危機に立つ日本 さんより転載です
アメリカは、こうした人を大統領に選ぶのでしょうか?
やはりトランプ大統領が再選し、強いアメリカが続くことが
世界にとってよいのではないでしょうか。
バイデン大統領が誕生すれば、中国が覇権を握る
2020.08.21
ザ・リバティWeb
https://the-liberty.com/article.php?item_id=17490
《本記事のポイント》
- バイデン元副大統領の甘すぎる対中脅威
- 北朝鮮・イランの核保有も認める可能性も
- 「戦わないアメリカ」を党綱領に盛り込む
民主党のバイデン大統領が誕生したら、中国の脅威にどう対処するのか。残念ながら、これまでの同氏の発言や民主党の綱領から読み解く限り、希望は持てそうにない。
綱領では、「民主党は中国の挑戦は主として軍事的なものではないと信じる」と記されている。このスタンスは、21日に発刊された『米大統領選 バイデン候補とトランプ候補の守護霊インタビュー』におけるバイデン氏の守護霊の発言と完全に一致する。
バイデン氏の守護霊は、「中国が軍事拡張しているとしても、今は防衛のためですよ」「私は、中国がアメリカを追い越すことはできないと思っている」などの趣旨を述べ、中国の脅威に対する認識の甘さを露呈した。中国の脅威はソ連以上と捉えているトランプ政権とは対照的だ。
繰り返されるオバマの悪夢
もしバイデン政権が誕生した場合、オバマ政権で信任の厚かった閣僚たちが大統領の周りを固めることになる。これまでに名前が挙がっているのは、以下の面々である。
ジョン・ケリー(国務長官)
アントニー・ブリンケン(国務副長官)
カート・キャンベル(東アジア・太平洋担当国務次官補)
ミシェル・フロノイ(国防次官)
トーマス・ドニロン(安全保障担当補佐官)
スーザン・ライス(安全保障担当補佐官)
ベン・ローズ(安全保障担当副補佐官 兼 外交政策スピーチライター)
ジェイク・サリヴァン(バイデン副大統領の国家安全保障問題担当補佐官)
民主党の伝統的な国際協調主義的な政策に回帰し、オバマ政権下の外交・安全保障政策が踏襲される可能性が高いということだ。
そのオバマ政権時代を振り返ると、「数々の負の遺産が思い出される」というのが、ハッピー・サイエンス・ユニバーシティ(HSU)で安全保障学を教える河田成治氏だ。
「オバマ大統領は、東アジアに軍事力をシフトするとして『アジア・ピボット(後にアジア・リバランス)』を政策に掲げましたが、何年たっても実行に移しませんでした。停滞する経済を浮上させるために、10年間は国防費を削減するというのが大きな要因となりました。
また南シナ海の航行の自由作戦についても、中国を刺激するのは避けたいとして実行しませんでした。オバマ氏が2013年に『アメリカは世界の警察官ではない』と宣言した翌年から、中国は南シナ海で人工島の建設を始めました。アメリカの足元を見て、実力行使に出たのです」
台湾防衛の意志はない
バイデン氏は、同盟国と協調して中国に圧力をかけるという。聞こえはいいが、本心はどこにあるのだろうか。
参考になるのは、バイデン氏の外交アドバイザー・トップで、バイデン政権の誕生で要職に就くとみられるアンソニー・ブリンケン元国務副長官の発言だ。ブリンケン氏は5月、米CBSテレビとのインタビューで、中国および台湾との関係について、アメリカが「バランスを取り戻す」ことができるよう望むと語っている。
要するに、現政権の台湾への肩入れは中国を刺激するため、できるだけ事を荒立てない方がよい。中国との交渉次第では、台湾防衛の手を緩めることもあり得るというわけだ。
これに対してトランプ政権は、オバマ政権が拒否した最新戦闘機F-16の売却を台湾に認め、ミサイルや機雷、無人哨戒機の売却に加えて、政府高官の台湾訪問などで、政治的にも軍事的にも、実効力のある行動をとっている。
さらに、バイデン政権で国防長官の最有力候補と目されるミシェル・フロノイ元米国防次官の書いた論文も、最近大きな話題となった。米外交誌『フォーリン・アフェアーズ』に寄稿した論文「アジアにおける戦争を防ぐには」である。
その中で同氏は、アメリカの抑止力次第では、アジアで紛争が起きる危険性が高まっていると主張。経済や技術、政治、イデオロギーの領域で競争を展開すべきであると述べたため、各方面から「共和党と民主党との間の外交・軍事政策の差は縮小した」と評価されている。
だがフロノイ氏も述べたように、中国政府が試すのはアメリカの「能力」と「意志」である。肝心のバイデン氏に同盟国を守る強い意志がなければ、抑止力は成立しない。
前出の霊言でバイデン氏の守護霊は、香港、台湾、日本が戦場になる可能性があるとも指摘し、「意志」は見られなかった。
またフロノイ氏は論文で米中間の「対話」が重要だと締めくくり、対話に希望をつないでいる。外交ルートを維持しなければならないのは当然だが、相手が変わると信じるのは、あまりにナイーブすぎる認識であり、この40年間で、対中政策の失敗が証明された関与政策の繰り返しではないのか。
北朝鮮の核を認めるかも
また、対北政策で「戦略的忍耐」を掲げたオバマ政権は、「6ヵ国協議」という多国間の枠組みで北朝鮮との交渉に臨んだ。交渉はダッチロールし続けたことで、ブッシュ政権に続いてオバマ政権下でも、北朝鮮は核開発を続けるための貴重な資源である「時間」を得た。
その点、バイデン政権で要職に就くとみられるスーザン・ライス元国家安全保障補佐官は2017年に米ニューヨーク・タイムズ紙に寄稿した記事で、「北朝鮮が核を放棄することはほぼ確実にない」と述べている。
北朝鮮の核の脅威を直視したと言えば聞こえがいいが、このようなアプローチは、金正恩朝鮮労働党委員長に民主化した未来を見せたトランプ政権とは対照的であり、北朝鮮の核保有を事実上認める発言と言える。
同じことは対イラン政策にも当てはまる。先の綱領で「イラン核合意」に戻るとしているため、将来的にイランが核保有国になる道が残されただけでなく、その周辺国も同時に核武装する未来がやってくることを意味する。綱領では核不拡散を掲げているが、その逆となる現実を招くだろう。理想なきリアリズムは、正義ある世界を創れない。
党綱領で大統領の戦争権限を制限し「戦わないアメリカ」へ
また2020年の民主党綱領には、1973年の戦争権限法に基づき、米軍を敵対的な地域に送る際に、「議会の承認」を必要とするという項目まで盛り込まれている。
これは16年の綱領には存在しなかった項目で、左派の影響がにじみ出ている。例えば13年に、シリアのアサド政権が自国民に化学兵器を使用した際、オバマ氏が議会に諮(はか)り、結局空爆を行わなかったケースがある。
オバマ氏は「化学兵器を使用すれば、シリアを攻撃する」とレッドラインを自ら引いておきながら、結局攻撃しなかったため、アサド政権の「悪」に対する「正義」は行われなかった。そればかりか、シリアはロシアの支配下に入り、同国の伸長を許したのである。
戦争権限法に基づく議会承認が盛り込まれたのは、アフガニスタン戦争などの大規模で戦費のかさむ戦争を防ぐためであるが、歴代大統領が違憲としてきた、戦争権限法に基づく「議会承認」まで盛り込んだ党綱領は、確実に「戦えないアメリカ」をつくることになる。
綱領に盛り込まれた国防支出の削減と併せて考えると、「世界の警察官をやめる」という宣言が綱領に盛り込まれていると言っても過言ではないだろう。
バイデン勝利で株価暴落から恐慌に突入か
さらにバイデン氏は、10年間で4兆ドル(約422兆円)もの増税を提案している。キャピタルゲイン課税だけで、現在の約2倍となる39%の引き上げや、経済協力開発機構(OECD)の平均を超える、連邦法人税率の28%の引き上げをそれぞれ予定。しかも大企業に対しては、純利益に15%を課税する「ミニマム税」の導入も検討している。
以下、詳細は本サイトでご覧ください。
https://the-liberty.com/article.php?item_id=17490
米大統領選 バイデン候補とトランプ候補の守護霊インタビュー
・著者大川隆法
・定価1,540 円(税込)・四六判 ・発刊日2020-09-02※当サイトでは8/21から随時発送します
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=2434
メディアでは知りえない
大統領選の真実!
日本と世界の命運を握る、
アメリカの選択。
【コロナ危機】【米中対立】
【黒人暴行死事件】
【香港危機】【尖閣問題】
【中東問題】――
世界の課題に対する両候補の
本音を探り、11月に迫る
米大統領選のゆくえを占う。
「私が再選されて、2年以内に
習近平を失脚させる」
(トランプ守護霊)
トランプ再選の勝機と
中国民主化へのシナリオ
◇バイデンが大統領になれば
増税で企業が続々と潰れる
◇コロナは、アメリカ経済を
潰すために中国が仕掛けた
ウィルス戦争――
その証拠もすでに握っている
◇香港の行政長官への
攻撃シミュレーションはできている
◇日本を戦場にさせる前に、
敵国を殲滅させるのが同盟国
◇北朝鮮は金正恩を骨抜きに
しているので問題はない
◇ウイグルやチベットなど
中国の非道を世界に公開する
◇戦時大統領としてトランプ再選が、
中国攻略の必須条件
「日本や東アジアが
戦場になるなら、
米中戦争は起こっても
かまわない」(バイデン守護霊)
明らかになるバイデンの
人物像と政治思想
◆コロナは中国が原因の可能性は
あるが、事を荒立てたくない
◆トランプの失言や大きな失敗を
待っている選挙戦略
◆副大統領時代の中国による
買収疑惑について
◆中国の軍拡は容認――
14億の市場を失うべきではない
◆日本が自ら尖閣を護らないなら、
米軍が戦う理由はない
◆自身の健康問題について
――認知症の真相は?
神は、次期大統領として トランプを指名された。 トランプの再選こそ、 日本と世界の 平和にとって望ましい。 |
■■ しゅ・ご・れい【守護霊】 ■■
人間の潜在意識のことで、あの世から地上にいる人を守る過去世の魂。タテマエではない本音を語る性質がある。
■■ ジョセフ・ロビネット ・バイデン・ジュニアの人物紹介 ■■
1942年~。アメリカの政治家。民主党所属。ペンシルベニア州生まれ。デラウェア大学卒、シラキュース大学ロースクール卒。
1972年、29歳で上院議員に初当選後、六期務める。88年の大統領予備選では、英議員の演説を盗用したことが発覚して辞退。2008年、再び大統領選に出馬して敗れるも、オバマ氏の指名で副大統領に就任、17年1月まで務めた。通称「ジョー・バイデン」。
■■ ドナルド・トランプの人物紹介 ■■
1946年~。アメリカの政治家、実業家。共和党に所属。第45代アメリカ合衆国大統領。ニューヨーク市生まれ。1968年、ペンシルベニア大学卒業後、不動産業を営む父親の会社に入り、1971年、経営権を与えられる。1983年、「世界一豪華なビル」トランプ・タワーをニューヨーク五番街に建てたのをはじめ、不動産開発やホテル、カジノ経営などで大成功して巨万の富を築き、「不動産王」と呼ばれる。
2017年1月20日、第45代アメリカ合衆国大統領に就任。