和医輪癒

季節による日本薬膳の継承&野菜たっぷりセルフメディケーションのすすめ

心と体の中から健康に~

12月のラジオ生放送☆夏の季語ですが何か?

2014-12-18 21:22:57 | かんぶつ

先日のラジオ放送後にもういちど作り方をとの問い合わせが多かったのでブログアップしました。12月の堀桃の乾物入門のテーマは、師走の疲労回復です今年もあっという間に師走~師走ってなに? 日頃から落ち着いている師匠とよばれる方々も今年やるべきことは今年のうちに~と納めの月で忙しいと言われますが、こじつけみたいなもんだとか~

有力な解釈としては平安時代にさかのぼりますアナウンサーさんとふむふむ~~~

現代人はさらに様々な事情で煩雑というか忙しいですね。このじき忙しく活動量が多くなると季節に相反することにもなるので疲労が増します。人により免疫力がさがり感染症にかかりやすくもなりますね。

日本の伝統食であり遺伝子に組み込まれているからこそ、現代人の細胞をいきいきさせてくれる発酵食材はやはり相当な優れもの

これを有効に使わない手はない 調味料としてのかんたんな作り方など、 麹のパワーをお伝えしましたが、おすすめは麹を使った甘酒ね甘酒は夏の季語でもありますが、真夏も人にとり真冬同様過酷なので栄養が高いものを身体にいれないとしのげないですね。

そう甘酒は、飲む点滴と呼ばれるほど栄養価が非常に高く、点滴の成分と科学的にも変わらないのです

必須アミノ酸がたっぷり~~~なのでこの時期もうひとつのおすすめ事項はっ忘年会シーズンにつき悪酔い、二日酔いを予防するだけではなく、その症状も緩和するという素晴らしい働きもあるんです。

次の朝、むくみもなく頭痛もなく、すっきりと起きれますよ

麹で作る甘酒はノン」アルコールなのでお子さんの風邪予防にもよいし、麹の自然の糖化する甘みで身体が冷えない~酒粕で作ってある甘酒で売っているものは、かなりの砂糖が添加されているので要注意 それも原料価格をおさえるため白砂糖が使われていることが多いので糖分のとりすぎにも注意ですね。

ではかんたんな甘酒の作り方をブログで投稿します。炊いたご飯やもち米で作る方法もありますが、師走はかんたんにすませたいですよねそれから魔法瓶で作る方法はいったん鍋に入れて沸かして(65度~)からいれるのですがそのまま、魔法瓶で保温してしまうと糖化をしない状態で作れていない感じになります。なので鍋で沸かすのは当然なる作業ですが、これでは麹菌が死んでしまいます

せっかくの麹菌を活かしたい食品発酵に有効な微生物殺しちゃダメよ~ダメダメ(年末まで通用する流行語だね)タンパク質などを分解する酵素を生産放出するので代謝もよくなり栄養が全身にめぐるのだから

炊飯器使用します。内がまに麹(生でも乾物でもOK!)  200g 3倍のお水=600CC の分量なら3合炊きの炊飯器むき  私は倍の量で1升たきの炊飯器で作ります。1升たきに200の量だと機種により、すっごい不味い~~~お粥になってしまうこともありました(笑) 時間調整すれば大丈夫ではありますが、もし放置時間を長くしてしまっても大丈夫なように麹を400gで作りました。

炊飯器は保温モードくれぐれも炊かないように~そして釜のふたもあけっぱなしねふた閉めると60度以上になり麹菌が抹消されたりお粥になります

温度計で時々図ると55度以下に保たれています~我が家は5時間~6時間で出来上がります。

日本てぬぐいを1枚かけます~2枚重ねはNG! 60°以上になってしまいます。炊飯器の機種にもよりますが、麹400gと水1200CCで8時間くらいかかる場合もありです。

出来上がりは麹菌が死なないように設定したので甘みはあっさりです。もし甘いのが好きなら麹菌うんぬんにこだわらず、小鍋で軽く沸かすと糖化をするので甘みが増します。なんどかこれを繰り返すと砂糖なしでも、かなり甘い甘酒になります~お好みで♪

米のつぶつぶが好きなのでミキサーはかけません。同じ発酵食材の酒粕を混ぜて飲むと美味しさ倍増しますよ~~~酒粕もかすとはいえないほど栄養価があるもの~疲労回復によいビタミンB郡もたっぷり麹&酒粕のダブル疲労回復効果で真冬をのりきりましょう

今年も堀桃のかんぶつ入門を聴いてくださりありがとうございます毎月楽しみにしているリスナーさんがいることが私の元気の元にもなっています質問や問い合わせのメールもいただいて嬉しく思っております。

来年もどうぞよろしくお願いいたします

 

 

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。