ブロブロガー@くつログ

Proと呼ばれたい...そして日々悪戦苦闘する
Brofessional な職業人の安息の日誌

◇資源獲得競争の時代と民主主義世界の行方

2010-12-15 | 政治
> 劉暁波氏のノーベル平和賞受賞を機に,世界中で中国の民主化を求める声が
> 高まっているのに,また今回は反動的な感じのタイトルですね,Bro?


まあ,我々の様に自由で民主的な社会に普通に生活している人間から観るとね,
人権や民主主義と云うものが,何か,社会生活の至極当たり前な基盤として,
未来永劫,普遍的に存在するものだと想い込んでいる訳ですけどね。。。

> 違うのですか??
> 民主主義の理念こそは,人類の平和を実現する,普遍的な価値観だと思いま
> すが?


人類の平和と共存を大前提に考えればね,民主主義こそはその実現手段として,
我々人間に与えられた唯一可能な方法の様に想われる。。。
それは,その通りだと私も思いますよ。


> じゃ,何が問題なんです?
> 資源獲得競争??


全人類の生存と繁栄を享受し得る,充分に豊かな社会が保障されているのであ
ればね,民主主義を人類の平和を担保する普遍的な価値と考えて良いと思いま
すよ,しかし,問題はそれほど単純ではない事を改めて感じる想いなのです。

> 世界は,全人類に民主主義の恩恵を与えてくれるほど,豊かではないと言う
> 訳ですか??
> でも,民主主義は政治理念で,経済問題とは直接的には関係ないでしょう?

そんな事ないですよ!
極端な例で考えてみれば,直ぐに解ります。
例えば,戦時中に食糧難で経済統制が実施されている状態を想像して下さい。
全員が腹いっぱいに食べる食料は無い訳です。
物資の絶対量が不足している状態では,市場経済の下で飢餓が発生してしまう
ので,治安維持のためには権力による経済統制や人権の制限が必要になって来
るでしょう。


> 戦時などの特殊な状況下ではその通りでしょうけど,通常の平時であれば,
> 短期的には不足物資を輸入するなり,中長期には生産量を増やす事で事態は
> 収束可能ですよね?


一国内の問題ではそうですが,世界全体で人口を養うに足る食料が不足してい
たらどうです?
誰かが飢えなければならないとしたら,平等な人権が保障できるでしょうか?


> それは,南北格差の問題ですか?
> でも,今ではODAなどによる先進国の援助もあり,開発途上国の経済も成長
> 軌道に乗って,食料などの量的な問題は一応解消されている訳でしょう?
> むしろ問題は,必要な食料を買えない人々の貧困の問題ですよね。


一時的にはそうでも,世界人口は増大を続けていますからね。
現時点(2010年)の世界人口は69億人で,2050年には約100億人に達する見込
みらしいです。
考えなければならないのは,これらの人々が皆,先進国並みの生活水準を享受
する世界についてです。
生きるための食料だけでなく,自動車や携帯電話など,高度な文化的生活を享
受できるだけの生産力が達成可能でなければ,平等な人権の保障は危うい。

> つまり,民主主義世界が行当る壁は資源問題と云う訳ですか。
> 全人類が民主主義の恩恵を享受する様になる前に,世界的な資源獲得競争
> 激化するはずだと…?


最近の中国の外交変化を観ているとね,彼らは国内に13億人もの人口を抱えて
いるだけに,既にこの資源問題の壁を誰よりも深刻に考えているはずだと感じ
る訳ですよ。


> なるほど,マルサスの人口論的な世界ですね。
> まあ,下部構造としての経済が,政治や社会の上部構造を規定すると考えて
> いる意味で,機械論的な唯物史観と言っても良いのかもしれません。
> それで,既にグローバルな民主主義など不可能だと割り切って,支那人中心
> の中華思想に基ずく社会主義世界の建設を目指している訳ですか!


まあ,人種平等ではなく,特定の民族が優先的に生き残る事を目的とする限り,
ナチズムと本質的には違いのない思想だと思いますけどね…
しかし,根本的に資源問題が解消されない限りは,一概に否定も難しい。。。

> やはり行き着く先は,軍事力を背景にした弱肉強食の世界ですか!
> 帝国主義的歴史観の現代バージョンですね,いよいよ!


マルクスの時代にはね,ニュートン力学の様な時計仕掛けの機械論的な宇宙観
「科学的」と考えていた訳ですよ。
だからマルクス風の唯物史観では,未来社会は「こうなるはずだ」みたいな,
運命論的な考え方が色濃く表れてくる。。。


> 必然性の世界ですね,偶然的な要素を考えていない…

石油資源などはね,オイルショックの時代から「あと30年」と言われ続けて久
しい訳ですが,今では「あと47年前後」と逆に増えてしまったらしい。。。
技術開発は進歩を続けてますからね!


> そうすると,むしろ科学技術の様な人間社会の上部構造が,人口や資源など
> 経済的な下部構造を規定しているとも言える訳ですね。。。
0

人間の叡智を信頼して科学技術の進歩を加速させる事の方が,戦争を志向する
よりかは,遙かに幸福だと思いますがね,私は。



◇礼儀を知らない国が「孔子平和賞」を創設?(苦笑)

2010-12-09 | 政治
> ノーベル平和賞の授賞式が,12/10にノルウェーのオスロで行われるとの事な
> のですが,やはり受賞者の劉暁波氏も親族も中国当局の妨害によって出席で
> きないらしいですね,Bro。
> 本人も親族も欠席するのは,1935年にナチス・ドイツを批判して投獄された
> ジャーナリストのカール・オシエツキー氏の受賞以来75年ぶりの事らしいで
> す。


まあ大方の予想通り異例の授賞式になる訳ですが,過去に前例があった点は,
私も少し意外でした。
しかも,あのナチス・ドイツがらみとは,いよいよ中国共産党政権の性格を象
徴している様で,少し怖い感じすらする想いです。。。


> 「中共のやっている事はヒトラーと大差ない」とは,以前この「@くつログ」
> の記事にも書きましたけど,こんな処にまで共通点が表れてくると,本当に
> 不気味な感じがしますよね!


▼2010/12/9 ノーベル平和賞 劉氏の代理人がオスロへ



> 中国の国内で犯罪者とされている人がノーベル平和賞を受賞した訳ですから,
> 中国本国がこれを認めたくない事は,まあ理解できますが,わざわざ日本を
> 含む外国にまで,授賞式を欠席する様に求める態度には反感を感じますね!
> 靖国問題にも共通する事ですが,「余計なお世話だ」と言いたい!
> 「一体,てめえは何様のつもりだ!」と思いますよ,まったく。


でもね…
日本が欠席に至らなかった点は良かったと思いますが,何とロシアなど19ヶ国
もの国々がこれに同調
したと聞いて,とても驚きましたよ,私は!
非常に残念です,怒りすら覚えます。。。本当に!


▼2010/12/7 ノーベル平和賞、中国など19か国欠席



> これらの19ヶ国は,平生から中国との関係が深い訳でしょうけどねぇ…
> ロシアがこれに加わった事は,何か象徴的な感じがしますよね!
> 「成程ね」と云う想いが強くします。
> あと,東アジアではフィリピンとベトナムが加わっていますね!

中国の影響力の大きさを,改めて知らされる想いですよね。。。
善し悪しは別にして,やはり大国としての国威を示す事実には違いない訳です。

> しかし大国ならば大国らしく,もっと礼節を持った国際協調的な外交姿勢
> 示して欲しいですよね。
> 米国や,韓国の外交筋なども,中国の非礼な態度をかなり非難していますし,
> 何よりも独善的すぎますよね,外交姿勢が!


そう言えば,今回のノーベル平和賞問題に反発して,中国独自に「孔子平和賞」
なるものを創設したらしいですよ!

▼2010/12/8 ノーベル賞反発、中国で「孔子平和賞」設立



> なかなか,笑わせてくれますよね!
> 孔子は確かに中国人だったでしょうけど,現下の中共政権の政治姿勢では,
> 孔子の名が泣くでしょうよ,きっと。。。


「克己復礼為仁」,「己に克ちて,礼に復るを仁と為す」ですか。。。


> 何ですか,論語ですか,それは?


「利己心や独善的な態度を慎んで,礼儀を大切にして周囲と協調しなさい」
云う意味の孔子の訓えです。
他人の権利を大切にする,とても民主的な訓えだと思いますがねぇ…私は。
現代中国人こそが,もっともっと孔子を勉強するべきですよ。


> 民主主義の精神を大切にしない限り,国際社会で指導的な立場を執って欲し
> くないですよね,絶対に!



◇東アジアの安全保障の形~日米共同軍事演習始まる

2010-12-04 | 政治

> 南北の衝突が心配された米韓合同軍事演習でしたが,去る12/1,無事に4日
> 間の訓練日程を終了して,ひとまずは安心ですね,Bro。
> 訓練とは言え,北側の動き次第で即座に反撃可能な体制を整えていたらしい
> ですから,流石の北朝鮮も手を出す隙が無かったのでしょうね!
> むしろ,米軍の主力が引き揚げた今後の方が心配かもしれません。。。


昨日(12/3)から,今度は日米の共同軍事演習が始まったみたいですよ。
今年は急遽,韓国軍もオブザーバー参加する事になったそうです。
日米韓による連携を視野に置いているとの話ですが,引き続き北朝鮮の動きを
警戒しているのでしょうね。
昨年は,北朝鮮のミサイル攻撃を想定した,かなり大がかりな訓練だったらし
いのですが,今年は弾道ミサイル防衛の他,離島防衛基地警備なども含めて,
沖縄周辺から日本海に至る空海域,および九州他の米軍基地などで実働訓練す
るらしいです,これまでで最大規模の演習になるとの事ですよ!


> 陸海空自衛隊で兵員約3万4千人,艦艇40隻,航空機約250機,米軍は
> 約1万人が参加するとの話です,先日まで黄海で米韓合同演習を行っていた
> 米原子力空母「ジョージ・ワシントン」も参加しているらしいです。
> 流石に,頼もしい次第ですよね。


▼2010/12/3 日米共同軍事演習始まる



やはり対北朝鮮を想定した防衛については,かなり研究され尽くしているので
しょうね。
通常兵器による攻撃に関する限りは,何ら心配が無いのかもしれません。
今回は,対中国も想定して,大規模化したのでしょうけど。。。


> やはり,北朝鮮の核ミサイル攻撃が,最大の懸案なのでしょうねぇ…
> 韓国は勿論,日本全土も射程に入れた,最新鋭ミサイルも配備されたそうで
> すから。。。


▼2009/3/11 米軍 前代未聞の日本周辺大展開



結局,東アジアの安全保障は,南北の朝鮮半島を中心にした地域での,日米韓
と中北露の軍事バランスが大切
な訳ですよね。
通常兵器はともかくとして,核武装のアンバランスが私には心配です。

> そう言えば,NHKドラマの「龍馬伝」が完結して,今度は司馬遼太郎原作の
> 「坂の上の雲」の第二部が始まったじゃないですか,Broは見ていますか?


ええ,第一部もずっと見ていたので,これまで楽しみに待っていました。
前回「日英同盟」が成立して,次はいよいよ子規が亡くなる話らしい。。。

> 幕末から明治維新を迎えるまでの「龍馬伝」の話の続きとして「坂の上の雲」
> を眺めると,今度は明治期の日本人が西欧の帝国主義列強と伍して闘い続け
> る様が描かれているので,結構面白いですよね!
> 先日,YouTube明治時代の日本外交史をまとめた動画を発見したんです。
> 「坂の上の雲」を楽しむ上での,背景知識として見てみると興味深いですよ!


▼【外交史】日本の外交・明治編



明治時代にも,朝鮮半島を巡って,中国(清国)そしてロシアと日本は対決
て来た訳ですよね,経済発展と軍備充実を急ぐ中,当時は英国と同盟してロシ
アに対抗しようとしていた訳です。
日露戦争の戦費調達問題では,前にも書いた様に,高橋是清は米国のリーマン
の前身企業から資金を借り出ししましたし。。。


> 何か,21世紀の今も,あまり当時と変わりがない様な気がしますよね。。。
> 「帝国主義」と云う言葉が「覇権主義」になっただけの気がします。


弱肉強食の資本主義の本質は,変わらないのでしょう。
「植民地」の獲得競争から,「資源」の獲得競争へと変質しただけですね。

> では,今の日本にとって,喫緊に必要なものは何でしょうか?


明治時代は「軍艦」でしたが,今は差し当たり「核兵器」だと思います。
「飲まず食わず」でも,核武装が必要だと思う…日本を守るためにはね。




◇日本人が忘れてしまったもの?~李明博大統領,韓国の決意を示す

2010-12-01 | 政治
> Bro,北朝鮮の砲撃事件発生以来書いてきた,前3回の記事が,ブログ村の
> 「政治評論人気記事ランキング」で,1~3位を独占しましたよ!
> 今年8月以来,4ヶ月ぶりの快挙です!


ええ,まあ半世紀ぶりの大事件が隣国で現在進行中な訳ですからね。。。
今,世界中の注目が集まっている事件である事に相違ないのです。
この「@くつログ」を定期的にフォローして頂いている読者は結構居ますので,
世間的に関心の高いテーマについて書くと,直ぐにランキングに反応が表われ
るみたいですね…ありがたい次第です。


▼2010/11/30 記念写真(画像クリックで拡大)
No1-3


> 嬉しい事に,新たな読者さんからコメントとトラックバックも頂戴しました。
> なかなかコメントまで残して頂ける事は少ないので,筆者も励みになります。
> 本当にありがとうございました!
> で,ちなみに今日のテーマは,また朝鮮半島情勢なのですか?


そうそう,一昨日午前に韓国の李明博大統領が,国民向けの談話を発表したので,
これを記事に書きたかったのです。


▼2010/11/29 李明博大統領、国民向け談話発表



> これは,北朝鮮の蛮行に対する韓国政府としての「確固たる決意」を示すと
> 同時に,全国民に対して,大統領自らが理解を求めようとしたものですね。
> 29日は米韓合同軍事演習が2日目を迎えて,南北の緊張感も極限まで高まっ
> ていた時なので,とてもタイムリーな談話発表でしたよね!


ええ,多分自国民に対するメッセージであると伴に,北朝鮮に対して毅然たる
態度を示す目的
もあったのだと思います。
この談話の発表自体が,「抑止力」と呼んでも良いと思う。
軍事的な緊張感が最高度にまで高まる中でしたので,この談話は至極自然なも
のに聞こえて,あまり多くの話題にはなりませんでしたが,よくよく考えるに,
これだけの決意を全世界の注視する中で発表する事は,並大抵のものではない
と感嘆するのですよ。
おそらく大統領は,砲撃事件発生以来,満足に眠れない日々を過ごしているは
ずなのです。
談話の冒頭において,自ら「大統領として,国民の生命¬と財産を守ることがで
きない責任を痛感している」と述べている事が,韓国国民の無念の想いを自ら
全身全霊で受け留めている事を物語っています。

その上で,自国の正義を示して,確固たる決意の存在を毅然と顕しています。
まさに,危機に臨むリーダーの模範とも言える態度を示したのだと感じます。


> う~ん。。。何気なく聞き流していましたが,改めて見てみると,韓国人に
> とっては「脚の震える想い」のする談話ですよね!
> 「本日,只今から私達は戦争を始めるかもしれません」と,自国のリーダー
> が全国民に語り聞かせている訳ですから!


実際,例のAPECでの,国辱的な日中会談の様子が全世界に伝えられた直後
じゃないですか…
私はこれまで,日本人である事を恥じた事は一度もないですが,この李明博大統領
の姿とAPECでの菅総理の姿を対比して見た時に,本当に「日本人」である事を
恥ずかしく感じました
。。。
いったい,何故?。。。「日本人」は駄目になってしまったのか,断腸の想いです。


> 事件の大きさや,緊迫の度合いの違いもあるのでしょうけどね。。。
> でも,近い将来,日本に戦争の危機が差し迫った際に,これだけの決意を自
> 然体で示せるのか,受け留められるか…心配な気がしますよね,確かに…
> 徴兵制も無くなって,国民の大部分が死地に臨む事など考えなくなった日本
> 人の頭脳では,既に「理解ができなくなったもの」が在るのかもしれません。

私はあまり大声で精神論を振りかざす事が嫌いなので,「人間精神の価値」など
主観的に過ぎる事柄については,あまり深く考えようと思いませんでした。
客観化できない価値について,あまり深く考えても「意味のないもの」と思って
避けていたのかもしれません。
でも,今改めて「死」や「恥」について考えを巡らせてみた時に,「精神の価値」
と云う概念が,何がしか「明確な実態」を持つものだと感じられて来ました。

「日本人として恥ずかしい」と云う感覚を,我々が共有する事が在り得る訳です
から,そこには客観的で,明確な実態と判断基準とが存在しているはずなのです。
「人間精神の価値」を感じ取っているはずである訳です。

> 「恥ずかしい」と云う感覚は,むしろ私達が少年時代の頃の方が,より敏感
> に感じ取っていましたよね…
> 子供の頃は,些細で,妙な事にも「恥」を感じる事がありました。


心理的なコンプレックスと関係した,純粋に主観的な感情だと思った訳です。
でも,今感じている感覚は,個人的な感情の問題ではなくて,「日本人として」
と云う「集団的な感情」についての事柄です。
おそらく個々人の国家感とも関係すると思いますが,「国家の実態」が,政府を
中心にした統治機構の存在に根差すものでは無くて,この「集団的な感情」に
由来するものなのだと考えてみれば,「亡国」と云う言葉の意味も,より鮮明に
理解できる
と思います。


> 自国の大統領の言葉を「誇り」に想ったり,「恥」と感じたりする事が無くな
> れば,そこでは既に「国民的な感情」の共有が失われていて,「国家の実態」
> は無くなってしまう…?

そうですね,その通りです。

> でも,日中会談での首相の態度を「恥」と感じている人々の間では,そこに
> 未だ「国家の実態」が残っている訳ですよね。。。

マイナスの感情ではあっても,「集団的な感情」は在りますね。
問題は,それすら感じなくなっている人々についてです。。。


> もはや「日本人としての実態」を失っている事になる。。。?


そうなると,「国家の危機」に際しても,自分を犠牲にしてまで「国を守る」事
の意味も意義も,失われてしまいます
よね。


> なるほど。。。
> 「亡国」とは,「国民としての集団的な精神の喪失」を意味する訳ですね。
> 2代続いた民主党政権が,まさに「亡国の政権」とならない事を切に祈ります!


▼北朝鮮砲撃事件~そのとき日本政府は?




◇朝鮮半島一触即発の下,中国外交戦略と仲井真沖縄県知事再選に想う

2010-11-29 | 政治

> とうとう黄海での米韓合同軍事演習が始まりましたね,Bro。
> 軍事演習自体は以前から予定されていたものの様ですが,北朝鮮がこれを
> 重大な軍事挑発行為と捉えて,既に沿岸部に地対艦,地対地,地対空の各
> 種ミサイルの配備を終えて攻撃準備しているそうです!
> 朝鮮半島は,まさに一触即発の状況下ですよ!


▼2010/11/28 黄海緊張の中,米韓合同軍事演習始まる



ええ。。。
もう軍事衝突は不可避と考えて注目していましたが,この期に及んで,中国の
外交筋の動きが活発化
している様子です。
どうやら,このまま軍事衝突を見過ごせば,中国にとってもとても不利な状況
に陥る事に気付いたらしい…


> と言うと?


米韓と北朝鮮が本格的な戦争を始めれば,まず北朝鮮に勝ち目はない訳ですから,
結局,北朝鮮が崩壊して,韓国による朝鮮半島統一が実現する事になります。
先日,ウィキリークスで暴露された米韓の秘密文書でも,朝鮮半島統一後の両国
の対応について,既に意見交換されている事が判りました。


> なるほど,中国にとっては,北朝鮮側に立って参戦するか否か,重大な決断
> を逼られる事になりますよね。。。
> これは幾らなんでも,無謀すぎる賭けになる。。。

そもそも,中国の安全保障戦略の考え方の根底には,自国の周囲に隣国との緩衝
地帯を設ける事を利益とする発想があります。

従って「ならずもの国家」北朝鮮であっても,その軍事的な存在は中国の安全保
障政策上,非常に有効な防衛力として機能している訳です。


> 韓国による朝鮮半島統一は,中国にとっては「安全保障上の脅威」になる訳
> ですね!
> でも今回のように,すぐに暴走を始める「暴力装置」では,逆に中国にとっ
> て時限爆弾のような「自爆装置」にもなりかねませんよね!


そうです。
中国にとっては,あくまで北朝鮮を自国のコントロール下に置いて,これを適宜
利用する事が利益になる訳です。



> なるほど。
> 北朝鮮の望む交渉のお膳立てを整えて,北朝鮮の利益を守る形で外交交渉を
> リードする事は,とりも直さず中国にとっても最大の利益である訳ですね。
> ひょっとすると,今回の砲撃事件そのものも,中国側が予め画策して北朝鮮
> に実行させた陰謀なのかもしれませんよね?


それは少し考え過ぎでしょう…
中国にとっても「危険過ぎる賭け」ですから,そこまで行う必然性は無いと思
いますけどね…
今後の六ヶ国協議の「落とし処」を注意深く見てみれば,その辺の意図も推察
できるかもしれません。

> でも,そうすると「中国の提案する交渉の場」は,米韓にとっては,決して
> 望ましいものではないですよね…

実際,朝鮮半島の緊張を不用意に高めたくない米国は乗り気でも,韓国側は慎
重な姿勢
を崩していませんよね。
要は,交渉の結論がどこに落ち着くか次第でしょうから。。。

> 日本にとっては,どうなのでしょうか?


北朝鮮の核開発や拉致問題など,日本にとっても利害関係は基本的に韓国と共
通していると思うので,韓国の立場を強力に支援して行くスタンスが望ましい
のだと思います。


> この際米韓に一戦交えてもらって,北朝鮮に強くお灸を据えておいた方が,
> 今後のためになるのかもしれませんねぇ。。。

決して北朝鮮を利する事の無い方向に向かって,交渉には消極的な姿勢が良い
かもしれません…

> でも,そうすると拉致問題への解決の道筋が立たないですねぇ…困ったな…


日本は北朝鮮に人質を取られている様な立場ですからね。
…やはり,難しい問題です。


> ところで,昨日の沖縄知事選では,現職の仲井真知事がみごと再選を果たし
> ましたね!


▼2010/11/28 仲井真沖縄県知事再選



接戦が伝えられていたので心配していましたが,本当に良かったと思います!
今や沖縄問題は,日本の将来を占う全国区の問題ですからね。


> 沖縄米軍基地は「日米同盟の象徴」でもありますしね。
> 仲井真知事こそは沖縄県民の民意を纏める要であるだけでなく,日本国民
> 全体の期待を担う重責が課せられている訳ですから,ご苦労が多い事と思
> いますが,ぜひ頑張って頂きたいです!


やはり,沖縄を日本全体で支えて行く覚悟が必要ですよね。
沖縄は日本の島だし,県民の苦難は決して他人事ではない訳ですから。



◇崖っ淵内閣と崖っ淵国家の戦略眼?

2010-11-27 | 政治
> 昨日(11/26)予定どおり,平成22年度補正予算が成立し,その後仙石官房
> 長官と馬淵国交相の問責決議が参議院で可決された訳ですが,これで崖っ淵
> の菅内閣は今年最大の難局を切り抜けたものの,いよいよ今後の政権運営の
> 見通しがまったく立たない所まで追い詰められた事になりますよね,Bro?


まあ今回は,朝鮮半島情勢の緊迫を受けて野党側が妥協した形ですけど,きっ
ちりと菅内閣にリーチを懸けておく事は忘れなかった訳です。
当面菅内閣は,これを無視して政権運営を続けるでしょうが,来年の国会運営
では野党の攻勢が必至の情勢ですから,今後の与党の対応が注目されています。


> その朝鮮半島情勢についてですが,明日から始まる米韓合同軍事演習に北鮮
> がどう反応するのか,一機に緊張の度合いが高まっていますよね!


▼2010/11/23 第二次朝鮮戦争勃発?No2.



▼2010/11/23 第二次朝鮮戦争勃発?No3.



北朝鮮側は「戦争には戦争を」と言って,ますます強気の姿勢に出ていますか
ら,このままでは軍事衝突が必至の情勢へと突き進んでいる訳です。
既に韓国の延坪島では住民が全員避難して,さながらゴーストタウンの様相
なっているそうです!


> 仲介役の中国が「冷静な対応を」と主張して,米軍の行動を牽制しています
> けど,前回の哨戒艦沈没事件の前例から,北朝鮮の行動はますます悪質化す
> る一方ですからね。。。
> 北朝鮮のコントロールも出来ない中国の主張などは,虚しく聞こえるだけで
> すよ,まったく!


結局,北朝鮮は何らかの行動を起こさざるを得ない所に,自縛してしまってい
ますから,こうなると「何をやらかすだろうか?」に世界中の注目が集まって
いる始末です。。。


> どう思います,Broは?


まず,演習の名目でミサイルをどこかに打ち込むでしょう!
直接米軍を狙う事はしないと思うので,タイミングと場所とが問題だと思います。
米軍が反撃を思い留まるギリギリの処を狙うか,もしくは一歩踏み込んで多少の
程度までは,反撃を覚悟しているかもしれません。。。


> 戦争を覚悟している??


あくまで米国との交渉を望むなら,局所的な戦闘を行って,その後,停戦協定の
形で米国との交渉を実現する方法も考えられると思いますよ。

この場合,交渉を有利にする形で,ある程度まで軍事力を示しておく必要がある
のかと思いますが。。。


> じゃあ,間違いなく,明日以降に「何らかの軍事衝突が起きる」と云う予想
> ですか,Broの考えは!!


そのぐらいの事は遣りかねない国ですよ,軍事力しか自慢するものが無い訳です
からね…


> う~ん。。。そこまで遣りますか!
> まさに「崖っ淵国家の戦略」ですね,これは!


菅内閣も「崖っ淵内閣」な訳ですから,そのぐらいの覚悟を持って「今後の戦略」
を考えて行かないと,打開策は容易には開けないと思いますよ。

> 「いかれた国」の真似をして,「有言実行」などされては大迷惑ですよ!
> 同じ「崖っ淵仲間」でも,まだ「良識」を残しているだけ菅内閣は「まし」
> です。


そうかなぁ?
問責可決された閣僚の続投を許す事自体が,既に「良識外れ」と思いますがねぇ,
単に程度の問題に過ぎないと思います,私は!



◇菅政権に神風?否,北風!~朝鮮半島有事の政治経済を想う

2010-11-25 | 政治

▼2010/11/23 第二次朝鮮戦争勃発?



> 朝鮮半島がまた大変な事になっていますね,Bro!
> 一時は本格的に戦争状態に突入するかと冷汗ものでしたよ,まったく!


未だ安心するのは早いですよ。
昨日,米海軍の空母も横須賀基地を出港して,28日から始まる黄海での米韓
合同軍事演習に参加する事を決めた様子ですから,北朝鮮の反応が心配です。
韓国側では民間人2名の死亡が確認されて,覚悟はできているみたいですから,
再度北朝鮮の攻撃を受ければ,今度こそは徹底した報復攻撃に出るでしょう!
全面戦争への突入も想定しておく必要があると思いますよ。


> 今回の砲撃では,北朝鮮の意図が,今一つ理解できないのですけど,全面
> 戦争を行う様な計画とか準備をしている様子ではないのでしょう?
> 先だって,ウラン濃縮施設の存在をちらつかせたり,思わせぶりな態度を
> とっていますが,裏を返せば米国の反応を期待している事の証拠でもある…


オバマ大統領は,交渉に応じる考えがまったく無いみたいですからね。
むしろ北朝鮮の経済事情を見透かして,心理的な持久戦を行えば,北朝鮮は
自滅するしかないと予想しているみたいです。


> では,後は中国の動き次第ですよね。
> 今回ロシアは北朝鮮に批判的ですから,北朝鮮に手を差し伸べる国は中国
> 以外にはありませんし…


例によって,今回も中国だけは北朝鮮の立場に配慮した姿勢を崩しませんです
よね…
あくまで北朝鮮の目的が米国との交渉だと仮定すれば,次に遣りそうな行動は
核搭載を想起させる形でのミサイル発射実験ですが,今回の砲撃が韓国の軍事
演習による挑発への対応と説明している以上,状況次第では再度の攻撃もあり
得るかもしれません。
韓国や沖縄の米軍基地へのミサイル攻撃力を誇示すれば,効果的だと考えてい
るかもしれませんし。。。


> 日本にとっても,決して「対岸の火事」では済まない訳ですよね!
> 菅総理も昨日対策本部を設置して,北朝鮮の行動を非難すると伴に日米韓
> の緊密な連携で対応する意思を表明しました。


総理の非難表明発表については「遅い」との批判が強いですし,岡崎国家公安
委員長に至っては,事件当日,一度も警視庁に登庁していない
らしいです。
北朝鮮の工作員は日本国内にも大勢入り込んでいる事が明らかなのですから,
これは公安の責任者としての自覚不足も甚だしい...
菅政権は全てにおいて,危機対応体制が不十分だと思います。
まあ,それでも何とか日本の立場を明確に示して,不測の事態にも対応する準備
を整えている訳ですから,これには野党各党も全面協力する姿勢ですけどね。
今後事態がどの様に進展するのか,予断を許さない状況ですから,これが最優先
課題である事には異論の余地はありません。


> 今週,野党は仙石官房長官と馬淵国交相の問責決議を準備していましたが,
> これを延期するみたいですね。

そればかりか懸案の補正予算案は,明日参院を通過する見通しになりました。
今回の砲撃事件を受けて,政府は朝鮮学校無償化問題を見直す事に決めたのが,
野党側の協力を促進する事になったみたいです。

> これで菅政権は,今年最大の難局を何とか切り抜けた訳ですねぇ。。。
> 崖っ淵に立っていた政権にとっては,北朝鮮の砲撃が「神風」になった訳だ!
> それにしても,流石に左翼政権だけあって,妙な方角から追い風がやって
> 来ましたよね!


仙石官房長官と馬淵国交相の問責決議は,補正予算案通過後に延期されただけ
ですから,野党側は決してこれで諦めた訳ではありません。
まあ差し詰め,今年一番の「北風」と言った処ですか。。。


> でも不思議に思う事は,事件後の為替の動きですよね。
> 「有事のドル高」で,為替は円安に振れる事を予想していたのですが…?

そうそう,今回は「有事の円高」でしたよね!
私も円安を予想しましたが,見事に外れました。
実際の為替市場では,「より安定的な通貨」として円が買われたみたいです。

> 一方で株式市場では,昨日は流石に値を崩しましたが,今日は既に持ち直
> している様子ですね。
> このところの株式市場の上昇は,いったい何が原因なのでしょうか?


一説では,万博後の中国経済の悪化を懸念して,資金が日本の株式市場に流入
している事が理由として指摘されています。
であればもう暫らくは,この上昇トレンドが続きそうですよね。
朝鮮半島の有事も,日本経済にとってはマイナスではない気がします。


> もしこれで日本経済が回復基調に乗れば,菅政権にとっては正に「追い風」
> となる事になりますよね!

しかし,今回の北朝鮮砲撃事件によって,嫌でも日本の国防意識は高まったはず
ですから,国会は今後の憲法改正や核武装をも見据えた形での議論を一日も早く
開始して欲しいですよね。
また,これが日本経済にもプラスの刺激を与える事になると思います。
そのためにも,民主党内閣には早期に総辞職をして頂いて,来年早々にでも,
解散総選挙を行って欲しいですね,私としては。
日本では今や,「国防力強化こそが最優先課題」であるのだと感じます!



◇競争社会の敗者の行方~菅総理と駒野選手の違いは何か?

2010-07-20 | 政治
> ワールドカップの日本代表チームは,本当に残念でしたよね。
> 初のベスト8入りは,目前だったのに!


私も,駒野選手がゴールを外したシーンでは,涙を抑えきれなかったですけどね,
結果は結果なので仕方がありません。
でも本当に不思議に思う事は,その後「敗者中の敗者」である駒野選手に対して,
国民からの非難の声がほとんど無い事なのですよ。

> あれは仕方ないでしょう!実力ではなく,運に負けた様なものでしたから。
> 非難よりも,むしろ同情心の方が強かったです。可哀想で,可哀想で…


その気持ちは分りますけど,「勝負の世界」って,そんなに甘いものでしたっけ?
「競争社会における敗者の運命」についての,「子供の教育」のためにも,もう
少し非難の声があるのかなと感じていました,私は。

> 「敗将を貶めず」は,日本の伝統ですよ!
> そこまでやると,誰も勝負をしたがらなくなります。
> 勝負を恐れる様になっては,結果的に優秀な能力を潰してしまいますからね。
> 逆効果です。


そうすると,菅総理が消費税で参院選に敗れて,多方面から非難の集中砲火を
浴びている事実は,どう考えますか?
国民は菅総理を潰そうとしている訳ですか?


> 参院選が終わっても,政治の世界の決着は未だ着いていませんからね。
> ライバルは潰しに懸かるし,盟友は叱咤激励するでしょう,ピンチですから。
> それに,参院選の敗因は運ではなく,実力で負けたのです,民主党のね。
> なぜ,そんな質問をするのです,めずらしく?


人間にとっての,「競争」の意味について考えているのです。
人間社会にとって,「競争原理」の必要性は明らかですよね。
競争の無い所に進歩は無いし,人間の意欲もあまり生じない。
この事は,ワールドカップの勝敗に熱狂する世界中の人々が証明しているし,
20世紀の共産側社会の失敗も,同じ結論を証明していました。


> なるほど,それはそうですね!
> 人間の本性には,動物としてのアニマル・スピリッツが厳然として存在
> るのだと思います。この事が人間にとっての「競争」の意味を教えてくれる。

しかし,一方では,人間社会での「生存競争」の帰結が,人類滅亡のリスク
伴うのだとしたら,どの様に考えますか,あなたなら?


> 前回の「ハイエクの反理性主義」批判の続きですね!
> この状況を「理性的に」解決するとすれば,「競争」にはルールが必要であ
> る事を示していると考えます,私は。
> 「競争」は必要ですが,「敗者を貶める」必要性まではありません。

そう,「競争」の本来の目的は,「優劣を決定」して,「希少な賞」の配分を
決める事です。敗者を罰する事ではありません。
「罰」は敗者にではなく,ルールを守らない者に与えるべきですよね。

> あとは,公平なルールの決め方が問題になりますね!
> 参加者自身でルールを決める「政治競争」の様な場合などでは,特にね。
> しかし,「予言ダコのパウル君」が,ドイツ敗北の責任をとってサラダになり
> かけたのは「許せません」ね!
> 予言は全て的中させたのに!


生き延びた「パウル君」には,今1100万円のラブコールがあるそうですよ!


 ■予言タコ「パウル」,ロシアからも1000万円のラブコール
 URL http://www.cnn.co.jp/fringe/AIC201007200003.html


 URL http://www.youtube.com/watch?v=s61iCXHC2eg

> はぁ~,優秀ですからねぇ,パウル君は!
> 羨ましいです…私は…



◇参院選結果をみて,若干の感想など

2010-07-12 | 政治
> 「与党過半数割れ」だそうです!
> また「ねじれ国会」に逆戻りですね,福田内閣の時代に続いて。


仕方ないでしょ。
今の民主党では,それこそ「日本が危ない」と感じる人々が多い様子ですから。
私も,その中に含まれるかもしれませんが。


> 選挙後の菅総理の記者会見では,自身の消費税増税発言の問題点について
> 「国民に唐突な印象を与えた」として,反省していましたよね。

発言直後に内閣支持率が急落した事などから,やはり国民の関心を集めた点は
事実ですからね。
でも,総理自身も述べていたとおり,「国民が『消費税増税絶対反対』の民意
を示した」とは捉えていない点については,妥当だと思います。
自民党が予想以上の伸びを示しましたからね,この参院選で。


> 比較的に,みんなの党以外の小政党が,全部不調だったと感じましたが?


粗方の予想どおり,みんなの党が躍進するだろうとは想像していた事ですが,
私はもっと劇的に躍進するシナリオも夢想していました。
消費税増税反対票がここに集まると思っていましたので…

> でも,実際には自民党に流れた?


でしょうね。
結局,この選挙の争点は,消費税問題だけでなく,民主党政権への評価を問う
ものであった訳ですから…

> 自民党,みんなの党以外の不調については,どう考えます?


政治の問題を,「現実的に」考えている事の顕れだと思います。
社民党も不調でしたよね,今回。

> 国民新党もダメでしたね!


これはやはり,「郵政改悪反対」の意思表示なのではないでしょうか。

> でも現実的な問題として,「ねじれ国会」となると,政権運営はどうなるの
> でしょうね,今後は?
> 早々と「衆院解散要求」も出てますよ!特に渡辺代表などから。


自民党も同じ意見でしょうから,これにどう対処するのか,注目の一つです。
あと,民主党内の責任問題がどう流れて行くか,ですが…

> 菅総理は,9月の代表選まで現体制を維持する方針を示しています。
> 小沢陣営からの突き上げに世間の注目が集まっている様子ですが…

そうなると,結局「選挙管理内閣」になり下がってしまいますよね。
今後の菅政権は。


> 何も大きな政治的進歩は望めない?


そう思いますが,私は。

> 衆院解散総選挙を断行して,民意を問い直すべきですか!やはり!


国政の混乱を早期に収拾する立場からは,それがベストと思います。
元々,鳩山総理が辞任した際に行われるべきであった道ですがね…

> じゃあ,菅政権は単なる「道草内閣」じゃないですか!
> まるで「時間の浪費」だった訳ですか,これまで!


解散総選挙して,民主党が勝てば良いのですよ。
菅政権の存続のためには!
それでなくば,「選挙管理内閣」として,9月までまた「時間の浪費」を
続ける事になります,日本の国政は。

> う~ん…菅総理は,「御遍路」行きの支度をした方が良いのですかねぇ?
> やはり…?



◇責任ある政府とは?~原口総務相発言に見る野党根性のさもしさ

2010-07-08 | 政治
> 今回もまた,「ゆうパック遅配」問題ですかぁ?
> 何か新しい事実でも見つかったとか?


郵政改悪反対派の私としては,この問題の責任がどう取られるのか,気になる所なのです。
まずは,この朝日新聞の記事を見て下さいよ!

『ゆうパック統合計画、総務省のチェック緩く 遅配問題』
 2010年7月7日3時0分
 URL http://www.asahi.com/national/update/0707/TKY201007060747.html

> お中元シーズンの7月にシステム統合の運用をスタートさせる事は,リスクが大きい
> 点は総務省も事前に承知していた様子ですね,これを読むと。
> 日本郵便側からの事前準備説明を信頼して,原口総務大臣が最終的にゴーサインを出
> したとあります。


そう,今回の件の監督責任は最終的に総務大臣にあったと,この点は明確に述べている
のです。問題はその次の2/2ページを見て下さい。

『この日の会見で、原口総務相は、郵政民営化路線を推進した西川善文・日本郵政前社長
ら前経営陣を批判。前経営陣が赤字体質のペリカン便とゆうパックの統合を強引に推し進
め、それがさまざまな混乱の出発点になった、という点を強調した。』

(朝日新聞記事より引用)


> 何ですか,これは!
> 前経営陣に責任転嫁ですか?
> 今回の問題は,経営統合の問題ではなく,「ゆうパック」の遅配の問題ですよね!
> そんなもの,きちんと監督ができていれば,直前にでも移行ストップがかけられる話
> じゃないですか!
> 無責任な発言ですねぇ,まったく!これは大臣として,最低の発言です!


そう!そのとおり!
「問題の本質のすり替え」を弄しているだけの,まったくの責任転嫁です!
何でもかんでも,自民党の責任追及だけに熱心だった,野党時代のさもしい思考回路
思わず言い訳に出てしまった訳です。
今や自分が総務大臣であり,最終責任者である事の自覚がまったく足りていない!
これでは,システム統合の最終判断など,監督責任が果たせる訳がない。
自らの無能を暴露した発言内容ですよ!


> 酷いなぁ…これは,民主党のイメージダウンは免れませんね,これでは。

私は,これではっきりと,現政権では財政再建など到底不可能であると悟りました。
消費税率10%も已む無しと腹を括っていたのですが,この状態では国民の血税を,政府
と役人の怠慢のドブの中に捨ててしまうだけ
です!


> 少なくとも西川社長時代には,あれだけ困難と言われた金融システム統合を大過なく
> やり遂げていましたからねぇ。郵政改悪の誹りは免れませんね,やはり。

やっぱりね,消費税増税などは,もっと徹底した行財政改革を進めた後でないと,誰も
納得してくれません
よ。
もうこれ以上は,民主党に騙されたくありませんので,申し訳ないですが,菅総理には
もう一度「御遍路」に行って,修行し直して来て頂く事を願うのみです!


> 今日の落ちは「御遍路」でしたか…



■ 関連記事 
◇ゆうパック遅配!~旧郵政省出身,天下り経営の責任は如何?



◇ゆうパック遅配!~旧郵政省出身,天下り経営の責任は如何?

2010-07-07 | 政治
> 今日は「ゆうパック遅配」問題ですか。
> かなり大規模な遅れが出ている様子ですね。
> 特に生鮮品などの損害が大きいらしい!


ある意味でね,「そら見た事か!」なのですよ,私に言わせると。
私はね,別に「官僚嫌い」なのではないのですよ,言っておきますけどね。
ただ,「官僚達の世界観」と「民間企業経営者の世界観」とは,まったく異質のものである
事を知っているので,国民新党が主導している「郵政改悪」に大反対なのです!
「天下り官僚」などと言う人種にですね,民間企業の経営がまともに勤まる訳がないと確信
しているから,この様に辛口で言うのですよ!勿論,例外もあるでしょうけどね。


> 今回の問題は,「ペリカン便」とのシステム統合で,この7月から取扱量が急増した事
> に起因するらしいです。

システム統合後の本番移行なんて,最も神経質になるべき困難な仕事ですから,トラブル
発生の直接的な責任は,システム担当部署にあるのだとは思います。
物流システムの場合,特に情報だけでなく,物の流れを伴いますから,物理的な制約条件
をシビアにチェックしておかないと,今回の様な大混乱を引き起こす原因になります。

> Broは確か,医療物流システムのスペシャリストでしたよね?


医療だけでなく,今回の郵便事業に匹敵する規模の,大規模物流システムも経験がありますよ。
「官の世界」も「民の世界」も,システムの仕事を通じて,その体質の違いを肌で感じてきま
したので良く分ります。
お役人の仕事の場合はね,「危機管理」に対する姿勢が民間よりも遥かに「ぬるい」です。
いざとなったら業者を悪者にして,役人はまず保身を考える。最悪の場合でも,誰かが身銭を
切って責任をとる訳ではないので,「深刻な危機意識」は育たないのです。


> 今回のトラブルのケースでも,「ぬるさ」があったのでしょうか?

それでなければ,遅くとも3日の時点では,何らかの報道発表が出てないと駄目です。
1日の状況を見て,2日に調査を行えば,3日にはコメントが可能なはずですから。
実際の記者会見は4日であった。この1日の遅れこそが,経営意識の「ぬるさ」を如実に表し
ていると思います。
自分の身銭を切る民間経営者であれば,「たった1日の被害増大」で,どれ程自分の腹が痛む
か「真剣な危機意識」を感じるでしょうからね。

> 今回のトラブルの責任は,どうなるのでしょうか?
> 日本郵便側のコメントでは,損害賠償についても検討している様子ですが?

お客様に被害を与えたのであれば,当然損害賠償も必要でしょう。
最終的にどれ程の金額になるのかは分りませんが,必要な賠償は行うでしょう。
問題はその先の経営責任についてだと思います。
もし仮に,日本郵便の株主が日本国民であれば(実際には財務大臣ですが),私は株主の一人
として,現在の経営陣の全員解任を株主総会で要求致します。
さらに,経営陣の中で,背任行為の疑いのある人が居るのであれば,徹底した調査と取締役に
対する損害賠償請求も要求すると思います。


> また随分と厳しい処分ですね!まあ,今の財務大臣では,そんな処置は望めませんが。


その位の実例を作らないと,今の「天下り大国日本」の根本的な財政再建は難しいと思うのですよ!
元来,言わずとも,日本の官僚は非常に優秀な人材の宝庫なのですよ。
必要なのは,その官僚達の意識改革と組織改造です。
一度これらをぶち壊してから,再建しないとダメなのかもしれませんが…

> 最近のBroは過激ですねぇ…最も現在の閉塞的な社会環境が原因なのでしょうが…



■ 関連記事 
◇亀井金融相辞任~郵政法案の行方は?



◇外国人選挙権についての過激発言など

2010-07-05 | 政治
> Bro,あまり良く知らないテーマについて「@くつログ」に書くのは危険じゃない?


良いのです。このブログは私の「個人ブログ」ですから。
勝手に感じた事を書いているだけですから。


> でも,定期的に読んでくれている方もいますから…

むしろ,私の考えに「明らかな誤解や誤り」があれば,コメントでも何でも,教えて欲し
いのですよ。
実際の話,IT関連という職業柄,最近は韓国,中国,インドなどから仕事で来ている
人達が,私の仲間にも大勢いるのですよ。
勿論,同じプロジェクトチームのメンバとして一緒に仕事をしますから,昼食などを一緒
に食べて,日本の社会や歴史の事などを,雑談する機会もある訳です。


> なるほど,満更,他人事であるとばかり無視していられない訳ですね,仕事仲間ならば。

確かに,短期間の滞在の人もいれば,優秀な技術者の場合などは,日本の一流企業から
正式な社員としての採用を打診された仲間もいました。

> う~ん,一言で外国人と言っても,様々なケースがありますからねぇ…

中国人技術者で,私の隣の席で仕事していた人と,以前昼食を一緒に食べていた時の会話
なのですが,「年金保険料」の支払いの事で愚痴をこぼしていた事を覚えています。

> えっ?外国から日本に働きに来ている人も,「年金保険料」の支払い義務があるので
> すか?日本国籍ではないのでしょう?


それで私もびっくりしたので,良く覚えているのです。
彼はひょっとすると,「健康保険料」と間違えているのではないかと。
でも,やはり日本に滞在して就労している間は,支払い義務があるのだと言っていました。
帰国の際に返金される様な話だったと思います。利子も付かずにね!


> 「健康保険料」なら解る気もしますけどねぇ,いつ何時病気になって医者に罹るか分
> りませんからね。


それにも多少問題があって,あるインド人の場合は,長期のプロジェクトの仕事で日本に
来ていて,本国から家族が日本に遊びに来ていた時に,急に奥さんが腹痛を訴えだしたの
ですよ。私の仲間だったインド人が,仕事中に病院を教えてくれと相談に来たので,近く
の診療所までの地図を渡した事がありました。

> それで?

彼は携帯電話で奥さんをナビゲートして,診療所は直ぐに分かった様でしたが,今度は
「保険証」の問題等で,揉めた様子でした。
結局,奥さんは緊急に手術が必要になったので,ご主人の仕事は私が代行する事にして,
その日は早退してもらった訳ですけどね。

> 色々なシチュエーションがありますよね,やはり。
> 「外国人」と一言で言って,それが不法就労者の事であるばかりではないからですね。


それで私は思うのですよ。
「参政権」の問題にせよ,「生活保護」等の社会保障の問題にせよ,日本国民としての
権利を与えられるべきかどうかは,日本国民としての義務が課せられているかどうかと,
セットで考えるべき問題だと。


> 「権利と義務」をセットにして考えない限り,「不公平」である事は免れない?


その様に思います。
仮に,私が海外で仕事をする事になったら,その様に主張するでしょうから。

> そうですね,逆の立場になって考えると,想像しやすいのかもしれませんね。
> この手の問題は。

むしろ,「財政破綻の問題などは,政府の責任の問題であって,自分達国民には関係ない
事だ」と主張する『一部の日本人』から,参政権を剥奪するべきだとも考えたり致します...


> 随分と過激ですね!今日の最後の一言は!



◇小沢流「ブレ消費税戦術」の行方?

2010-07-03 | 政治
> 何なのです?「ブレ消費税戦術」って?


民主党内で意見が割れているじゃないですか,消費税増税の件で。

> まったく,選挙前だと言うのに,民主党は大失態ですよね!
> 小沢さんは,幹事長から身を引いたのだから,発言を控えるべきですよ!
> これじゃあ,国民は民主党が結局どう政策の舵を執るか,判らなくなるじゃないですか。


それは結局,民意を確かめた上で,政策の舵は執るでしょう。
むしろ,民意がほぼ真っ二つに割れている現状では,政策方針をブレさせた方が得策
なのかもしれませんよ。

> では,小沢発言は「確信犯」だと?


そんな気がします。
菅総理が例の「消費税率10%」発言をした直後,支持率を大幅に下げたではないですか。
現状で方針を明確化する事は,どちらにしても,反対意見の支持票を失う事に他なりませ
んからねぇ。


> Broは以前,参院選後に「消費税率10%」を言いだせば,間違いなく総理は大批判を
> 浴びると言っていたじゃないですか!あれは間違いですか?


いや,菅総理としては,あの発言が正解だと思いますよ。今でも。
でも,民主党が,政党としてこの参院選をどう闘うかは,別の次元の問題ではないですか。
むしろ民主党内部で意見がブレている現状の方が,結果としては有利かもしれません。

> う~ん,そこまで見通して発言した訳ですかねぇ?小沢さんは。
> 良いとこ取りする戦略ですか,どちらに転んでも!

「必勝の構え」と言うべきなのかもしれませんね,むしろ。


> でも,本来なら,政党としての政策方針を一本化して国民に示すべきですよね!
> もし,Broが言う通り「小沢流戦術」なのだとしたら,卑怯な気がします!私は。

「卑怯」であるかどうかは,各個人の主観の問題ですからね,それは。
「違法」でない事が大切です,この場合。

> なぜです?政権与党であるならば,もっと正々堂々と闘うべきですよ。
> 姑息です!やり方が!


いくら「正々堂々」と闘ってみた所で,負けてしまっては,どんな立派な政策も実現
できなくなるじゃないですか。必ず勝つ事が大事です,現実は。
特に与党の場合には,後の政権運営に関りますからね。


> では,Broは民主党有利と見ている訳ですか?現状を。

自民党よりはね。
でも,菅総理の消費税発言によって,最も得をした政党は「みんなの党」ですよね。
民主党支持票の内,消費税増税反対の票をかなり取り込む事ができると思いますが?

> う~ん,結果的にはそうなりますかねぇ,やはり。
> では,小沢発言は,その票を取り戻す事が目標になる訳ですね。

結局,消費税問題に関しては,日本国民の民意が真っ二つに割れている現状が
根本的な問題なのですよ。
その意味で,現在の民主党内は,正しく「民意」を反映した状況にあると思う。
最終的には,菅総理のリーダシップが試される事になりますが,実際の舵取りは,この
参院選の結果を見てからですよね,何だかんだと言っても。

> あと一週間ですねぇ,投開票まで。
> Broはもう決めたのですか?随分迷ってましたけど,以前は?


決めましたよ。内緒ですけどね,今は。
ちなみに,このサイトは結構参考になりましたので,見てみて下さい。

 「日本版ボートマッチ」
  URL http://vote.yomiuri.co.jp/?from=ytop


◇菅内閣支持率急落!~債券市場は総理発言を好感!

2010-06-24 | 政治
> Bro,大変です!


> 菅内閣の支持率が,発足後2週間で10ポイント以上も急落してしまいました!




> やはり,消費税率10%発言の影響でしょうか,この変化は?


まだ,発足2週間ですものね,あと考えられるのは亀井金融相の辞任問題ぐらいでしょ。
亀井支持者と消費増税反対者の内閣支持を失った結果が,この数字だと思いますが。

> それは,「想定の範囲内」と言う意味ですか?


亀井辞任問題はともかく,消費増税発言については,当然反発も予想していたはずです。

> この下落幅は,「失敗発言」を意味しませんかね?


それはどうでしょうか?
参院選後に発言していたら,もっと下落幅が大きかったかもしれない。
むしろ考え方として,菅政権では,鳩山政権と違って,「国民の人気取り政策」に終始し
ていてはダメなのだという点を指摘したい。
支持率とは,結局「人気度」を数値化しただけで,「政策の妥当性」を直接表現するもの
ではありません。あくまで「参考値」です。

> そうすると,「消費増税を明言しても,なお半数近い支持を集める内閣である」と?

今回の件で,私がより重要視する数値は,「債券市場の反応」つまり「国債価格」と「長
期金利」の動きです。

『長期金利7年ぶり低水準、財政再建の動きで』
  (2010年6月24日14時13分 読売新聞)
  URL http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20100624-OYT1T00591.htm

前回お話したとおり,「日本の国債の信用」が保たれている限り,財政破綻は生じません。
今回の菅総理の発言を市場は好感して,長期金利は7年ぶりの低水準にまで下がりました。
日本の国債も「安全資産」と見て,「買い」を集めています。
これは,日本の景気回復を促進する動きを示しています。


> おお!では,菅総理の発言は,景気対策的には大成功だった訳ですか!


そのとおり!
大勢が感じているとおり,今の日本の情勢は「待った無し」の所に追い詰められています
から,必要な政策はどしどし進めて行くべきです。ブレる暇などありません。


> 分りました!がんばれ菅直人ですね,やはり!
> でも,かつては,麻生元総理もがんばっていましたけどねぇ…


う~ん…麻生さんは,「政局よりも政策」と言って,支持率など無視してましたからねぇ…


> やはり難しいですね。政治は。



◇菅総理が消費税率を「当面10%」とする理由

2010-06-21 | 政治
菅直人首相は6月17日夕,消費税増税について,当面自民党マニュフェストの税率10%を
参考にしたいと,これまでの民主党方針よりも踏み込んだ発言を公表しました。
この話題が各方面に様々な波紋を広げています。

▼消費税増税問題に関連する話題の動画を整理してみました。
政治れぽーと@Zen蔵TV



> Bro,参院選を目前にしての消費税率10%発言ですが,やはり総理の「勇み足」の感は
> 否定できませんよねぇ?
> 民主党内部や連立パートナーの国民新党側からも,総理への非難の声が出ていますよ。


国民新党からは,「もう一度『御遍路』に往って下さい。」とまで酷評されていましたね。
でも,逆のケース,つまり参院選後に公表した場合に政局はどうなるか?について想像し
てみれば,総理の考えもある程度見えてきますよ。


> この参院選を順当に乗り切ったとして,その後「税率10%案」を切り出す訳ですか?
> それは「また公約違反」と非難される可能性が大きい!
> 「根拠のない経済政策」と野党側からは突っ込まれますし,結局,自民党案と同じでは
> 普天間問題の二の舞になります!


それを恐れて,参院選前の「今公表した方が得策」と判断されたのだと思います。


> でも過去の例から見ても,「消費税増税は政治家にとっての鬼門」と言っても良い問題
> じゃないですか。「大博打」ですよね,言わば!

最大野党の自民党が「消費税増税反対」の立場ならば「大博打」になりますが,今回は同
じ側に賭けたのだから「勝負」にはなりませんよね。リスクはヘッジされています。

> なるほど…そう言われれば,そうですねぇ…
> 「立ち上がれ日本」の与謝野さんも,賛成意見を公表されました。
> 「民主党」,「自民党」,「立ち上がれ日本」の3党以外が「反対派」ですが,数の上で
> は「勝負の土俵」にも上がれないか…

所信表明演説で明らかなとおり,「税制の抜本改革が必要」と考えている菅総理にとっては,
千載一遇のチャンスなのですよ,今が。


> 結局,「消費税増税は避けられない」と見ている訳ですよね,政府では。
> あとは手順とタイミングの問題だと。

議論を早くスタートしないと,財政破綻してからでは手遅れですからね。
ギリシア危機の惨状が伝えられた今こそ,「勝算あり」と総理は見たはずです。


> でも,連立パートナーの国民新党に「相談無し」とは酷いです,いくら何でも!


それは私も同感なのですが,おそらく相談などしたら反対されて,「機を失する」との判断
が働いたのだと思いますよ。


> でも税制改革の様な超重要課題で,政策方針が合わない政党と連立が続きますかねぇ?

それですよ!
民主党は国民新党との連立を解消すべし!と考えています。私は。

> そうすれば,Broは心おきなく「民主党支持」に回れる?

です!




▼ZENZO の note 記事はこちら

【AI時代の錬金学Ⅱ】

https://note.com/zen_kawakami/m/m612f486eeab8

▼他のブログの意見を見る

にほんブログ村 経済ブログ 日本経済へ にほんブログ村 経済ブログへ にほんブログ村 政治ブログ 政治評論へ