箴言集 「病の時に読む言葉」 大川隆法 著
「病の時に読む言葉」㉑ 自分が嫉妬し続けて来た人がいるなら、その人の長所にあこがれていたことを認めよう。
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嫉妬は誰にでもありますね。相手が格下の人間であるならば嫉妬しません。嫉妬する相手は成功者なんですね。何か卑怯な手を使ったのか、ゴマスリで出世したのか、身分不相応な待遇であるとか、順番ならば俺の方が先のはずであるとか、不満の裏返しの気持ちなんですね。
と言うことは、自分もなりたかった待遇や名声や処遇なのです。この不満を解消するには、その人の長所にあこがれていたことを認めることです。すると、同じ処遇がやって来ます。嫉妬しているままだと、いざ自分の番になると、今まで否定し続けていたから、その否定した人物になることだから辞退することになります。嫉妬は損する事なのです。嫉妬は病気の原因にもなっています。
なぜならば、同じ長所を持っているのに、自己否定するのですから病気になりますね。
やはり、「その人の長所にあこがれていたことを認めること」です。これが仏法真理なのです。