免よ!親父居るかい?」
主「おっ!…随分と見無ぇ顔だと想ったら、熊じゃないか!
  お前ぇ…外国に行ったんじゃなかったのかい?
  何でも、ドバイとやらで大金稼いで、今じゃ御大尽様だと聞いてたが?」
熊「おぅ…向島の桜が見たくてよ、今帰ぇったんだ… I am back. …さね!
  ところで、去年のツケ…この万札で取ってくんな、釣りは要らねぇよ!」
主「何か、久しぶりに見たら、随分と垢抜けた物言いだけどなぁ…。
  生まれながらのオッチョコチョイだけは、直らねぇやね。
  ツケは丁度一万円なんだ…鼻っから釣りなんか無いよ!」
熊「ちぇっ、相変わらず不愛想な親父だな。
  『ありがとよ!』と一言、言えないもんかね…ったく。
  …ま、愚痴はどうでも良いからよ、今年も花見酒の仕入れに来たんだ。
  ここに十万円あるからな、これで樽酒売ってくれ…上等の奴、頼むよ!」
主「おおっ、流石に御大尽様だね。…今年は威勢が良い様だ。
  良っしゃ!ここに在る、新製品のアベノミクス酒を全部持って行きな!」
熊「何だい…そのアベノミクス酒って?」
主「今年、日本で流行のアルコール度数2%増量の日本酒だよ!
  『飲めば直ぐに酔っぱらう』と云う速効性の高い酒なんだ、『アベッ酒』
  云う…。」
熊「何か、久しぶりに帰ってくると、随分「怪しげな酒」が流行ってるなぁ…。
  ま、好いや…お花見だからな、パッと景気付けしてくれる事が大切だね!
  これ全部、貰ってくよ…領収書と釣りくんな!」
主「何だい…釣りは、要ら無いんじゃないのかい?」
熊「馬鹿言っちゃいけねぇ…これは、大切な商品だからな!
  未だ儲かってもいねぇのによ、一円でも馬鹿にしちゃ駄目だよなっ!
  商売人失格だよ、その態度…。」
主「けっ、また随分偉そうになって帰って来た者だね…これゃあ…。
  ま、シコタマ儲けて来な…今年はアベノミクス景気で賑っているそうだ!」

そんな遣り取りの後、二人は早速『アベッ酒』の樽をレンタカーの荷台に乗せ、
向島の花見会場に陣取りました。
噂通り、今年は大勢の人出で一杯のうえ、豪華な花見弁当や世界中のワイン
んぞも色々と出回っている様子です…。
商売敵も多く出ているせいか、熊と与太の移動酒屋には客が集まりません。
未だ午前中なのに、二人は少々焦って居る様子です。

熊「…参ったな、こりゃ去年と違って、皆豪華な弁当を持参してやがる…。」
与「今年は、金貸しの頭領も黒川の旦那から、白田の旦那に代わったからねぇ。
  何でも、派手に大金をバラ撒く噂で、皆、懐の心配をして無ぇらしい…。」
熊「けっ、これだから去年、俺は黒川の旦那に言ったんだよ!
  呑兵衛の懐に銭持たせりゃあ、それだけで需要は大きく膨らむってね!
  黒川の旦那は『需要が無い』の一点張りで、聞く耳持た無かったけどよ。」
与「今、花見客は皆、手前ぇ持ちの酒で盛り上がってるみてぇだなぁ…。
  昼過ぎになって、手持ちの酒が底を突く頃が狙い時かもしれねぇよ。」
熊「夕刻になると商売敵は皆、安売り合戦で売り切ろうとするからな!
  午前の内に、何とか粗方の商品を捌いちまいたいなぁ…。
  少し早いが、今の内に少し値下げして売っちまうか…?」
与「そう言や兄貴、酒屋の親父が客寄せ用にと、こんな旗を寄こしたよ…。」
熊「何々…『午後から2%値上げします』だと…?
  馬鹿な親父だな、値上げなんぞ遣ったら、益々売れなくなっちまうぜ!
  洒落てる場合じゃないんだ…商売解ってんかよ、あの親父!」
与「…でも、今は未だ値上げし無ぇんだから、宣伝してみようか?
  午後になってから、引っ込めれば良い話だし…。」

客の心理と云うものは、実に不思議なもので御座います。
先程から気になっている『アベッ酒』の「値下げ」を待っていた呑兵衛達は、
意外にも「午後から値上がり」すると聞いて、ぞろぞろと移動酒屋の廻りに集
まり出しました。

客「おっ、これはまた強い酒だね!…中々上等な舌触りだし…。
  口先でツルッと滑って、コクッと呑めそうな…そんな感じかな。」
熊「へえ…何せ、アルコール度数2%増量の大吟醸ですからね!
  これでお値段は「据え置き」ですから、今がお値頃です!
  『午後には2%値上げ』しますんで…もう一杯如何です?」
客「おう…じゃ売り切れない内に、もう一杯貰おうか!」

そんな具合で、『飲んで直ぐに酔っぱらった』花見客移動酒屋の周りで大騒ぎ
を始めたものですから、速効性の高い『アベッ酒』は大人気です!
また、来日して花見会場でワインの品評会を催していた超有名ソムリエまでが、
『アベッ酒』を一口味見して絶賛した事で、大ブレーク!
勢いづいて、午後には徐々に値上げを敢行しましたが、客足は増すばかりです。
ついに増量分のアルコール度数よりも高い10%にまで値上げを行った事で、
ようやく少し客足が遠のきましたが、『アベッ酒』の売れ残りはもう僅かです。

与「兄貴…そろそろ残りは俺達の分だよね!
  もう店仕舞いも近いし、そろそろ値下げして、俺にも一杯売ってくれよ!」
熊「そうだなぁ…俺もそろそろ呑みたい気分だけどよ…。
  しかし『インフレ期待』って、凄げぇ効果だよなぁ…魂げたよ!
  値段は「据え置き」でも、不思議と『お値頃』な気分になっちまう…。
  この調子で、明日はひとつ、今日の倍の値段で売りてぇよな!
  よしっ、今の内に五割増しに値上げしておいて、明日からの「値上げ」の宣伝
  だけやっとくか!」

そう言って、値札を書き換えていた二人のところへ、たった今ひと仕事終えて、
これからやっと夜桜見物とばかりに、身なりの良い御大尽がやって参りました。

客「おや、これが評判の『アベッ酒』かい?
  …良かった、未だ酒は残っていた様だね!
  何々…『品薄のため明日から倍に値上げ、本日大特売!』かぁ。
  じゃ、残ってる商品を全部貰おうかな。」
与「えっ、これは俺達の分…じゃなかった、お客さん本日はもう店仕舞いで…。」
客「だから、今日の残りは私が全部買ってあげるよ。
  夜桜は、未だこれからだからねっ!…いくらだい?」
熊「おい、与太郎…お客様が折角の五割増し…じゃ無ぇ、『買いたい』と仰ってんだ。
  俺達も、今じゃいっぱしの商売人なんだからな!
  気持ち良く売って差し上げろ。」
与「でも兄貴…これを売ったら、俺達の酒が…。」
客「何だ…お前さん達もこれから夜桜見物かい?
  じゃ、欲しけりゃ後で私の酒を分けたげるよ…お代を置いて行くよ!」

嬉々として言い放ったその御大尽は、恨めしそうな与太郎の視線もそこそこに、
残りの『アベッ酒』を樽ごと持って行きました…。
とうとう、大盛況の内に『アベッ酒』を見事完売して移動酒屋の店仕舞いへと、
一旦帰った熊五郎と与太郎は、桜がライトアップされた夜桜会場へと再び戻って
来まして、先程の御大尽の姿を探しておりました…。
すると何と、客だと思っていた御大尽は、『アベッ酒』を見物客相手に売捌いて
御座います。

与「やっと見つけたよ、もう腹ぺこだ…俺いらにも『アベッ酒』売ってくれ!
主「もう、あれから何度も値上げしたからねぇ…これがとうとう最後だよ。
  有金を全部置いて行きな、お前さん達に残しといたんだから…。

たった一日でバブル景気に咲いた、向島の桜のお噺で御座いました。
そろそろ、御後が宜しい様で…。





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▼夜桜と東京スカイツリー

http://photo.sankei.jp.msn.com/panorama/data/2013/0326sakura/


◇「白から黒へ」日銀レジームチェンジ~日銀黒田新体制スタートへの期待

2013-03-24 | 経済


> 「アベノミクスの第一の矢=大胆な金融緩和」の推進力として衆目を集める、
> 日銀の黒田東彦新総裁が就任し、いよいよ新体制がスタートしましたね!
> インフレ目標2%の達成に向けて、日銀の金融政策もこれから大きくパラダ
> イムシフトして行く事になります。


▼日銀、黒田東彦新総裁のもと新体制発足「リフレ政策」に転換へ(13/03/20)

http://www.youtube.com/watch?v=8wPBIzO5fTg

先だっての「TPP交渉参加表明」に加えて、これでアベノミクスもいよいよ
エンジン全開
ですね!
東北の震災復興もようやく本格化して、人手不足や資材不足が伝えられるなど、
土木建設関連を中心とした景気回復が軌道に乗っています。
今年の春闘では、政府自民党が共産党と間違えられるほど、賃上げ要求を強く
支援していましたから、これからサラリーマンの収入の方も改善が期待できそ
うです。
生産面、分配面での景気回復が確かなものになれば、そのまま民間消費需要も
上向くでしょうから、支出面も含めて日本経済の好循環が生じる
はずですよ。


> ちなみに、株価の上昇については、これまで何度も取り上げて来ましたが、
> ここに来て、漸く地価についても上昇傾向が顕在化してきた様子ですね!
> これで、日本経済も資産デフレ脱却の光明が見えて来ましたよね。


▼公示地価全国2,008地点で上昇 被災地でも復興需要などで上昇(13/03/21)
http://www.youtube.com/watch?v=oH0HniTEI7I&list=UUoQBJMzcwmXrRSHBFAlTsIw

地価の上昇が本格化する様なら、民間設備投資も着実に回復すると思います。
そこまで辿り着ければ、インフレ目標2%の達成も射程圏内に捉える事ができ
ます…きっと!


> 何か、この先の景気回復が待ち遠しいですね!
> いよいよ日本経済もデフレから脱却ですか!


でも、実際にはね…インフレ経済って、そんな良い事ばかりじゃ無いです…。
物価は上がるし、家賃も上がる。
人手不足になると残業も多くなって、仕事は忙しくなるばかりだし…。
僅かばかりの賃金上昇では、割に合わない事も多いです。


> 何か、折角久しぶりに「景気良い話」をしているのに、水を差しますねぇ。
> 今の若者は、そもそも「インフレ経済」なんて経験した事無いんですから、
> 経験してみれば良いんですよ。
> 今はインターネットを通して海外情報も容易に入手できますから、中国事情
> などを見ていれば、「インフレ経済」がどんな様子か理解できるはずです。
> それより、日本経済全体が活気を取り戻して、経済成長を実現する事ができ
> れば、それで所得も就業機会も増えますよね。
> 個人の幸せについては、自分自身で自由に選択が可能なはずですから!


まぁ、緩やかなインフレなら、デフレ経済よりは遥かにましですね…。
ハイパーインフレバブル経済にさえならなければ。


> そう言えば、白川前日銀総裁が退任会見で、ご自身の見解を述べたらしい。
> 「期待に働きかける金融政策は危うい」と発言したそうです。


▼退任する日銀・白川総裁が会見 新体制にエールの一方で懸念も(13/03/20)

http://www.youtube.com/watch?v=vsup5jNIQRE

「期待に働きかける金融政策=リフレ政策」を明確に否定した訳ですよね。
1999年に出版された「世界大不況への警告」と云う書籍の中で、ポール・クル
ーグマン博士
は、日本経済の長期デフレ状況の原因「流動性の罠」であると
喝破していて、その対処策としてリフレ政策を提唱していたのですが、当時は
博士がノーベル経済学賞を受賞する前でもあり、またどちらかと云えば経済学
の主流から外れていたために、日本では無視されてしまいました。
その頃の日本は新自由主義の台頭期でもあり、ケインズ主義的な学者が主流か
ら外れた時期
でもありましたから…。
一方で学者肌と云われる白川前総裁の考え方は、「通貨の番人」としての旧来の
「日銀の使命感」
そのものです。
だから、「中央銀行が金融市場を操作する様な事は厳に慎むべし」と云う、従来
の正論を踏襲している事には違いありません。
しかしながら、現実にはその頑なな姿勢が「ハイパー円高」を生み、日本円を
「流動性の罠」に固着させて来たのです。
このデフレ経済に対する日銀の対応は、あまりに消極的に過ぎましたね。
…と言うか、デフレに対しての責任感すら希薄だった。
「通貨の番人」の仕事は「通貨価値の下落防止」であって、「通貨の過大評価」
による弊害などには無頓着
過ぎました。


> 逆に「強い円」を、「日銀の手柄」の様に考えていた節も在りますね…。


そう、リーマン・ショックの克服の過程において世界経済が経験していた事は、
「最後の貸し手」としての中央銀行の役割の重要性なのです。
今や世界中の中央銀行が行う金融政策こそが、貿易バランスと世界経済の
舵取りの責務を担っている
と言っても過言ではありません。

> でも、だからこそ「市場の評価」を重視するべきで、「市場操作を嫌悪する」
> 市場原理主義的な考え方が支配的だったのではないですか…?


「市場の評価が絶対的に正しい」のであれば、それも肯けますけどね。
しかし、私達が日々直面している現実は、「自由市場は極めて気まぐれで、不安
定である」と云う事実
です。
人知による予測すら儘ならず、大地震の様な市場崩壊の危機にも晒される。
こんな危険な市場を放置したままで、人知による防災措置などは厳禁だと言う
ならば、それこそが科学技術と人間理性との敗北だと想う。



> 太古の昔から自然災害と闘ってきた人間の英知を、今こそ「自由市場との闘
> いの場」にも結集するべきですか…そうすると?


それは「自由主義経済ではなく、もはや計画経済である」と批判する人が在れ
ば、その批判は甘んじて受け入れましょう。
私が言っているのは正しく混合経済体制であり、ケインズ主義の立場ですから。


> ケインズ主義が嫌いな人々の眼には、「傲慢で、危うい」と映るでしょうね…。
> 反理性主義の立場の人々は、「市場での客観的な決定≒絶対的な神の意志」
> 考えていますから。


白川前総裁「評価は第三者に委ねます」と述べたとおり、市場原理によって、
「世論は白川前総裁を拒否した」
と考えているのですがね…私は…?


> でも、「市場の過ち」も在り得る訳でしょ…Broの主張では…?



▼「すべて良い」ノーベル賞教授がアベノミクス賞賛(13/03/21)

http://www.youtube.com/watch?v=bXKXvZL1pvw


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◇「平成の開国」と「国家百年の計」~安倍首相TPP交渉参加を正式表明

2013-03-16 | 政治

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130315/plc13031519050013-n1.htm

> 自民党内でも根強い反対意見に押されて、「一触即発」とまで伝えられていた
> TPP交渉参加問題なのですが、昨日、安倍首相は予定通りTPP交渉参加
> を正式表明しましたね!


▼TPPめぐり自民党内で「最後の抵抗」が表面化

http://www.youtube.com/watch?NR=1&v=UAlYx6KhWSo&feature=endscreen

▼安倍首相、TPP交渉参加を正式表明 経済界からは歓迎の声(13/03/16)

http://www.youtube.com/watch?v=rxdfi5NuKjs

国論は、ほぼ真っ二つに割れていましたからね…。
どちらに決断しても、反対派の抵抗は避けられません。


> でも、反対派が主張する様に、もう少し時間をかけて議論しても良かったの
> ではないでしょうか?


自民党内の混乱ぶりを見て、私もそう言う気持ちに流されていましたけどね…。
首相の官邸記者会見を聞いていて、やはり今が一番良いのだと考え直しました。


> う~ん…「今がラストチャンス」と強調していましたね、安倍首相は…。


▼(全録)安倍首相、TPP交渉参加を正式表明

http://www.youtube.com/watch?v=TmgyH4i9OP8

▼[TPP交渉参加]安倍首相記者会見・抄録
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130315/plc13031519050013-n1.htm

> 安倍首相は、TPP参加を「国家百年の計」だと国民に説明しました。
> 民主党の菅元首相の時は、「平成の開国」と云うスローガンによって国民に訴
> えかけていましたが…?


私にとっては、「国家百年の計」と云う言葉によって、やっとTPP参加が日本
にとって必要である
と納得する事ができました!
「TPP=グローバリズムの一形態」の様に短絡的に考えていては理解できま
せんね、やはり。


> そう言えば、この議論は菅政権時代に急浮上して来たのでしたね…。
> あの時は「平成の開国」と云う言葉に囚われて、「ナショナリズムVSグロー
> バリズム」の観点から考えてみましたよね…。


▼◇「平成の開国」と福袋セールスの日本人論理
http://blog.goo.ne.jp/ayakikki/e/8800de56049da913c0ad030365306755

そう…TPPの様に多元的で包括的な問題は、一産業分野での損得勘定の様な
個別問題に囚われて考えていては、正しい判断ができない
のです。
まさに「国家百年の計」と云う、大局に立った判断が必要なのですね。


> でも…「大局」とは結局、各産業分野で個別に存在している「国益」の積み
> 重ねでしょ…?


その考え方こそが、短絡的なのです。
「大局」とは、けっして「部分の積み重ね」なのではありませんから!
「国家百年の計」は、国の現状だけを見つめていても、決して考えられるもの
ではありません。50年先、100年先の日本…そしてアジア・太平洋地域の
姿を想像して、「望ましい姿へと導くための構想力」が必要になります。


> …でも、50年先の世界なんて、誰にも分かりませんよね…?


現時点で、GDPの世界1位は米国ですが、50年先の世界1位は何処だと想
いますか?


> それは中国でしょ…多分、誤っていないと考えますが…。


現在の中国が、そのままGDP世界1位となったアジア・太平洋地域を想像し
てみて下さい。米国はおそらく世界2位以下に転落していて、その影響力は著
しく低下を余儀なくされているでしょうね。
その時、果たして自由貿易は、現在の様に順調に発展を続けているでしょうか?

> おおっ!
> 米国の影響力低下は、即ち自由貿易体制と民主主義世界の崩壊を招来しかね
> ませんね!
> そうか…今やっと、「TPPの世界観」を理解した気がします。
> これは、所謂「グローバリズム」とは異質ですね…少なくとも目的は異なり
> ますよね!


これで、安倍首相がTPP参加を「国益に資する」と考える理由が理解できた
と思います。
TPP参加国同士が、これからの交渉の場で決めて行く「自由貿易のルール」
を尊重して、相互に経済発展して行く中において、自由と民主主義と、アジア・
太平洋地域における安全保障が担保され、より盤石なものになる訳です。



> 正しく「国家百年の計」ですね!
> ルール内容は、これからの交渉によって決める訳ですか!


そうです。「民主的で素晴らしい未来世界」を構想しなくてはいけません。
決して、大国の我儘勝手や覇権主義で、自由と民主主義が脅かされる未来世界
にしてはならないのです…何となく分かりますよね、「TPPの理念」が。


> 一日も早く参加しないと出遅れてしまいますね…日本も。
> 「未来の国益を守る」ためにも、早く参加しましょう!



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◇北朝鮮臨戦態勢に突入!~窮鼠は猫を噛むのか

2013-03-13 | 政治

http://www.youtube.com/watch?v=h7P3DrL-UDw

> 大変ですBro、朝鮮半島が再び戦争状態に突入しました!
> 米韓合同軍事演習に対抗して、北朝鮮では臨戦体制に移行したそうです!


▼北朝鮮の「南北不可侵合意」の一方的破棄に韓国側が猛反発(13/03/08)

http://www.youtube.com/watch?v=lNEb3SfzU9k

▼国連安保理、北朝鮮への制裁内容を大幅に強化した決議案採択(13/03/08)

http://www.youtube.com/watch?v=fVY_2mAXqNk

▼北朝鮮、射撃訓練など公開 平壌に"臨戦態勢"の空気

http://www.youtube.com/watch?v=h7P3DrL-UDw

毎度の事ながら、今度ばかりはさすがにかなり大袈裟な反応を示しましたね。
南北間の停戦協定すらも一方的に破棄して、砲門を南に向けている様ですから、
韓国の朴大統領も就任早々に大層迷惑な話ですよね…同情しますよ、全く。


> そもそも、国際連合の警告をも一方的に無視して、三度目の核実験など強行
> するから招いた事態なのですが、今度ばかりは、中国にも見棄てられている
> 様子ですから、完全に孤立しています。
> 今回は、中国も国連の制裁決議を完全に履行しているらしいです。
> もはや北朝鮮では、一戦交えるしか収まりが着きそうに無い雰囲気ですよ…。


▼北朝鮮核実験 米、新制裁盛り込んだ決議案を国連安保理に提示(13/03/06)

http://www.youtube.com/watch?v=W-9MEbEhHro

▼北朝鮮制裁決議 中国の変化と北朝鮮の出方を記者が解説します。(13/03/08)

http://www.youtube.com/watch?v=pP1NCMAU6lc

▼国連決議に北朝鮮反発 中国、半島情勢に「懸念を持っている」(13/03/08)

http://www.youtube.com/watch?v=gKJ_CSY8C_w

▼中朝国境取材 北朝鮮からの資金・人など流入制限する動き広がる(13/03/12)

http://www.youtube.com/watch?v=wVXs_hY5oPU

> 金正恩は核による先制攻撃すら示唆しながら、国連制裁決議に対する怒りと
> 挑発を繰り返していますが、米韓では交渉相手国としての基本的な信用すら
> 持ち合わせていませんから、完全に無視状態です。
> 文字通り、朝鮮半島は「一触即発の危機」の情勢下に陥っている訳ですが…。
> 不思議と隣国の日本に居ても、緊迫感などは伝わってこないですよね?
> 皆「北の犬が、また吠えている…」程度にしか感じていないですものね。
> 「呆れている」だけです…実際…。


南北朝鮮の言葉の応酬を側で聞いていても、不良中学生の喧嘩にしか聞こえま
せんからねぇ…互いに相手を殲滅するかの恫喝を繰り返すのみです。
流石に韓国の朴大統領は、「軍事力では何も解決しない」と相手を牽制していま
すが、そのくせ、他に何も有効な解決策を実行している様には見えません。


> でも、相手が狂人では、良識的な解決策などは一切通用しませんよね…?
> 米国の様に、何時でも力で相手を取り押さえる覚悟でいないと…。


▼米韓軍事演習開催 北朝鮮「休戦協定完全に白紙化」と挑発強める(13/03/11)

http://www.youtube.com/watch?v=puyCpQo4474

実際、今回の米国は北朝鮮の出方を覗っているはずだと思いますよ。
追い詰められた北朝鮮がどう出るか…迂闊な行動に出れば、一気に問題の根本
を取り除くつもり
だと感じます。


> 北朝鮮の先制攻撃を待っている訳ですか…そうすると?


日本人なら北朝鮮の様に「キャンキャンと吠える」事無く、黙って先制攻撃
打って出ると思いますけどね…真珠湾の時の様に。
あの時も米国の経済封鎖に直面して、日本は追い込まれていましたから…。


> では、北朝鮮もいよいよの際には、核先制攻撃に打って出る可能性が在る?


それは無いでしょ…。
何故なら、それは自爆のスイッチを押す事だと、彼らも知っていますから。
過去の日本の場合、一戦して早期講和に導くと云う、戦略の想定が在りました。
結果的には失敗ながら、同盟国も居ましたから…。
今の北朝鮮の場合、対話に持ち込めなければ自滅の道が在るのみです。
…なので、「自国に有利な対話の場を求めて懸命に吠えている」に過ぎません。


> 最終的には、中国による仲裁が解決の鍵となりますね…。
> 「核の放棄と引き換えに金正恩体制の存続」という条件で、米国が納得する
> でしょうか?


対日本との交渉なら、「核放棄&拉致問題解決」で納得するでしょうけどね…。


▼北朝鮮が移動式新型ミサイル実戦配備に向け作業か(13/03/13)

http://www.youtube.com/watch?v=AUMXaLH_eNQ

【追記】(13/03/16)
▼北朝鮮、日本海の公海上に向けミサイルを2発発射(13/03/16)

http://www.youtube.com/watch?v=dnYdgN_Y0jM


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◇祝平均株価リーマン・ショックを克服!~円相場ついに1ドル95円を突破

2013-03-09 | 経済

http://www.youtube.com/watch?v=xoNRJJmNJrc&list=UUoQBJMzcwmXrRSHBFAlTsIw

> やりましたよ、Bro!
> 昨日の日経平均株価が、ついにリーマン・ショック前の水準を回復しました!
> 円安水準は、Broが言った通り1ドル90~95円のボックス圏で足止めされて
> いましたが、とうとう1ドル95円の壁を突破してしまいました!


▼リーマンショック直前の株価上回る 賃上げの動きも拡大(13/03/09)

http://www.youtube.com/watch?v=xoNRJJmNJrc&list=UUoQBJMzcwmXrRSHBFAlTsIw

▼リーマン・ショック後の日経平均株価


▼米ドル為替レート推移(1年間)


おめでとうございます。
これで、やっと日本経済はリーマン・ショック後の大不況を克服した訳ですね!
…ほんと、アベノミクス万々歳です!
麻生財務相は、万感の想いで居る事でしょうね…。
ご自身の政権時代に遭遇した大不況を、ご自身が財務相を務める政権の経済政
策によって解決した訳ですから、政治家として、これ以上の仕事は在りません。



> 欧州危機やら、東日本大震災やら、反日デモやら…色々在りましたからねぇ。
> 意外と長かったですね…ここまでの道程は…。
> 先進国の中では、リーマン・ショックの影響が最も軽微だった日本の回復が、
> これまで一番遅れていましたし…。


それについては、『日銀戦犯論』がやっと定着しましたね。
日本の経済学も、ようやく「一番まともなマクロ経済学」が復権して、少し安
心しましたよ…私は…。
これまでは、事実の裏付けに乏しい「観念的なミクロ経済理論」が大道を闊歩
して来ましたから…。
彼らは市場原理の「在るべき姿」しか論じませんからね…経済道徳論なのです。
しかも『一億総貧民化政策』を推進しておいて、「これが正義だ!」と勘違いし
て居直っているし。


> アベノミクスの影響で、日銀も従来の政策を大きく方向転換する事になりま
> したね!
> 我々はついに勝利した訳です、経済理論面でも!


…でも、此処に至って未だ「現実を直視する事ができない観念論者」は大勢居
ますよ。「理論妄想の虜」になっているので、現状分析すら覚束無いし…。


> そう言えば、民主党の海江田代表も国会で安倍首相に論戦を挑んだ様ですね。
> 「それならば、結果を出して下さいよ…3年間も政権に居て!」と、僅か、
> 2ケ月あまりで結果を示した安倍首相に一喝されてしまいましたが。


▼2013/03/07 衆議院予算委員会 民主党 海江田万里の質疑

http://www.youtube.com/watch?v=sW3yQMSRSvQ

海江田代表の主張は、「原因と結果の関係」を取り違えているのです。
中間層の崩壊がデフレの原因なのでは無く、デフレが長期化した結果として、
中間層が崩壊してしまったのです。

デフレによる内需不足『潜在失業』が拡がっていますから、経済が二重構造
してしまうのですね。
戦前の昭和恐慌の時にも見られた現象ですが、当時は元々低所得の農民層が大
多数で中間層が未成熟でしたから、特に中間層の崩壊とは認識されていません
でしたけどね。


> 海江田代表は、「卵が先か、鶏が先か?」、それを誤解している訳ですか…。


デフレ現象は、「原因と結果」とがスパイラル状にフィードバックして深刻化し
て行きますから…相関関係だけでは、「真の原因」は把握できません。

やはり、「デフレの原因は有効需要の不足」と捉える方が妥当なのですが、反面
これを「供給能力の過剰」と捉えたがる「気前の良い人」も居ます…。

> つまり、「過剰設備の廃棄=企業縮小・倒産」を求める訳ですね。
> 失業が大量に発生しても構わない訳ですかね?


基本的に、「スクラップ&ビルド」を求める社会進化論者が多いですからね。
「弱肉強食こそが自然界の法則」であり、それを科学的だと勘違いしています。
従って、未だ「使える設備や労働者」を、平気で破壊してしまいますよね!
有効需要さえ回復すれば、即戦力として復活できるのに…。
これこそが、不経済の極みです。


> でも、ゾンビ企業への財政支援策には、批判的な人が多いですよね?
> 経済倫理の価値観が異なる訳でしょうか?


確かに、見極めは大切ですね。
問題が深刻な企業の場合は、一旦潰してから再生するべきケースも在ります。


> ところで、米国の株式市場も日本に劣らず活況を呈しています。
> このところ、4日連続の史上最高値更新で沸き立っていますよ!


▼8日のNY外国為替市場 3年7カ月ぶりに一時1ドル=96円台に(13/03/09)

http://www.youtube.com/watch?v=FfqJIRn9h9E

この辺の米国の国内事情が、私には良く解らないのですよ…実は…。

> 前々回の記事でBroが言った通り、FRBの追加金融緩和策が好感されてい
> るみたいですね…あと、世界的な景気回復も見込まれているそうです。


「世界的な」って、日本以外の何処なのでしょうかね?
ヨーロッパも中国も、それほど順調には想えないのですが…。
まさか、「日本だけ」ですかね…これは…?


> 多分、日本市場が念頭に在る事は確かですね。
> あとは、足元の国内状況も、失業率が明らかな低下を示していますし。
> でも、米国では不思議とドル高を好感する勢力が強いですね!


それだけ、金融経済のシェアが大きい訳でしょう。
ドル高は、金融資本家にとっては有利に働くでしょうから。
米国は、輸入超過の貿易赤字国でもあるし…。


> では、体力の衰えた日本企業などは、再び米国の餌食になるのでしょうか?
> 経営再建を急ぐシャープでは、とうとうライバルの韓国サムスン電子の資本
> を受け入れるみたいですね…残念です、とても…。


「私個人」なら、外資の餌食になっても構いませんけどね!
…誰か、買ってくれませんかねぇ?
おぅ~い…!


> …まったく残念です…「呆れてしまう」ほど!



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◇「戦争を想定外にしたら防ぐ手立て無くなる」~猪瀬都知事の名言

2013-03-06 | 政治

http://photo.sankei.jp.msn.com/highlight/data/2012/11/21/18tokyo/

> 今回は珍しく、猪瀬東京都知事の話題ですね。


ええ、私は猪瀬都知事の事は、余り詳しく知りませんけどね…。
作家としての猪瀬さんの作品も、読んだのは一冊きりですし。
…それも、文壇について書かれた新書だけですから。
まぁ、石原都政下でかなり重用されていましたから、石原前都知事とは懇意な
のだろうとは想像していましたが。


> 先日、東京都議会の一般質問で、憲法改正に関してかなり前向きな持論を述
> べたらしいですね。


▼猪瀬知事「戦争を想定外にしたら戦争を防ぐ手立てなくなる」都議会で憲法観
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130228/plc13022820460019-n1.htm

それです、今回のテーマは!
流石に作家らしく、時勢にぴったりとマッチした「名言」ですよね!
現行の日本国憲法を「戦争を想定外にしている」と喝破したのは見事です。


> 東北の大震災も、福島の原発事故も、全ては「想定外」と云う「油断」から
> 生じた大災害でしたからねぇ…。
> 災害対策の基本が「万一の備え」で在る事を、我々はつくづく痛感しました。


「戦争も全く同じだ」と云う事です。
「想定外」では、何ら予防の手段も在りません…単なる「思考停止」ですから。
…これこそが、所謂「お花畑」らしい幼稚な態度ですね。
「想定」してこそ、初めて「予防や対策の手段を講じる」事ができる訳です。
だからこそ、成人らしい真の平和主義では、そこまで徹底して考えておく必要
が在る訳ですよ!


> 「離島防衛」なんて、真剣に考えてみると誠に「穴」だらけですよね…。
> ミサイル防衛などは想定されていても、敵が突然離島に向かって上陸して来
> る様な事態は、現状「全くの想定外である」に等しい気がします…。


安倍政権になって、漸くですが対策の検討を始めた様ですよ。


▼与那国島に陸自部隊配置…海洋基本計画原案
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130228-OYT1T01607.htm?from=main6

念のため補足すると、与那国島は日本の最西端の島で、尖閣諸島よりもさらに
西の台湾に近い場所に位置しています。



http://support.google.com/maps/bin/answer.py?hl=ja&answer=144352

> これまでは、島の駐在さんが単身で島民を守るしか無かった様ですからね。
> これで少しは、島民も安心して暮らせますね。


でも、「離島防衛」には、やはりオスプレイが必要だと思う!
万一場合には、物資の輸送が一番大切です…「餓島」にならないためにも。


> それは、太平洋戦争の時のガナルカナル戦の例え話ですか!
> 古いですねぇ…話が…。


▼凄戦ガダルカナル(日本語吹き替え)

http://www.youtube.com/watch?v=or3rOG8UJaY

▼中国大気汚染 中国国内では水質汚染も深刻な事態に(13/03/05)

http://www.youtube.com/watch?v=IaAA_fKIPgk

▼尖閣に見る「憲法の欠陥」
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121008/plc12100808340006-n1.htm


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◇米歳出強制削減発動!~その影響とは…?

2013-03-03 | 経済



> 安倍首相の訪米時から、米国では「歳出強制削減」の話題で紛糾していた
> 子でしたが、オバマ大統領の議会説得の努力も功を奏さず、とうとう米国で
> は法律による強制的な財政緊縮モードに突入した様ですね!


▼米、1日にも歳出削減へ オバマ大統領と議会の協議は合意至らず(13/03/02)

http://www.youtube.com/watch?v=zfPAznNuh8s

今回は、「富裕層増税絶対反対」の共和党に押し切られた形ですね。
折角、順調に回復していた米国経済に向けて、「冷や水」を浴びせられた訳です
から、とても残念です。


> 財政緊縮策なんて、財政再建には何の効果も無い事は、欧州の現状を見れば
> 既に明らかなのに、何故彼らはデフレ政策を積極的に支持するのでしょう?


共和党の支持基盤は「富裕層」が多いですからね、誰でも自分の腹が痛む事に
は反対するものです…。
日本のアベノミクス推進を積極的に支持してくれたFRBのバーナンキ議長
以前から「歳出強制削減」によるデフレ効果を心配していました…。


▼バーナンキ議長、日銀金融緩和策を「デフレ脱却への試み」と支持(13/02/27)

http://www.youtube.com/watch?v=jdMChKkMtzc

▼米国防総省、歳出強制削減は「武力空白の危機」

http://www.youtube.com/watch?v=jJX6z_lPA2Y

> このニュースを見る限り、米国の「歳出強制削減発動」安全保障問題にも
> 影響する訳ですか!
> 日本にとっても「対岸の火事」では済みませんね…こうなると!


安倍首相がオバマ大統領との会談後の講演で、「日本の国は日本が自力で守る」
との原則論を強調していた事を想い出して下さい。
それだけでなく、安倍首相は防衛予算の積み増しも検討しています。
アジア・太平洋地域の軍事バランスの変化も考慮しているのです。


▼アメリカの国防費など歳出強制削減 米国防政策に影響出始める(13/03/02)

http://www.youtube.com/watch?v=rNN2Hq5SrMI

> 安倍首相の心配は良く解るのですが、世界最大の米国のGDPに0.6%のマイ
> ナス効果が出ると試算されている訳ですから、その影響はどうなるのでしょ
> うか?…米国の株式市場が反応しますよね!


その結果は、既に出ている様ですよ…。


▼1日のNY株式市場 約5年5カ月ぶりの高値水準で取引終える(13/03/02)

http://www.youtube.com/watch?v=Mi8JwUWKuKQ

> …?
> 以外に冷静な反応ですね…「影響は織り込み済み」ですか…??


この辺が実に面白いですよね。
つまり、米国の金融市場では「財政削減効果」を過小評価している訳です!
もっとも、実体経済に緊縮財政の影響が顕れるのは、もっと後の事ですから、
ある意味で「この読み」は正しい。


> 金融経済には直接影響しない訳…?


むしろ、当面はFRBの金融緩和策の強化を期待しているかもしれません…。


> 緊縮財政が実体経済に影響を及ぼして、失業率を押し上げるのは、まだ先
> すか…そうすると?


春以降でしょうね…この辺が統計数値に顕れるのは…。


> 実体経済と金融経済が完全に乖離している訳ですね…米国では。


日本もそうでしょう。
現在のアベノミクス・ブームが実体経済の回復をリアルに表わしている訳では
ない
事は、皆が知っているとおりです。
「タイム・ラグ」が在りますからね。


> う~ん、不安定ですねぇ…欧州も米国も。
> オバマ大統領が、早期に現状打開策を打ち出してくれる事を祈るのみ…です。


また一つ、「円高圧力」が加わった事を警戒するべきですね…日本でも。
あと、中国の動きにも注意が必要ですか。



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https://note.com/zen_kawakami/m/m612f486eeab8

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