薬膳や中華料理で使われる生薬の金針菜(キンシンサイ)は、カンゾウ(萱草)の蕾です。
今頃は このキンシンサイの苗が日の当たる道端などに顔を出してきます。野の山菜として昔から食べられています。今日は親戚の家に用事で行き、高台の空き地にて採取してもらいました。
なのでワンコニャンコの散歩道ではない場所で~
若芽を摘み取ります。長く生長すると硬くなり苦味もでてしまいますので、今だけのお楽しみ~山菜はみなそうですが
生薬となる蕾は乾物として、戻し汁ごと使用 鉄分とβカロテンが豊富薬膳では、 涼血解毒の働きで、炎症や化膿が原因で血液内のこもる熱を冷ます。イライラ 不眠 むくみなどに適応症を発揮
肝腎系に帰経 若芽のほうは、緑色が肝系に作用~アルギニン(気力体力増強) コリン(論理的思考の向上)含有にて まさに肝機能をアップしてくれんですね
1分くらい塩茹でして酢味噌あえが一般的 今日は醤油麹に辛みを加えたものを まぶして春の旬の恵みを愛でました
豚のあばら骨つき肉を大根と乾シイタケで煮たものに添えて~豚肉の軟骨は2時間ほど煮たので柔らかく骨ごと美味しく食べれました♡
山菜と呼ばれるものはアクが強めだったり、薬効も高いものが多いので食べ過ぎには注意!短い旬の時期のおすそ分け程度に季節を楽しまれると良いでしょう☆