> 9月からガソリンの小売価格が久し振りに値下げされますね!
ここのところ,毎月の様に上がる一方でしたからね...嬉しい話題です。
> 前回,Bro は,去年から続く原材料価格高騰の趨勢を「構造的」なものか否か,と
> 心配していましたよね?
ええ,日本経済の現況を正しく「スタグフレーション」と見た訳ですから,これへの対応で
最も重要なポイントは,原材料価格の中長期趨勢の見極めです。
> 何か新しい材料はありましたか...?
まず,私と同様,日本経済の現況を「スタグフレーション」と見る経済評論家の方が何人
かいらっしゃる事が分かったので,この辺の見方を調べてみました...
> で...?
大勢の見方は,米国のサブプライムローン問題を発端とする国際金融市場の混乱を回
避する目的で,投機資金が原材料市場へ流れ込んでいると見ています...
> なるほど,すると金融市場の混乱が沈静化すれば,原材料価格の高騰も治まると。。。
そういう事になりますが,どうもそのサブプライムローン問題の結着が簡単でなく,当初の予想
よりも遥かに根深い広がりを見せている事が「大きな影」になっています。。。
> 日本の90年代のバブル崩壊後の様な様相を見せている...?
う~ん...どうでしょうか?
少なくともアメリカの金融当局やFRBが,これまで適切に対処できていなかった事は事実だと
思いますが。。。
> そこが見えないと,短期収束とは即断できないですよね...?
しかし,対策としては明らかで,まずこの投機資金の流れを抑える,または逆転させる事が重
要です。
> 各国が連携を強化して,機動的な金融政策を実施する事が肝要ですね...そうすると。
はい...金利は,タイミングを見て,高めに誘導する事になると思います。。。
> 現下の国内不景気への対応策として,むしろ「利下げ」を主張してましたが?
> 昨夜のNNNのニュース解説では...
前回も言ったとおり,日本の金利水準は国際的にかなり低水準にあるにも関わらず,設備投
資へ向かっていないのは,景気の先行きに不透明感が強いからです。
...この様な状況のまま,「利下げ」を行うと,資金は投機市場へ向かうだけです!
それは「最悪のシナリオ」だと思います!
。。。資金調達に困っている金融関係者が主張しそうな意見ですね,「利下げ」は。
> すると,国内景気対策の柱は,やはり「財政政策」である,と?
それと「減税」の組合せですよね...目下のところは...
まずは,「財政出動」によって設備投資を喚起する事,さらに「減税」で国内消費の下支えを
行う事,輸出に期待が持てない間は「内需拡大」をどの様に実現するかがポイントです。
> ...そう言えば中国の株式市場ですが,オリンピックが終わって,既に最高値の60%の水
> 準まで暴落しているそうですよ!
株価は景気を先取りすると云いますからね...オリンピック景気のリバウンドが来る事は明らか
だと思います...
しかし中国は,2年後には「上海万博」を控えていますから,早晩景気は回復基調に戻ると思
いますよ。。。
「利下げ」を主張する人は,中国株が割安と認識してここに投機資金を送り込む事でしょう!
> なるほど...一時的なリバウンドですね,これは。
> ひょっとすると,原油価格市場の投機資金は,中国株に向かうかもしれませんね,これから。
> そうなると,やはりアメリカの景気動向次第ですよね...貿易収支の改善は。
そう!
貿易収支が改善するまで,「財政主導による内需拡大策」が「総合経済対策の柱」になるべ
きです!
「大型予算」の方が効果的です!
このまま景気が落ち込むと,結局税収が減る事になる訳ですから,ここは財政再建の優先順
位を落として,景気対策に全力投球するべきです!
> 「頑張れ自民党!」ですか!...しばらくは...
ここのところ,毎月の様に上がる一方でしたからね...嬉しい話題です。
> 前回,Bro は,去年から続く原材料価格高騰の趨勢を「構造的」なものか否か,と
> 心配していましたよね?
ええ,日本経済の現況を正しく「スタグフレーション」と見た訳ですから,これへの対応で
最も重要なポイントは,原材料価格の中長期趨勢の見極めです。
> 何か新しい材料はありましたか...?
まず,私と同様,日本経済の現況を「スタグフレーション」と見る経済評論家の方が何人
かいらっしゃる事が分かったので,この辺の見方を調べてみました...
> で...?
大勢の見方は,米国のサブプライムローン問題を発端とする国際金融市場の混乱を回
避する目的で,投機資金が原材料市場へ流れ込んでいると見ています...
> なるほど,すると金融市場の混乱が沈静化すれば,原材料価格の高騰も治まると。。。
そういう事になりますが,どうもそのサブプライムローン問題の結着が簡単でなく,当初の予想
よりも遥かに根深い広がりを見せている事が「大きな影」になっています。。。
> 日本の90年代のバブル崩壊後の様な様相を見せている...?
う~ん...どうでしょうか?
少なくともアメリカの金融当局やFRBが,これまで適切に対処できていなかった事は事実だと
思いますが。。。
> そこが見えないと,短期収束とは即断できないですよね...?
しかし,対策としては明らかで,まずこの投機資金の流れを抑える,または逆転させる事が重
要です。
> 各国が連携を強化して,機動的な金融政策を実施する事が肝要ですね...そうすると。
はい...金利は,タイミングを見て,高めに誘導する事になると思います。。。
> 現下の国内不景気への対応策として,むしろ「利下げ」を主張してましたが?
> 昨夜のNNNのニュース解説では...
前回も言ったとおり,日本の金利水準は国際的にかなり低水準にあるにも関わらず,設備投
資へ向かっていないのは,景気の先行きに不透明感が強いからです。
...この様な状況のまま,「利下げ」を行うと,資金は投機市場へ向かうだけです!
それは「最悪のシナリオ」だと思います!
。。。資金調達に困っている金融関係者が主張しそうな意見ですね,「利下げ」は。
> すると,国内景気対策の柱は,やはり「財政政策」である,と?
それと「減税」の組合せですよね...目下のところは...
まずは,「財政出動」によって設備投資を喚起する事,さらに「減税」で国内消費の下支えを
行う事,輸出に期待が持てない間は「内需拡大」をどの様に実現するかがポイントです。
> ...そう言えば中国の株式市場ですが,オリンピックが終わって,既に最高値の60%の水
> 準まで暴落しているそうですよ!
株価は景気を先取りすると云いますからね...オリンピック景気のリバウンドが来る事は明らか
だと思います...
しかし中国は,2年後には「上海万博」を控えていますから,早晩景気は回復基調に戻ると思
いますよ。。。
「利下げ」を主張する人は,中国株が割安と認識してここに投機資金を送り込む事でしょう!
> なるほど...一時的なリバウンドですね,これは。
> ひょっとすると,原油価格市場の投機資金は,中国株に向かうかもしれませんね,これから。
> そうなると,やはりアメリカの景気動向次第ですよね...貿易収支の改善は。
そう!
貿易収支が改善するまで,「財政主導による内需拡大策」が「総合経済対策の柱」になるべ
きです!
「大型予算」の方が効果的です!
このまま景気が落ち込むと,結局税収が減る事になる訳ですから,ここは財政再建の優先順
位を落として,景気対策に全力投球するべきです!
> 「頑張れ自民党!」ですか!...しばらくは...