理想国家日本の条件 さんより転載です。

米政権、WHO総会で中国主導押さえ機構改革図る
5/18(月) 19:49配信https://news.yahoo.co.jp/articles/28dee7f26807e796fbb44dec1353d4835dd127ef
【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米政権が世界保健機関(WHO)総会で目指すのは、中国の習近平体制がWHOを通じて新型コロナウイルスの国際的な対応に関する主導権を握るのを阻止することだ。
ホワイトハウスの説明によれば、トランプ大統領が4月14日にWHOに対する資金拠出の停止を表明したのは、
米国がWHOに年間4億~5億ドル規模の資金を拠出して組織の屋台骨を支えてきたにもかかわらず、WHOが
米国の1割程度の拠出額にとどまる中国に「危険なほど肩入れしている」とみなしたためだ。
米国がWHOに年間4億~5億ドル規模の資金を拠出して組織の屋台骨を支えてきたにもかかわらず、WHOが
米国の1割程度の拠出額にとどまる中国に「危険なほど肩入れしている」とみなしたためだ。
米政権が台湾のWHO総会へのオブザーバー参加を同盟・友好諸国に求めてきたのも、ウイルス対策やワクチン
開発で先行しているとされる台湾の知見が国際社会で共有できるようにすると同時に、WHOを含む複数の
国連機関における中国の「専横」にくさびを打ち込む狙いがあった。
開発で先行しているとされる台湾の知見が国際社会で共有できるようにすると同時に、WHOを含む複数の
国連機関における中国の「専横」にくさびを打ち込む狙いがあった。
米政権による拠出金の停止表明は、WHOが中国の初動対応の誤りを隠蔽(いんぺい)する「共犯」の役割を
果たした実態を追及するとともに、WHOでの中国の「肥大化した影響力」を押さえ込み、今後のウイルス危機の
予防・対応を適切に遂行できるよう機構改革を促すことを図るものでもある。
果たした実態を追及するとともに、WHOでの中国の「肥大化した影響力」を押さえ込み、今後のウイルス危機の
予防・対応を適切に遂行できるよう機構改革を促すことを図るものでもある。
拠出金をめぐっては、政権内部や与党共和党で意見が割れているのも事実だ。米ニュースサイト「アクシオス」に
よると、トランプ氏に近い対中強硬派の共和党下院議員らは、政権が方針転換し、金額を縮小して拠出を再開すると
FOXニュースが15日に伝えたのを受け、同氏に直談判し拠出停止方針の堅持を訴えた。
よると、トランプ氏に近い対中強硬派の共和党下院議員らは、政権が方針転換し、金額を縮小して拠出を再開すると
FOXニュースが15日に伝えたのを受け、同氏に直談判し拠出停止方針の堅持を訴えた。
政権としては、資金拠出の再開でWHOへの影響力維持を図ったとみられるが、党内では対中圧力を緩めるべきでない
との声も強いとされ、トランプ氏は難しい選択を迫られている。
との声も強いとされ、トランプ氏は難しい選択を迫られている。
中国、WHOに2千億円拠出表明 習氏が総会で、コロナ対策巡り 5/18(月) 16:13配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/841a2de42d117f847f6f7209d7d597ff26d665f7
【ジュネーブ共同】世界保健機関(WHO)の総会が18日、新型コロナウイルス感染症の影響で、初めてテレビ電話会議方式で実施された。中国の習近平国家主席は「テドロス事務局長の指揮下、WHOは世界規模での対応に多大な貢献をした」と評価し、新型コロナ対策で今後2年間にわたり20億ドル(約2100億円)を拠出すると表明した。
主に途上国の支援目的としている。WHO予算では2018~19年の2年間に、米国は約8億9300万ドルを拠出した。米国がWHOは中国寄りだと批判し、資金拠出停止を表明しており、この間に中国が公衆衛生分野で国際社会を主導する思惑をにじませた。