理想国家日本の条件 さんより転載です。
https://blog.goo.ne.jp/rokochifukyosho/e/153155215b1143f2969bda808237ac6f
幸福の科学高知 なかまのぶろぐ ばくちゃんより
© KYODONEWS 記者会見する吉村洋文大阪府知事(右)と松井一郎大阪市長=23日午後、東京都千代田区の日本記者クラブ
本日も、幸福の科学高知なかまのぶろぐにお越しいただき、本当にありがとうございます。
さて、大阪市の松井一郎市長が23日、日本記者クラブで会見し、「大阪都構想」が11月1日の市民対象の住民投票で否決された場合、2023年4月までの任期を終えた上で、政治家を引退すると明言したそうです。
「任期はしっかり務める。勝つためにやっているが、負けたら政治家として終了だ」と述べたとのことで、他の自治体のことなので、あまり言いたくはないですが、何か、大阪市民を脅しているように聞こえるのは私だけでしょうか。
一方、同席した吉村洋文大阪府知事は「否決されたから辞めるとは考えていない。進退を絡めるとある意味、信任投票になる。冷静に大阪の未来を考えて投票していただくのが適切ではないかと思う」と述べたそうです。
大阪の都構想の住民投票は、今回で2度目で、2015年にも行われて否決されています。
大阪の都構想とは、東京23区のように、特別な行政区を持つことでしょうが、人口100万人規模の政令指定都市が、府県と同じ行政権限と、予算における、法人税などの税収入を持つことから、地方政治の権限と予算にかかわる問題であると思います。
ただ、素人考えではありますが、「都」という名前は、よく分からないところがあります。
「都」というのは、要するに「みやこ」ですので、ということは、天皇陛下がおわす場所が「都」であると思うのですが。
ただ松井市長が属する維新の会では、大阪都構想から道州制につなげる構想を持っているようで、そうであるならば、私は反対です。
道州制は、日本の国力を弱めるからです。
道州制とは、都道府県をなくして、九州州とか関西州とか四国州など、隣接する地域を合体させたうえ、予算や行政権限を、準国家レベルに持っていくものです。
州は半独立国家であり、ある意味で、江戸時代の幕藩体制に戻るとも言えますね。
そして重要なことは、明治維新などの日本の歴史は、国防ら、危機のときは、常に中央集権化で乗り切ってきた歴史があるということです。
そして、戦国時代末期や江戸時代末期など、地方分権が進むと、国際競争力が落ちて危機が訪れるのも、世界史の中での日本の歴史のパターンです。
つまり道州制は、この日本の繁栄の歴史の鉄則にも反しているのです。
地方が地方の特殊性を生かして、地方の活性化を工夫していくことは良いことです。
しかし、沖縄の基地問題で明らかになったように、国家の責務、「国民の生命・財産・安全を守る」の領域を超えることは、自治体が所属する、国家そのものの存亡に関わることでもあるのです。
またこれは私の意見ですが、道州制には、行政の無駄を排するイメージがありますけれども、むしろ結果は逆になります。
道州制は時間と予算の無駄、そして地方予算の不足で頓挫します。
たとえば、よく「行政の東京の一極集中」が問題とされます。
「地方から東京に、陳情に行くのは無駄だ。」「地元のことは、地元で解決すべし。」
これが道州制の動機でありましょう。
しかし皆さん、考えてくださいませ。
皆さんの暮らす地域から、道州制で首都になる都市に行くのと、東京に行くのとでは、どちらが早く着きますでしょうか?
おそらく東京に着く方が、早いはずです。
ほとんどの県には空港があり、東京への直通便があるからです。
一方、島根から広島にとか、高知から高松に行くにも、飛行機の直通便はありません。
ですから、道州で各問題を議論をするより、東京に行く方が早く着きます。
また、各省本庁は行政権限がはっきりしていて、問題解決も早いのですね。
つまり、地域が隣接していて、直線距離が近くてもダメということです。
現実的な移動時間と、解決に要する時間が重要なわけです。
ということは、道州制では、これまで以上に、行政処理に時間を取られることを意味します。
ですからその分、地方行政は停滞し、行政コストの上昇を招いてしまうのです。
国税の地方予算化も、人口が少なく、産業基盤の弱い所からダメになって行くでしょう。
そして、道州制を維持するための新税が必要となるでしょうね。
つまり、幸福実現党的な交通革命こそが重要なのです。
東京や、地域の主要都市間の、移動時間を縮める対策こそ、地方を活性化させるからです。
道州制では、そのことが、むしろできなくなってしまうので、大阪市民の皆様には、粛々と大阪都構想を否決していただきたいと思っております。
ということで本日は、10月4日(日)に行われる御法話『降魔の本道』のお知らせの後、経典『政治の理想に付いてー幸福実現党宣言②』(大川隆法著 幸福の科学出版)より、大川隆法幸福の科学グループ総裁が語った、道州制など地方の権限についての見解の一部をご紹介いたします。
(ばく)
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しかし、沖縄の基地問題で明らかになったように、国家の責務、「国民の生命・財産・安全を守る」の領域を超えることは、自治体が所属する、国家そのものの存亡に関わることでもあるのです。
またこれは私の意見ですが、道州制には、行政の無駄を排するイメージがありますけれども、むしろ結果は逆になります。
道州制は時間と予算の無駄、そして地方予算の不足で頓挫します。
たとえば、よく「行政の東京の一極集中」が問題とされます。
「地方から東京に、陳情に行くのは無駄だ。」「地元のことは、地元で解決すべし。」
これが道州制の動機でありましょう。
しかし皆さん、考えてくださいませ。
皆さんの暮らす地域から、道州制で首都になる都市に行くのと、東京に行くのとでは、どちらが早く着きますでしょうか?
おそらく東京に着く方が、早いはずです。
ほとんどの県には空港があり、東京への直通便があるからです。
一方、島根から広島にとか、高知から高松に行くにも、飛行機の直通便はありません。
ですから、道州で各問題を議論をするより、東京に行く方が早く着きます。
また、各省本庁は行政権限がはっきりしていて、問題解決も早いのですね。
つまり、地域が隣接していて、直線距離が近くてもダメということです。
現実的な移動時間と、解決に要する時間が重要なわけです。
ということは、道州制では、これまで以上に、行政処理に時間を取られることを意味します。
ですからその分、地方行政は停滞し、行政コストの上昇を招いてしまうのです。
国税の地方予算化も、人口が少なく、産業基盤の弱い所からダメになって行くでしょう。
そして、道州制を維持するための新税が必要となるでしょうね。
つまり、幸福実現党的な交通革命こそが重要なのです。
東京や、地域の主要都市間の、移動時間を縮める対策こそ、地方を活性化させるからです。
道州制では、そのことが、むしろできなくなってしまうので、大阪市民の皆様には、粛々と大阪都構想を否決していただきたいと思っております。
ということで本日は、10月4日(日)に行われる御法話『降魔の本道』のお知らせの後、経典『政治の理想に付いてー幸福実現党宣言②』(大川隆法著 幸福の科学出版)より、大川隆法幸福の科学グループ総裁が語った、道州制など地方の権限についての見解の一部をご紹介いたします。
(ばく)
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