12月6日、市民記者がつくる「横須賀日日新聞」月一発行日でした。
横須賀日日新聞は、神奈川新聞横須賀支社が発行しています。
毎月第一日曜日に、神奈川新聞に折り込まれています。
今回一面に掲載の武山小学校の
『先生手作りしおり』は、市民記者後記にも書きましたが、5月から気になっていた小学一年生の児童の神奈川新聞への投書から始まっています。
入学式で校長先生のお話「あいうえおの心」のことが書いてありました。
そこには学校名が書かれていなかったので、市内のどちらの学校だろう・・・と思っていたのです。
聞くところによりますと、この5月の投書欄「自由の声」を読んだ市内の先生や教育委員会でも、どこの学校だ?と話題になっていたそうです。
同校校長先生と教頭先生曰く、
「そんな話題になっていたとは、知らぬは本人ばかり」
校長先生が、1年生の格好をして歩き、新入生が笑った~。
そんなほほえましい光景が目に浮かぶ投書でした。
お父さんたちの「おやじ力で裏山再生」の取材のとき、廊下で画用紙いっぱいに一枚ずつ「あ・い・う・え・お」と書いていあるのを見て、「ああーーー!!こちらの学校だったんだ」とピンときました。
その後、おやじ力の新聞を届けに校長室に入ると、校長室の机上に、カラフルな印刷した「あいうえお」が。。。
写真は、9月30日に撮ったものですが、夏休み前半から校長先生はせっせと校長室でしおりを作っていました。
紙切りカッターで500人分×5文字の切る音は、まるで鶴の恩返しの「つう」のようだったとか。
一文字ずつ5ミリののりしろで、貼り付ける作業は、気の遠くなるような作業です。
さらに、貼り付けた後にラミネート加工をし、1人分ずつ切り離した後、角が当たらぬよう上部を丸くカットしてある配慮。
仕上げは、担任の先生のリボン付け。
学年ごとに、リボンの色が違うのです。
そして、後期始業式の後、校長先生から一人一人にしおりが手渡されたそうです。
1年生の男の子たちにコメントを貰いましたが、
「校長先生からもらって、いい気持ちだった」
この言葉が印象的でした。
うれしかった・・・と同じようなニュアンスなのでしょうが、「いい気持ち」という言葉に、一年生の純な気持ちが詰まっているように受け取れました。
ひとつの取材から、ネタが広がることは多々あります。
そんな一例の今回の記事でした。
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わんこのお散歩中、松越川で昨日久しぶりにカワセミに遭遇しました。
こちらは、ここを拠点に餌をゲットしているアオサギ。
羽の色が、冬バージョンになっています。